イケメンがときめきをくれるおすすめ映画10選【洋画・邦画】

心ときめく恋愛映画や涙活ヒューマンドラマをはじめ、気持ちがスカッとするアクション、爆笑コメディ映画など、癒されたいと思うときに観たい映画はさまざま。 中には「イケメン映画を見てキュンキュンしたい！」と思う人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、国内外を問わずクールな俳優陣が魅力の最新映画10選と、作中で輝くイケメンを紹介。 思わず見惚れてしまう美しさや心を掴まれる繊細な演技力、度肝を抜かれるアクションなど、繰り返し観たくなること間違いありません。 イケメン鑑賞で心にときめきを補充し、女性ホルモンを活性化しちゃいましょう！！

『東京ラブストーリー』(1991年)で恋愛ドラマブームを席巻し、その後も『最高の離婚』(2013年)や『カルテット』(2017年)など多くの名作を手がけてきた坂元裕二のオリジナル脚本として話題の作品。 京王線の明大前駅でたまたま終電を逃してしまった大学生2人がやがて大人になっていく、切なくもリアルな恋の物語です。

『花束みたいな恋をした』で主演を務めたのは、『セトウツミ』(2016年)や『溺れるナイフ』(2016年)で第26回日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞を受賞した菅田将暉。その後も俳優としてだけでなく歌手としての活躍も見せています。 本作ではリアルで繊細な演技を見せ、多くの若者の共感を呼びました。

「東京喰種 トーキョーグール」で知られる萩原健太郎が監督を務めている『サヨナラまでの30分』は、今をときめく新田真剣佑と北村匠海のW主演で話題となった青春映画です。 デビュー直前で夢破れたバンド「ECHOLL」。見知らぬ大学生・颯太としてメンバーの前に現れたのは、1年前に亡くなったボーカルのアキで……。

世界的アクションスター・千葉真一の息子で、映画「ちはやふる」3部作(2016年・2018年)に出演し人気を集めた新田真剣佑がアキ役を務めます。 バンド「DISH//」のボーカルとして活躍しながらも『君の膵臓をたべたい』(2017年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村匠海が颯太役を演じました。 演技だけでなく、2人の歌声にもうっとりすることのできる作品です。

『永遠に僕のもの』は、実際に12人以上をも殺めた連続殺人事件をもとに製作されたクライムドラマです。舞台は、1971年のブエノスアイレス。 昔から他人のもっているものが欲しくなってしまう性格だった青年・カルリートスは、新たに出会い心惹かれた青年・ラモンとともに、次々と殺人事件を起こしていき……。

カルリートス役を演じたロレンソ・フェロは、本作で映画デビューを飾った新進気鋭。ハバナ映画祭で主演男優賞を受賞し、アルゼンチンを代表する映画スターとして一気に駆け上がっていきました。 その美しい顔立ちは、「ポスト：ティモシー・シャラメ」や「南米のレオナルド・ディカプリオ」とも言われています。

原泰久作のベストセラー漫画を、『アイアムアヒーロー』(2016年)や『いぬやしき』(2018年)の佐藤信介が実写映画化。 舞台となるのは、春秋戦国時代の秦の国。戦災孤児でありながらもたくましく生きてきた少年・信と漂でしたが、王宮入りした漂が秦の王の身代わりとして殺されてしまいます。 「天下の大将軍になる」という2人の夢を叶えるため、信の戦いの日々が始まるのでした。

主人公・信役を堂々演じたのは、『L・DK』(2014年)で「壁ドンブーム」を巻き起こしたのち、『ヒロイン失格』(2015年)や『四月は君の嘘』(2016年)など数々の漫画原作作品で主演を務めてきた山崎賢人。 その他にも吉沢亮や本郷奏多が出演するなど、期待のホープたちが勢揃いしている作品です。

「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)をはじめ、「ROOKIES」(2008年)や「JIN 仁」(2009年)など数々の名作ドラマを世に放ってきた平川雄一朗監督が、あなしん原作の大人気少女漫画を実写映画化。 高校入学を機に脱ぼっちを目指すヒロイン・美月と、バスケ部のイケメン四天王たちが繰り広げる青春ラブストーリーです。

北村匠海をはじめ、磯村勇斗や杉野遥亮、さらには小関裕太などフレッシュな顔ぶれが勢揃いした本作品。 青春ラブストーリーらしいときめくシーンはもちろんのこと、俳優陣の爽やかでクールな姿を楽しめるバスケットボールの試合シーンも見所です。

第90回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートし脚色賞を受賞したほか、第75回ゴールデングローブ賞でも3部門にノミネートするなど、多くの話題を呼んだ作品。 北イタリアの避暑地までやってきた17歳のエリオは、24歳の大学院生オリヴァーと出会い、何気ない日々を過ごしていく中でいつの間にか特別な感情を抱いていることに気付き……。

一夏の儚くも美しい恋を演じきったのは、本作で大躍進を遂げたティモシー・シャラメと『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)のアーミー・ハマー。 なかでもジュブナイルらしい瑞々しさや脆さ、美しさを表現したティモシーの表情や演技は圧巻です。彼らを取り巻く美しい景色の数々からも目が離せません。

『世界から猫が消えたなら』(2016年)、『恋は雨上がりのように』(2018年)などで知られる永井聡監督がメガホンをとり、古屋兎丸の人気コミックを実写映画化。 全国で指折りのエリートが勢揃いする名門校・海帝高校を舞台に、生徒会長の座を狙う生徒たちの権力闘争をコミカルに描きます。

本作で主演を務めたのは『花束みたいな恋をした』でも紹介した菅田将暉。 その他にも野村周平や竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大など今をときめく若手俳優陣が揃い、なかでも野村周平と間宮祥太朗の怪演には原作ファンからも多くの絶賛の声が寄せられました。

『チチを撮りに』(2013年)や『浅田家！』(2020年)で知られる中野量太監督の商業映画デビュー作品。 突然ガンで余命宣告をされてしまった母・双葉は、家出中だった夫・一浩を連れ戻し、4つの「絶対にやっておくべきこと」を1つずつこなしていきますが……。主演を務めた宮沢りえの熱演が印象的な作品です。

家出から帰ってきた夫・一浩を演じたのは、『ゆれる』(2006年)や『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(2007年)で知られる実力派俳優オダギリジョー。 特撮ドラマ「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューを飾り、『麒麟の翼 劇場版・新参者』(2011年)や『ツナグ』(2012年)『今日、恋をはじめます』(2012年)で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した松坂桃李の演技も光ります。

『レイヤー・ケーキ』(2006年)で監督デビューをして以来、『スターダスト』(2007年)や『キック・アス』(2010年)などを世に送り出してきたマシュー・ボーン監督によるスパイ映画シリーズ。最新作の公開が延期を繰り返していることでも話題の1作です。 一見は高級紳士服店でありながらも、実は世界最強のスパイ組織「キングスマン」で活躍している主人公・ハリー・ハートが、見るも鮮やかなスパイアクションを繰り広げていきます。

ハリー・ハート役を演じているのは『英国王のスピーチ』(2010年)でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファース。新たにキングスマンの候補として抜擢される気鋭・エグジー役を、本作が映画デビューとなったタロン・エガートンが演じています。 紳士で華麗、そして知的でありながらも過激なアクションが繰り広げられ、これまでにないスパイ映画である点が人気です。

別冊マーガレットにて連載され、累計発行部数は3,300万部を突破している大人気作品『君に届け』を実写映画化。『DIVE!!』(2008年)や『心が叫びたがってるんだ。』(2017年)などの青春映画を得意とする熊澤尚人監督がメガホンをとりました。 地味で暗い見た目から「貞子」というあだ名を付けられている主人公・爽子役を多部未華子が、爽子と甘酸っぱい恋を繰り広げるクラスの人気者・風早役を三浦春馬が演じています。

誰からも好かれるクラスのムードメーカー、風早翔太役を見事に演じきったのは、『恋空』(2007年)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その後も映画やドラマ、舞台などさまざまなシーンで活躍を見せていた俳優・三浦春馬。 少女漫画からそのまま出てきたような爽やかな好青年を演じ、原作ファンも納得の風早像を作り上げています。

今回紹介してきた作品は、思わずときめいてしまう恋愛映画から、笑って泣けるヒューマンドラマ、クスリと笑みがこみ上げるコメディまでさまざま。どの作品においても、今後の活躍がさらに期待できる若手イケメン俳優陣が大活躍しています。 なんだか日常にときめきが足りないという人は、イケメン映画に癒されてみてはいかがでしょうか。