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- 戦争の虚しさを描いたアニメ映画を紹介!
- 1:戦争の中のささやかな幸せ【2016】
- 2:『君の名は。』の監督・新海誠の初長編アニメーション【2004】
- 3:病気の妻に支えられ、夢を叶える【2013】
- 4:戦争アニメの代名詞ともいえるジブリ映画【1988】
- 5:“生”を感じれない子供たちが戦争の中で愛を知る【2008】
- 6:北方領土の歴史がわかる【2014】
- 7:人と国と蟲たちの戦い【1984】
- 8:悲しみを背負いながら前へ進む【1991】
- 9:戦う男と女を繋ぐ、愛の歌【1984】
- 10:体験者が語る、原爆の風景【1983】
- 11:戦争中、身分違いの2人が恋に落ちる【2011】
- 12:能無しの少年が巨大ロボットに乗る【2010】
- 13:名作『宇宙戦艦ヤマト』がリメイクされて映画化【2014】
- 14:人ともののけの生きるための戦い【1997】
- 15:人間同士の戦いも必見の星間戦争【1981】
戦争の虚しさを描いたアニメ映画を紹介!
出典: www.amazon.co.jp
平和な日本でも、かつては凄まじい戦争があり、一面が焼け野原になった事もあります。今では想像できない恐怖と悲しみが溢れた時代で、たくさんの人々が犠牲となりました。
現在、“戦争”をテーマにしたアニメ映画はたくさんあります。過去にあった戦争を忘れないように、そして2度と戦争を起こさないよう、後世に残しておきたい“戦争”をテーマにした作品を集めてみました。
1:戦争の中のささやかな幸せ【2016】
gonbe73
2017/01/08
ゆっくりと日常が戦争に侵食されていく。その感じがたまらない。暗いことはほとんどなく、不思議と明るい。
すずさんのおっとりした雰囲気とのんの声がとてもマッチしててどんどん好きになっていく。
だからこそすずさんが暗くなるととても泣けてくる。こんなにもいい子が笑顔を失ってしまう瞬間がつらい。
幸せな世界を一瞬にして変えてしまう戦争ってなんなんだろう。日常に忍び寄って背後から襲いかかる戦争に初めてリアリティを感じた気がした。
この映画は監督が徹底的に調べ上げたらしい。なんの説明もないから見落としてしまった部分もたくさんあったんだろうと思うから誰かの解説を聞いてもう一回見たい。
あとりんさんも可愛かった。彼女の背景もほとんど語られないけど彼女の職業とかわかっちゃうから見せ方が上手いってことなんだろうな。
o325
戦争映画であるが、とりわけ明るいほのぼのとした映画でした。どんな時代どんな環境に居ようと生きている限り辛い現実は常に隣り合わせです。そんな中この様な映画を観ることできて・知る事ができて本当に幸せな事であり。今後の人生の大きな糧となる事は間違いない。それだけの映画でした。「なんにも知らずに生きていたかった」胸にきますね。
歴史を動かすような人物ではない、偉大な事を成し遂げたわけではない、でも確かに世界の片隅にもいるんです。
「戦争と広島」を題材とした漫画『この世界の片隅に』が、アニメ映画になりました!戦時中の広島と軍港・呉を舞台に、主人公・浦野すずが北條家に嫁ぎ、悪化するの中でささやかな暮らしの中に幸せを見つけ、夫となった周平やその家族に感謝しながら、大切なものを守っていく、家族愛に満ちたストーリーです。
この作品は、2011年8月に「終戦スペシャル」としてテレビドラマ化もされた事もあり、上映前から話題を呼んでいた作品です。戦争の虚しさ、そして苦しい中でもささやかな幸せを見出す事の出来る素晴らしい作品です。
2:『君の名は。』の監督・新海誠の初長編アニメーション【2004】
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yukkin
空と光が綺麗。張りつめた空気感もよかった。
大ヒットアニメ映画『君の名は。』の監督を担当した新海誠の、初の長編アニメ映画です。2004年11月に上映され、ジブリ映画『ハウルの動く城』を抑えて、第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しました。
南北に分断占領された日本が舞台の本作。青森の中学に通っていた浩紀と拓也。海の向こうにある塔へ行く約束をしたももの、原因不明の眠り病にかかって眠り続ける佐由理のために、大人になってからその約束を果たそうとする物語です。IFの世界という独特な設定と、幻想的で他にはない世界観が特徴と言えます。
3:病気の妻に支えられ、夢を叶える【2013】
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Yuzukappa
よかった。結婚のとこの黒川さん、泣けた。
あまりにもかなしい。
すべてのものが紙飛行機のように情熱とともに上昇して、やがて終わる。映画全体が刹那的なあらゆる命と夢を賛美していた。
時代、世相をみて主張するとはこういうことだ。
それにしてもロマンチック。
元来僕はこの手のラブストーリーのくだりは苦手だか、とても美しかった。誠実な人間を描かせると宮崎駿に勝てる人はいない。
風はまだふいているか、自分に問われている。
あんのさんの声は絶対マネされる。
YassC
二人の関係が凄く良かった。アニメーションもキャラクターの表情が一瞬一瞬こと細かく描かれていて強く印象に残った。
漫画『風立ちぬ』を原案にして2013年に公開された、宮崎駿の長編アニメ映画です。太平洋戦争中、飛行機開発会社に勤める二郎が、結核の病を患っている菜穂子と出会い、菜穂子の看病をしながら飛行機開発に力を入れていく中で、挫折を繰り返しながらも人を愛する事を知れる感動ストーリーです。
飛行機に専念してしまう二郎に対し、病の辛さを隠して笑顔で応援する菜穂子の優しさに涙が出ます。戦時中が舞台で、直接的な戦いシーンがないため、大人向けの作品ではありますが、子供も怖がらずに観る事が出来ます。
4:戦争アニメの代名詞ともいえるジブリ映画【1988】
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Nagisa_Moriyama
胸が痛く辛い映画だが
観るべき映画
Saori_Nishizawa
こういう映画を日本人は大切にしなきゃいけないと思う。
特に今の日本人には、、
この夏またみれたら観たいなぁ
「戦争アニメ」と言えば、この作品は絶対かかせません。戦争アニメでもかなり知名度が高い作品です。野坂昭如の短編小説が原案となっていて、作者の野坂が実際に体験した戦争中の出来事を綴っている物語なので、戦争のリアルさを感じられます。
戦争で親を亡くした兄と妹が、2人で必死に生き抜こうとするも、混乱が続く日本では心休める所もなく、無情にも栄養失調で死んでしまうという、とにかく重くて暗いストーリー。何度見ても涙が流れてしまう、悲しい現実を繊細に表現した物語です。戦争が何も悪くない子供を巻き込んで、どれだけ辛い想いをさせるのかを辛辣に描いています。
5:“生”を感じれない子供たちが戦争の中で愛を知る【2008】
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saika_aaa
殺されない限り永遠に生き続ける子ども、キルドレ。
平和を維持し続ける為の「ショーとしての戦争」。
私はこの作品を観る前に、かなり解説していただいたので、観ていて、とても引き込まれました。だから、解説なかったら、結構難しいストーリーなのかなぁと。
まだ1回しか観ていないけど、多分、回数を重ねるごとに深みが増す作品。
現代と照らし合わせることの出来る作品。
うん、やっぱり深い。
pupil_f27
誰かが戦っているという現実が存在しないと、「平和」というものがどんなものだかわからなくなる、そんな悲しい世界。キルドレの運命が残酷すぎるけれど、二人の深い愛が素敵。見るごとに感じるものがあると思う、奥が深い作品だった。
アニメ映画『攻殻機動隊』で有名な押井守が監督を務めています。永遠に生きる事が出来る子供たち「キルドレ」は、戦闘機に乗って戦う事でしか生きている事を実感する事ができません。そんな子供たちが、ショーとして戦争を行う中で切ない愛を知り、今まで感じる事の出来なかった何かを得ていきます。「キルドレ」の心情や、それに関わる人物を中心に描いた作品です。
6:北方領土の歴史がわかる【2014】
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この作品は、日本音楽事業者協会の創立50周年記念として作られたアニメ映画で、2014年2月に公開されました。宮沢賢治が実話をもとに書いた『銀河鉄道の夜』がモチーフとなっています。
太平洋戦争終戦直後の物語で、今もなおロシアに領権がある北方領土を子供目線で描いたストーリー。どのようにロシアの領権主張されたのかがわかりやすく描かれています。しかし、歴史を知るだけではなく、その中で国境を越えた恋愛などが組み込まれているので、勉強しながら感動できる作品です。
7:人と国と蟲たちの戦い【1984】
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EMCOM
何度見ても鳥肌。
ストーリー、キャラクター、音楽、温度、描くもの全てがぞくぞくと伝わってくる。
子供の頃から身近にあるせいか、感情がむき出しで揺さぶられる。幸せなだけではないから、名前のない感覚に心の全てが包み込まれる。
Kensuke_Ido
この前改めてみました。良かったです。ナウシカの優しさとか強さがとても素敵だと思いました。あと、私たちがそれと気付かず「腐海や虫たち」を焼き尽くそうとしてしまっていないか、少し怖くもなりました。
ジブリ映画の名作『風の谷のナウシカ』。有毒ガスに包まれ、わずかに生き残った人類が細々と暮らしている世界で、小さな国「風の谷」の少女・ナウシカが、文明や物資を巡って勃発している国同士の争いに巻き込まれます。その中で、人同士の戦いだけではなく、自然の大切さを知り、有毒ガスが発生している腐海との難しい共存の道を探すストーリーです。
歴史的名作と呼ばれている『風の谷のナウシカ』。映画では描かれていない戦いもあるので、是非原作も読んでみてください。
8:悲しみを背負いながら前へ進む【1991】
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元は児童文学で、太平洋戦争を体験した著者・海老名香葉子の実話です。1991年3月に映画アニメが公開されました。
太平洋戦争中、東京でいつも通りの日常を送っていた主人公の少女・かよ子は、両親や兄弟たちと離れて、一人沼津に疎開します。そして、東京の空襲で生き残った兄から、家族が全員死んだ事を知り、絶望に淵に立たされたかよ子が、家族や友達を失った悲しみを背負いながら、懸命に前へ進んでいくのです。戦争の虚しさや悲しみがリアルに描かれている作品です。
9:戦う男と女を繋ぐ、愛の歌【1984】
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shinogu
知人の勧めで鑑賞。TV版も見たくなりました。
大人気『超時空要塞マクロス』シリーズの第一作となったアニメの劇場版です。「それは時空を超えたラブソング」がキャッチコピーで、争い合う男と女が歌を通じて愛を知っていくという、戦争の中にキーワードである“愛”がふんだんに込められています。
また、スピード感溢れる戦闘シーンは、上映当時にしてはハイクオリティに描かれているので、すんなりとマクロスの世界観に入る事が出来ます。
10:体験者が語る、原爆の風景【1983】
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『はだしのゲン』は、戦時中の時代を生き抜こうとする少年が主人公の物語です。この映画は、作者・中沢啓治が実際に体験した原爆を元に描かれた漫画が原案で、実写やテレビドラマも制作されました。また、終戦から3年後を描いた『はだしのゲン2』も公開されています。
リアルな戦時中の様子や、被爆した人々の話、ただ生きているだけがどれだけ大変なのかを分かりやすく描いています。過去の日本に起こったことを忘れないためにも、世代を越えて受け継がなくてはならない作品の1つです。
11:戦争中、身分違いの2人が恋に落ちる【2011】
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Kaharu_Miyasaka
2015.02.08 小林の家でDVD
自分じゃ選ばない映画だから、新鮮だった。
ライトノベルからアニメ映画になった作品で、2011年10月に公開されました。大陸が西と東に別れている世界で、それぞれの大陸を統べる2つの国の戦争が舞台となっています。
激しい戦闘の中で、国の次期皇妃となる「ファナ」と、彼女を守る飛空士「シャルル」の身分違いの恋を描いています。切ない恋と激しく繰り返される空戦に、ドキドキさせられる作品です。
12:能無しの少年が巨大ロボットに乗る【2010】
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元はWEBコミックで連載中の漫画です。全6章で構成され、すべて公開されています。「魔力」をもった人類と巨大ロボットが存在する世界で、を中心に戦争する国の情勢や、魔動巨兵「ゴゥレム」の操縦を任された魔力を持たない少年・ライガットの苦悩などを描いています。
特に戦争に関する描写が多く、激しい戦闘シーンの他にも、戦争によって起こった犯罪や民族差別など、ダークでシリアスな部分も重要なテーマとして描いています。
13:名作『宇宙戦艦ヤマト』がリメイクされて映画化【2014】
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昭和を代表する名作アニメ『宇宙戦艦ヤマト』が、38年ぶりにリメイクされた完全新作アニメ『宇宙戦艦ヤマト 2199』を映画化したもので、アニメの総集編となる作品です。地球外知的生命体「ガミラス人」との間に勃発した人類の存亡を賭けた星間戦争を描いたストーリー。
また、2014年12月には、テレビアニメのサイドストーリーとなる『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が、テレビアニメの続編となる『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が全7章構成で順次公開となっています。
14:人ともののけの生きるための戦い【1997】
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Dora
地上波ノーカット。久々にちゃんと観たがジブリやたしかにすごいと素直に思えた。伝えたいことが直球でかつ抜け目も妥協もなく深く突っ込んで描ききる。景色は美しいし森の神は神聖だし触手はトラウマもの。こういうのもっと難解に魅せるよりここまで噛み砕いて質を落とさないほうが難しいのかもなあ。或いは自分が見られてない範囲で考察も沢山できるんだろうけど。自然は美しく恐ろしい。人間は女性を大事にしつつ自然と共存して、戦わずに生きていきたい。ストレートで美しい映画だった。
w4_my
宮崎駿監督の総大作だと思った。冒険、ファンタジー、自然、人間、恋、絆、色んなものが詰まった作品で、目が離せない。また、ラストの『アシタカとサン』という音楽がなんとも心安らぎ、全てを包み込んでしまうように感じるほど素敵だ。
スタジオジブリの長編アニメ映画です。1997年7月に公開され、興行収入が当時の日本映画の記録を塗り替えたほどの大ヒット作品。小さな村に住む少年・アシタカは、憎しみからタタリ神になってしまったイノシシを退治した時に受けた呪いを解くため、シシ神を探しに西の森へ行きます。そこには鉄を作る村・タタラ場があり、森を削る事を怒る“もののけ”達や、山犬に育てられた人間の少女・サンと日夜戦う、人と自然の戦争を描いたストーリーです。
幻想的な描写に惹かれる人も多いのではないでしょうか。その中で、切っても切り離せない人と自然との共生関係を辛辣に描いています。ですが、暗いだけの物語ではなく、人間やもののけ達の優しさも知る事が出来るため、まさに「名作」と呼ばれるのにふさわしい作品です。
15:人間同士の戦いも必見の星間戦争【1981】
出典: www.amazon.co.jp
Hironori_Hashizume
はじめてガンダムと対峙したけど、これが人間ドラマだということがよく分かった。
宇宙戦争といえば、『機動戦士ガンダム』シリーズ。アニメ・映画・OVAなど、50以上のシリーズ化をしている大人気の作品です。
時間系列や登場人物など一部を除いてバラバラなのですが、どれも望まない哀しい戦争と、戦争に巻き込まれる人々の心情や人間関係などを描いています。すべて観るのは大変ですが、必ず好きになれる作品があるので、観た事ない人には是非オススメしたいです。