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『ミス・シャーロック』小澤征悦に単独インタビュー「強い女性は素敵だ」

2018年5月2日更新

『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られているHBOのアジア部門とHuluの共同製作として世界19カ国で放送されるオリジナル連続ドラマ『ミス・シャーロック』。主人公の兄役で本作に出演する小澤征悦に単独インタビュー!

小澤征悦、『シャーロック・ホームズ』にハマっていた幼少期

「小学生時代、『シャーロック・ホームズ』の本が家にあって好きで読んでいました。私も姉も凄くハマってしまって。」 そう語るのは、今回HuluとHBO Asiaが共同製作し、世界19カ国で放送されるオリジナルドラマ『ミス・シャーロック』で主人公シャーロックの兄・双葉健人役を演じる俳優の小澤征悦。 「当時は、俺も姉も『シャーロック・ホームズ』にかなりハマっていました。それで両親がロンドンでやっていた「シャーロックホームズ・ツアー」に連れていってくれたんです。小説では架空の住所でもあった彼の住処の「221B」に最も近い場所や、『バスカヴィル家の犬』に登場するパブなど……ホームズにゆかりのある場所を周りまして。そのツアーに家族で参加した事がとても思い出深いですね。それぐらい、『シャーロック・ホームズ』は大好きでした。 なので今回こちらの役のお話をいただいた時はとても嬉しかったです。この世界観に入れるという事に、胸を踊らせていました。」

夜は読書をしないと寝れない?本の虫である一面

小澤征悦
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幼少期に『シャーロック・ホームズ』の小説を読みあさっていたという小澤征悦。ミステリー小説がもともと好きだったのでしょうか? 「そうですね、『三毛猫ホームズ』とかも読んでいました!ただ、ミステリーだけでなくミヒャエル・エンデの『モモ』や『ネヴァーエンディング・ストーリー』も好きで読んでいましたよ。共通して“ワクワク”していました。そういう作品が好きだったのかもしれませんね」 しかし本好きは学生時代に比べて、大人になってから更に強くなったとのこと。 「僕ね、寝る前に本を読まないと寝れないんですよ(笑) 村上春樹さんが一番大好きです、彼の小説は全て読んでいます。後は宮本輝さん、宮部みゆきさんの本も読んでいます。やっぱりミステリーが好きな傾向はあるんですけど、本当に色々なジャンルを読みますね。 最近は本屋さんに行くと棚に陳列されている表紙の中で気になった物を手に取り、最初の五行を読んで気に入ったものを購入しています。そこでもう、自分に合うか合わないか、わかるんですよ。なので最近な色々な作家さんの本を読んでいますね。漫画も読みます、最近は『ジョジョの奇妙な物語』を読み返しているところです(笑)」

小澤征悦の語る『ミス・シャーロック』が起こした革命

小澤征悦
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『ミス・シャーロック』において最も注目すべき点は、今日まで最も映像化されてきたキャラクターでありながら、本作がほぼ初の女性版シャーロックであるということ。竹内結子演じる、このシャーロックは現代を生きる強い女性の象徴とも言えます。 「“強い女性”というものを考えるにあたって、生まれた時から日本を出た事がない人とある人とでは女性に対する感覚が全然違うと思うんですね。僕はアメリカで生まれていて向こうを近くに感じるのですが、“三歩下がって”と言われるような日本の美徳的な感覚も理解できますし、アメリカの“ウーマンズ リブ”にも共感しますし、ヨーロッパの男女対等な感覚もわかります。 どのような感覚の中にも“強い女性像”というものは存在して、それが性差別なく平等であるという状態が良いと思うし、そうあるべきだと思っています。ただ、勘違いしてはいけないのが「女性は何をやっても良いんだ」というロジックになる訳ではないと考えています。それは、違いますよね。」

「強い女性は素敵」「実は僕はMなんです」

小澤征悦
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自分の意思を強く持って最前線に立つ女性、そして“三歩下がる”女性でも、そんな自分自身でいる事にストレスを感じなければ、それで良いのではないかとも語ってくれました。 演技力は勿論、そのルックスからも女性ファンから絶大な人気を誇る小澤征悦は、実際どんな女性がタイプなのでしょう? 「生きるうえで自分のやりたい事に真っすぐ、真摯に向き合って行く姿勢を持つ。僕はそういう生き方をしている方が凄く好きです。もしかしたらそういう女性は、はたから見ると“強い女性”と言われるのかもしれませんね。」

ズバリ、付き合うとしたら?

「僕はMだからな……(笑)しかし、強い女性・強くない女性とかではなく、互いに尊敬する事ができたり、理由もなく信用できるとか、そういった事の方が大事ですね」

俳優・小澤征悦の今後の展望とは。

小澤征悦
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これまでも『クリミナル・マインド 国際捜査班』や『JUKAI 樹海』などの海外作品に出演してきた小澤征悦。本作『ミス・シャーロック』も、世界19カ国に同時配信されるとの事で、その存在をより海外にアピールする事ができるでしょう。 「海外の作品をやらせていただく度に、自分にとって勉強や宝となってきたので今後も是非チャレンジしたいと思っています。ただ、やってみて思ったのは、改めて自身は日本をベースにして活動したいなという事です。ベースがあってこそのものだと考えていますし、ベースがないと難しいし、嫌なんです。 出会いと縁があれば、是非海外でもやっていきたいですが、日本でもしっかりと活動していきたいと思っています。」

英語が堪能でありながらも、日々それを勉強し続ける姿勢

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アメリカで生まれた小澤征悦は、言わずもがな英語も堪能。しかし、海外で演技をするに当たり、日々学んでいきたいとのこと。 「芝居の壁は音楽と違って、唯一“言葉”だと思っています。しかし言語というのは話さないと話せなくなるので、そういう意味で英語に対してはこれからも頑張っていきたいと思っています。」 インタビュアーが照れてしまうほどのルックスの持ち主であり、幼少期からの本の虫として知的な一面をも見せてくださった俳優・小澤征悦。彼の演じるシャーロックの兄・双葉健人は、妹を超えるほどの高い頭脳の持ち主であり、彼女の理解者・協力者として活躍します。 全8話で構成された、HuluとHBO Asiaとの共同製作であるオリジナル連続ドラマ『ミス・シャーロック』。 2018年4月27日よりHuluにて毎週金曜日に一話ずつ配信中です。