「ハリー・ポッター」登場人物のその後の活躍度ランキング!俳優たちの明暗が分かれた?

「ハリー・ポッター」シリーズでハリーの友人役を演じていた子役たちも最終作公開後から時を経て、それぞれのキャリアを築いています。その活躍度をランキングにでご紹介します。
目次
- 「ハリー・ポッター」のその後!重要登場人物を演じた俳優たちの活躍は?
- 12位:ジェームズ&オリバー・フェルプス (フレッド&ジョージ・ウィーズリー役)
- 11位:イヴァンナ・リンチ (ルーナ・ラブグッド役)
- 10位:マシュー・ルイス (ネビル・ロングボトム役)
- 9位:ボニー・ライト (ジニー・ウィーズリー役)
- 8位:ルーク・ヤングブラッド (リー・ジョーダン役)
- 7位:トム・フェルトン (ドラコ・マルフォイ役)
- 6位:ルパート・グリント (ロン・ウィーズリー役)
- 5位:アルフレッド・イーノック (ディーン・トーマス役)
- 4位:ダニエル・ラドクリフ (ハリー・ポッター役)
- 3位:ロバート・パティンソン (セドリック・ディゴリー役)
- 2位:ドーナル・グリーソン (ビル・ウィーズリー役)
- 1位:エマ・ワトソン (ハーマイオニー・グレンジャー役)
- 「ハリポタ」のキャストたちは、卒業後それぞれの道へ。
「ハリー・ポッター」のその後!重要登場人物を演じた俳優たちの活躍は?

2001年からシリーズがスタートし、約10年もの間続いた「ハリー・ポッター」シリーズ。 第1作の時にはキュートな少年少女だった登場人物たちが、物語が進むにつれてだんだんとたくましく、美しい男性・女性へと成長していくのを見ることができるのも、本作の魅力の1つではないでしょうか? 本シリーズが完結した後、それぞれの俳優人生を歩み始めた彼らですが、その活躍度はまた人それぞれ。 本記事ではそんな「ハリー・ポッター」シリーズ出演俳優たちのその後の活躍度順にランキング形式で紹介!意外な活躍を見せている俳優も……!?
12位:ジェームズ&オリバー・フェルプス (フレッド&ジョージ・ウィーズリー役)
Double the trouble, twice the fun! Happy birthday, Fred and George! pic.twitter.com/VKdraQ9SDk
— Harry Potter Film (@HarryPotterFilm) April 1, 2015
12位は、ロン・ウィーズリーの2人の兄を演じたジェームズ&オリバー・フェルプス兄弟です。 2人が演じたフレッドとジョージは、ウィーズリー家の4男と5男で一卵性双生児。家族も見分けがつかないほどそっくりな2人は、明るくいたずら好きな性格とスポーツ万能だったことでホグワーツの人気者となり、6年生の時には2人でジョークショップを開くという夢を叶えました。 しかし、ハリーたちとともにヴォルデモートと戦う中で、フレッドはホグワーツの最終決戦で戦死。その後ジョージはロンとともに店で働き、生まれた子どもにはフレッドと名付けました。
「ハリー・ポッター」以降は別々に活動しているようですが、2021年以降に公開が予定されている映画『Own Worst Enemy』には一緒に出演しています。
11位:イヴァンナ・リンチ (ルーナ・ラブグッド役)

11位はルーナ・ラブグッド役のイヴァンナ・リンチです。 彼女の演じたルーナは、レイブンクロー寮に所属する風変わりな少女。空想家な彼女はロンの妹であるジニーの親友でしたが、ダンブルドア軍団の結成に参加したことでハリーやロン、ハーマイオニーとも仲良くなりました。 その後も彼女はハリーたちとともに死喰い人への抵抗を続け、ホグワーツの最終決戦でも最後まで戦い、生き残ったのでした。ホグワーツを卒業した後は魔法生物学者として多くの新種の生物を発見しました。
ルーナを演じたイヴァンナ・リンチは、2013年には映画『G.B.F.』に出演。その後、テレビ映画やインディーズ映画、出身地であるアイルランドの作品に出演しているようですが、大きな活躍は見られません。
10位:マシュー・ルイス (ネビル・ロングボトム役)

ハリーの友人、ネビル・ロングボトム役のマシュー・ルイスが10位にランクインしました。 ネビルはグリフィンドール寮に所属するハリーのルームメイト。ホグワーツ入学当初は自分に自信がなく、魔法も苦手だったために周囲からは劣等生だと思われていました。 そんなネビルでしたが、ハリーたちとともに死喰い人と戦う中で大きく成長!ヴォルデモートがホグワーツの生徒たちを自分の味方となるよう脅迫した時、彼はただ1人だけ前に出てそれを拒み、組分け帽子から「真のグリフィンドール生」と認められるほど勇敢な魔法使いになったのです。

劇中を通じて大きく成長するネビル役を演じたマシューは、現在でも英国でキャリアを重ねています。BBCのドラマシリーズや映画に出演しているほか、ロンドンのウエストエンドで舞台デビューも果たしました。
9位:ボニー・ライト (ジニー・ウィーズリー役)
ロンの妹、ジニー・ウィーズリー(画像右)役のボニー・ライトが9位です。 ジニーはロンが入学した1年後にホグワーツに入学し、グリフィンドール生となりました。かわいらしいだけでなく、成績優秀でクィディッチが得意な彼女は、ホグワーツの人気者。またルーナをいじめる生徒を注意するなど、正義感の強い一面もあるようです。 そんな彼女はホグワーツ入学前からハリーに憧れていました。彼女はハリーとともに死喰い人との戦いを乗り越え、戦いが終わると2人は結婚しています。
ジニーを演じたボニー・ライトは、俳優としては様々な映画に脇役として出演している程度ですが、貧困に苦しむ人々を支援する国際協力団体であるオックスファムと共にセネガルに渡ったり、ハフポストで自身の貧困撲滅キャンペーンに関する記事を書いたりと、多方面で活躍しています。
8位:ルーク・ヤングブラッド (リー・ジョーダン役)
This is one of my faves from the #Sid and #Isabella wedding album. #Galavant @KarenDavid @Dan_Fogelman @GalavantABC pic.twitter.com/W7EfGW47kf
— Luke Youngblood (@luke_youngblood) January 12, 2015
8位のルーク・ヤングブラッドは、ハリーの2学年上のグリフィンドール生、リー・ジョーダンを演じました。 リーはドレッドヘアがチャームポイントのいたずら好きな男子生徒で、ロンの兄であるフレッドやジョージとは親友でした。クィディッチでは実況と解説を務めており、7年生の時にはダンブルドア軍団にも参加しています。
It's on West Coast!!! It's on! #Galavant! pic.twitter.com/R4Ucc6t6cm
— Luke Youngblood (@luke_youngblood) January 18, 2016
「ハリー・ポッター」中ではそれほど目立たない脇役でしたが、ドラマ『Community』で有名になりました。映画「スクービー・ドゥー」の続編となるテレビ映画『Scooby-Doo! Curse of the Lake Monster』にも出演していたりと、地道に活動を続けています。
7位:トム・フェルトン (ドラコ・マルフォイ役)

7位はドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンです。 マルフォイはマグルを見下し、自分に逆らう者には容赦しないような典型的なスリザリン生で、スリザリン寮の監督生に選ばれるほど実力のある魔法使いです。ホグワーツ入学前にハリーがマルフォイに従わなかったため、この2人は長年にわたり敵対するようになりました。 その後マルフォイはヴォルデモートの手先となりますが、ホグワーツの最終決戦で敵であるハリーに命を救われた後は、ホグワーツと闇の魔法使いのどちらの陣営にも加わりませんでした。 そしてハリーとは友達とまではいかないものの、険悪な関係ではなくなったようです。

マルフォイ役の印象が強いのでしょうか、「ハリー・ポッター」シリーズ終了後も『猿の惑星: 創世記』などの作品で悪役を演じています。 他にも、幼い頃から歌が得意だったためにFeltbeats名義で歌手活動を始めたり、アメリカで人気の刑事ドラマ『MURDER IN THE FIRST/第1級殺人』に出演したりと、幅広い分野での活躍がみられます。
6位:ルパート・グリント (ロン・ウィーズリー役)

ロン・ウィーズリー(画像中央)役のルパート・グリントは、6位にランクインしました。 ロンはハリーの親友であり主要な登場人物のうちの1人です。ウィーズリー家の6男として生まれた彼は、優秀な兄たちに劣等感を抱いており、ハリーやハーマイオニーの前で平凡な自分を卑下して2人を困らせたこともありました。 しかし彼は冗談を言って場を和ませたり、ホグワーツ入学当初のハリーに魔法界のことを教えてあげたり、クィディッチの代表チームに入るため人知れず努力を重ねるなど、兄たちにも負けない魅力を持っています。 5年生の時にはハーマイオニーとともにグリフィンドール寮の監督生となり、クィディッチの試合ではキーパーとして活躍しました。

ハリーの親友として主要人物を演じたルパート。彼が出演した舞台『It's Only a Play』は複数回リバイバル公演が行われるほどの人気作となりました。 その後、2017年には英テレビドラマ『Sick Note ~診断書で人生復活?!~』に主演。2019年からはM・ナイト・シャマランらが監督を務めるアメリカのテレビシリーズ『サーヴァント ターナー家の子守』にメインキャストとして出演しています。
5位:アルフレッド・イーノック (ディーン・トーマス役)
5位はディーン・トーマス役のアルフレッド・イーノックです。 ディーンは半純血のグリフィンドール生で、ハリーたちのルームメイトでした。5年生の時にはダンブルドア軍団に参加しましたが、ヴォルデモートが魔法省を支配するとマグル出身である彼は逮捕される危険があったので、ホグワーツから離れました。 その後人さらいに捕まったもののなんとか脱出し、ハリーたちとともにホグワーツの戦いに参加しました。

2013年に『ブロードチャーチ〜殺意の町〜』、2014年に『SHERLOCK シャーロック』など、イギリスのテレビドラマにゲスト出演することが多かったイーノック。 2014年から2019年には、米ドラマ『殺人を無罪にする方法』でメインキャストとして活躍しました。
4位:ダニエル・ラドクリフ (ハリー・ポッター役)

主人公のハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフは、4位にランクインしました。 主人公のハリーは赤ん坊の頃ヴォルデモートを倒した(ヴォルデモートがハリーを殺そうとしたものの、その魔法が跳ね返り自滅)ために「選ばれし者」として世界で最も有名な魔法使いとなります。 ホグワーツ入学後はロンとハーマイオニーという親友と出会い、多くの人に支えられてヴォルデモートを倒しました。その後はロンの妹であるジニーと結婚し、優秀な闇祓いとなったのちに魔法法執行部部長に就任します。

ラドクリフは「ハリー・ポッター」シリーズ終了後、舞台俳優として大活躍を見せています。舞台『エクウス』ではヌードシーンを披露し大きな話題を呼び、舞台『夢の島イニシュマーン』では演劇界の栄誉ある賞、ドラマ・デスク・アワード賞で主演男優賞にノミネートされました。 また多くの映画作品にも出演しており、『もしも君に恋したら。』の恋に悩む主人公役や『スイス・アーミー・マン』での死体役など、大変幅広い役柄を演じています。
3位:ロバート・パティンソン (セドリック・ディゴリー役)

3位のロバート・パティンソンはセドリック・ディゴリーを演じました。 ハッフルパフ生であるセドリックは、文武両道なだけでなく背が高くハンサムでホグワーツの人気者。誰にでも優しい性格で、クィディッチの試合では競争相手であるハリーに対しても友好的でした。 彼はハリーとともに三大魔法学校対抗試合のホグワーツ代表に選ばれましたが、ヴォルデモートによって殺されてしまいます。

彼の場合、「ハリー・ポッター」に出演していたというよりも、「トワイライト」シリーズでヒロインの恋人役を務めた、といった方がしっくりくるのではないでしょうか。 その後、2019年に公開されたクリストファー・ノーラン監督作品『TENET テネット』への出演でも話題に。2020年現在、主演を務めるDCコミック原作の映画『ザ・バットマン(原題)』の撮影中です。
2位:ドーナル・グリーソン (ビル・ウィーズリー役)
Happy birthday to the eldest Weasley sibling, Bill! pic.twitter.com/7wYtvzoFBt
— Harry Potter Film (@HarryPotterFilm) November 29, 2016
2位はビル・ウィーズリーを演じたドーナル・グリーソンです。 ビルはロンの兄であり、ウィーズリー家の長男です。ホグワーツに在学していた頃から大変優秀で、グリフィンドール寮の監督生と主席の両方を務めています。 卒業後は呪い破りとして活躍していましたが、ヴォルデモートと戦うために再結成された不死鳥の騎士団に加わり、ハリーたちを手助けしました。ホグワーツの最終決戦にも参加して最後まで生き延びています。

ドーナル・グリーソンの登場シーンは『ハリー・ポッターと死の秘宝』のみでしたが、この“ホグワーツ出身”俳優の中では大成功しているといえるでしょう。 映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』で主演を務め、アンジェリーナ・ジョリーが彼を気に入って自身の監督作『不屈の男 アンブロークン』にキャスティングしています。 そしてなんといっても『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』への出演!続編となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも出演しました。 そのほかにも『不屈の男 アンブロークン』や『レヴェナント:蘇えりし者』、『エクス・マキナ』、『ブルックリン』と、そのフィルモグラフィーは輝かしいものになっています。
1位:エマ・ワトソン (ハーマイオニー・グレンジャー役)

1位に輝いたのは、ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンです。 ハーマイオニーはマグル出身でしたが、同年代の魔法使いの中では最も優秀な頭脳を持っていました。ハリーやロンとは入学当初はあまり親しくありませんでしたが、ハーマイオニーがトロールに襲われそうになったところを2人が助けたのをきっかけに親友に。 ハーマイオニーもロンとハリー同様、死喰い人との戦いに積極的に参加し、ホグワーツの最終決戦でも最後まで戦いました。戦いの後、彼女はホグワーツに戻って学業を修了。魔法省で局員として働いた後、魔法大臣に就任しています。

エマ・ワトソンは「ハリー・ポッター」シリーズ後も様々な役に挑戦しています。 中でも、ソフィア・コッポラがメガホンをとった『ブリングリング』では今までとは正反対の悪女を演じ、女優としての幅広さを見せつけました。また、ランコムの広告塔をつとめたのも記憶に新しく、国連の親善大使に抜擢されるなど活動も多岐にわたっています。 ハリポタ出身の俳優陣でナンバー1の活躍を見せる彼女は、まさにハーマイオニーの役柄そのもの。 2017年公開の映画『美女と野獣』では主人公ベルを好演。「ハリー・ポッター」出身の多くの俳優の中で最も成功しているのはエマ・ワトソンであることに異論のある人はあまりいないのではないでしょうか。
「ハリポタ」のキャストたちは、卒業後それぞれの道へ。
キャストたちはシリーズを卒業して、それぞれの道へと進んでいきましたが、新たな代表作を手にした俳優はほんの一握り。世界に強烈なインパクトを与えた「ハリポタ」の印象を払拭するのは並大抵のことではないでしょう。 『美女と野獣』のエマ・ワトソンのように、再び大きな輝きを放つ「ハリポタ」キャストは今後何人でてくるのでしょうか?