ハリーの杖を選んだオリバンダー、魔法界で最も優れている杖職人の全て【ハリー・ポッター】

2017年10月30日更新

「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる多くのキャラクターの杖を作っている杖職人オリバンダー。『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、重要アイテム「ニワトコの杖」を知るキーパーソンとして注目の人物です。今回は、このベテラン杖職人について紹介します!

魔法界で最も優れている杖職人オリバンダーについて徹底分析!

「ハリー・ポッター」シリーズで度々登場するのが杖の店「オリバンダーの店」です。シリーズ1作目にハリーがハグリッドと訪れて以来、物語の大事な局面で度々現れます。 そして、この店のオーナーが杖職人ギャリック・オリバンダーです。杖職人の名門の家出身で、杖の事なら何でも知っているスペシャリストです。『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、ヴォルデモートに最強の杖について語る重要なキーパーソンにもなります。 今回は、この杖職人オリバンダーについて徹底的にご紹介したいと思います!

杖職人ギャリック・オリバンダーについて

「杖はここにかぎる。杖のオリバンダーだ。最高の杖を持たにゃいかん」とハグリットが言う通り、オリバンダーは、魔法界で最も有名な優れた杖職人です。 ギャリック・オリバンダーは、杖職人の父とマグル出身の魔女の母との混血として生まれました。 20世紀に先祖代々から引き継いできたダイアゴン横丁のオリバンダーの店を経営し、多くの魔法使いや魔女に彼の杖を提供しています。 杖職人として杖と杖の術に対する造詣が深く、その杖の専門的な知識があるが故に、ヴォルデモートに誘拐され拷問を受けるという苦難の人生を歩む羽目となります。

オリバンダーが語る杖と杖の術の関係

「杖の術」とは杖の歴史と魔力について学ぶ学問の事です。『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、オリバンダーが「杖が魔法使いを選ぶのじゃ。」と語るように、杖が持ち主を選ぶという考えはこの杖の術に基づくものです。 杖のスペシャリストのオリバンダーによると杖の術は「魔法学の中で複雑で謎が多い」為、なぜ杖がその魔法使いを選ぶのか理由ははっきりしていないとか。 実際に、シリーズ第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーがオリバンダーの店で杖を選ぶ時は、オリバンダーがいくつもの杖をハリーに持たせ、彼にピッタリと来る杖が見つかるまで何度も試させていきました。

オリバンダーの店の歴史

杖職人オリバンダーの店は、ダイアゴン横丁にある紀元前382年創業の杖販売の老舗店です。 驚くべく事に、「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる多くのキャラクターがこの店から杖を買っており、一本一本手作りの為、一つとして同じ杖はありません。 1992年、『ハリーポッターと賢者の石』でハリーは、ハグリッドに連れられてこの店でオリバンダーの見立てで自身の杖を購入します。しかし、同年クリスマスの休暇中、店は「ちょっと出かけます。あとで戻ります」という伝言板を残し、閉店しています。 1996年、ハリーが魔法学校6年生の時、ダイアゴン横丁を訪れた時、店は封鎖され、主人のオリバンダーは、狼男グレイバックとデスイーターによってヴォルデモートのもとへと誘拐されたのでした。

ヴォルデモートが杖のスペシャリストに聞きたかったこと

ヴォルデモートは一体なぜ杖職人のオリバンダーを誘拐したのでしょうか。それは、ヴォルデモートがハリーを打倒する為にはオリバンダーの杖についての知識が必要だったからでした。 ヴォルデモートは次の2つの事をオリバンダーに聞いています。

なぜヴォルデモートの杖とハリーの杖は戦えないのか?

『炎のゴブレット』でハリーとついに直接対決したヴォルデモートでしたが、2人の杖は、繋がってお互いを傷つけることが出来ませんでした。このことに対し、疑問に思ったヴォルデモートはオリバンダーを誘拐して謎を解きます。 オリバンダー曰く、2人の杖は同じ材質(不死鳥の羽)からできている兄弟杖の為、2つの杖同士で戦っても正常に機能しなかったのです。 そこで、オリバンダーは引き続き、「別の杖を使えばなんとかなるはずだ」というアドバイスを出し、それに従い、ヴォルデモートは、『ハリー・ポッターと死の秘宝』冒頭でルシウス・マルフォイの杖を奪い取るのでした。

最強の杖の在りかはどこなのか?

ヴォルデモートは、ルシウス・マルフォイの杖で、「7人のポッター計画」の日、ハリーを襲いますが、すでに一度対峙してヴォルデモートの力を取り込んだハリーの杖の力には到底歯が立ちませんでした。 このことに怒りと苛立ちを露わにしたヴォルデモートはオリバンダーを拷問し、最強の杖「ニワトコの杖」について聞き出すことに成功するのでした。しかし、オリバンダーは、杖の詳しい在りかについては知らず、「グレゴロビッチが持っているという噂を昔に聞いたことがある」とだけヴォルデモートに告げるのでした。

ギャリック・オリバンダーを演じる英国俳優

ジョン・ヴィンセント・ハート

父は聖職者で、一時期画家を目指していましたが断念し、代わりに役者を志します。1962年にデビューして以来、持ち前の高い演技力で注目され、1971年の『10番街の殺人』、翌1972年『二人だけの白い雪』のヒットで一躍有名になります。 また、1980年制作のヒューマンドラマ映画『エレファント・マン』では悲劇の青年ジョン・メリック役でアカデミー主演男優賞にノミネートされています。2015年には、エリザベス2世よりナイト爵を授与されるという快挙も成し遂げています。 2015年、膵臓がんであることを告白します。そして、わずか2年後の2017年1月、享年77歳でこの世を去っています。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』のオリバンダーの役割に注目!

『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、クライマックスへ向けていよいよ物語が加速していきます。多くの登場人物が入り乱れる中、オリバンダーは、重要なカギを握る人物なので、彼について知識を増やせばきっと物語の内容理解に役立ちますよ!