2018年4月7日更新

イケメン俳優が女装に挑んだ作品9選【生田斗真、エディ・レッドメイン出演作も!】

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瀬戸康史『海月姫』(プレス)
©フジテレビ

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イケメンはやっぱり美しかった!人気俳優の女装が楽しめる作品

美しい容姿を持つ男性俳優が抜擢されるのは、プレイボーイ役だけではありません。女装が好きな男性や、女性として生きたいと願う男性を描いた作品で、彼らは素晴らしい演技を見せてくれています。 人気イケメン俳優が、女性顔負けの美しい女装姿を披露したおすすめ作品をご紹介します。

1.『海月姫』(映画・2014年、ドラマ・2018年)【菅田将暉・瀬戸康史】

2014年に映画化、2018年には月9ドラマとして放送された東村アキコ原作の『海月姫』。映画版では菅田将暉が、ドラマ版では瀬戸康史がキュートな女装姿を披露してくれています。 『海月姫』では、ファッションや恋とは無縁のオタク女子たちが生活するアパートに女装した美少年・蔵之介が頻繁に訪れるようになったことから起こる愉快な騒動が描かれます。 イラストレーターを目指す倉下月海(のん・芳根京子)は、自他共に認めるオタク女子。ファッションにも恋にも興味がありません。そんな月海が暮らすのは、同じような女性ばかりが住んでいるアパート・天水館。このアパートには、男子とおしゃれ禁止という厳しく奇妙なルールがありました。 ひょんなことから出会った女装男子の蔵之介(菅田将暉・瀬戸康史)は、月海をおしゃれで美しく生まれ変わらせるため奮闘するのでした。

2.『彼らが本気で編む時は』(2017年)【生田斗真】

生田斗真がトランスジェンダーの介護士を演じて話題になった『彼らが本気で編むときは』。恋人同士のリンコとマキオの元に、マキオの姪のトモがやってきたことから、3人の奇妙な共同生活が始まります。生田斗真が演じたのは、性同一性障害を抱えすでに性転換手術を受けた元男性・リンコです。 恋人に夢中になり、家をないがしろにしている母と2人だけで暮らしているトモ(柿原りんか)。母が家を出てしまい、トモは母の弟のマキオ(桐谷健太)の家に世話になることになります。マキオはリンコという人と共に暮らしていました。優しく美しい人でしたが、悲しい秘密を抱えていました。 性同一性障害を抱え、性転換手術を受けていたリンコ。最初は戸惑いを隠せなかったトモでしたが、リンコの優しさに心打たれ、3人は本当の家族のように仲睦まじく暮らしていくのです。

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3.『溺れる魚』(2001年)【窪塚洋介】

窪塚洋介が女装趣味の刑事を演じた『溺れる魚』は、2001年に公開。女装が趣味の警察巡査・秋吉が密かに恋している警部補・白洲は椎名桔平が演じました。 とある強盗殺人事件が発生、警部補の白洲は現場に踏み込み、見事犯人を仕留めます。しかし、白洲はあろうことか犯行現場となった家庭の現金を盗んでしまうのです。一方巡査の秋吉は、女装趣味が高じて女子更衣室から女性警官の制服を盗み出してしまった過去があるのでした。 過去の悪事をネタに内部の犯行の疑いがある人物・石巻(伊武雅刀)の監視を言い渡された秋吉。二人のクセのある刑事の行く末は一体どうなるのでしょうか。

4.『女子的生活』(2018年)【志尊淳】

坂木司原作の人気ライトノベルが実写化!トランスジェンダーの主人公・みき役を志尊淳が務めます。 主人公のみきは、アパレル企業で働くOLですが実は男性でトランスジェンダーであるという秘密を抱えています。ある日、みきは同級生の後藤(町田啓太)再会し彼にある頼みごとをされるのでした。生活に困窮している後藤はみきに泣きつき家に転がり込みました。 かつての同級生・後藤と今は見た目は女性、心は男のみきとの奇妙な同居生活が始まったのです。 メイクやおしゃれは大好きだけれど、恋愛対象は女性であるみき。一方、頼りなく男らしいところが見受けられない後藤。二人の同居生活はどのような結末を向かるのでしょうか。

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5.『想いのこし』(2014年)【岡田将生】

2014年に公開された映画『想いのこし』では、岡田将生のウエディングドレス姿や、ポールダンスシーンが見れます。 チャラ男でクズの主人公・ガジロウは、ある日接触事故に巻き込まれてしまいます。ガジロウを避けようとした車が他の車とぶつかり、乗車していた4人は死亡してしまいました。4人は亡くなった後も自分たちの死が受け入れられず幽霊となってこの世に留まります。 4人にはそれぞれ想いのこしたことがありました。そんな4人の無念をよそに、事故の原因でもあるガジロウだけ助かりピンピンしています。幼い息子を一人にしてしまったことが気がかりで仕方ないユウコ(広末涼子)は、ガジロウに4人それぞれのやり残したことを叶えてもらうことを頼むのでした。

6.『バッド・エデュケーション』(2005年)【ガエル・ガルシア・ベルナル】

神学校での少年愛が描かれる『バッド・エデュケーション』では、エキゾチックな美しさを持つガエル・ガルシア・ベルナルが女装に挑戦。この作品でメガホンを取ったペドロ・アルモドバル監督の自伝的要素がある作品とも言われています。 映画監督として成功し活躍しているエンリケ(フェレ・マルティネス)の元に、かつての同級生・イグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)が現れます。二人が出会ったのは神学校で、途中退学してしまったエンリケにとっては、悲しい思い出しかありませんでした。 それはイグナシオにとっても同じで、彼は在学中に神父から激しい性的虐待を受けていました。再会したイグナシオは、自身を俳優だと言い、エンリケに神学校時代をモチーフにしたと思われる映画の脚本を差し出したのです。 自分をその映画の主役にして欲しいと訴えるイグナシオ。目の前の彼は以前の面影があまりないようにも感じられます。突然の再会を怪しむエンリケでしたが……。

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7.『リリーのすべて』(2016年)【エディ・レッドメイン】

「ファンタスティック・ビースト」シリーズで主演を務め、世界的な人気を得たエディ・レッドメインの女装姿が楽しめるのがこちら。映画『リリーのすべて』は、世界で初めて性転換手術を受けた画家・リリー・エルベとその妻・ゲルダの姿を描きます。 中性的なルックスを持つ画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)には、同じく画家の妻・ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)がいます。ある日絵のモデルからキャンセルを受けてしまったゲルダは、夫・アイナーに女性の格好をさせ代役を務めさせます。この時、アイナーの中にはこれまで感じたことのなかった不思議な感情が芽生えたのでした。 それから妻の目を盗んでは女装に明け暮れるアイナー。彼はいつしか女装だけに飽き足らず、男性を求めるようになっていきました。女性として生きることを渇望するアイナーは、やがて性転換手術を受けることを決意するのです。

8.『さらば、わが愛/覇王別姫』(1994年)【レスリー・チャン】

中国の伝統芸能・京劇に身を捧げた二人の男性の姿を描く『さらば、わが愛/覇王別姫』。女形役者として活躍する小豆子をレスリー・チャンが演じます。 女郎の息子として生まれ、半ば捨てられるような形で京劇役者の道を歩みだした小豆子(青年期・レスリー・チャン)。厳しい修行の中、彼は養成学校で運命的な出会いを果たします。いつも仲間にいじめられていた小豆子は、自分を守ってくれる、優しく頼もしい石頭(青年期・チャン・フォンイー)に切ない恋心を抱くようになるのでした。

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9.『プルートで朝食を』(2006年)【キリアン・マーフィー】

「バットマン」シリーズのスケアクロウ役で知られるキリアン・マーフィーも女装姿を披露!「プルートで朝食を』では、幼い頃からメイクやおしゃれが大好きだった主人公・パトリックを演じました。 教会の前に捨てられていた子どもだったパトリック(キリアン・マーフィ)は、母の顔を知りません。幼い頃から母の影を追い求めて、大人の女性のようなメイクをしたり服を好んで着たりしていました。成人してもその想いは変わることなく、母に一目会いたいとあるゆる手を尽くすパトリック。 母の愛を必死で求めるパトリックの成長と冒険をポップな映像で描いた『プルートで朝食を』。ヘビーで悲しい人生だけれど、自分の信じたものに向かって突き進むパトリックの姿には圧倒されます。

名作いっぱい!イケメン女装映画

男性俳優が女装をしているというだけで話題になりそうなものですが、その話題以上に名作がそろっているのも事実。LGBTやジェンダー論、家族愛とさまざまなテーマを深くしっかりと描いています。 人気イケメン俳優の美しく妖艶な演技をぜひ堪能してみてくださいね!