2020年2月5日更新

スタン・リーの功績と魅力を徹底解説 心に染みる名言やカメオ出演集も紹介

スタン・リー
©Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

人気映画『スパイダーマン』や『アイアンマン』。これらの映画が人気アメコミが原作となっていて、同じ出版社から出版されていることはご存知でしょうか?今回はそれらの出版元であるマーベル、またマーベルの生みの親であるスタン・リーについて徹底解剖していきます。

目次

スタン・リー、人気キャラクターたちの産みの親に迫る

世界的なヒット作となった映画『スパイダーマン』や『ハルク』、『アイアンマン』などスーパーヒーローが主役の映画。これらの映画はアメリカンコミック(通称アメコミ)が原作となっており、マーベル・コミックという同じ出版社から出版されています。 マーベルはアメリカを代表するアメコミ出版社の一つであり、1939年にその前身であるタイムリー・コミックス社として設立され、その後1957年にその名をマーベル・コミックス社に変更をしました。 マーベルから出版された漫画の多くは映画化やゲーム化されており、その多くが、のちにマーベル・コミックス社の社長となるスタン・リーによって生み出されています。 この記事では、「マーベルの父」とも言えるスタン・リーの経歴とその功績を紹介していきます!

巨匠スタン・リーの経歴、軍隊ではポスター作りも

数々のスーパーヒーローを生み出してきたスタン・リーは1922年にアメリカのニューヨークで生まれました。子供のころから映画や読書に親しみ、文章を書くのが得意で、作文コンテストで入賞したこともあり、また俳優を志し演劇学校に通った経験もあります。 その後1939年に叔父であるマーティン・グッドマンが設立したタイムリー・コミックス社に編集助手として入社し、その後すぐに原作に携わるようになりました。その後兵役のため3年間アメリカ陸軍に所属しますが、その間も軍のポスター作成などに携わっていました。 兵役後、タイムリー・コミック社に戻り、その当時流行っていた西部劇やSF作品を中心に制作を続けましたが、人気作品とはならず、そんな中、倒産覚悟で初のスーパーヒーロー作品『ファンタスティック・フォー』を生み出します。それが大ヒットし、その後次から次へとスーパーヒーローが活躍する作品を生み出すことに。 1968年に制作の第一線からは退き、その後はマーベル・コミックスの宣伝活動に従事するようになります。 一時は社長業に従事したこともありましたが、自分には向いていないと即判断し、自身の作品のアニメ化や映画化の製作に携わったり、また自身の映画化作品にカメオ出演をするなど、様々な形で宣伝活動を続けていました。

アメコミ界に与えた制作スタイル、「マーベルメソッド」とは?

アニメ作品を製作するにあたり、スタン・リーはアーティストたちにまず物語のプロットを渡し、そして作画が完成してからセリフを入れていくという手法、いわゆるマーベルメソッドを取り入れました。 これは一時スタン・リー本人が、一人で月80本をも超える作品の脚本を手がけていたことから生み出された手法ですが、このマーベルメソッドを取り入れたことにより作品の質も向上し、また売り上げも向上したため、競合他社もこのメソッドを採用するようになったのです。

スタン・リーが生み出した代表的なキャラクターとは?

『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』
©️Supplied by Landmark Media/zetaimage

スタン・リーは多くの作品の原作を手掛けており、数えきれないほどのキャラクターを生み出しています。 ハルク、ソー、アイアンマン、ドクター・ストレンジ、スパイダーマン、デアデビル、X-メンに加え、アベンジャーズなどなど……。個性豊かなヒーローたちばかりです。 彼の代表作とも言える、『ファンタスティック・フォー』。現実的な要素を取り入れ、人気を博しました。中でも宇宙からやってきたシルバー・サーファーには思い入れが強くあるそうです。 スタン・リーが手掛けたのはアメコミだけに留まらず、日本で放送された日米合作のアニメ『HEROMAN』にも原作として参加していました。 さらに『シャーマンキング』で知られる武井宏之が作画を務め、スタン・リーが原作を担当した漫画『機巧童子ULTIMO』では、スタン・リー本人をモデルにしたダンスタンというキャラクターが登場しています。

スタン・リーは物忘れがひどい?あのキャラクターの命名秘話

サム・ライミ版『スパイダーマン』(2002)
© Columbia Pictures / Sony Pictures/zetaimage

スタン・リーが手がける作品の多くのキャラクターは、『スパイダーマン』のピーター・パーカー(Peter Parker)、『ドクター・ストレンジ』のスティーヴン・ストレンジ(Stephen Strange)など頭文字が同じになっています。 これは実はスタン・リー自身が物忘れが激しいためと言われています。スタン・リーは間違いなく歴史に名を残す偉大なアーティストですが、そんな彼にも苦手なことはあるんですね!

スタン・リーが残した名言の数々

エクセルシオール(Excelsior)!

「向上せよ」「より高く」を意味する、スタン・リーの代名詞。元々は彼が編集後記の締めに使っていた言葉で、ニューヨーク市の標語にもなっています。 スタン・リーの信念でもあり、彼の最も有名な名言と言えるでしょう。

エンターテインメントは社会貢献

The Washington Post紙に語ったところによると、「橋を建設したり、医療に従事している人たちと比べて、コミックを作っていた自分を恥ずかしいと思っていたこともあった」というスタン・リー。しかしある日、「エンターテインメントは人々の生活に欠かせないものだ」と気づいたといいます。 「みんなを楽しませることも立派な社会貢献」と思えたことで、スタン・リーは生涯をエンターテインメントに捧げることができたことがわかります。

そうすべきだから、それが正しいことだからという理由で疑問を持つことなく他人を助ける人こそが本当のスーパーヒーローだ。

これは2018年のアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のエンドロール後に映し出されました。これはスタン・リーが生前に残した言葉。 彼と共にスパイダーマンやドクター・ストレンジといったキャラクターたちを生み出したスティーヴ・ディッコも、スタン・リーと同じ2018年に亡くなっていたため、2人への追悼の意味を込めてこの言葉が送られました。 彼らが生み出したヒーローたちは、正しくスーパーヒーローと言えるでしょう。

スタン・リーのカメオ出演集

『X-メン』(2000)

記念すべき「X-メン」シリーズ第1弾に、ド派手な赤いパンツを履いた行楽客の役で登場!出演シーンはごく僅か。しかもワンショットではなく、いわゆるエキストラ出演なので注意深く見てみてください。 敵対組織であるマグニートー等に拉致されたケリー上院議員。命からがら逃げ出した議員が浜辺で遭遇する行楽客の中に、スタン・リーが紛れ込んでいます。『X-メン』公開当時、既に77歳の御大です。 アメリカ国内での興行収入1億5000ドルという大ヒットを記録した本作は、この後に続く実写化作品人気の火付け役になると共に、スタン・リーのカメオ出演の始まりを告げる作品となりました。

『スパイダーマン』(2002)

サム・ライミが監督した、「スパイダーマン」実写化映画第1作。どこにでもいる冴えない高校生ピーターが遺伝子操作されたクモに刺されたことをきっかけに、精神的にも大きく成長するストーリーです。 今回、スタン・リーが演じるのは群衆の中の1人、いわゆるエキストラ役。グリーン・コブリンと化した親友ハリーとの激しい攻防戦の中、逃げ惑う市民の中にスタン・リーの姿があります。やや分かりづらいかもしれませんが、見つけられたでしょうか?

『スパイダーマン2』(2004)

主人公ピーターがスーパーヒーロー稼業と私生活との両立に苦しむ姿を描いた、サム・ライミによるシリーズ第2作。 核融合実験の失敗で人工知能に支配されたドック・オクは、建物を破壊しながら資金調達のため銀行襲撃に向かいます。今回、スタン・リーが演じるのは、まき散らされたコンクリート片に当たり、あわや大ケガをするところだった女性を助けるイケメン紳士の役。 トレンチコートを身に纏いさり気なく女性を庇うスタン・リーは、スーパーヒーロー然としてまさにイケメン!赤パンツの陽気なおじいさんと同一人物とはとても思えません。スーパーヒーローの生みの親がスーパーヒーローになった瞬間をお見逃しなく!

『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005年)

宇宙線を浴び、4人の若者たちは特殊能力を手に入れることになります。ゴム人間のリード、透明になれるスー、発火能力をもつジョニー、そして怪力のベン。 4人はニューヨークの人々を守るため、超能力ユニット「ファンタスティック・フォー」として敵に立ち向かいます。 今回、スタン・リーが演じるのは、リードに郵便を届ける配達人の男の役。ブルーの帽子と制服を身につけ、すっかり役になり切っている様子です。本筋には絡まないけれど何となく印象に残るエキストラ、これぞカメオ出演の醍醐味でしょうか。

『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006年)

底知れない能力を持ったジーン・グレイが、やがて世界を脅かすほどの存在へとなっていきます。 スタン・リーが演じたのは、庭の芝生に水をやる老人の役。遡ること20年、ミュータントの少女ジーンはプロフェッサーの前で能力を使って見せ、「恵まれし子らの学園」に招かれることになりました。 ジーンが使った能力は物体を思い通りに動かす、念動力。スタン・リーが手にしたホースの先から出る水が不自然な方向に伸びて……。超能力を目の前に、御大が見せる驚きの演技に注目です。

『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007年)

リード、スーザン、ジョニー、ベン、4人のスーパーヒーローが集うチーム“ファンタスティック・フォー”。そんな最強チームの中から、世紀のカップルが誕生します。 今回、スタン・リーが演じるのは、なんと巨匠スタン・リー本人の役。白髪をきれいに撫でつけ、蝶ネクタイにタキシードと決めこんでリードとスーの結婚式に現れるのですが……。 招待客リストに載っていないと警備員からシャットアウトされるという、切ない仕打ちを受けることに。アメリカでは知らない人がいないというほど有名なスタン・リー、痛恨のミスを犯してしまいました。

『スパイダーマン3』(2007年)

サム・ライミの大ヒットシリーズ第3弾。スパイダーマンがダークサイドに引き寄せられ、ブラック・スパイダーマンとなってしまうという異色のストーリーが展開します。 正義の味方として市民に愛され、美しく聡明な恋人MJとの関係も順調そのもの。ニュースはスパイダーマンに名誉市民賞を与えることを報じています。全てを手に入れ周りが見えなくなった主人公・ピーターに、苦言を呈する市民役としてあの人が登場! いつもながら出演シーンは短いものの、スパイダーマンと言葉を交わす役どころなので、見落とすことはないはず。白髪にサングラスをかけたスタン・リー、しっかり演技してます。

『アイアンマン』(2008年)

「アイアンマン」シリーズ第1作の公開を祝うかのように、美女を引き連れパーティ会場に颯爽と現れるスタン・リー。いつもの如く出演は僅かながら、主人公トニー・スタークから直接声を掛けられる印象的な役を演じています。 ところが、よくよく聞くとトニーは彼のことを他の誰かと勘違いしている様子。両手に花状態の金持ち役を演じていても、どこか笑いの要素を残しているところがスタン・リーらしい!?

『インクレディブル・ハルク』(2008年)

兵士強化研究の代償として緑色の巨人ハルクに変身する力を手に入れたブルースの苦悩、そしてスーパーヒーローとして活躍できるようになる日までを描く『インクレディブル・ハルク』。 今回、スタン・リーが演じるのは、ブルースの血液が混入したガラナジュースを飲んでしまう不運な老人です。ガンマ線を含む血が体内に入れば、巨人化してしまう危険性があるのですが……。 物語の最後にはアイアンマンことトニー・スタークが登場し、ロス将軍に「アベンジャーズ」を思わせる話を持ちかけました。ブルースの師匠役として格闘家のヒクソン・グレイシーが出演しています。

『アイアンマン2』(2010年)

『アイアンマン2』でスタン・リーが演じたのは、アメリカで活躍する司会者ラリー・キング。 アイアンマンことトニー・スタークが主催する「スターク・エキスポ」のパーティーに出席する実在の有名人役で登場です。えんじ色のシャツに同系色のネクタイを締めたオシャレないで立ちですが、すれ違うだけの役なので分かりにくいかもしれません。 アイアンマンシリーズは1、2作目ともにパーティ会場での出演。スタン・リー自身がオシャレなので、その場によく溶け込んでいますね。

『マイティ・ソー』(2011年)

父親であるオーディン王の怒りを買い、地球へと追放されることになったソー。アメリカ・ニューメキシコ州の空に突如現れたのはソーばかりではありません。ソーが持つ最強の武器「ムジョルニア」もまた、地球に落下してきたのです。 今回、スタン・リーが演じるのは、ムジョルニアを手に入れようとする名もなき老人。地面に刺さったムジョルニアを引き抜こうとトラックのアクセルを踏み込むのですが……。 不幸にもトラックの方が壊れてしまうのです。名前はなくともムジョルニアの存在を示す重要な役をしっかり演じ切っています。

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)

アメリカのスーパーソルジャー計画の成果として、超人的な肉体を手に入れることになったスティーブ・ロジャース。世界の平和を取り戻すためドイツのヒドラ党に立ち向かいます。 今回、スタン・リーが演じるのはアメリカ軍所属の兵士役。キャプテン・アメリカのスピーチを聴く将校の1人としてチラリと出演します。 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の1作であり、アイアンマンことトニー・スタークの父ハワード・スタークがキャプテン・アメリカにシールドを提供するといったエピソードも登場します。

『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)

「スパイダーマン」シリーズのリブート作品。高校生の主人公・ピーターは遺伝子操作されたクモに刺され、超人的な身体能力を手に入れることになるのです。 スタン・リーが演じるのは、図書館に勤めるクラシック好きのおじいさん役。図書館内で始まったスパイダーマンとリザートの激戦を背に、ヘッドフォンで両耳を塞いだスタン・リーは全く気づきません。 スタン・リー、後ろの騒動に気付いて!大変なことになってますよ。

『アベンジャーズ』(2012年)

スーパーヒーローが一堂に集結した『アベンジャーズ』。当然ながら、数々の記録を打ち立てるメガヒット作となったのですが、スタン・リーはどこに? 最後の最後まで注意してご覧ください。画面に注目すると、ニュース映像にチェス対戦をする老人が2人。そのうちの1人がインタビューを受けていますね。 『アベンジャーズ』では、ニュース映像にチラリと移るチェスを打つ老人役を演じています。初見で気付いた人はさすがです!

『アイアンマン3』(2013年)

『アイアンマン』シリーズ3作目となる本作。女好きで傲慢だった若き日のトニー・スタークや、アイアンマンとして生きることの弊害にスポットを当て、スーパーヒーローの人間的成長を描いています。 スタン・リーが演じるのは、美人コンテストの審査員。水着を身につけ現れた女性に対し、10と書かれたパネルを掲げる姿はかなり印象的!演技ではなく、本心から喜んでいうのでは?と思わせる満面の笑みを浮かべています。

『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)

卒業式に出席するため、会場に急ぐスパイダーマンことピーター・パーカー。美しく聡明な女性・グウェンは卒業生を代表してスピーチを行うことになっています。 スタン・リーが演じるのは、卒業式に列席する淡いグレーのスーツを着たお年寄り。かわいい孫の卒業式、もしくは学校関連の来賓でしょうか。 「スパイダーマン」のリブートとして制作された本シリーズですが、衝撃的な事件、そこからの復活と、高校生ヒーローのピーターが乗り越えるにはあまりにも大きすぎるテーマが用意されています。人間的成長を遂げる主人公と卒業を見守るスタン・リー、ステキな組み合わせです。

『ベイマックス』(2014年)

『ベイマックス』では主人公の仲間・フレッドの父親役で登場します。と言っても、アニメなので声の出演ではありますが……。 フレッドが家族の肖像画を眺めるシーンで終わるエンディング。仕事が忙しく留守がちな父親には絵の中でしか会うことができません。ところが!エンドロールで息子に語り掛ける父親が登場するのです。 多忙極まる生活で家族と共に過ごすこともできないフレッドの父親のモデルは、ずばりスタン・リー。汚れた下着を裏返して履くエピソードもスタン・リーその人の逸話なのだとか。

『マイティ・ソー ダークワールド』(2014年)

ロンドンで発生した重力異常を発端に、ソーの恋人のジェーン、更には故郷アスガルドまでが危機に晒されてしまいます。 スタン・リーが演じるのは、精神病院に収容された患者の役。ソーが、エリック・セルヴィグ博士に会うために訪れた病院内で訓練する入院患者として登場します。サングラスをして作業する患者?明らかに全体から浮いて目立ってますよ。

『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)

マーベルのスーパーヒーローが終結する『アベンジャーズ』シリーズ第2弾。アイアンマンことトニー・スタークが開発した人工知能「ウルトロン」が、人類そしてアベンジャーズに牙を剥き襲い掛かります。 スタン・リーが演じるのは、パーティに出席する退役軍人の男の役。酔って気が大きくなったのか、ソーにアスガルドの酒を飲ませてくれと絡み、店から引っ張り出されてしまいます。 最後にスタン・リーの決め言葉「エクセンシオール!」を呟くので、お聴き逃しのないよう。

『デッドプール』(2016年)

末期がんの診断を受けた主人公ウェイド・ウィルソンは、人体実験を受け不死身の体を手に入れる代わりに、全身に火傷痕を残す醜い体となってしまいます。 スタン・リーが演じるのは、ストリップクラブで働くDJ稼業の男の役。レザーっぽいブルゾンに真っ赤なヘッドフォンが目印です。 DJブースでマイクを握るスタン・リーは、いつもながらオシャレな服装。どんな役を演じていても薬指に結婚指輪が必ず光っています。愛妻家のレジェンド!

『ドクター・ストレンジ』(2016年)

本作での出演シーンはほんの一瞬なのでお見逃しなく! 戦闘中のストレンジが勢い余ってバスに突き当たる場面があるのですが……。よく見るとバスにはスタン・リーがいて、なんとアメコミを読んでいるではありませんか!時間にすると数秒ですが、意識すれば十分気付けるレベルです。 交通事故で両手に致命的なケガを負った医師が、魔術師となって悪と戦う姿を描く『ドクター・ストレンジ』。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチが魅力溢れるスーパーヒーローを演じています。

『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(2016年)

スーパーヒーローチーム「アベンジャーズ」内で内紛が勃発。理念の違いで、キャプテン・アメリカとアイアンマンことトニー・スタークの間に大きな亀裂が生じてしまいます。 スタン・リーが演じるのは、配達員の役。2005年公開の『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』に続く、二度目の運送業者役です。 一度は決裂する2人ですが、それぞれの正義を貫いただけで絆がなくなってしまった訳ではありません。スタン・リーはキャプテン・アメリカからトニー・スタークへの橋渡し、謝罪の品を届ける大事な任務を果たすのです。

『X-MEN アポカリプス』(2016年)

夫婦揃ってのカメオ出演を果たした『X-MEN アポカリプス』。 プロフェッサーXたちの前に立ちはだかる最強の敵アポカリプスは恐るべき力を駆使し、世界中の核ミサイルを発射。 スタン・リーはその中で、ミサイルの飛び交う空を見上げ恐怖に怯える老夫婦の役を演じています。彼のサングラスに映るミサイルの動きがリアルです!

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』(2017年)

ピーター・クイル率いるガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。前作に続き、個性豊かな面々が宇宙の平和を守るためドタバタ劇を繰り広げます。 スタン・リーが演じるのは、ウォッチャーと話す宇宙飛行士の老人役。これまで様々な形でマーベル作品に登場してきたスタン・リーの正体が明かされるかもしれない重要なシーンとなりました。 ウォッチャー、それは世界を観測し記録する一族。青いマントを纏いスキンヘッドに白目と特徴的な容貌をしています。スタン・リーの正体はウォッチャー?それともウォッチャーに関係する人物?やはり謎は深まるばかりです!

『スパイダーマン ホームカミング』(2017年)

『スパイダーマン ホームカミング』は、「スパイダーマン」を原作とする映画作品の6作目。スーパーヒーローに憧れる15歳の少年が、挑戦を重ねながら成長していく姿を描いています。 張り切りすぎて空回りするピーターが騒ぎを起こしてしまい、近隣住民から文句を言われてしまう場面。スタン・リーが近くのアパートの窓から顔を出し、ピーターに文句をぶつけました。

彼自身が偉大なヒーローだった!ありがとうスタン・リー!

2018年11月12日。スタン・リーは95歳でこの世を去りました。それまでに心臓手術を受けたことや、2018年の年明け早々肺炎を患っていたというニュースも飛び込んできていましたが、一部メディアはその後順調に回復をしてきていると報じていたため、突然の訃報となりました。 しかし偉大なアーティストだったスタン・リーが残したヒーローたちは、これからも活躍を続け、世界中の人々に愛され続けるでしょう。そして彼らを生み出してきたスタン・リーもまた、これからも愛され続けることは間違いありません。