2018年3月12日更新

『The O.C』がもっと面白くなる!トリビア10選

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the O.C

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LAの高級住宅街にすむ高校生たちが主人公のスタイリッシュドラマ『The O.C』

『The O.C』
『The O.C』は2003年にアメリカで放送がスタートし、2007年公開のシーズン4までが制作された人気ドラマシリーズです。 貧しい地区で育った主人公の少年ライアンが、車を盗んだことがきっかけで知り合った弁護士サンデイの家で引き取られることになり、サンディの息子セスや隣の家に住む少女マリッサなどと関わりあいながら成長していく物語です。 社会情勢を投影したストーリーの面白さに加え、LAのオレンジ・カウンティという高級住宅街で暮らす高校生たちのお洒落なファッションも話題になった『The O.C』。今回はドラマをより楽しむ為のトリビアを紹介します。

1.セスのキャスティングに関する裏話

アダム・ブロディ
サンディのオタクな息子で、ライアンを快く迎え入れるセスを演じたのはアダム・ブロディです。このブロディがセス役のオーディションを受けた際、台本を無視してすべてアドリブで演技したんだとか。 このことに対し、原案であり脚本を担当したジョシュ・シュワルツは怒ってしまい、「あんな子供は二度と見たくない」とプロデューサーに言いました。しかし結局ほかに適任が見つからずブロディにセス役が決定します。 後にシュワルツは、実は自身の少年時代の面影をブロディに感じていたといい、ドラマもまた彼自身の経験に基づいているので、ブロディは完璧な配役だったと語っています。

2.『シックス・センス』に関するジョーク

『シックス・センス』
ある話数で、セスが自分のことを‟『シックス・センス』に出てくる女の子”みたいに嘔吐すると例える場面があります。 セスの隣の家に住む少女マリッサを演じているのはミーシャ・バートンですが、その『シックス・センス』に登場する女の子を演じていたのもバートンであり、それに引っ掛けたジョークなのです。

3.マリッサのキャスティングに関する裏話

『The O.C』
マリッサ役を選ぶにあたって、脚本家のシュワルツは‟今まであったことがないような美しい少女”というイメージにしてくれとプロデューサーにリクエストしたそうです。 制作陣はミーシャ・バートンが持っている‟純朴さ”に目をつけて彼女をキャスティングしたそうですが、バートン自身は「私はカリフォルニアのビーチにいるいかにもな感じの金髪美女じゃなかったからキャスティングされた」と語っているそうです。

4.ルークのあだ名の秘密

『The O.C』
マリッサの恋人で、お金持ちの息子ルークはクリス・カーマックが演じていますが、彼はよくアバクロンビー&フィッチのモデルみたいだとからかわれることがあります。 実は、カーマックは実際にアバクロンビー&フィッチのモデルを務めており、そのことに引っ掛けたジョークなのです。

5.ケイトリンの設定はあやふや

マリッサの妹で問題児のケイトリンは、シーズン1ではシェイリーン・ウッドリーが演じていました。 ケイトリンは初登場時は12歳の設定で、その後寄宿学校に送られてしまいます。しかし、シーズン3で寄宿学校から戻ってきたケイトリンを演じていたのはウィラ・ホランドで、家を出てから18か月しかたっていないにも関わらず15歳の誕生日を祝うエピソードも登場しています。

6.マリッサ役本人が自らの死をネタバレ

ミーシャ・バートン演じるマリッサは、シーズン3の最終話で事故に遭い亡くなってしまいます。 当時マリッサ降板の噂もあり、この展開については秘密厳守とされていたにも関わらず、なんと彼女自身から情報が漏れてしまいました。ミーシャ・バートンは、アクセス・ハリウッドという番組で最終話放送の1時間前にネタばらしをしてしまったそうです。

7.天気予報の声の主は?

シーズン2の第14話では、冒頭に天気予報を読むアナウンサーの声が聞こえるシーンがあります。 実はこの声を演じているのは、ロサンゼルスにあるKROQというラジオ局でパーソナリティを務めているケヴィン・ライダーで、ライダーが『The O.C』の大ファンだったことから実現したキャスティングだったそうです。

8.親子の年齢差は14歳?

『The O.C』
サンディの妻であり、セスの母親のキルスティン・コーエンを演じたのは、女優のケリー・ローワンです。 母と子の設定なのにもかかわらず、ローワンはセス役のアダム・ブロディと年齢差がたったの14歳という若い女優でした。

9.脚本家シュワルツの音楽へのこだわり

『The O.C』
『The O.C』の原作者であり脚本家であるジョシュ・シュワルツは、よく脚本を執筆する前にドラマに使用する音楽を先に決めてしまうことが多かったそうです。 ちなみに、ドラマのパイロット版で使われていていた楽曲は、そのまま本編でも最終話まで徹底して使用されていました。

10.1番最初にキャスティングされたのは?

ピーター・ギャラガー
キャストの中で1番最初に出演決定したのは、サンディ・コーエン役のピーター・ギャラガーでした。 脚本家のシュワルツは、ギャラガーのキャスティングがドラマの放送決定の要になると信じ、彼を選んだそうです。ギャラガー決定の決め手になったのは、パイロット版でサンデイがライアンのネクタイを直す演技でした。