2018年6月15日更新

『メイズ・ランナー3』結末までのネタバレ!過去作のあらすじも一挙紹介

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メイズ・ランナー

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YAムービーのメガヒットコンテンツ!「メンズ・ランナー」シリーズ

ジェームズ・ダシュナーによるYA(ヤングアダルト)小説「メイズ・ランナー」シリーズを実写化した映画「メイズ・ランナー」シリーズ。 巨大迷路やウイルス感染したクランク(ゾンビのようなもの)、すべてを支配しようとする秘密組織WCKD(ウィケッド)と戦う若者たちの奮闘を描き、世界累計興行収入1000億円突破、50か国で初登場1位を記録したメガヒット・ムービーです。 謎解きミステリー、生き残りサバイバル、俳優陣が怪我を負うほどの過激なアクションシーンなど見どころ満載の本シリーズは、幅広い年齢層に支持されており、ついに映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』をもってフィナーレを迎えます。 今回は、これまでのシリーズのおさらいや、『メイズ・ランナー 最期の迷宮』のあらすじ、感想・評価などを【ネタバレあり】でご紹介します。

映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』あらすじ【ネタバレなし】

巨大迷路を攻略した第1ステージ、灼熱の砂漠を攻略した第2ステージ、そして、第3のラストステージの舞台は、失われたはずの「ラスト・シティ」! テレサ(カヤ・スコデラリオ)の裏切りにより、仲間のミンホ(キー・ホン・リー)をWCKDに奪われたトーマス(ディラン・オブライエン)たちは、ミンホ奪還を決断します。 第1ステージの巨大迷路の壁同様、攻略不可能に思える高い壁に覆われたラスト・シティに乗り込み、ミンホを救い出すことができるのでしょうか?多くの仲間を犠牲にしてきた戦いの果てに生き残る者、そして彼らの未来とは? アクション、スリル、ドラマ、ミステリーのすべてを巻き込んだサバイバル・アクション・アドベンチャー映画「メイズ・ランナー」シリーズ、遂に完結です!

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映画『メイズ・ランナー』のおさらい【ネタバレあり】

高い壁に囲まれた巨大な迷路(メイズ)に、月に一度、生活物資とともに送られてくる新しい「ランナー」。ランナーは過去の記憶を失い、かろうじて自分の名前だけは思い出すことができ、過去3年間に送られてきたランナーたちは互いに協力し合い、生活を送っていました。 ある日、いつものように送られてきた新しいランナーのトーマス。トーマスがランナーとしての才能を開花し、迷路攻略の鍵を掴みつつある中、「これで最後。」という紙切れを握りしめたメイズ初の女性・テレサが送り込まれてきます。 テレサが来た日を境に、迷路に異変が生じ始め、夜になると閉じられていた迷路の出入り口が閉じず、中にいる怪物グリーパーが仲間たちを食い殺していきます。その混乱の中で、トーマスは自分がテレサとともに迷路を管理する側の研究施設にいた記憶を取り戻します。 早急に迷路を脱出しなければならなくなったトーマスたちは保守派のギャリ―(ウィル・ポーター)らを残し、迷路脱出のサバイバルに挑むことに。 しかし、グリーパーを倒し、迷路を脱出したトーマスたちを待っていたのは、地球が太陽に焼かれ荒廃し、未知のウイルス「フレア」によって死滅寸前だという事実でした。 秘密組織WCKDの研究員エヴァ(パトリシア・クラークソン)によると、トーマスたちはウイルスに感染しない世代で、その理由を実験によって探られていたことが判明します。 トーマスたちはショックを受け、WCKDのヘリによって研究施設へと移送される途中、自分たちが3年もの間、格闘し続けた巨大迷路に別れを告げるのでした。

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映画『メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』のおさらい【ネタバレあり】

人類を滅ぼす伝染病対策の実験用サンプルとして捕らえられていた巨大迷路とWCKDの研究施設を脱出したトーマスたち。 灼熱の砂漠の中でクランクと戦いながら、WCKDに対抗するレジスタンス組織「ライト・アーム」の潜伏地を目指す途中、若い女性ブレンダ(ローラ・サラザール)と中年男性ホルヘ(ジャンカルロ・エスポジート)と一緒になります。 そんな中、テレサも記憶を取り戻し「WCKDに戻るように。」とトーマスと意見が割れ始めるように。ホルヘの知り合いの案内で潜伏地に到着した一行は、ライト・アームの幹部たちと対面しますが、ブレンダがクランクに噛まれウイルスにかかっていることが発覚します。 しかし、抗体を持つというトーマスの血で血清を作り、ブレンダに摂取させるとブレンダの症状に改善が見られ・・・・・・。ほっとしたのも束の間、テレサがWCKDに内通しており、トーマスたちはたちまちWCKDの軍隊に囲まれてしまいます。 激しい銃撃戦の末、仲間の中心的存在だったミンホが奪われ、テレサもWCKDのヘリでトーマスの元を去っていってしまいます。多くの仲間を失ったトーマスたちはミンホ奪還を誓うのでした。

映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』【結末ネタバレ】

ミンホ奪還を懸け、伝説の地「ラスト・シティ」へ

ライト・アームが安全な地を求めて出航する日が2日後に迫る中、トーマスたちは命懸けでミンホを救い出すため、ラスト・シティを目指し出発します。途中のピンチをブレンダたちに救われ、これまで伝説でしか存在しないと言われていたラスト・シティの目前までたどり着きます。 しかし、ラスト・シティは迷路同様、高い壁に覆われ、ウイルスに感染し発病を待つだけの人々が暴徒と化した地獄絵図が繰り広げられていました。一方、WCKDに捕らえられたミンホはテレサが見守る中、研究室で過酷な人体実験を強いられ、心身共に限界に近付きつつありました。

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死んだはずのギャリ―がまさかの再登場!そして、ニュートの発病。

壁の前で暴徒と化した人々とWCKDの軍隊の銃撃戦に巻き込まれ、危機一髪のトーマスたちの前に、なんと1でミンホに殺されたはずのギャリ―が姿を現します。 ギャリ―はチャック(ブレイク・クーパー)を殺してしまったことを悔いており、トーマスたちを解放軍のリーダーのもとへ案内し、壁への侵入方法を聞き出します。 侵入に成功したトーマスたちは、テレサを拉致し、追っ手に追い詰められたものの、テレサの機転で、無事にミンホを奪還。 そんな中、いつの間にかウイルスに感染していたニュート(トーマス・ブロディ=サングスター)の容体が悪化し、これ以上進むことが出来なくなったため、ミンホとギャリ―はブレンダのもとへ血清を取りに戻ることに。

あと1ヶ月で世界が滅亡!世界の運命はトーマスの手に!?

ラスト・シティ内部にも壁を超えてウイルスがはびこり始め、世界があと1ヶ月で滅亡という絶望的な状況の中、テレサはトーマスの血液の中にウイルスを完全に死滅させる抗体を発見します。 ラスト・シティが崩れゆく中、放送で「ニュートは救える。戻ってきてほしい。」とトーマスに必死に訴えかけるテレサ。トーマスは迷いましたが、クランクとなったニュートと揉み合ううちにニュートにナイフが刺さり、死んでしまいます。 研究所内でエヴァと対峙したトーマスは「僕はニュートを救えたのかな?」と絶望しますが、同じく感染していたジャンソン(エイダン・ギレン)に「これからは選ばれた人間のためのマウスとして生きてもらう。」と捕らえられてしまいます。

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テレサの死。そしてトーマスは仲間を救うのか?世界を救うのか?

テレサの加勢でジャンソンを倒したトーマスたちは屋上まで避難しますが、辺りは一面火の海。助かる見込みがないと悟った2人は愛を確かめ合います。 そこにミンホたちのヘリコプターが救助に駆けつけ、怪我をしていたトーマスを優先的にヘリに引き上げた瞬間、ビルが倒壊し、テレサはそのまま落下し死亡してしまいます。トーマスは気絶し、気が付くと海辺の小屋に寝かされていました。 すべての戦いは終わり、抗体を持つ子どもたちと共に船出し、新たな土地「セーフ・ヘイブン」での生活が始まっていたのです。トーマスは、ニュートの手紙とテレサから受け取った血清を胸に刻み、この地で仲間たちと生きていくことを誓うのでした。

映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』の感想・評価

全米では2018年1月に公開した映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』ですが、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では支持率42%、平均点は10点満点中5.1点と残念な結果に。 しかし、一般評価は支持率61%、平均点は5点満点中3.6点とまずまずの評価を受けており、YA世代の若者を中心に支持された結果だと言えるでしょう。 日本での評価は、そもそも前シリーズからのファンしか鑑賞していないため、「2で中だるみしたけれど、3は冒頭からド派手なアクションシーンが展開され、最後まで疾走感を保ったまま駆け抜けている。」 「友情、恋愛などエンターテインメント性に溢れていて爽快。」など、全体的に高評価を得ています。 ただ、全米オープニング興収がシリーズ史上最低を記録しており、完全に続編という形で物語がスタートするため、これまでのシリーズを観ているファンしか劇場に足を運べないという点においては、日本の興収でも同じ結果が予想されます。

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映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』は2018年6月15日公開!

映画「メイズ・ランナー」シリーズは、2018年6月15日公開の映画『メイズ・ランナー 最期の迷宮』をもって完結となります。しかし、多くの謎を残したまま終わる部分も多く、シリーズを観直してみると新たな発見があるかも知れません。 原作小説も本編は3部作となっており、前日譚となる『The Kill Order』『The Fever Code』もこれから和訳刊行予定なので、映画と併せて「メイズ・ランナー」シリーズの世界観を楽しんでみてください。