続編「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」が公開決定！あの兄弟が大人になって帰ってくる

2017年の公開当初、全米初登場第1位を獲得した映画『ボス・ベイビー 』。 見た目はキュートな赤ちゃん、でも中身は立派なビジネスマンの「ボス・ベイビー」ことテッドと、そんな彼の頼れるお兄ちゃんティムの兄弟がスクリーンに帰ってきます！ 全米公開日は2021年3月26日を予定。日本での公開も待ちきれませんね。この記事では、続編「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」のあらすじや見どころについて解説していきます！

前作『ボス・ベイビー』は「ボス・ベイビーこと」テッドが、7歳の男の子ティムの家を訪れるところから始まります。 まだ赤ちゃんのテッドにかまってばかりのパパとママ。ティムはテッドの弱みを握ろうと画策しますが、なんとテッドの中身はおじさんで、“子犬によって奪われてしまった、赤ちゃん人気を取り戻す”というミッションを掲げていたのです。 一風変わった赤ちゃんのテッドと真実を知ったティムが、心を通いあわせて本当の兄弟になっていくことに。

続く今回の『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』では、テッドがエリート社長に。兄のティムも結婚し、2人の娘に恵まれながら専業主夫となっています。 時が流れてしばらく疎遠になっていたテッドとティムですが、新たなボス・ベイビーの登場により再び出会うことに。世界を救うためのミッションが下され敵へと立ち向かっていく2人は、無事新たな悪の脅威に打ち勝てるのでしょうか？ 成長した2人が見せるドタバタストーリーに注目です！

「ボス・ベイビー」シリーズの見どころは、なんといっても赤ちゃんがミッションに挑むというギャップです。 ボス・ベイビーことテッドは、キュートな瞳と丸いほっぺがチャームポイントの愛くるしい赤ちゃん。ティムのパパとママがかかりっきりになってしまうのも思わずうなずいてしまいます。 そんなキュートな赤ちゃんであるにも関わらず、口を開けば聞こえてくるのはおじさんボイス。非常に冷静かつロジカルにミッションをクリアしていく姿に、思わずギャップ萌えしてしまうでしょう。

“見た目はとってもかわいらしい赤ちゃんだけれど、中身はエリートビジネスマン”という設定は、現実ではありえないもの。しかしなぜだか感情移入してしまうのが「ボス・ベイビー」シリーズの魅力の1つです。 本作では、テッドとティムの兄弟愛や家族愛なども随所で描かれていきます。兄弟や家族の存在がどれほど尊いものなのか、改めて感じさせられる作品でもあるのです。

「ボス・ベイビー」シリーズでは、名作映画のオマージュも楽しむことができます。 前作では『ロード・オブ・ザ・リング』(2001年)や『マトリックス リローデッド』(2003年)などのほか、『インディ・ジョーンズ』(1981年)や『メリー・ポピンズ』(1964年)のような名作まで盛りだくさん。 続編もきっと数多くのオマージュを楽しめるはずです。ぜひ実際に鑑賞してチェックしてみましょう。

見た目はかわいらしい赤ちゃんであるにも関わらず、中身はバリバリ働くビジネスマンのテッド。パパとママの前では、普通の赤ちゃんを演じています。 新たに公開となる「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」では、成長し大人になったテッドの姿が。見た目は赤ちゃん、中身はおじさんだったテッドが、見た目も中身も大人になっている姿が逆に新鮮かもしれません。 「ボス・ベイビーとしてのテッドはもう見れないの？」と心配する人もいるかもしれませんが、ご安心を。本作のテッドは、48時間だけ赤ちゃんの姿に戻れる不思議なミルクを飲み、前作同様に見た目は赤ちゃん、中身はおじさんのボス・ベイビーとしてミッションをクリアしていくようです。

前作では突如として現れたボス・ベイビーことテッドと仲を深めていき、本当の兄弟となっていった兄のティム。新たに公開される「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」では、テッドと同様に大人になっています。すでに結婚し、子供も2人いるようです。 そんなティムの娘タビサは、7歳とは思えないような天才。叔父のテッドのような優秀な人材になりたいと日々勉学に励んでいます。ティムはそんなタビサが「普通の子供時代を失ってしまったのではないか」と心配しているようです。 父親になったティムを通して、新たな視点から描かれていく家族愛が気になるところでしょう。

テッドとティムというお馴染みのキャラクターに加え、「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」では新キャラクターが登場。ティナという名の新たなボス・ベイビーです。 ティナは、ティムの娘タビサが通っている学校に隠された闇を暴くべく、ベイビー・コープ社から派遣されたエージェント。さまざまな謎をはらんでいる学校長ドクター・アームストロングに迫っていきます。 ツインテールがかわいらしい赤ちゃんのティナですが、テッドと同様にバリバリ仕事をこなしていくギャップが魅力。「ベイビー・レボリューション」を標榜するドクター・アームストロングから、ベイビーたちを守ことができるのでしょうか。

前作『ボス・ベイビー』でテッドの声を演じたのは、人気俳優のムロツヨシ。「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」でも続投が決定しています。 ボス・ベイビー役を続投するにあたり、ムロは「こんな時代に、ボス・ベイビーになって、皆んなの前で、わちゃわちゃしたいんです。こんな時代だからこそ、皆んなでわちゃわちゃしたいんです。(中略)ボス・ベイビーになって、映画館で待ってます。わちゃわちゃしよう。皆んなで笑っていよう。」とコメントを残しています。

実はこれまでに、Netflixで4シーズンにわたるスピンオフ作品『ボス・ベイビー：ビジネスは赤ちゃんにおまかせ！』(2018年)が製作されています。 本作のあらすじは、ボス・ベイビーがベイビー株式会社の威信をかけて、ネコと人気者の座を争うというもの。『ボス・ベイビー』ではあまり脚光を浴びなかったキャラクターたちの活躍が見られるので、映画とあわせて観ることをおすすめします！

Netflixのアニメシリーズでは、映画とは違った声優も魅力の1つです。映画では、ボス・ベイビー役をムロツヨシ、ティム役を芳根京子が務めました。 しかし本作でのボス・ベイビー役は、『天空の城ラピュタ』(1986年)でルイ役を務めた安原義人が、兄のティムを『HUNTER×HUNTER』の主人公のゴンを務めた潘めぐみが務めています。

テッドもティムも大人になった世界が舞台となっている「ボス・ベイビー2 ファミリーミッション」。成長した2人が見せる絆や家族愛は見逃せません。 新キャラクターのティナとともにミッションをクリアすることはできるのでしょうか。来る2021年、ボス・ベイビーたちのさらなる活躍を期待しましょう！