サラザール、パイレーツシリーズ最凶のヴィランに迫る!【ポセイドンの槍とは!?】

2017年7月9日更新

シリーズ第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に登場する最凶のヴィラン、アルマンド・サラザール。今回は「海の死神」と呼ばれるこのキャラクターを詳しくご紹介します。

アルマンド・サラザールに迫る!【ネタバレ注意】

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ史上最凶と恐れられるヴィラン、キャプテン・サラザール。その容姿も禍々しく、朽ち果てた軍服とひび割れた白い顔は「生ける屍」そのものです。 今回は、最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でハビエル・バルデムが演じる最恐最悪のヴィラン、アルマンド・サラザールを、徹底的に分析していきます。

「海の死神」と恐れられるアルマンド・サラザールとは?

アルマンド・サラザールは、別名「海の死神」として恐れられたサイレント・メアリー号の艦長です。キャプテン・サラザールとも呼ばれています。 元々は18世紀に活躍したスペイン海軍軍人で、海賊を忌み嫌う非情の海賊ハンターでした。サイレント・メアリー号とその乗組員たちは数千もの海賊たちを海に沈めてきました。 しかしある日、サイレント・メアリー号は逃げようとする海賊船「ウィキッド・ウェンチ号」を追って、魔の三角海域に入り込んでしまいます。洞窟で岩に衝突して船の火薬が大爆発し、乗組員たちは全員焼かれて海に投げ出されました。 それでも、魔の三角海域の魔力によって蘇った彼らは、三角海域に閉じ込められつつも洞窟で何年も過ごしました。数十年後、イギリス海軍のモナーク号が洞窟に進入してきた時に襲撃し、ヘンリー・ターナーとサラザールが邂逅することになります。

サラザールを演じるのはスペインの名優ハビエル・バルデム!

アルマンド・サラザールを演じているのは、スペインの名優ハビエル・バルデムです。1969年3月1日スペイン・カナリア諸島ラス・パルマス生まれで、6歳から俳優として活動しています。 映画デビューは1990年の『ルルの時代』で、1992年には『ハモンハモン』で将来夫婦となるペネロペ・クルスと共演しています。その後も数々の名作に出演し、近年ではハリウッドにも進出。2007年に『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。 2010年のイニャリトゥ監督作『BIUTIFUL ビューティフル』での演技も高評価を得て、カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞しました。また、2012年には『007 スカイフォール』で印象的な悪役シルヴァを熱演しています。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ではどんな悪役ぶりを見せる?

なぜサラザールが海賊を忌み嫌うのか? それは、両親を海賊に殺された過去にあります。これを機に、公海を荒らす海賊たちを全滅させることを誓いました。 こうして伝説の海賊ハンターと恐れられるようになったサラザールとサイレント・メアリー号。そんな中でウィキッド・ウェンチ号に嵌められ魔の三角海域で死んで閉じ込められたため、彼の海賊への復讐心は一層燃え上がりました。

サラザール役はクリストフ・ヴァルツだったかも?

ハビエル・バルデムは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に登場する黒ひげ役候補として名が挙がっていましたが、結局イアン・マクシェーンが演じることになったようです。 ハビエル・バルデムが正式にサラザール役としてキャスティング発表されるまでは、クリストフ・ヴァルツが候補として噂されていました。クリストフ・ヴァルツといえば、タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』での悪役・ランダ大佐が非常に強烈でした。 当初はサラザールという名前ではなく、「キャプテン・ジョン・ブランド」という英語名で、エリックという弟の死に関わるジャック・スパロウに恨みを持っているキャラクターでした。その後ハビエル・バルデムに合わせて、地中海的な響きにするため「サラザール」と変えたそうです。 ハビエル・バルデムの妻ペネロペ・クルスは『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に出演しており、クリストフ・ヴァルツとハビエル・バルデムは二人とも「007」シリーズで悪役を演じているという繋がりも面白いですね。

物語のカギとなる「ポセイドンの槍」とは?【ネタバレ注意】

今作のキーアイテムとなっているポセイドンの槍とは、海の神ポセイドンの武器であった伝説の槍です。しかし英語表記は”Trident of Poseidon”、トライデントとは三又の鉾のことです。 トライデントは人魚など海に住むすべての生物をコントロールすることができる武器で、雷や大波をも生み出せるといいます。また、海でかかった呪いすべてを解く力も備わっているのです。 一度はキャプテン・トーレンツの手に渡り人魚たちを支配し、トーレンツの死後は半魚人トンラが管理することになりました。実はトーレンツの手から奪い返したのは、ジャック・スパロウだったようです。 ポセイドンの槍は今作中の登場人物全員がそれぞれの理由で探し求めているもので、ポセイドンの墓に隠されています。最初に見つけるのは、ジャック・スパロウとカリーナ・スミスですが、初めにサラザールの手に渡ってしまいます。

サラザールとジャック・スパロウはどんな関係?【ネタバレ注意!】

ジャック・スパロウとサラザールの出遭い、これが今作のキーポイントとなっています。 サラザールが魔の三角海域に追い込んだウィキッド・ウェンチ号に、少年ジャックが操舵手として乗船していたのです。 ジャックのトリッキーな操舵によってウィキッド・ウェンチ号は逃げおおせ、逆に洞窟に入れ込まれたサイレント・メアリー号は衝突炎上。ジャックへの復讐心が、サラザールを死からも蘇らせ怨念のように魔の三角海域に棲みつくことになったのです。 彼らが魔の三角海域に閉じ込められるこになった理由はジャックが持つコンパスにあるようです。ジャックのコンパスは予言者ティア・ダルマとの交換で得た不思議な力があるものです。 ジャックがラム酒のビンと引き換えにコンパスを手放したことで、サイレント・メアリー号は魔の三角海域から脱出することができました。こうしてサラザールたちは、海賊全滅と積年の恨みを晴らすため、ポセイドンの槍を手に入れようと再び航海に出ることになったのです。