2018年1月10日更新

AIがハリポタの新作を書いた!気になるタイトルとその内容は?【Botnik Studios】

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ハリー・ポッター ヘドウィグ

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AI(人工知能)が「ハリー・ポッター」シリーズの新作を執筆?

クリエイティブ集団「Botnik Studios」が、映画化もされた人気小説「ハリー・ポッター」シリーズ全7巻を学習した予測入力キーボードを使い、AI(人工知能)に同シリーズの新作を書かせたというニュースが報じられました。 この記事では、気になるその内容や、AIが映画脚本を手掛けることは可能なのかという事を紹介していきます。

新作のタイトルは『ハリー・ポッターと山盛りの灰のようにみえるものの肖像』

AIが手掛けた新作のタイトルは、『ハリー・ポッターと山盛りの灰のようにみえるものの肖像』。同作は約3ページほどの作品となっているそうです。さて、それでは気になるその内容はどんなものなのでしょうか?

ロンがハーマイオニーの家族を捕食?ハリーは階段から落ち続ける?

AIの文章を一部引用すると、「ロンはそこに立っていて、熱狂的なタップダンスのようなものを踊っていた。ハリーの姿を見るなり、ハーマイオニーの家族を食べ始めた」「ハリーはまわりを見回して、その夏の間じゅう、らせん階段から転げ落ちていた」……などなど。脈絡のない、奇怪な文章が並んでいます。 英文ではありますが、興味のある方は以下のオフィシャルページで全文をチェックしてみて下さい!

AIが映画脚本を手掛ける日は来るのか?技術的特異点はもうすぐそこに

コンピュータ PC フリー画像

AIによる「ハリー・ポッター」シリーズの文章を見て、あなたはどう感じますか?「やはりAIが物語を作るのは無理」と思った方もいるかもしれません。ですが、2016年時点でAIが書いた小説が、ある文学賞の一次選考を突破したという事例は既にあるのです。 さらに、GoogleのAIが、人間が作るAIの性能を上回るものを作る事に成功したという事例もあります。SF映画ファンの方は耳にしたこともあるかもしれませんが、2045年には、人類を超える知能を宿した機械が生まれる「技術的特異点」が訪れるとも言われています。 これらの事からAIが映画の脚本や小説の続編を手掛ける未来が訪れる可能性は十分にあると言えるのではないでしょうか? まさにSF映画のような話ですが、AIの脚本家が誕生する日も、そう遠くはないかもしれません。

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残す課題は技術より法律の問題?映画界はどう変わる?

AIによる優れた作品が誕生したとして、その際に起こりうる問題として想定されるのは、ギャランティや著作権の問題ではないでしょうか?例えば、ある映画が爆発的なヒットを遂げたとして、その脚本を手掛けたのがAIだった場合、ギャランティや著作権はどこに発生するのでしょう?また、AIの脚本家に対して人間の映画監督や脚本家達はすんなりそれを受け入れられるでしょうか? 単純な作品の良し悪しだけでなく、こうした法律や感情的な解決も必要になりそうなので、AI作家の誕生にはまだ時間がかかるかもしれません。ですが、これらの問題が全て解決した時、例えば亡くなってしまった偉大な監督や作家の続編がAIによって作られるかもしれません!