タップできる目次
- アメリカの人気ホラーテレビドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』【ネタバレ注意】
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:ロアノーク』
- ジェシカ・ラング、サラ・ポールソンと言った豪華キャストが盛り上げる
- レディー・ガガがメインキャストに抜擢され話題に
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン7の最新情報が気になる
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー』の本当に怖いシーン20選
アメリカの人気ホラーテレビドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』【ネタバレ注意】
出典: www.amazon.co.uk
アメリカのテレビドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、シーズンごとに登場するキャラクターや舞台となる場所、時代設定が異なるアンソロジーのサイコスリラーです。シーズンごとに異なるストーリーでありながらも、シーズンをまたいで人気のキャラクターが登場するといった演出も見どころになっています。
セックスや殺人、ドラックにレイプといったダークでグロテスクな要素が満載の今作は、2011年からアメリカで放送が開始されると2016年にはシーズン6作目となる『アメリカン・ホラー・ストーリー:ロアノーク』が放送されるほどの人気です。
この記事では全6シーズンのあらすじと、新たに製作が決定したシーズン7の最新情報をまとめました。
『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
2011年、ロサンゼルスの屋敷を舞台にボストンから引っ越してきたハーモン一家が、恐ろしい出来事に巻き込まれていく姿が描かれます。
精神科医の夫ベン(ディラン・マクダーモット)は教え子との不倫、そして妻ヴィヴィアン(コニー・ブリットン)は流産を経験した過去があり、夫婦の娘ヴァイオレット(タイッサ・ファーミガ)はうつ病を患っていました。夫婦関係の修復を試みるベンとヴィヴィアンですが、屋敷には多くの亡霊が住み着いていることに気付きます。
屋敷に住み着く亡霊に恋をしたヴァイオレットは自殺してしまい、黒いラバースーツを着た亡霊にレイプされ妊娠したヴィヴィアンは、出産後に亡くなります。残されたベンも亡霊により殺され、数年後、屋敷にはヴィヴィアンが命がけで産んだ亡霊との子供だけが生き延びるのでした。
『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』
1964年の精神障害のある罪人を収容するクライヤーブリフ精神病棟が舞台です。当時起こった事件をもとに、人種差別や同性愛への偏見といった社会問題も扱う内容になっています。
病院の設立者ティモシー・ハワード神父(ジョセフ・ファインズ)はキャリアのために病院を利用しており、運営に携わるシスター・ジュード(ジェシカ・ラング)は腐敗した病院を立て直そうと決意します。
悪霊にとりつかれ病棟を乗っ取ろうとするシスター・マリー・ユニス(リリー・レイブ)や、患者を得体の知れない生物に変異させる人体実験を行うアーサー・アーデン医師(ジェームズ・クロムウェル)、連続殺人事件の真犯人であるオリバー・スレッドソン医師(ザッカリー・クイント)といった裏の顔を持つ人々の企てが渦巻きます。
『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』
セイラムの魔女狩りを生き延びた魔女たちが暮らす寄宿学校ミス・ロビショーズ・アカデミーを中心に描く、2013年のニューオーリンズを舞台にした物語です。ある日突如として闇の力を開花させたゾーイ・ベンソン(タイッサ・ファーミガ)はミス・ロビショーズ・アカデミーを訪れ、それぞれ特殊な能力を持つ若い魔女たちと出会うことに。
魔女の最高位スプリームの称号を持つフィオナ・グッド(ジェシカ・ラング)と、彼女の宿敵でブードゥー教の女司祭マリー・ラボー(アンジェラ・バセット)との戦いや、次期スプリームの地位を狙う魔女たちの争いが描かれます。
フィオナの娘コーデリア・フォックス(サラ・ポールソン)がスプリームの継承者となり、若き魔女たちにより世代交代が行われた魔女団は新たなメンバーを迎え入れるため再び動き出すのでした。
『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』
本作は1952年のフロリダにある見世物小屋が舞台。フリーク・ショーの支配人エルサ・マーズ(ジェシカ・ラング)は、世間のはみ出し者となったフリークたちを雇い世話をします。しかし同時にハリウッドで名声を得たいという野望を抱いており、そのために見世物小屋を手放してしまうのです。
一方で、居場所を見つけたはずのフリークたちの命は、我儘な息子の罪をも隠す過保護な大富豪の婦人グロリア・モット(フランセス・コンロイ)や、金儲けのためだけにフリーク・ショーの一団に近づく詐欺師のスタンレー(デニス・オヘア)といったキャラクターによって、脅かされていきます。
歌手として成功したもののどこか満ち足りない気持ちを抱えていたエルサは、死後の世界でフリーク・ショーのメンバーたちと再会。フリーク・ショーこそが彼女の居場所だったのだと気付いたエルサは、ようやくハッピーエンドを迎えるのでした。
『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』
2015年、不老不死の吸血鬼エリザベス・ジョンソン(レディー・ガガ)が支配人を務める、ロサンゼルスのホテル・コルテスが物語の舞台となります。
客を拷問する目的で建てられた亡霊が住み着くホテルには、エリザベスの恋人ドノバン(マット・ボーマー)や薬物中毒の亡霊、トランスジェンダーのバーテンダーなど、それぞれ暗い過去を持つ住人が暮らしています。
連続殺人事件の捜査のためにホテルを訪れた刑事ジョン・ロウ(ウェス・ベントリー)が精神を病んでいく姿とともに、謎に満ちたエリザベスやホテルの歴史が描かれます。人間の血とセックスによって若さを維持するエリザベスですが、物語のラスト、その永遠の命の代償として最愛の恋人ドノバンを失ったことに気付くのでした。
『アメリカン・ホラー・ストーリー:ロアノーク』
The camera never stops. Experience an all new #AHSRoanoke tonight at 10 PM on FX. pic.twitter.com/EYHDZHbnt1
— AmericanHorrorStory (@AHSFX) 2016年10月20日
シェルビー・ミラー(リリー・レーブ)と夫のマット(アンドレ・ホランド)は、ロサンゼルスからノースカロライナのある農場へ引越し、新しい生活を始めます。しかしそこはかつて失踪したロアノーク植民地の入植者たちが移り住んだ土地で、その亡霊たちに取りつかれていました。
さらに農場付近の林には、頭が豚で体が人間という得体の知れない生物や魔女が潜んでおり、夫婦の身に危険が迫ります。その後、このミラー夫妻を襲った怪奇現象を題材としたドキュメンタリー番組が製作されるのですが、番組を撮影する3日の間に出演者が次々と殺害されていきます。
本作は入植者が集団失踪を遂げたという歴史のある、実在のロアノーク植民地が舞台となっています。
ジェシカ・ラング、サラ・ポールソンと言った豪華キャストが盛り上げる
出典: www.amazon.co.jp
オスカー女優ジェシカ・ラングや、ドラマシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』でゴールデン・グローブ賞女優賞を受賞したサラ・ポールソンといった豪華なキャストも本作の見どころのひとつです。
『X-MEN:アポカリプス』に出演するエヴァン・ピーターズや『ブリングリング』のタイッサ・ファーミガなど、今後の活躍が期待される若手俳優も出演しています。
他にも『ピートと秘密の友達』のウェス・ベントリー、テレビシリーズ『見えない訪問者 ザ・ウィスパーズ』主演のリリー・レーブ、『ホワイトカラー』のマット・ボーマーなど人気俳優が多数出演しています。
レディー・ガガがメインキャストに抜擢され話題に
出典: www.amazon.co.jp
『ホテル』では世界的アーティストのレディー・ガガが、メインキャストの吸血女エリザベス・ジョンソンとして出演することが発表されると大きな話題となりました。彼女はこの役でゴールデングローブ賞ドラマ部門の女優賞を獲得しています。
さらに『ロアノーク』にも、初代スプリームの称号を持つ魔女として登場しました。シーズン7以降の出演も期待されています。
また本作のプロデューサーであるライアン・マーフィーによるドラマシリーズ『アメリカン・クライム・ストーリー』にも、出演が決まったと報じられました。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン7の最新情報が気になる
A new chapter with familiar faces. @MsSarahPaulson and Evan Peters return for Season 7: https://t.co/4TZeQaPIpT #AHSFX
— AmericanHorrorStory (@AHSFX) 2017年1月12日
本作は2017年にシーズン7が放送されることが明らかになっています。『怪奇劇場』と関連したテーマで現代が舞台となり、シーズン1から出演しているサラ・ポールソンとピーター・エヴァンズがメインキャストを務めるようです。
さらにプロデューサーのマーフィーは、2016年のアメリカ大統領選挙期間にスポットを当てることを示唆していて、ドナルド・トランプ大統領をモデルにしたキャラクターを登場させる考えもあると語っています。
これまでにも人種差別や同性愛に対する偏見といった社会問題を織り交ぜたストーリーが評価されてきた『アメリカン・ホラー・ストーリー』だけに、新シーズンがどのような展開になるのか注目が集まっています。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』の本当に怖いシーン20選
第20位:死のセックスシーン!?シーズン3『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』
ゾーイと恋人チャーリーが初めてセックスをした時、チャーリーは顔から出血して悲惨な死を遂げてしまいます。その後、ゾーイは自分の能力を自覚し、能力(死のセックス)を最大限活かすことになります。
第19位:血まみれのハネムーン!? シーズン2『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』
なぜか、アダム・レヴィーンがハネムーンの目的地として選んだ場所は、廃墟となった精神病棟プライヤークリフでした。ハネムーン中、アダムはブラッディフェイスによって腕を切り落とされてしまいます。
第18位:脳を食すヴィヴィアン!?シーズン1『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
ハウスキーパー、モリアに促され、ヴィヴィアンは脳を食べることになります。
第17位:エルサのスナッフフィルム!?シーズン4『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』
エルサには悲惨な過去があったことが明らかになります。エルサはかつて、ドイツのセックスクラブのスターで、狂ったパトロンにスナッフフィルム(殺人ビデオ)への出演を強要されていました。
彼女はその撮影で足を切断されていたのです。
第16位:爬虫類になったペニー!?シーズン4『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』
ペニーは父親が呼んだ彫り師によって、顔にトカゲのようなタトゥを彫られた上、舌にスリットを入れられてしまいます。
第15位:ラナの堕胎シーン!?シーズン2『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』
ラナはレイプ魔の子供を授かったことを知り、コートハンガーを使った驚くべき方法で堕胎を遂行していました。
第14位:ブラックサンタ!?シーズン2『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』
このサンタ・クロースは子供たちにプレゼントを配り、幸せを与えるサンタではありません。人々を縛り上げ、顔に噛みつき、レイプする、絶望を運ぶサンタ・クロースです。
第13位:コーデリアの目貫きシーン!?シーズン3『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』
コーデリアは酸で視力を失った後、新たな目を手に入れることになりますが、結局彼女は、ハサミで自らの目を貫くことになります。
第12位:カイルの身体が...シーン!?シーズン3『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』
カイルは母親から性的虐待を受けていたことは明らかに。カイルは一度殺害された後、新たな身体を手に入れて息を吹き返します。そして、母親は再びカイルに性的虐待を始めますが、カイルはもはやカイルではないことに彼女は気がつくことになります。
第11位:犬の血をすする息子!?シーズン5『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』
アレックスが失踪していた息子ホールデンと再会を果たした時、彼女は息子の様子がいつもとは違うことに気がつきます。連れ帰った後、ホールデンが犬を殺し、犬の血を飲むというおぞましい場面をアレックスは目撃してしまいます。
第10位:高校の銃乱射事件!?シーズン1『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
テイトは高校で銃乱射事件を起こし、15人を無惨に殺害していきます。
第9位:ジョーの天国から地獄シーン!?シーズン1『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
モリアは呪いの館を売却したくなかったため、不動産会社のジョーを誘惑することに。地下へと連れていかれたジョーは、これからウホホナ素晴らしい出来事を期待していましたが、モリアによって局部を噛みちぎられることになります。
第8位:半身半牛のセックス!?シーズン3『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』
ミノタウロスの姿になったバスティアンのセックスシーンはシリーズ屈指の不気味なシーンです。
第7位:テイトの拷問シーン!?シーズン1『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
テイトは呪いの館の元オーナー、チャドを溺死させ、パトリックを瀕死の状態になるまで火かき棒で散々いたぶっていました。
第6位:ヴィヴィアンの懐妊シーン!?シーズン1『アメリカン・ホラー・ストーリー:呪いの館』
シリーズ序盤のエピソード、ヴィヴィアンがラバースーツを着ている男を夫だと勘違いして、セックスしてしまいます。そして、ヴィヴィアンは半分ゴーストの赤ちゃんをお腹に宿すことに。『アメリカン・ホラー・ストーリー』が生ぬるいテレビシリーズではないことを視聴者にガツンと突きつけた場面です。
第5位:十戒キラー!?シーズン5『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』
シーズン5には聖書の10戒になぞらった手段で殺人を行う殺人鬼が登場します。まず殺人鬼は“汝 姦陰することなかれ”になぞらえ、不倫をしている二人の舌を抜き、目をくり抜いてから殺害していました。
第4位:血まみれの乱交!?シーズン5『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』
21世紀のスーパースター、レディ・ガガも出演しているシーズン5の一場面、血まみれ乱交シーンはシリーズ屈指の衝撃場面です。
第3位:ツイスティのシーン全部!?シーズン4『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』
シーズン4『怪奇劇場』にはシリーズで最も不気味なヴィランが登場します。ツイスティという名の悲しいバックストーリーを持つピエロは見た目もさることながら、行動もおぞましいキャラクターです。ピエロ恐怖症を発症してしまう恐れがあります。
第2位:アディクションデーモンのレイプシーン!?シーズン5『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』
ホテルに現れる顔無しモンスター、アディクションデーモンは、ヘロイン中毒の青年ガブリエルを無慈悲にレイプするシーンはとんでもなく衝撃的、見た後しばらくは頭から離れることはないでしょう。
第1位:シェリーが発見されるシーン!?シーズン2『アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟』
サイコパスの医師アーデンがシェリーをレイプしようすると、シェリーに小さな局部を笑われてしまいます。激怒したアーデンはシェリーの両足を切断、小学校に置き去りに。シェリーは、不運な少女に無惨な姿で発見されることになります。