2018年6月30日更新

そういえばよく見る!個性派俳優・駒木根隆介に迫る

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サイタマノラッパー

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顔を見れば分かる?!映像作品を支える俳優・駒木根隆介

駒木根隆介(画像中央)は、1981年5月2日生まれ、東京都出身の俳優です。趣味は、将棋・麻雀・落語・読書・映画鑑賞で、特技はジャグリングとスキー。大学在学中、自主映画作品に役者として参加したことをきっかけに俳優としての道を進み始めます。 2003年から小劇場への出演を重ね、2007年には劇団・赤堤ビンケの旗揚げにも携わりました。その後も、舞台だけでなく映画やドラマといった作品にも出演し、確かなキャリアを重ね続けています。

日本大学藝術学部で役者という職に出会う

駒木根隆介は、日本大学藝術学部映画学科の在学中に俳優となるきっかけと出会いました。 そんな日本大学とは、東京にある私立大学で、教育から医療、スポーツまでと広い分野で実績を持つ大学。藝術学部は『日芸』との略称でも親しまれており、船越英一郎や真田広之、岡本玲など多くの役者も在学していました。

映画監督・入江悠との関係

入江悠は、1979年11月25日生まれ、神奈川県生まれ埼玉県育ちの映画監督です。 日本大学藝術学部映画学科に在学中より数々の自主映画作品を制作。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でのオフシアター部門に2年連続入選を果たすといった活躍もみせました。大学卒業後も、映画監督・映像作家・脚本家として活動しています。 駒木根隆介にとって入江悠は日大の先輩にあたり、役者となるきっかけをつくった人物でもあります。監督・入江悠と俳優・駒木根隆介としての映像作品も多く制作。プライベートでは、親友として付き合いが続いているようです。

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本気でラップに取り組んだ映画『SR サイタマノラッパー』

映画『SR サイタマノラッパー』は2009年に公開された青春ヒップホップ作品で、監督を入江悠が、主演を駒木根隆介が務めました。 レコード屋もライブハウスもないサイタマ県の片田舎で、ヒップホップグループ『SHO-GUNG』を結成した若者たち。ライブ開催を目標に掲げるメンバーですが、普段は、ニートやフリーターなど家族や世間から痛い目で見られる生活を送っています。そんな中、高校の同級生で人気AV女優となった千夏(みひろ)がサイタマに帰ってきたことから、グループ存続にかかるピンチが訪れます。 本作で駒木根隆介は、家族から邪魔者扱いされるニート・MC IKKU役を演じています。

人気バンドの楽曲をモチーフとした青春映画!

映画『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』は、2011年に公開された群像ドラマ作品で、監督を入江悠が、主演を二階堂ふみが務めました。 アマ王座決定戦の決勝戦当日に、彼氏から神聖かまってちゃんのライブに誘われてしまったプロ棋士を目指す女子高生・成田美和子(二階堂ふみ)。そして、神聖かまってちゃんの動画を見ていた息子が保育園で問題を起こしてしまったシングルマザー・飯島かおり(森下くるみ)など、神聖かまってちゃんに関わる人たちの様々な物語が描かれていきます。 本作で駒木根隆介は、棋士役を演じました。

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SR サイタマノラッパーシリーズ作の最終章!

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門でグランプリを受賞し、映画ファンを賑わせた『SR サイタマノラッパー』シリーズの3作目となる映画『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』が、2012年に公開されました。 監督・入江悠はもちろん、物語の中心として登場する『SHO-GUNG』のメンバーキャストも継続して出演しています。 東京で再びラッパーの夢を追いかける元SHO-GUNGのマイティ(奥野瑛太)は、トラブルを起こし栃木県へ逃亡。転売や産廃処理を違法に行う場所で働き始めるも、金儲けの為に音楽イベントが開催されること、そしてそのイベントにSHO-GUNGのメンバーが出演することを知ります。

ギャグ漫画の実写化作品『アフロ田中』

映画『アフロ田中』は、2012年に公開されたラブコメ作品で、のりつけ雅春の漫画が原作。監督は松居大悟、主演は松田翔太が務めました。 女性とは無縁なまま24歳を迎えた主人公・田中広(松田翔太)のもとに、地元仲間のひとりから結婚の知らせが届きました。過去に地元仲間5人で決めた「誰かが結婚する時は、それぞれの彼女を連れてくる」という約束を思い出してしまった田中は困惑します。 本作で駒木根隆介は、冴えない男仲間5人のうちのひとりでもある井上真也役を演じました。

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日本の戯曲の映画化作品『愛の渦』

映画『愛の渦』は、2014年に公開されたセックスコメディ作品で、監督を三浦大輔が、主演を池松壮亮が勤めました。 都会の豪華マンションの一室にある乱交パーティー会場。秘密クラブ主宰で、男性2万円、女性千円、カップル5千円の金額から参加できるというもの。そこに集まった男女8人は、セックスをしたいという共通の目的を果たすために欲望と本性を曝け出していきます。 本作で駒木根隆介は、童貞を捨てるためにパーティーに参加した男性役を演じました。

恐怖のデスゲームを描いた映画『ドクムシ』

映画『ドクムシ』は、2016年に公開されたホラー作品で、合田蛍冬の漫画が原作。監督は朝倉加葉子、主演は村井良大と武田梨奈が務めました。 薄暗い教室に閉じ込められ目を覚ました男女7人。どうやって連れてこられたか分からない7人は、自分たちの状況を知るために建物内を探索します。そこで見つけたのは、7日間のカウントダウンを刻む時計と寸胴鍋と肉きり包丁。そこでひとりの男が、ネット上の都市伝説で、7日間で7人の中から生き残った1人を食い合わせることで毒虫というものを生み出す呪術があることを話します。 本作で駒木根隆介は、デスゲームに集められたひとり・ヲタクのタイチ役を演じました。

サイコキラーを主人公とした映画『ヒメアノ~ル』

映画『ヒメアノ~ル』は、2016年に公開されたサスペンスエンターテイメント作品で、古谷実の漫画が原作。監督は吉田恵輔、主演は森田剛が務めました。 清掃会社に務める岡田進(濱田岳)は、同僚の恋の手助けをするために恋の相手・阿部ユカ(佐津川愛美)が働くカフェへと行きます。しかし、そのカフェで岡田は高校の同級生・森田正一(森田剛)と再会するとともに、ユカから、森田にストーキングされていること、そして岡田に一目惚れしていたことを聞きます。やがてユカと岡田は交際。それを知った森田は、岡田の命を狙い始めました。 この作品で駒木根隆介は、森田に岡田殺しの協力を依頼される同級生・和草浩介役を演じています。

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大人が揺さぶられる恋愛映画『ナラタージュ』

映画『ナラタージュ』は、2017年に公開されたラブストーリー作品で、島本理生の小説が原作。監督は行定勲、主演は松本潤が務めました。 孤独だった工藤泉(有村架純)と、そんな泉を孤独から救った葉山貴司(松本潤)。泉は、女子高生と教師という立場から葉山への想いを秘めたまま大学へと進学しました。しかし、葉山からの電話で再会することになった泉は、その気持ちが溢れてしまいます。 離婚が成立していない妻を持つ葉山の気持ち、泉に恋する小野礼二(坂口健太郎)の想いなど、忘れられない恋の物語が描かれていきました。 駒木根隆介は本作で、葉山が顧問する演劇部に所属する学生・金田伊織役を演じています。

人気を集めるスポーツ競技を題材とした映画『ラスト・ホールド!』

映画『ラスト・ホールド!』は、2018年5月に公開された痛快青春作品で、監督を真壁幸紀が、主演を塚田僚一が務めました。 部員が1人となってしまったボルダリング部主将で大学4年生の岡島健太郎(塚田僚一)は部の存続のために、6人の新入部員を勧誘。初心者が5人も揃ってしまったことから苦戦するも、練習を重ねるうちに絆が生まれ、団体戦へ挑むことになります。 本作で駒木根隆介は、ボルダリング部のOB・八木役を演じました。

棋士の自伝的小説を映画化!『泣き虫しょったんの奇跡』

映画『泣き虫しょったんの奇跡』は、2018年秋公開の作品で、棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説が原作。監督は豊田利晃、主演は松田翔太が務めています。 『しょったん』こと瀬川晶司(松田翔太)は、将棋をすることで初めて自分を認められたことから棋士の道を目指すようになります。師匠に出会い、実力をつけながらプロ棋士の登竜門といわれる奨励会に入会。しかし、その道は厳しく、26歳までに四段昇格できなければいけないという規定のプレッシャーに負け、退会してしまいます。 挫折や絶望を味わうも、仲間や将棋への愛から立ち上がり再びプロ棋士を目指す泣き虫しょったんを描いた作品。本作で駒木根隆介は、プロ棋士・畑中良一役を演じました。

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これからも期待!駒木根隆介の個性的な魅力

インディーズ映画から話題作まで、様々な映画で個性的な顔を見せ続ける駒木根隆介。今回は取り上げませんでしたが、ドラマや演劇でも目覚ましい活躍を見せています。 邦画ファンとしては、様々な役を演じ分けてしまう彼の魅力を追い続けながら、日本映画を見ていきたいものですね。