「ハリー・ポッター」シリーズに登場する分霊箱まとめ【ハリー自身が分霊箱だった!?】

2017年11月16日更新

「ハリー・ポッター」シリーズで、ハリーの宿敵であるヴォルデモートを倒すためには分霊箱の破壊が必要でした。物語の要ともなる分霊箱とは一体何なのか、どのように作られ破壊されたのかをまとめました。今回は7つの分霊箱と、その破壊方法について紹介していきます。

「ハリー・ポッター」シリーズに登場する分霊箱と破壊方法

まず最初に分霊箱の特徴と、その破壊方法について説明していきます。

分霊箱とは?

分霊箱は英語で"Horcrux"と呼ばれます。この単語は「Hor」と「crux」に区切ることができ、元々はラテン語でそれぞれ"Horreum"(納屋、倉庫)そして"Crucis"(苦痛、痛み、拷問)を合わせた造語となっています。 分霊箱とは、自らの魂を引き裂き、分裂した魂を魔法器(道具や生物)に納めて保存したもののことです。たとえ肉体が滅ぼされても、分割された魂が無事であれば死ぬことはなく、不死能力を得ることが出来るという特徴があります。 また、分霊箱には人の心を支配するという特徴があります。魂が保存された魔法器に一度執着心を持ってしまうと、その人間は操られてしまいます。 では、どのようにして分霊箱を作るのでしょうか。その方法は1つしかありません。殺人です。魂を引き裂くためには生け贄として人を殺害する必要があるのです。この魔法は最も邪悪な魔法とされ、その存在を知る人はほとんどおらず、口に出すことも禁じられています。 作中で分霊箱を使用したのはヴォルデモートのみですが、魂を3つ以上に引き裂くことができた人物は魔法界の歴史においても他に存在しません。

分霊箱の破壊方法

分霊箱を破壊する方法は大きく分けて2つあります。 1つ目は、強力な魔法特性を持った物で破壊することです。物語では、魔法動物の牙や剣などで破壊しています。分霊箱が破壊された時、普通魂を分割した本人は気づくはずですが、ヴォルデモートのようにたくさん分割した場合は気づかないようです。 2つ目は、引き裂いた魂を元に戻す方法です。魂を戻すためには良心の呵責、つまり「後悔」が必要なのです。この行為は、自らを滅ぼすほどの苦痛が伴います。 それでは「ハリー・ポッター」で登場した7つの分霊箱と、その破壊方法について紹介していきたいと思います。

1.トム・リドルの日記

ヴォルデモート(トム・リドル)が学生時代に愛用していた日記帳。1943年、嘆きのマートルを殺害したことで作られました。第2作の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でハリーが、巨大な蛇の一種で闇の魔法使いたちが好んで飼育してきたバジリスクを倒し、その牙で刺して破壊しました。

2.マールヴォロ・ゴーントの指輪

ヴォルデモートの祖父マールヴォロ・ゴーントが所持していた指輪。1943〜1944に父親を殺害し、作られました。ゴーント家に隠されていましたが1996年にダンブルドアが発見し、グリフィンドールの剣で破壊しました。 指輪についている石は「死の秘宝」の1つである"蘇りの石"(すでに死んでしまった人を生き返らすことができる石)です。この石についてはマールヴォロもヴォルデモートも知りませんでした。

3.サラザール・スリザリンのロケット

1946年以降、魔法を使えないマグルの浮浪者を殺害し作成。ヴォルデモートが幼少期に訪れた洞窟に隠しましたが、シリウス・ブラックの弟のレギュラス・ブラックによって盗み出されます。その後、屋敷しもべが所持しており、1998年にロンがグリフィンドールの剣で破壊しました。

4.ヘルガ・ハッフルパフの金のカップ

1946年頃、ヘルガ・ハッフルパフの子孫であるヘプシバ・スミスを殺害し作成。グリンゴッツ銀行のベラトリックス・レストレンジの金庫に保管されていたがハリー達が盗み出します。1998年にハーマイオニーが秘密の部屋に再び訪れ、バジリスクの死骸から牙を拾って破壊しました。

5.ロウェナ・レイブンクローの髪飾り

1945〜1956にアルバニア人農夫を殺害し、作成。長年秘密の部屋に隠されており、1998年にドラコ・マルフォイの手下であるヴィンセント・クラッブが、闇の魔法である「悪霊の火」を暴走させ、炎に巻き込まれて破壊されました。

6.ナギニ

1994年に魔法省の一員であったバーサ・ジョーキンスを殺害し、作成。ナギニはヴォルデモートが唯一心を許していたペットの大蛇です。1998年にネビル・ロングボトムがグリフィンドールの剣を使って倒しました。この出来事をきっかけに、常におどおどしていたネビルはヒーローとなりました。

7.ハリー・ポッター自身

ハリーが赤ん坊の頃の1981年、ハリーの母親であるリリーの「愛」の力で魔法が跳ね返ったことでハリーを殺し損ねたヴォルデモートの魂の一部がハリーに宿ります。元々は分霊箱は6つの予定でしたが、予期せず7つ目の分霊箱を作ってしまいました。 それに気づいたハリーは「死の秘宝」、最後の決闘でヴォルデモートの呪文に自らかかり、ハリーの中の分霊箱だけを破壊することに成功しました。

おわりに

いかがでしたでしょうか?映画では詳しく説明されていない7つの分霊箱について紹介してきましたが、分霊箱とはどういうものなのか理解していただけましたか?ほとんどが「死の秘宝」でちょこっと出てくる分霊箱たちでした。 「ハリー・ポッター」シリーズで内容が難しくてわかりにくいと言われる『ハリー・ポッターと死の秘宝』ですが、最後にハリーとヴォルデモートの繋がりがわかる重要な作品です。もう観た人、これからという人もこの7つの分霊箱に注意して是非、「ハリー・ポッター」シリーズを観てみてはいかがでしょうか。