2018年5月22日更新

福田雄一監督作品を支える常連俳優の出演回数ランキング【福田組】

福田雄一が監督を務める作品に度々参加する常連俳優「福田組」をご存知ですか?この記事では福田作品を支える「福田組」の面々を、出演回数が多い順にランキング形式で紹介していきます!

福田雄一監督作品常連俳優をランキングで紹介!

ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』、実写映画『銀魂』等の大ヒット作を手掛けたことで知られる福田雄一監督。低予算で挑んだドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』は、シュールな笑いが話題を呼び深夜枠とは思えない人気シリーズとなりました。 福田作品に出演したことのある俳優は、その後も度々参加し常連になることが多いことから「福田組」と呼ばれています。この記事では福田作品を支える「福田組」の面々を、福田雄一が脚本・監督を務めたドラマ・映画作品から集計して、出演回数(レギュラー出演のみ)が多い順にランキング形式で紹介したいと思います。

10位:菅田将暉(3回)

出演回数3回で10位にランクインしたのは、人気実力ともに若手NO.1との呼び声の高い菅田将暉。2017年度は、映画『あゝ荒野 前編』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したのみならず、歌手としての才能も開花させ飛躍の年となりました。 菅田将暉が福田雄一作品に初めて参加したのは映画『明烏(あけがらす)』。ムロツヨシ、佐藤二朗、新井浩文といった癖のある役者と対等に渡り合い、主演を務めあげるというポテンシャルの高さを見せつけています。 続いて出演した映画『銀魂』では、メインキャラクターの一人である志村新八役を好演。溢れ出る存在感を丸メガネの中に封じ込め、マジメな常識人を演じ上げました。『銀魂2』への続投も決定しています。

10位:宅麻伸(3回)

同率10位にランクインしたのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズのダンジョー役でお馴染みの宅麻伸。パロディ、ギャグ何でもありのハチャメチャドラマの中でひと際目立つ存在感を放っています。 宅麻伸といえば、端正な甘いマスクが魅力の元祖イケメン俳優。そんな二枚目に敢えて「オカマキャラ」という裏の顔をもつ戦士ダンジョー役を演じさせることで、新たな魅力を引き出すことに成功したのです。 気心の知れた出演者には更なる成長と進化を求めるという福田雄一。シーズンを追うごとに進化するベテラン・宅麻伸のはっちゃけた演技にご注目ください。

10位:堂本剛(3回)

続いて10位にランクインしたのは、福田雄一脚本・演出のドラマ『33分探偵』、『天魔さんがゆく』で主演を務めたKinki Kidsの堂本剛。 福田作品への参加は、『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』、『金田一少年の事件簿』とそれまでシリアスな役を演じることの多かった堂本剛の役者としての幅を広げる大きなきっかけとなりました。 映画『銀魂』では、「攘夷志士の中で最も危険な男」とされる高杉晋助役を担当。堂本剛に悪役をやらせてみたいという福田監督の狙い通り、優し気な口調で狂気を語る妖艶で不気味なキャラクターが誕生しています。

10位:柳楽優弥(3回)

同率10位、4人目に登場するのは、主演作『誰も知らない』でカンヌ映画祭最優秀男優賞受賞するという華々しいデビューを飾った柳楽優弥。24歳の時に福田雄一監督作『アオイホノオ』に出会い、俳優人生を変える大きな転機になったのだといいます。 柳楽優弥は、主人公・焔モユル役をハイテンションかつユーモラスに熱演。コメディ作品への挑戦は新たな一歩を踏み出すきっかけになっていました。 映画『銀魂』では「大のマヨラー」土方十四郎役を好演。マヨネーズでカブトムシを捕獲しようとするシュールな演技を見ることができます。

10位:吉沢亮(3回)

同率10位、5人目の登場は「微笑み王子」の異名を持つ超美形俳優の吉沢亮。映画『銀魂』では新選組の毒舌ドSキャラ・沖田総悟役に扮し、ビジュアル演技共にすばらしいと大絶賛されました。 ところが続いて挑んだ『斉木楠雄のΨ難』はと言うと……。自身を「漆黒の翼」と称す重度の厨二病キャラ・海藤瞬役を熱演。闇の組織・ダークリユニオンに対抗すべくして起こす謎の行動やセリフで観客を笑いの渦に巻き込んだのです。 海藤瞬を役者人生の中で一番のハマり役だと言って憚らない吉沢亮。福田組としての資質十分です。

6位:新井浩文(4回)

登場回数4回で6位にランクインしたのは、鋭い眼光と強面でお馴染みの新井浩文。『アウトレイジ ビヨンド』のチンピラ役から『ど根性ガエル』のブタゴリラ役まで演じ分けるカメレオン俳優として知られています。 『銀魂』で居合いの達人・人斬り似蔵役をストイックに演じきったかと思えば、『斉木楠雄のΨ難』では「ミステリアスバカ」の燃堂力を演じ、思う存分ボケ倒す……。 福田雄一いわく、新井浩文は自然体で笑いが取れる役者なのだとか。ガチガチに笑いを作り込むメンバーが多い福田組の中では貴重な人材なのです。

6位:賀来賢人(4回)

同率6位にランクインしたのは、映画『斉木楠雄のΨ難』の窪谷須亜蓮役でコメディ俳優としての実力を存分に示した賀来賢人。女優・賀来千香子を叔母にもつ正統派イケメンでありながら、やりたいジャンルを「コメディ」と明言する笑いに貪欲な俳優です。 福田組入りのきっかけは、福田雄一が企画・演出を務める舞台に出演したこと。ベテランとしのぎを削る恐怖やプレッシャーを経験することで、コメディ俳優としての筋力をつけたといいます。 2018年10月期の実写ドラマ『今日から俺は!!』では主人公・三橋貴志役に抜擢。福田雄一×賀来賢人タッグによる規格外のヤンキーコメディに期待が高まります。

6位:指原莉乃(4回)

同率6位、3人目に紹介するのはHKT48の指原莉乃。出会いは古く、福田雄一がAKBの番組の放送作家を務めていた頃からの付き合いなのだとか。 指原莉乃のことを美人じゃないし歌も踊りも下手と散々けなしながらも、すごく気になって構いたくなると不思議な魅力があることを認めている福田雄一。 指原のために書き下ろしたドラマ『薔薇色のブー子』では、変顔をさせたり白目を剥かせたり、アイドルとは思えない扱いでイジり倒し、指原莉乃の魅力を最大限に引き出しています。

6位:中村倫也(4回)

同率6位、4人目に紹介するのは『スーパーサラリーマン左江内氏』の刈野刑事役で人気を集めた中村倫也。ムロツヨシとの掛け合い漫才のような演技が面白いとSNSでも話題になりました。 福田組では「おふざけ担当」を担っていますが、ドラマ『ホリデイラブ』ではモラハラ、パワハラ、DV、何でもありの鬼畜夫を怪演。振り幅の大きさに戸惑う人も多かったのではないでしょうか。 2018年4月スタートのNHK朝ドラ『半分、青い。』に、ゆるふわイケメン・朝井正人役で出演している中村倫也。新たな一面を見せてくれるかもしれませんね。

6位:橋本環奈(4回)

同率6位、最後に紹介するのは「1000年に1人の逸材」と騒がれ華々しいデビューを果たした橋本環奈。人気バラエティ「ぐるナイ」のごちメンバーに選ばれる等、本業以外でも幅広い活躍を見せる注目の女優です。 福田作品初参加となる映画『銀魂』では、変顔、鼻ほじり、ゲロ吐きと、可愛らしい顔からはおよそ想像もつかない振り切った演技を披露。コメディエンヌとしての才能を開花させ、その後の福田作品にも立て続けに呼ばれるようになりました。 この程、橋本環奈の続投が発表された『銀魂2(仮)』。映画は2018年8月17日公開の予定です。

5位:木南晴夏(5回)

出演回数5回で5位にランクインしたのは、「勇者ヨシヒコ」シリーズのムラサキ役でお馴染みの木南晴夏。2009年公開の映画『20世紀少年』で小泉響子役を務めた木南晴夏を見染め、福田監督自らムラサキ役に指名したのだといいます。 ドラマでは貧乳キャラとして描かれメレブや仏から「平ら胸」とからかわれていますが、実際のバストサイズは推定C~Dカップ。ムラサキというキャラを演じるため、アンダーウェアで膨らみを押さえつけ撮影に臨んでいるのだとか。細かいところまで役作り、まさに女優ですね。

3位:安田顕(7回)

出演回数7回でトップ3入りしたのは、TEAM NACS所属の安田顕。福田雄一の映画監督デビュー作『大洗にも星はふるなり』から参加している、福田組の中でもディープなメンバーの一人です。 『勇者ヨシヒコと魔王の城』には、チンポジをやたらと気にする盗賊Aの役でゲスト出演。映画『HK 変態仮面』では鈴木亮平演じる主人公の宿敵・偽変態仮面として、変態性を遺憾なく発揮しました。 2018年4月期のドラマ『正義のセ』に口うるさい検察事務官・相原勉役で出演。演じる役柄で全く違う顔を見せるカメレオンぶりに驚かせられます。

3位:山田孝之(7回)

出演回数7回で同率3位にランクインしたのは山田孝之。『大洗にも星はふるなり』に主演して以来、福田作品に度々参加しているいわば盟友ともいうべき存在です。 低予算のため主役のキャスティングに難航した『勇者ヨシヒコと魔王の城』では、事務所を通さず山田本人に直接連絡するというタブーを犯し、ヨシヒコ=山田孝之のキャスティングに成功。企画は見事にハマり人気シリーズへと成長しました。 映画『銀魂』では、宇宙生物エリザベスの声を担当。山田孝之だからといって、常に主役級にキャスティングする訳ではないところに信頼の深さを感じますね。

2位:佐藤二朗(20回)

出演回数20回で惜しくも1位を逃したのは「福田組の風神雷神」と呼ばれる佐藤二朗。画面に現れるだけで「何か面白いことを言うのでは?」と期待させてくれる、福田作品には必要不可欠な存在です。 出会いは福田雄一がまだ放送作家だった頃、その後10年以上にわたり笑いを追求してきました。福田監督からの信頼は厚く、佐藤二朗の出演シーンに限ってはテストなしで本番に挑むのだとか。 余程、役者としての力量を信じていないとできない技ですよね。アドリブ全開の本番一発勝負。信頼関係に裏打された質の高い笑いを福田作品のそこかしこで見ることができます。

1位:ムロツヨシ(22回)

堂々1位に輝いたのはムロツヨシ。2018年エランドール賞新人賞に輝いた他、テレビで見ない日はないというほどの活躍を見せる注目俳優です。 将来性を期待して贈られるエランドール賞を42歳という年齢で受賞していることからも分かる通り、決して平坦な道を歩いてきた訳ではありません。先の見えない下積み生活の中、福田監督と出会ったことが人生の大きな転機になったといいます。 ムロツヨシのコメディ俳優としての素質を見抜き生かしてくれる監督がいたからこそ、現在の活躍に繋がったのでしょうね。

才能を見出し、進化させる福田雄一監督

福田作品常連メンバーを紹介してきましたが、いかかでしたか?芸人顔負けの個性派ばかりかと思いきや、イケメン俳優やアイドルがランクインしていることに驚かれた方も多いのではないでしょうか。 ひとたび福田作品に参加すると、その後のオファーに嬉々として応じてしまうのはなぜでしょう?自分でも気付かなかったコメディセンスを見抜き生かしてくれる、そんな監督なのですから演じていて楽しくない訳がありませんよね。 信頼関係が成立しているからこそ、福田監督の無茶ぶりに精一杯応え更なる進化を遂げる……。福田監督に新たな魅力を引き出され才能を開花させた役者集団、それが「福田組」なのかもしれません。