2017年8月19日更新

2017年8月公開の注目映画期待度ランキングトップ15!

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注目の作品が目白押し!2017年8月公開のおすすめ映画は?

配給各社目玉となる話題作や大作が勢揃いする8月のホリデーシーズン。2017年も邦画・洋画やジャンルを問わず、実にバリエーション豊かな作品が揃いました。 ハリウッドが放つ世界的人気シリーズの最新作、豪華キャストによる大作時代劇、超人気アニメ待望の実写映画版、長編オリジナルアニメ映画、ようやく劇場公開に至った作品など、数あるラインナップからどれを選ぶか迷ってしまうのは必至でしょう。ここではciatr編集部おすすめの15作品をランキング形式でご紹介します。 『君の名は。』という日本映画史に残るメガヒット作が飛び出した2016年の8月。さて、2017年にも同様に大きなヒット作が飛び出すのでしょうか?

15位:サンダンス映画祭で絶賛された新しい青春映画の秀作

8月19日公開

2013年のサンダンス映画祭で絶賛された青春映画の秀作が、ようやく日本で劇場公開されることになりました。監督は超大作『キングコング:髑髏島の巨神』を手掛けて注目されたジョーダン・ヴォート=ロバーツ、主演は期待の若手俳優ニック・ロビンソンが務めています。 親に反抗して家出を決行した高校生のジョーとパトリック、そしてたまたま知り合ったビアジオの3人が森で秘密の共同生活を始めます。ところが、クラスメイトのケリーが訪ねてきたことで、3人の友情にひびが入り始めるのでした。 『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる、若者たちのみずみずしい姿とひと夏の経験を描いた青春ストーリーに思わず胸が切なくなります。これから大きな飛躍が期待される若手俳優たちのフレッシュな魅力にも注目です。

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14位:あの伝説的SF映画が3Dで甦り、全世界に先駆けて日本公開!

8月11日公開

ジェームズ・キャメロン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演により世界中で記録的大ヒットとなった1991年の『ターミネーター2』が、『タイタニック』を担当した最強スタッフの手により3Dになって帰ってきます。 「T2」の略称で愛される本作は、ターミネーターと人類の死闘を描いた1984年公開作の続編として製作され、旧型と新型のターミネーターを交えた10年後の闘いが描かれました。シュワルツェネッガーの代表作になったことはもちろん、1作目から引き続きヒロインのサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトン、人類救済のカギとなるその息子ジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングを人気俳優に押し上げました。 およそ25年ぶりの劇場公開、さらに本国のアメリカより早く日本で世界初お目見えとあって、オリジナルのファンはもとより、それを知らない人も必見の作品です。

13位:ベルギーの人気道化師デュオによる、驚く仕掛け満載のカラフル・コメディ

8月5日公開

現役道化師デュオとして活躍するベルギーのドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンが監督・脚本から主演までを務めたポップなコメディ映画です。 パリ在住のおばのマーサを助けるため、はるばるカナダの田舎からやって来た地味な図書館司書のフィオナが主人公です。ところがアパートにマーサの姿がないばかりか、セーヌ川に落ちて持ち物をなくしてしまう始末。そこに現れた謎のホームレスのドムとともに、夏のパリを舞台にしたおば探しが始まります。 ポップな映像に加え、楽し過ぎる音楽やダンス、さらに道化師らしいあっと驚く仕掛けがあちらこちらに散りばめられています。また、2017年1月に他界したフランスの名女優エマニュエル・リヴァがマーサに扮しており、傑作『愛、アムール』とは全く違うコミカルな一面を披露しているのも見どころです。

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12位:声優ユニット「NOW ON AIR」が主要キャラを演じる切ない青春アニメ

8月25日公開

鎌倉と湘南を舞台に、思春期を迎えた女子高生たちの悩み多き青春と奇跡を描いた長編オリジナルアニメです。3000人ものオーディションを勝ち抜いて結成された新世代の声優ユニット「NOW ON AIR」の6人が主要キャラクターを演じ、さらに人気声優の三森すずこが確かな存在感で物語を支えています。 将来の夢が自分でもわからず、悩みや焦りを抱えた16歳のなぎさは、幼い頃に祖母から聞かされた「言霊」の存在をひそかに信じていました。ある日、長年使われていなかった小さなFM局でたまたまDJの真似をしてみたことで、思いも寄らぬ奇跡の展開に導かれていくのでした。 制作を手掛けたのは2006年のアニメ映画『時をかける少女』をヒットさせたマッドハウスですから期待度大です。また本作公開に先駆け、「NOW ON AIR」は2017年3月にデビューシングル『この声が届きますように』を発表しています。

11位:全米ベストセラーSF小説の映画化シリーズがついに最終章へ!

8月19日公開

近未来の管理社会を大胆に描いて一大ベストセラーとなったヴェロニカ・ロスの小説を原作に、映画化シリーズの第3弾にしていよいよ最終章を迎えるのが『ダイバージェント FINAL』です。主演は、2014年に公開された一作目から継続してシャイリーン・ウッドリーが務めています。 荒廃した近未来のシカゴを舞台に、「無欲・平和・高潔・勇敢・博学」という5つの派閥がクーデターで破壊された混沌社会から果敢に脱出を試みる、どこにも属さないダイバージェント(異端者)たちの闘いを描きます。 ウッドリー演じるヒロインのトリスは、本作でついにダイバージェントにまつわる真実と壮大なる闇の陰謀に辿り着くことになります。ナオミ・ワッツやオクタビア・スペンサーら達者な演技派陣が脇を支えています。

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10位:天才ドライバーが驚異のテクニックを駆使するクライム・アクション

8月19日公開

主人公のベイビーは、唯一音楽を聴くことで幼い頃からの耳鳴りをおさえることができ、その結果、驚異的な集中力と潜在能力を発揮する凄腕の天才ドライバーです。 常にiPodを耳に、犯罪者の逃走を手助けする運転手を生業としていましたが、愛する女性と出会ったことで足を洗うことを決心。ところが犯罪組織は役に立つベイビーを手放すはずもなく、彼らの策略に巻き込まれていきます。 コミカルなゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』で注目されたエドガー・ライトがメガホンをとり、ベイビーには若き注目俳優アンセル・エルゴートが扮しています。犯罪組織のボスを演じたケビン・スペイシーや強盗団の一人を演じたジェイミー・フォックスら豪華なベテラン俳優の怪演も大きな見どころのひとつです。

9位:総勢100人以上の豪華キャストが集結する『HiGH&LOW』の劇場版第3弾

8月19日公開

元EXILEのHIROがプロデュースを手掛ける『HiGH&LOW』は、2015年にスタートしたマルチメディアで展開する壮大なエンタテインメント・プロジェクトです。劇場版は、2016年の『HiGH&LOW THE MOVIE』とスピンオフ『HiGH&LOW THE RED RAIN』に続き、いよいよお待ちかね『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』が公開です! 湾岸連合軍との激しい闘争の後、ひとときの平穏を享受していた「SWORD地区」。ところが、「DOUBT」や「プリズンギャング」ら残虐な新興チーム、さらに闇の権力と繋がる「九龍グループ」と対する琥珀や雨宮兄弟らを巻き込み、再び混とんとした抗争が勃発します。 前作から続くメンバーに加え、津川雅彦、岸谷五朗、中村蒼、NAOTO、関口メンディーら新たに39人が参加し、総勢100人を超えるという豪華キャストが大きな話題です。3ヶ月後の2017年11月11日には『HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION』の公開も控えており、合わせて見逃すことはできません。

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8位:ジャイアントパンダの活躍を描く人気アニメ第3弾がようやく劇場公開!

8月26日公開

カンフーマスターであるジャイアントパンダのポーの活躍を描く人気シリーズ第3弾です。日本では2016年8月以来、配信サービスNetflixのみの限定公開でしたが、この度、人気に応えて大々的に劇場公開される運びとなりました。 マスター・ファイブとともに平和に暮らしていたポーの前に突然、赤ん坊の頃から離れ離れとなっていた父のリーが現れます。秘密のパンダ村の存在に喜びをかみしめたのもつかの間、魔界から雄牛のカイが甦って襲撃を仕掛けてきます。ポーはカイに対抗するため、気功の習得を目指して父とパンダ村に向かうのでした。 引き続きポーの声を務めるのはジャック・ブラックです。その他、ダスティン・ホフマン、ゲイリー・オールドマン、ジャッキー・チェンら豪華過ぎるキャストはさすがドリームワークスならでは。さらに新たな敵カイの声は、映画『セッション』でアカデミー最優秀助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズが担当しています。

7位:司馬遼太郎の名作を豪華キャストで映画化した大作時代劇

8月26日公開

天下人だった豊臣秀吉の死から、日本史に深く刻まれる天下分け目の「関ヶ原の戦い」に至るまでの波乱の数年を描いた司馬遼太郎による傑作歴史小説の映画化です。秀吉の家臣として忠義を貫き続ける石田三成の生きざまが物語の柱になっています。 そんな主人公・三成を演じるのは、今や俳優として確固たる地位を築いた岡田准一、対する徳川家康を役所広司が演じています。三成をひそかに慕う忍びの初芽には、本作が初の本格時代劇となる有村架純が扮しているほか、東出昌大、松山ケンイチ、平岳大ら超大作にふさわしい豪華キャストが脇を飾っています。 これまで映画やドラマで散々取り上げられてきた「関ヶ原の戦い」が、どんな新たな側面から描かれるのかに注目です。メガホンをとったのは『わが母の記』など丁寧な人間描写に定評のある原田眞人監督です。

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6位:イザベル・ユペールの名演技が冴える官能サスペンス

8月25日公開

1992年の映画『氷の微笑』で世界にセンセーションを巻き起こしたポール・バーホーベン監督が、フランスを代表する女優イザベル・ユペールと組んだエロティックなサスペンス・ミステリーです。 ゲーム会社の凄腕経営者ミシェルが自宅にいながら覆面の男にレイプされるという被害に。身近に真犯人がいると確信したミシェルは、フラッシュバックに苦しみながらも警察の手を借りず自ら犯人探しをするうち、自身の隠された内面に目覚めてしまうのです。 作品はカンヌ国際映画祭や米アカデミー賞などで高い評価を得たほか、複雑なヒロインを見事に演じたユペールは様々な主演女優賞に輝きました。原作は、映画化されて大ヒットした『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』で知られるフィリップ・ディジャンの小説です。

5位:荒木飛呂彦のメガヒットコミックがファン待望の実写映画化!

8月4日公開

1986年の連載スタートから、単行本の累計発行部数がなんと1億部を超えるという荒木飛呂彦の伝説的コミックが、満を持して実写映画化されました。監督を務めたのは世界的評価も高い三池崇史、そして主人公の高校生・東方仗助を山崎賢人が演じています。また神木隆之介や小松菜奈ら人気若手から実力派俳優が勢揃いし、作品の特徴である個性的過ぎるキャラクターに扮しています。 今回映画化されるのは、壮大な原作の中では第4部にあたる日本が舞台の「ダイヤモンドは砕けない」です。杜王町に暮らす心優しき不良の東方仗助は、触れることでケガや傷を修復することができる特殊能力・スタンドの保持者。そんな仗助が、町で勃発する一連の変死事件を解決するために奮起します。 国内にとどまらず、スペインのシッチェスでもロケを敢行し話題になりました。さらに撮影現場で組まれた特殊セットは、原作者の荒木の確認も得ているというこだわりで、構想5年の末にようやく実現した渾身の企画です。

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4位:アメコミが生んだ、美しき最強女性戦士の活躍を描く

8月25日公開

1941年にDCコミックスに初登場したワンダーウーマンは、スーパーマンやバットマンと並び称されるアメコミが生んだ最強の女性ヒロインです。圧巻のパワーや飛行能力、テレパシーや高度な武術に加え、優れた知性の持ち主でもあります。 本作では女だけの島に生まれ育ったダイアナが、いかにして最強のワンダーウーマンへと成長していくかが描かれます。ダイアナを演じるのは、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』でのお目見えから引き続きガル・ギャドット、ダイアナが初めて目にする男性スティーブをクリス・パインが演じています。 リンダ・カーターが扮した70年代のテレビドラマ版に熱中したファンの間でも注目が集まっています。監督を務めたのは、シャーリーズ・セロン主演の『モンスター』で知られる女流のパディ・ジェンキンスです。

3位:岩井俊二を一躍有名にした傑作テレビドラマのアニメ映画化

8月18日公開

1993年に放送されるや大反響を巻き起こし、テレビドラマでありながら日本映画監督協会新人賞を受賞して劇場公開されるに至ったのが本作のオリジナルです。原作・監督・脚本を務めた岩井俊二の名を一躍有名にしました。 「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」という疑問に真剣に悩む、海辺の町に暮らすピュアな中学生たち。そんな中、転校が決まったなずなとなずなのことが好きな典道は、一緒にかけおちするつもりが不思議な時間の流れに巻き込まれてしまいます。 なずなを広瀬すず、典道を菅田将暉という人気絶頂の2人が演じます。総監督を務めたのが『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之、脚本を『モテキ』の大根仁という強力スタッフが集結し、オリジナルから20数年を経たアニメ化が実現しました。

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2位:新旧キャストが入り乱れる、世界的大ヒットシリーズ第5弾

8月4日公開

自在に変形する金属生命体であるトランスフォーマー同士の熾烈な闘いを描く、大人気SFアクションシリーズの5作目です。1作目から引き続き、ヒットメーカーのマイケル・ベイが監督を務め、終始貫かれた世界観を作り上げています。 惑星サイバトロンに向かったオプティマスに代わって地球の正義を守っていたバンブルビーは、やがてオプティマスが悪のトランスフォーマーに変貌し帰還したことを知ります。今回は、地球の歴史とトランスフォーマーの過去に関わる真実が明らかになります。 主人公のケイド・イェーガーを、前作から引き続きマーク・ウォールバーグが演じています。その他、シリーズ初期に登場したジョシュ・デュアメルやジョン・タトゥーロが再登板し、また新しくアンソニー・ホプキンスが登場するなど、新旧のキャストが入り混じる豪華な共演も見どころです。

1位:『スパイダーマン』の新シリーズがいよいよ始動!

8月11日公開

トビー・マグワイアが主演した『スパイダーマン』3作品、アンドリュー・ガーフィールドが主演した『アメイジング・スパイダーマン』2作品に続き、いよいよトム・ホランドが主演する新シリーズがスタートします。監督にはミュージックビデオでキャリアを積んだ新鋭のジョン・ワッツが抜擢されました。 本作より「マーベル・シネマティック・ユニバース」に加わり、若きピーターが「アイアンマン」ことトニー・スタークの手で磨かれ、次第に成長していく姿を描きます。トニーにはもちろんロバート・ダウニー・Jr、そして悪役バルチャーをマイケル・キートンが演じています。 先だって2016年の『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』でその姿を初お目見えしていたホランド版スパイダーマン。いよいよその全貌が明らかになる新シリーズの始動とあって、最注目の見逃せない作品です。