2018年3月1日更新

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』がTVシリーズ化!

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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

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大ヒットコメディ映画の続編『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』

2014年タイカ・ワイティティ監督が吸血鬼たちのゆるい生活をモキュメンタリースタイルで描き、低予算ながら全世界で大ヒットを飛ばした『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の続編が現在準備中です。 一体どのような内容になっているのかチェックしてみましょう。

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』あらすじ

ニュージーランドのウェリントンで共同生活するヴァンパイアのヴィアゴ、ディーゴン、ヴラド、ピーターは夜な夜なパブやダンスパーティーで楽しく生活していましたが、ピーターが大学生のニックに噛み付いてヴァンパイアにしてしまうことから事態は急変。しかもニックが友人で人間のスチュを家に招き入れてしまいシェアハウスは混乱を招くことになってしまいます。

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の主なキャストを紹介!

マイティ・ソー監督がヴァンパイアのリーダーに!

本作で共同生活するヴァンパイアのリーダー的存在、ヴィアゴを演じるのは『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督抜擢で一躍知名度を上げたタイカ・ワイティティです。この映画でも監督、脚本を務めます。 今作が日本では初公開でしたが、ニュージーランドを中心にアメリカでもコメディー映画の監督として有名です。『モアナと伝説の海』の脚本を初稿の段階で参加していたことでも話題になりました。

ドラマ『レギオン』のあの人もヴァンパイア!

変態的なヴァンパイア、ヴラドを演じるのはドラマ『レギオン』で科学者オリバー・バード役でお馴染みのジェマイン・クレメント。今作ではタイカ・ワイティティと共同で監督、脚本も務めます。 タイカ・ワイティティとは大学時代からの仲で、これまでに幾度も映画やドラマで参加してきました。

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『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の撮影ウラ話!

今作は2015年に同メンバーによって製作された短編『What We Do in the Shadows : Interviews with Some Vampires』が元になっています。その短編から監督のタイカ・ワイティティとジェマイン・クレメントが8年間も構想をメール等でやりとりして完成させました。 しかもヴァンパイアの生活にリアリティーを出すためアドリブや即興演技が多用されたため、総収録時間はなんと125時間!その中から厳選して90分の映画にまで完成させるために、編集だけでも1年以上を要したそうです。

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の見どころ紹介!

今作の見どころといえば何と言ってもヴァンパイアたちの何とも人間臭いやり取りの数々。ヴァンパイアという恐ろしいイメージを払拭するようなお茶目でユーモラスな姿は思わず笑ってしまいます。 例えばお互い掃除当番を決めるものの中々皿洗いをせず喧嘩になったり、使い慣れないパソコンやカメラを教え合ったりとくだらなくも何とも可愛らしく、いつまでも観ていたくなるようなシーンが満載です。

気になる続編は?

『シェアハウス・ウィズ・バンパイア』が公開された2014年当初から噂になっていた続編ですが、映画とテレビシリーズとして製作されることが決定されました。しかも準備されている続編は何と3本あるそうです! 3本ともタイカ・ワイティティとジェマイン・クレメントが製作に携わるようなので、正統な続編と言えます。それでは予定されている3本の続編を詳しく紹介していきます!

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警察官たちの超常現象ハント『Wellington Paranormal(原題)』

まず最初に放送予定されているのは映画版『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』にも登場した警官たちのウェリントンでの日常を描くスピンオフ作品『Wellington Paranormal(原題)』です。警察官は映画版と同じカレン・オーライリーとマイク・ミノーグが予定されています。2018年中頃にニュージーランドのテレビ局TV2で放送予定だそうで、30分のエピソードが6話で構成されている模様です。 ストーリーは映画版『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』で血液や死体が見えないようにヴァンパイアたちに催眠術をかけられてしまった警官2人が幽霊や狼男、悪魔等の超常現象に立ち向かう、というもの。お馴染みのタイカ・ワイティティやジェマイン・クレメントも続投予定で、映画版のファンも大変期待できそうですね!

狼男たちの日常を描く『We're Wolves(原題)』

こちらも『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』に登場し、ヴァンパイアたちと喧嘩を繰り広げていた狼男軍団に焦点を当てたスピンオフ作品『We're Wolves(原題)』。『Wellington Paranormal(原題)』とは違い映画として公開されるそうで、またもドキュメンタリータッチになるようです。 しかしこちらはまだ構想段階だそうで、狼男たちのキャストは映画版からの続投ということ以外はあまり情報が発表されていません。公開時期はまだ未定ですが、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』に8年間も時間を要しただけに完成はまだまだかかるとのことです。

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吸血鬼たちの共同生活!『What Do in the Shadows(原題)』

FOXのネットワーク局FXで30分間のテレビシリーズとして放送予定の『What Do in the Shadows(原題)』。こちらは前述の2作とは違い、続編というよりアメリカ版のリブートといったところです。 本作は映画版と同じようにヴァンパイアたちの共同生活をメインにしたモキュメンタリーになる模様。監督にタイカ・ワイティティ、脚本にジェレマイン・クレメインと以前共同にしていたものを分けて作業するようです。 それでは発表されているキャストについて詳しく紹介していきます!

ラズロ役/マット・ベリー

コウモリに変身するヴァンパイアのラズロ役として抜擢されたのは、イギリスのTVシリーズ『ハイっ、こちらIT課』で若社長役として人気を博したマット・ベリー。イギリスではコメディ俳優として有名です。

ナンダー役/ケイヴァン・ノヴァク

共同生活するヴァンパイアのリーダー的存在ナンダー役を演じるのはケイヴァン・ノヴァク。『パディントン』でのチョイ役や『フォー・ライオンズ』の間抜けなテロリスト役で有名です。彼もラズロ役のマット・ベリーと同様イギリスで活躍するコメディ俳優ですが、今回の抜擢でどのように演じられるのかが楽しみです。

ナージャ役/ナターシャ・デメトリュー

女性ヴァンパイア、ナージャ役としてナターシャ・デメトリューが演じます。イギリスのコメディドラマの脚本家としても知られていますが、まだまだ無名の彼女。今回の抜擢で新たなスターになるかも!

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ハーヴェイ・ギレン

役名は不明ですが、ナンダーのアシスタント役としてハーヴェイ・ギレンが抜擢されました。彼はネットフリックスのドラマ『へイターはお断り!』や『クレイジー・エックス・ガールフレンド』で知られている俳優です。豊満な体格を生かしてユーモラスなキャラクターを演じることの多い彼ですが、今回はどのような役になるのでしょうか。

ダグ・ジョーンズ

最後に発表されたのがダグ・ジョーンズ。高身長と細長い手足を生かして、特殊メイクを施したクリーチャーを演じることの多い個性派俳優です。ギレルモ・デル・トロの作品では常連で、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人役で高い評価を得ました。 『What Do in the Shadows(原題)』での役柄は謎のままですが、彼ならハマリ役になるのではないかと期待できますね!

『What Do in the Shadows(原題)』気になる配信日はいつ?

豪華なメンバーが発表されたものの気になる配信日はまだ未定。スピンオフ作品『Wellington Paranormal(原題)』が2018年には放送予定ということで、とりあえずはこちらを楽しみにして、気を長く待つことにしましょう!