映画『ロボコップ』、オリジナルとリメイクを徹底比較!

2017年7月6日更新

1987年に公開された人気SFアクション映画『ロボコップ』。低予算ながら大ヒットとなり、続編も製作され人気シリーズとなりました。2014年、第1作目のリメイクが製作され話題に。オリジナル版とリメイク版を徹底比較してみましょう!

人気SFアクション『ロボコップ』のオリジナルとリメイクを徹底比較!

『ロボコップ』

1987年に第1作目が公開されたSFアクション映画『ロボコップ』。1990年には続編『ロボコップ2』、1993年には『ロボコップ3』が公開され、その後テレビシリーズやアニメも製作されるなど人気シリーズとなりました。

そして、2014年には第1作目のリメイク版が公開されています。シリーズ第1作目となったオリジナル版とリメイク版には、どのような共通点・違いがあるのか、徹底比較していきましょう!

新旧『ロボコップ』のあらすじをご紹介

オリジナル版『ロボコップ』(1987)のあらすじ

『ロボコップ』

近未来のアメリカ、デトロイト。犯罪都市と化したこの街では、警察は巨大企業により民営化されていました。新人警官のアレックス・マーフィーは、指名手配中のマフィアを追跡中に惨殺されてしまいます。死亡したばかりの彼の遺体を部品として、会社は驚異的な性能を持つロボット警官「ロボコップ」を作り上げます。

ロボコップの活躍で街の治安は良くなっていきますが、自身は人間だった頃の記憶に悩まされるように。マーフィーの元相棒の一言から過去を知ってしまった彼は、復讐のためマフィアの麻薬工場に乗り込み、事件の黒幕が別にいることを知ります。

リメイク版『ロボコップ』(2014)のあらすじは?

2028年のデトロイト。妻や息子と幸せに暮らす警察官のアレックス・マーフィーは、ある日車に爆弾を仕込まれ、瀕死の重傷を負ってしまいます。ロボット産業を支配していたオムニコープ社は、軍事ロボット導入の足がかりとするため、マーフィーをロボコップとして生まれ変わらせることにしました。

当初は機械の体になってしまったことに戸惑ったマーフィーでしたが、開発者らの試行錯誤もあり凶悪犯を次々と捕らえ人々から絶大な支持を得るように。ところがオムニコープの汚職さえ暴きかねないマーフィーを会社は抹殺しようとします。

続編『ロボコップ2』と『ロボコップ3』はどんな作品?

『ロボコップ2』のあらすじ

『ロボコップ2』

民間企業となったデトロイト市警は、オムニ社との労使交渉のためにストライキを行なっていました。犯罪率が上がるなかオムニ社はより強力なロボコップ2の開発に着手。心理学者のファックス博士はベースとなる人間を警官でなく犯罪者にするようオムニ社に直訴します。

麻薬密売組織のボス、ケインを追っていたロボコップは罠にはまって損傷を負ってしまったうえ、ファッスク博士によって役立たずにされてしまいました。それに怒った警官たちはストライキをやめ、ケインを逮捕。しかしケインはロボコップ2のベースのボディとして利用されてしまいます。

『ロボコップ3』のあらすじ

『ロボコップ3』

前作で評判を落としたオムニ社は、業績回復のため”デルタ・シティ”の都市開発を進めていました。そのために強制退去させられた住民たちはゲリラと化し、市民反乱軍を結成。オムニ社の施設特殊部隊に損傷を受けたロボコップを助けます。

オムニ社を買収した日本企業カネミツ・コーポレーションは、対策に最新型のアンドロイド・オートモをデトロイトに送り込むことに。市民反乱軍とともにカネミツに挑むロボコップと対決します。

オリジナルとリメイク役キャストをご紹介

オリジナル版ロボコップ(アレックス・マーフィー)役/ピーター・ウェラー

ピーター・ウェラー『裸のランチ』

オリジナル版で主人公アレックス・マーフィーを演じたのは、ウィスコンシン州出身のピーター・ウェラーです。70年代から舞台やテレビ映画で活躍していたウェラーは、『ロボコップ2』(1990)の後に出演した映画『裸のランチ』(1991)でも高評価を得ました。近年ではテレビシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』(2006)や『サン・オブ・アナーキー』(2013〜2014)、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)などへの出演で知られています。

リメイク版アレックス・マーフィー役/ジョエル・キナマン

ジョエル・キナマン『イージーマネー』

リメイク版でマーフィーを演じたジョエル・キナマン(ヨエル・キナマンとも)は、スウェーデン出身の俳優です。母国での主演映画『イージーマネー』(2010)や、デンマークのドラマをアメリカでリメイクしたドラマシリーズ『THE KILLING/26日間』(2011〜2013)、『ハウス・オブ・カード 欲望の階段』(2016)などへの出演で知られ、2016年には映画『スーサイド・スクワッド』にも出演しています。

新旧ロボコップの武器を比較!

【オリジナル版】オート9とコブラ・アサルト・キャノン

コブラ・アサルト・キャノン『ロボコップ』

オリジナル版が標準装備として携帯している武器は、オート9という拳銃です。通常は右太もも部分に格納され、戦闘時にはレーダーで感知して取り出すことができます。ベレッタ社のM93Rをベースに作成されました。

敵ロボットED-209を倒した際に使ったのは、コブラ・アサルト・キャノン。対戦車ライフルのような大型の銃器で、電子制御の照準器が付いており、連射も可能です。

【リメイク版】カートリッジ式テーザーガンと50口径ベオウルフ

リメイク版『ロボコップ』

リメイク版では、カートリッジ式テーザーガンを使用しています。このテーザーガンは、失神レベルから20万ボルトまで、出力の切り替えが可能となっています。

また、50口径のベオウルフ弾を使用した改良型マシンガンも使用していました。

ロボコップの移動手段は?

オリジナル版第1作目では基本的に徒歩

初代ロボコップの移動手段は、基本的に徒歩かパトカーです。続編ではバイクに乗るシーンがあり、『ロボコップ3』では、フライトパックを使って空を飛ぶシーンがあります。

リメイク版では専用バイクで疾走!

2014年のリメイク版でオリジナル版との大きな違いは、移動手段にあります。ロボコップ専用バイクC-1は、197馬力で最高時速は397km。一度の給油で走れる距離は約600km、黒いボディは特殊なカーボンでできており、爆発にも耐えられるとのことです。

敵ロボットED-209を比較!

オリジナル版ED−209

ED-209『ロボコップ』

オムニ社の巨大ロボットED-209は、都市部の治安維持を目的とした法務執行ドロイドですが、将来的には戦時下での軍用ロボットとしての使用を想定されています。

3つの機関砲と自動散弾銃、ロケットランチャーを備えた、高さ約3メートルの巨大ロボットですが、階段を下りられないなどの弱点もあります。

リメイク版のED-209は?

ED-209『ロボコップ』(2014)

オリジナルシリーズを通して登場したED-209が、リメイク版でもリニューアルされて登場。

デザインも一新され、50口径のコブラ砲とヘルファイアミサイルを搭載しています。最高時速30kmで、やはり軍事利用を目的としていました。

新旧敵の黒幕と結末は?

オリジナル版の黒幕オムニ社副社長は落下して死亡

ロボコップはマフィアのボスであるクラレンスを捕まえ、殺された復讐に痛めつけました。その時クラレンスは、一連の警官連続警官殺人の黒幕はオムニ社の社長、ディック・ジョーンズであることを白状します。

ジョーンズは軍事産業参入の足がかりとしてロボット警官を導入するため、警官殺しをクラレンスに命じていたのでした。オムニ社の製品であるロボコップは、会社の重役に逆らうことをプログラムによって禁じられていましたが、ジョーンズからクビを言い渡されたことによって、プログラムから解放され発砲。ジョーンズは窓ガラスを突き破って落下し、死亡しました。

リメイク版の黒幕は相打ちに

犯罪検挙率を上げるため、脳内のドーパミンを抑制されていたロボコップでしたが、家族と再会したことにより変化が起こります。感情が蘇った彼は自らの意思で武器密輸組織を壊滅させ、警察内部の汚職を暴きました。

社の汚職を暴かれることを恐れたオムニコープ社長のレイモンド・セラーズは、抹殺を計画します。プログラムにより、セラーズを攻撃できない彼でしたが、家族が人質に取られたことで感情が高ぶり、射殺します。抵抗したセラーズによってロボコップも損傷しましたが、ノートン博士が修復し、家族と再会しました。

ciatrユーザーの感想・評価

オリジナル版の評価感想

southpumpkin 旧三部作の一作目。敵に襲われ無念の死から、肉体をロボットに置き換えて復活を果たす警察官のお話。自身の細胞を使っているため、昔の記憶が戻ったり戻らなかったりします。実際観てみたら意外とグロいB級映画として有名ですね。悪いやつに惨たらしく撃たれる辺りは観るのキツくなる人がいるのではないでしょうか。個人的にトラウマなのが序盤ででっかいロボットが暴走するシーン。デモンストレーションだったのに本当に人を撃っちゃってどうしよう、ってなるのに割りと有耶無耶になってます。 この映画はそういった序盤の恨みが後半で解消されるカタルシスが良いポイントです。身の破滅へ追いやった敵を倒すことに映画の良さがあるわけで、続編を作ったのは間違いだと思いますね。
Fujikawa__Ta リメイク効果か、配給元の陰謀か 地上波でやってたから久々に観た。

今から見れば 当時のCGとか撮影技術でここまでやったことがやっぱりすごいなぁと感心しながら

ロボット主人公の勧善懲悪って定番の展開に マーフィー(ロボコップ)の人としての記憶から来る葛藤やら、ロボット三原則的なプログラムとのせめぎあいがあって

公開から26年過ぎても、良い作品やなぁと。 なにより、ロボットもの、ロマンあるやんか!

リメイク版の評価感想

tora 毀誉褒貶ありますね!昔のロボコップを期待した方も結構多いんですね。今回はそもそもモデルが殉職した警官ではないですし。でも単に悪党撃ち殺すだけの娯楽作品を期待するなら初期ロボコップが公開された当時と比較して今は溢れかえる程、その手のサイバーアクションは大量生産されているので、単なる焼き直しでは個人的には見る気が起きなかったかも知れません。家族との関係、ロボコップという存在に対する是非、軍需産業、アメリカ社会へのアイロニカルな描写など作品自体の奥行きが増していて単なるアクション映画の範疇にとどまっていない点は良かったです。続編もありそうですね…
1231netabare TV

初代映画版のリブート作品。近未来の設定をさらにSFにされています。最初は違う映画かと思ったほどです。 初代の重いストーリーやグロテスク表現はある程度押さえられています。

ラストのニューロボコップはシルバーでしたね。やっぱりロボコップはシルバーでないと!

Tsubasa_Oohata 前作のときは金曜日ロードショーで小学生のときに見ました。あのときも興奮をおぼえました。 今回はストーリーもまったく違い現代のロボコップって感じにリメイクされています。

ロボコップが素早い動きをしていて、強さが増しターミネーターのような感じです。

昔のはあれで良かったですが、現代版は現代版で好きです。

次回作がでることに期待します。

Masataka_Mark_Itakura 級ロボコップでは語られてない、人間とロボットの融合に関する倫理観と、研究者としての葛藤が描かれていた。 単なるアクションムービーにとどまらず以外と見入ってしまった良作
Purazo 初代のコミカルな部分がまったくないです…が、誠実に作られている感じはしました。 おしまいまでみて、黒スーツにしたのはこのためかーと。 続編作る気満々なラストでしたが、大丈夫なのかな。でもできたらみにいきます。