新マーベルドラマ『クローク・アンド・ダガー』に注目!
マーベルコミックの新たなドラマの撮影が2017年2月から開始しました。コアなマーベルファンしか知らない2人組のヒーロー『クローク・アンド・ダガー』とは一体何者なのでしょうか?今回は本作のあらすじ、キャスト、みどころ、その他関連情報をご紹介します。
あらすじ
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2人のティーンエイジャー、タンディ・ボウエンとタイロン・ジョンソンは全く異なる環境で育ち、誰にも言えない秘密を持っていました。ある日、2人は力を手に入れます。タンディは光を操り、短剣を使い、タイロンは他者を闇に引きずり込む能力を得ました。
タンディとタイロンはすぐにお互いがなくてはならない存在だと気づき、やがて恋に落ちます。しかし、2人の気持ちはもともと複雑だった2人を取り巻く状況をさらに困難なものにしていきます。
キャスト
ICYMI: The cast and director of @Marvel's #CloakAndDagger have been revealed. pic.twitter.com/rGX0ToZYfx
— Cloak & Dagger (@CloakandDagger) 2017年1月31日
タンディ・ボウエン(ダガー)/オリビア・ホルト
1997年生まれアメリカ出身の女優です。3歳の頃から舞台で歌や演技をしていた彼女はディズニー・チャンネルで一躍有名になりました。『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』では声優として出演し、2016年5月には歌手としてデビューしています。
代表出演作は『彼女はモンスター・ファイター』、『Black & Blue(原題)』など。
タイロン・ジョンソン(クローク)/オーブリー・ジョセフ
『クローク・アンド・ダガー』で初主演となる、期待の新人俳優です。映画『ラン・オールナイト』、テレビドラマ『The Night Of(原題)』に出演しています。
メリッサ・ボウエン/アンドレア・ロス
タンディの育ての親で楽天家です。タンディを実の娘のように愛情を注いでいます。
アンドレア・ロスは1967年生まれのカナダ出身の女優です。代表作は『レスキュー・ミー 〜NYの英雄たち』、『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』など。
アディナ・ジョンソン/グロリア・ルーベン
タイロンの母親で、息子が望む将来に全力を注ぎ過ぎ息子を束縛してしまします。
グロリア・ルーベンは1964年生まれのカナダ出身の女優です。『ER緊急救命室』ではエミー賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされた経歴を持っています。出演映画は『ニック・オブ・タイム』、『ホミサイド/殺人捜査課』です。
マイケル・ジョンソン/マイルズ・マッセンドン
タイソンの父親で息子が輝かしい成功を収めるよう成長するのを望むサラリーマンです。
マイルズ・マッセンドンはイギリス出身の俳優です。音楽プロデューサーとしての経歴もあります。テレビドラマ『アーミー・ワイフ』で有名になりました。
その他出演作は『Bloodline(原題)』、『Queen Sugar(原題)』など。
Dr.バーナード・サンジョウ/ジェームズ・サイトウ
1955年生まれのアメリカ出身の日系人俳優です。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、『ディアボロス/ 悪魔の扉』、『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』などの映画に出演しています。
コナーズ警部/J・D・エヴァーモア
1968年生まれのアメリカ出身の俳優です。テレビシリーズ『Treme(原題)』や映画『マギー』などに出演しています。
気になるクロークとダガーの能力は?
主人公クロークとダガーの能力はずばり「光」と「影」という対となるものです。クロークはマントを使い敵を闇に引きずり込んだり、自分や他者を時空間を使って転送することも可能です。また、クロークは実体の無い霊体になることができるが、その状態では敵を倒すことによって得る光やダガーが与える光が必要になります。
一方、ダガーは生命力を吸い取る光の短剣を自在に操り、空腹状態のクロークに光を供給します。光の短剣で他者を癒すことも可能。ダンサーとしての経歴もあり、その驚異的な身体能力は戦闘時でも活躍します。
クロークとダガーの初登場は『スパイダーマン』シリーズ!?
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原作のマーベルコミックでのクロークとダガーの初登場は1982年『スペクタキュラー・スパイダーマン』でした。クロークとダガーはもともとは主人公として生み出されたキャラクターではなかったのです。
その後も、原作ではシビルウォーでキャプテンアメリカのチームとして一緒に戦ったり、ドクターストレンジともタッグを組むなど、様々なヒーローと共演しています。
原作との大幅な設定の違い
実写ドラマ版『クローク・アンド・ダガー』は原作との設定の違いも予想されています。ドラマではクロークとダガーの誕生に重要な役割を持つ悪魔、デスパイアについてはさほど重要ではないと言います。
原作ではタンディとタイロンがプロムに向かう途中で事故に遭い、重傷を負い、闇の秘密結社により実験台とされてしまいます。しかし、ドラマではプロムデートのシーンはカットされるようです。2人がどのようにクロークとダガーの能力を得るかは不明ですがその点でも大いに期待できます。
『クローク・アン・ドダガー』を手掛ける制作者のコメント
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番組制作の現場責任者であるジョー・ポカスキは『クローク・アンド・ダガー』について以下のようにコメントしています。
子供の頃にこのコミックを読んで以来、タイロンとタンディのキャラクターは私の記憶に鮮明に焼き付いていました。オリビアとオーブリーの2人ならタイロンとタンディが漫画から飛び出して来たように読者も納得のいく演技をしてくれるでしょう。私たちスタッフはこの才能のある若者がどんなものをマーベルの世界に持ち込んできてくれるのかとてもワクワクしています。引用:tvline.com
マーベル・エンターテインメントのテレビ部門のチーフであるジェフ・ローブも主演の2人に期待をしています。
マーベルが『クローク・アンド・ダガー』に目をつけたのは喜ばしいことです。オリビア・ホルトとオーブリー・ジョセフはキャラクター本来の魅力を引き出してくれるでしょう。視聴者が2人の演技を観るのが今からとても楽しみです。引用:tvline.com