スネイプ先生、『ハリー・ポッター』のキーパーソンについて知っておきたい8つのこと

2017年11月10日更新

『ハリー・ポッター』シリーズで主役ハリーを上回る人気を持つスネイプ先生。ハリーを憎んでいるように見えた前半から一転、最後には1人の女性を愛し続けた勇敢な人物に。物語の鍵を握るセブルス・スネイプの劇中でのエピソードや動きを見ていきましょう。

1:ハリーの父にいじめられていた過去

ホグワーツに入学しスリザリンに入寮したセブルス・スネイプ。闇の魔術をよく知っていた彼は、闇の魔術を嫌うジェームズ・ポッターに嫌われていました。ジェームズはハリーの父親でグリフィンドール生。リーマス・ルーピン、シリウス・ブラック、ピーター・ペティグリューと共にスネイプをいじめていました。

2:初恋の相手はハリーの母リリー

皮肉なことにスネイプの初恋の相手はハリーの母、リリー・ポッター (旧姓エバンズ)。初めて会った時から恋に落ち、リリーがマグル(人間)生まれにも関わらず2人はよき友人となります。ところがホグワーツに入学しリリーはグリフィンドールへ。次第に2人の間には距離ができてしまいます。そしてある出来事をきっかけに2人の関係には決定的な亀裂が入ってしまうのです。

3:「闇の魔術」にのめりこんだ学生時代

リリーと共に優等生だったスネイプ。入学時から闇の魔術の知識が豊富だった彼は、学年が上がるにつれて更に闇の魔術へと心酔していきます。これこそがリリーとの仲に溝ができる原因だったのですが、当時スネイプはそのことに気づいておらず、闇の魔術を極めればリリーがまた自分の元へと戻ってきてくれると信じていたのです。

4:死喰い人に加わるが……

リリーと絶交状態になったスネイプは、ホグワーツ卒業後に死喰い人(デスイーター)の一員としてダンブルドアの結成した不死鳥の騎士団をスパイする役割を担います。 ところが、占い学の教授トレローニーによる「ヴォルデモートを倒す者が7月の終わりに生まれる」という予言をヴォルデモートに密告したことで、リリーを含むポッター一家が狙われることに。 リリーを守りたいという一心でダンブルドアに彼女の助けを請い、自身は不死鳥の騎士団と死喰い人の二重スパイとして働くことになります。 しかしその必死の働きもむなしくリリーはヴォルデモートによって殺害され、息子ハリーだけが生き残ることになるのです。

5:ハリーポッターとの関係は?

リリーの死によって絶望したスネイプですが、ダンブルドアは彼女の息子であるハリーを守るよう諭します。 しかし成長したハリーがホグワーツに入学したとき、彼に嫌悪感を抱いてしまいます。というのも、彼の外見はスネイプにとって憎き存在であるジェームズにそっくり。 抑えきれない嫌悪感を持ちながらも、リリーの忘れ形見を守るというダンブルドアとの誓いのもと、影ではハリーを助けているのです。

6:スネイプ先生はスリザリンびいき?

ハリーを憎んでいるからか、ハリーやロン、ネビルなどグリフィンドール生に辛くあたるスネイプ。一方でマルフォイを始めとするスリザリン生には優しい態度で接しています。ハーマイオニーの挙手は無視、露骨なネビルいじめ、ロンやハリーへの減点に罰則。 一方でスリザリンには加点、彼らの悪事は無視。ハリーの「味方」ではありながらも「嫌い」。この気持ちがスリザリンびいきにつながってしまったのでしょう。

7:スネイプ先生の死

ヴォルデモートが復活した後、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で再び死喰い人と不死鳥の騎士団の二重スパイとして働くことになったスネイプ。ダンブルドアを殺害し、ヴォルデモートから腹心の部下として信頼されるようになります。 しかしそれは見せかけ。ダンブルドアの殺害はダンブルドア本人と計画したもので、ダンブルドア亡き後にその肖像画と計画を練りながら影でハリーを支えることになります。 しかしヴォルデモートの手下、ナギニによって致命傷を負わされ絶命することに。最期まで愛したリリーと同じ瞳をしたハリーに自分の「記憶」を託し、死を迎えます。 ハリー陣営が勝利したのはスネイプの働きがあってこそ。彼のリリーを愛する気持ちがハリーたちを助けたのは言うまでもありません。 実際ハリーは自身の子どもをアルバス・セブルス(アルバスはダンブルドア、セブルスはスネイプの名前)と名付け、彼のことを次のように話しています。

He was probably the bravest man i ever knew. (父さんが知っている人の中でも、おそらくいちばん勇気のある人だった。)

真実を知ったハリーは、彼のことを深く尊敬していたのでしょうね。

8:実はスネイプから学ぶことが多い

私たちはセブルス・スネイプという人物から人生に役立つ教訓を学びます。それは、自分が他人のすべてと思っていることは、実はその人の実像の一部であり、またそれは本人が意図的に見せてる場合があるということです。 スネイプはヴォルデモート側の一員で、悪い奴だと認識されていました。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でハリーは彼を追いかける際に"coward(臆病者)"と叫んでいました。 しかしそれは、実際の彼の姿ではないことは明らかです。 「他人の隠れた本当の姿はいつも見えない」ということ私たちは彼から学びます。

9:現実のスネイプ先生もなくなってしまった

2016年1月、『ハリー・ポッター』シリーズ全作でスネイプ先生を演じ、最高のハマり役だったアラン・リックマンが亡くなりました。69歳でした。 ハリーを演じたダニエル・ラドクリフは、

Rickman was "undoubtedly one of the greatest actors I will ever work with". (アラン・)リックマンが、僕が共演した人たちの中で最も偉大な人物の一人なのは明らかだ。

出典: www.bbc.com

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