あなたはシェイクスピア作品を題材にした映画、いくつ知っていますか?

2017年7月6日更新

ウィリアム・シェイクスピアの作品を題材にした映画を15本あつめてみました!古典に忠実なものから大胆なアレンジをしたものまで、あなたはいくつ知っていますか?

シェイクスピア作品を題材にした映画をまとめてみました!

シェイクスピア

歴史上で最も偉大な劇作家といえばイギリスのウィリアム・シェイクスピア(1564生-1616没)でしょう。彼の遺した戯曲は400年の時を経ても色褪せることなく、今なお映画化され続けています。

原作に忠実なものから、大胆なアレンジや解釈を加えたものまで、シェイクスピア作品を題材にした映画を15本あつめてみました。

1:ニューヨークを舞台に青春と悲恋を描いた傑作ミュージカル『ウエストサイド物語』【1961】

『ウエストサイド物語』

amemiyas2 未熟な若者のみなぎるパワー爆発!! 全身を使った感情表現に圧倒される。

これは不良たちのシマ取り合戦ではなく、ある種の戦争映画です。 憎しみの感情を、暴力という形で相手にぶつけてしまう人間の弱さよ。マリアの失ったものはあまりに大きすぎて、やり場のない怒りと切なさと悔しさから涙。。

ポーランド系アメリカ人少年たちのグループジェット団とプエルトリコ系のシャーク団。ジェット団に所属するトニーとシャーク団のリーダーの妹マリアは恋に落ちますが、それは両グループの抗争を引き起こすことに…。

ロバート・ワイズ監督によるミュージカル映画の傑作として知られる本作は、『ロミオとジュリエット』を元にしたブロードウェイミュージカルを映画化したものです。

2:異色のゾンビラブコメディ『ウォーム・ボディーズ』【2013】

『ウォーム・ボディーズ』

ayamilky 目黒シネマにて。

ゾンビの男の子がニンゲンの女の子に恋するラブコメ。 友達に勧められてて、たまたま映画館でリバイバルしてるのを発見。 やっと観ました。 面白かったー! 主人公がアバウトアボーイの子役のニコラスホルト! まぁかっこよくなって! シングルマンの時のトムフォード監督がプロデューサーにいたから彼に見初められたのかも! 注目の俳優さんですね(*´ω`*)

こちらも『ロミオとジュリエット』を元にした作品ですが、主人公はなんとゾンビ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)などにも出演する期待の若手俳優ニコラス・ホルトが、人間に恋してしまったゾンビの青年Rを繊細に演じます。

3:サッカー少女が男装して活躍『アメリカン・ピーチパイ』【2006】

『アメリカン・ピーチパイ』

ayamilky シェイクスピアの「十二夜」をアレンジしたそうで。 タイトルからしててっきり下品なラブコメかと思ったら全然そんなこともなく、原題見て納得。双子の兄に扮して男子サッカー部に入部する女の子の話。

男装したヒロインが活躍するシェイクスピアの『十二夜』を原作に、現代の学園ものにアレンジした本作。サッカー少女ヴァイオラは双子の兄セバスチャンになりすまし、男装して兄の学校のサッカーチームに入部します。彼女はチームメイトのデュークに密かに恋をしますが、デュークが長年片思いしているオリヴィアはヴァイオラの一目惚れし…。

ストーリーだけでなく登場人物の名前やセリフも原作に忠実に再現されています。

4:リヴァー・フェニックス主演の残酷な青春映画『マイ・プライベート・アイダホ』【1991】

『マイ・プライベート・アイダホ』

Satoko_Suzuki この映画で「ナルコレプシー」という病気を知りました。リアルで痛々しいシーンもあるけど、何故かちょっとファンタジーっぽく感じてしまう不思議な映画。なんでこの人、こんなに瑞々しく少年達を撮れるんだろう(以降の少年が主人公の映画全部そう)。目線が16歳なんでしょうね。 特殊なコミューンで育ったリバーと、定住しない生活を送るキアヌという、二人のリアルな生き方が反映されたような映画でした。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(1997)や『ミルク』(2008)のガス・ヴァン・サント監督による本作は、シェイクスピアの『ヘンリー四世 第1部』『ヘンリー四世 第2部』『ヘンリー五世』を原作としています。

若き日のキアヌ・リーブスと23歳で夭折した『スタンド・バイ・ミー』(1986)のリヴァー・フェニックスが、男娼をして暮らす二人の対象的な青年を美しく演じます。

5:ヒース・レジャーのデビュー作『恋のからさわぎ』【1999】

『恋のからさわぎ』

s_p_n_minaco 汎用性の高いシェイクスピアと、学園映画の美味しい所をきっちり詰め合わせた鉄板のロマコメ。端役や小ネタで笑わせてくれるし、爽やかなテーマとカラッとした若さが気持ち良い。少年時代のジョセフ・ゴードン・レヴィットとヒース・レジャーの顔合わせも今となってはお宝もの。顔似てるし、2人共ジョーカー(≠ダークナイト)タイプの役者でその魅力が活きてる。とりわけヒースの歌は名シーン。良い声で巧いし、大柄な人が踊るのを観るのが大好きなので、もっとミュージカルとかもやってほしかったな(涙)。お城みたいな校舎と最後の空撮が何気にすごいです。

シェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』を原作とした本作。「姉より先に恋人をつくってはいけない」と父から言われているビアンカは、男嫌いの姉カトリーナに学校一の不良パトリックをあてがう計画を立てます。

心優しい不良少年パトリックを演じるのは、のちに『ダークナイト』(2008)で知られることになるヒース・レジャー。本作が彼のハリウッドデビュー作です。

6:若き日のシェイクスピアの秘められた恋を描く『恋におちたシェイクスピア』【1998】

『恋におちたシェイクスピア』

____RiN____ 世界のシェイクスピアファン共通のロマンチックな夢、「ロミオとジュリエット」はシェイクスピア自身の私小説ではないか!、を豪華キャストで映画化。やーもう、ベッドで吐息交じりの台詞合わせとか、男装の麗人と楽屋裏での秘め事とか、他を圧倒する圧倒的ロマン主義、悔しいけど浸りました。 そしてやはり、シェイクスピア劇のしつこいくらいに冗長で美麗な会話は英語こそふさわしいな、と。英語での言葉遊びの楽しさ、音楽的な節回し、楽しかったです。

ウィリアム・シェイクスピアその人を主人公にした作品もあります。16世紀末のロンドンを舞台に、若き劇作家シェイクスピアと彼のファンである上流階級の娘ヴァイオラの恋を描いた作品がこちら。

シェイクスピアを『キリング・ミー・ソフトリー』(2002)のジョセフ・ファインズ、ヴァイオラをグウィネス・パルトローが演じたロマンチックな恋愛映画です。

7:あの名作が45年ぶりに映画化『マクベス』【2015】

『マクベス』

wakamewatts スコットランドでの戦国時代。国王を暗殺した勇敢な家臣マクベスが国王にのし上がる。しかし、悪魔に手を染めた罪悪感から、自分の立場を脅かす恐怖におののいて、力のある家臣を殺害してしまう。家臣たちの心は次第にマクベスから離れていく。やがて暴君マクベスはイングランド兵に滅ぼされてしまう。(#16- 068)

1606年に発表された戯曲『マクベス』。『リア王』『オセロ』『ハムレット』と並び4大悲劇として知られ、過去に何度も映画化されていますが、最新の作品がこちら。野望に取り憑かれた男マクベスを、『それでも夜は明ける』(2013)で残酷な農園の支配人を演じたイギリス人俳優マイケル・ファスベンダーが繊細かつ大胆に演じきっています。

8:戯曲『お気に召すまま』が効果的に使われている『25年目のキス』【1999】

『25年目のキス』

misakoooon 学園物って大好き。当時の流行り物が一気に見られるから!そういう意味ではこの映画だと80sと90sどっちもハイスクールライフが垣間見れて楽しかったな〜。 チョーカーがやっぱり可愛い!春夏は着けたいな!

少しだけですがアメリカでハイスクールに通ったけれど、こういう子学校にいたいた、って感じを沢山受けて懐かしかった‼︎ちなみに私はマーチングバンドギークでした。

ドリュー・バリモア演じる新聞記者が取材のため年齢を偽って高校に潜入するロマンティックコメディ映画。本作の中ではシェイクスピアの戯曲『お気に召すまま』が効果的に使われています。高校の授業の中で取り上げられたり、プロム会場にロザリンドとオーランドに扮して向かったり…シェイクスピアファンの方にはたまらないでしょう。

9:レオナルド・ディカプリオがロミオ役に『ロミオ&ジュリエット』【1996】

『ロミオ&ジュリエット』

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』も、やはり繰り返し映画化されている作品です。『ムーラン・ルージュ』(2001)のバズ・ラーマンがメガホンを取りレオナルド・ディカプリオをロミオ役に迎えた本作。舞台を現代のブラジルに変え、敵対するマフィアの子息の悲恋がカラフルな色彩でスタイリッシュに描かれます。

10:名作喜劇を豪華キャストで映画化『真夏の夜の夢』【1999】

『真夏の夜の夢』

kota_kota92 ロバ頭にされる職人・ボトムに焦点を当てているのが特徴的、クレジットもボトムが一番最初という徹底ぶり。 途中のヘレナとハーミアの泥沼キャットファイトとか職人たちとか、原作通りの笑える要素もたくさんあるんだけど、演出とかちょっと影があるボトムのせいかあんまりコメディには感じなかった。悪い意味じゃなくて、雰囲気のあるいいファンタジーみたいだったかな~ ラストの飛び回る妖精たちを見るボトムと、パックの語りで余韻に浸れる感じが素敵

シェイクスピアの夢喜劇を映画化した本作。ドジな妖精が惚れ薬を間違って使ったことから、騒動が巻き起こります。

『モネ・ゲーム』(2012)のマイケル・ホフマンがメガホンを取り、ミシェル・ファイファーや『プラダを着た悪魔』(2006)のスタンリー・トゥッチ、『ダークナイト』(2008)のクリスチャン・ベールなど豪華出演陣が集結しました。

11:戯曲『シンベリン』の舞台を現代ニューヨークに変更した『アナーキー』【2014】

『アナーキー』

ririri511 シェイクスピアを現代風に大胆にアレンジ、ベテラン若手共に豪華キャストです。 悪名高き後妻の企みに翻弄される麻薬王のシンベリン、シンベリンの娘イノジェンと駆け落ち婚したポステュマスを軸に展開されるマフィアと警察の全面戦争。 現代風でありながら何処か情緒的な雰囲気も漂う登場人物のオーラや台詞が好き! ダコタ・ジョンソンは最強に可愛い!ペン・パッジリーはゴシップガールのダンの時から好きだったけど今作はガエル・ガルシア・ベルナルのような雰囲気があって引き込まれる・・・。

シェイクスピアの戯曲『シンベリン』を原作に、舞台を現代のニューヨークに変更したサスペンス作品。麻薬組織のボスシンベリンを中心に、登場人物の様々な思惑が錯綜する中で暗躍する詐欺師ヤーキモーをイーサン・ホークが怪演します。