『アメリカン・ホラー・ストーリー』全シーズンをネタバレ紹介!

2017年7月6日更新

2017年にアメリカでのシーズン7の放送が決定した『アメリカン・ホラー・ストーリー』は豪華キャストが演じる個性的な登場人物、そして衝撃的な恐ろしさが話題のサイコスリラーです。全6シーズンのあらすじとシーズン7の最新情報をまとめました。

アメリカの人気ホラーテレビドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』【ネタバレ注意】

『アメリカン・ホラー・ストーリー』

アメリカのテレビドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、シーズンごとに登場するキャラクターや舞台となる場所、時代設定が異なるアンソロジーのサイコスリラーです。シーズンごとに異なるストーリーでありながらも、シーズンをまたいで人気のキャラクターが登場するといった演出も見どころになっています。

セックスや殺人、ドラックにレイプといったダークでグロテスクな要素が満載の今作は、2011年からアメリカで放送が開始されると2016年にはシーズン6作目となる『アメリカン・ホラー・ストーリー:ロアノーク』が放送されるほどの人気です。

この記事では全6シーズンのあらすじと、新たに製作が決定したシーズン7の最新情報をまとめました。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』

2011年、ロサンゼルスの屋敷を舞台にボストンから引っ越してきたハーモン一家が、恐ろしい出来事に巻き込まれていく姿が描かれます。

精神科医の夫ベン(ディラン・マクダーモット)は教え子との不倫、そして妻ヴィヴィアン(コニー・ブリットン)は流産を経験した過去があり、夫婦の娘ヴァイオレット(タイッサ・ファーミガ)はうつ病を患っていました。夫婦関係の修復を試みるベンとヴィヴィアンですが、屋敷には多くの亡霊が住み着いていることに気付きます。

屋敷に住み着く亡霊に恋をしたヴァイオレットは自殺してしまい、黒いラバースーツを着た亡霊にレイプされ妊娠したヴィヴィアンは、出産後に亡くなります。残されたベンも亡霊により殺され、数年後、屋敷にはヴィヴィアンが命がけで産んだ亡霊との子供だけが生き延びるのでした。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』

1964年の精神障害のある罪人を収容するクライヤーブリフ精神病棟が舞台です。当時起こった事件をもとに、人種差別や同性愛への偏見といった社会問題も扱う内容になっています。

病院の設立者ティモシー・ハワード神父(ジョセフ・ファインズ)はキャリアのために病院を利用しており、運営に携わるシスター・ジュード(ジェシカ・ラング)は腐敗した病院を立て直そうと決意します。

悪霊にとりつかれ病棟を乗っ取ろうとするシスター・マリー・ユニス(リリー・レイブ)や、患者を得体の知れない生物に変異させる人体実験を行うアーサー・アーデン医師(ジェームズ・クロムウェル)、連続殺人事件の真犯人であるオリバー・スレッドソン医師(ザッカリー・クイント)といった裏の顔を持つ人々の企てが渦巻きます。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』

セイラムの魔女狩りを生き延びた魔女たちが暮らす寄宿学校ミス・ロビショーズ・アカデミーを中心に描く、2013年のニューオーリンズを舞台にした物語です。ある日突如として闇の力を開花させたゾーイ・ベンソン(タイッサ・ファーミガ)はミス・ロビショーズ・アカデミーを訪れ、それぞれ特殊な能力を持つ若い魔女たちと出会うことに。

魔女の最高位スプリームの称号を持つフィオナ・グッド(ジェシカ・ラング)と、彼女の宿敵でブードゥー教の女司祭マリー・ラボー(アンジェラ・バセット)との戦いや、次期スプリームの地位を狙う魔女たちの争いが描かれます。

フィオナの娘コーデリア・フォックス(サラ・ポールソン)がスプリームの継承者となり、若き魔女たちにより世代交代が行われた魔女団は新たなメンバーを迎え入れるため再び動き出すのでした。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』

本作は1952年のフロリダにある見世物小屋が舞台。フリーク・ショーの支配人エルサ・マーズ(ジェシカ・ラング)は、世間のはみ出し者となったフリークたちを雇い世話をします。しかし同時にハリウッドで名声を得たいという野望を抱いており、そのために見世物小屋を手放してしまうのです。

一方で、居場所を見つけたはずのフリークたちの命は、我儘な息子の罪をも隠す過保護な大富豪の婦人グロリア・モット(フランセス・コンロイ)や、金儲けのためだけにフリーク・ショーの一団に近づく詐欺師のスタンレー(デニス・オヘア)といったキャラクターによって、脅かされていきます。

歌手として成功したもののどこか満ち足りない気持ちを抱えていたエルサは、死後の世界でフリーク・ショーのメンバーたちと再会。フリーク・ショーこそが彼女の居場所だったのだと気付いたエルサは、ようやくハッピーエンドを迎えるのでした。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』

2015年、不老不死の吸血鬼エリザベス・ジョンソン(レディー・ガガ)が支配人を務める、ロサンゼルスのホテル・コルテスが物語の舞台となります。

客を拷問する目的で建てられた亡霊が住み着くホテルには、エリザベスの恋人ドノバン(マット・ボーマー)や薬物中毒の亡霊、トランスジェンダーのバーテンダーなど、それぞれ暗い過去を持つ住人が暮らしています。

連続殺人事件の捜査のためにホテルを訪れた刑事ジョン・ロウ(ウェス・ベントリー)が精神を病んでいく姿とともに、謎に満ちたエリザベスやホテルの歴史が描かれます。人間の血とセックスによって若さを維持するエリザベスですが、物語のラスト、その永遠の命の代償として最愛の恋人ドノバンを失ったことに気付くのでした。

『アメリカン・ホラー・ストーリー:ロアノーク』

シェルビー・ミラー(リリー・レーブ)と夫のマット(アンドレ・ホランド)は、ロサンゼルスからノースカロライナのある農場へ引越し、新しい生活を始めます。しかしそこはかつて失踪したロアノーク植民地の入植者たちが移り住んだ土地で、その亡霊たちに取りつかれていました。

さらに農場付近の林には、頭が豚で体が人間という得体の知れない生物や魔女が潜んでおり、夫婦の身に危険が迫ります。その後、このミラー夫妻を襲った怪奇現象を題材としたドキュメンタリー番組が製作されるのですが、番組を撮影する3日の間に出演者が次々と殺害されていきます。

本作は入植者が集団失踪を遂げたという歴史のある、実在のロアノーク植民地が舞台となっています。

ジェシカ・ラング、サラ・ポールソンと言った豪華キャストが盛り上げる

ジェシカ・ラング『アメリカン・ホラー・ストーリー』

オスカー女優ジェシカ・ラングや、ドラマシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』でゴールデン・グローブ賞女優賞を受賞したサラ・ポールソンといった豪華なキャストも本作の見どころのひとつです。

『X-MEN:アポカリプス』に出演するエヴァン・ピーターズや『ブリングリング』のタイッサ・ファーミガなど、今後の活躍が期待される若手俳優も出演しています。

他にも『ピートと秘密の友達』のウェス・ベントリー、テレビシリーズ『見えない訪問者 ザ・ウィスパーズ』主演のリリー・レーブ、『ホワイトカラー』のマット・ボーマーなど人気俳優が多数出演しています。

レディー・ガガがメインキャストに抜擢され話題に

レディー・ガガ『ジョアン』

『ホテル』では世界的アーティストのレディー・ガガが、メインキャストの吸血女エリザベス・ジョンソンとして出演することが発表されると大きな話題となりました。彼女はこの役でゴールデングローブ賞ドラマ部門の女優賞を獲得しています。

さらに『ロアノーク』にも、初代スプリームの称号を持つ魔女として登場しました。シーズン7以降の出演も期待されています。

また本作のプロデューサーであるライアン・マーフィーによるドラマシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』にも、出演が決まったと報じられました。

『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン7の最新情報が気になる

本作は2017年にシーズン7が放送されることが明らかになっています。『怪奇劇場』と関連したテーマで現代が舞台となり、シーズン1から出演しているサラ・ポールソンとピーター・エヴァンズがメインキャストを務めるようです。

さらにプロデューサーのマーフィーは、2016年のアメリカ大統領選挙期間にスポットを当てることを示唆していて、ドナルド・トランプ大統領をモデルにしたキャラクターを登場させる考えもあると語っています。

これまでにも人種差別や同性愛に対する偏見といった社会問題を織り交ぜたストーリーが評価されてきた『アメリカン・ホラー・ストーリー』だけに、新シーズンがどのような展開になるのか注目が集まっています。