2019年1月10日更新

映画『十二人の死にたい子どもたち』キャスト一覧!注目の若手俳優が集結【原作ネタバレ】

ベストセラー作家・冲方丁の小説『十二人の死にたい子どもたち』の映画が2019年1月25日に公開されます。この記事では、本作のあらすじと注目の若手キャスト、原作ネタバレなどを紹介します。

映画『十二人の死にたい子どもたち』が1月25日に公開!

ベストセラー作家・冲方丁(うぶかたとう)の小説『十二人の死にたい子どもたち』の映画化が発表されました。衝撃的なタイトル通り、内容も過激なものになりそうです。 特報映像は、顔が塗りつぶされた十二人のキャストが口を揃えて「死にたい」と呟くという不気味な内容。そしてその顔の主が一体誰なのか、謎に包まれていました。

新たに解禁された予告編で、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海など、注目のキャストが発表されています。彼らが演じるのは、自ら死を願う未成年の安楽死志願者たちです。 この記事では、作品のあらすじやキャストなど、最新情報を紹介していきます。

『十二人の死にたい子どもたち』のあらすじ

原作はベストセラー作家・冲方丁のサスペンス

本作は、『マルドゥック・スクランブル』や『天地明察』などで知られる人気作家・冲方丁(うぶかたとう)の小説が原作です。第156回直木賞候補となり話題になりました。 原作は、安楽死を志願する十二人の見知らぬ子どもたちが廃病院に集まることから始まります。すんなり目的を果たせるはずの彼らでしたが、そこにすでに十三人目の少年が横たわっていたことで物語が錯綜し始めることに……。 価値観も育ってきた環境も違う十二人は議論し、互いを観察して謎に迫ります。そうしたミステリー的な面白さに加えて、思春期ならではの悩みも描かれている点が特徴的です。 映画版では、そうした原作の特徴をどのように再現、またはアレンジするのかにも注目です。

“死にたい子どもたち”を演じる12人のキャスト一覧

注目の若手俳優たちが演じる役柄を、彼らの経歴などとあわせて紹介していきます。出演する俳優はもちろん、彼らが演じるキャラクターも非常に「濃い」とSNS等で話題になっています!

1番:サトシ/高杉真宙(たかすぎまひろ)

「仮面ライダー鎧武/ガイム」や映画『ギャングース』への出演で知られる高杉真宙。 1996年生まれの彼は、本作で15歳の高校1年生・サトシ(1番)役を演じます。冷静沈着で、安楽死の集いの主催者でもあるサトシ。一体何が彼を突き動かしているのでしょうか? 高杉について堤監督は、「こんなにまじめな人がこの世にいるのか。実直を絵に描いたような俳優」と評しています。

2番:ケンイチ/渕野右登(ふちのゆうと)

1995年生まれの渕野右登(ふちのゆうと)は、これまでドラマ『半分、青い。』や『でぶせん』、映画『センセイ君主』などに出演してきた俳優です。 劇中では、空気が読めないいじめられっ子のケンイチ(2番)を演じており、その演技に対して「空気を読まない芝居がこんなにうまい人もいない」と堤監督も舌を巻いています。 なお、彼は『でぶせん』でもいじめられっ子・小山大器役を演じているため、本作と見比べてみるのも面白いかもしれませんね。

3番:ミツエ/古川琴音(ふるかわことね)

坂東龍汰演じるセイゴ以上にビジュアル面で話題を呼んだのは、1996年生まれの女優・古川琴音演じるゴスロリ少女・ミツエ(3番)。 主演を務めた沖縄市のミュージカル調のPR動画『チムドンドンゴザ』などとはまるで違う古川のビジュアルに、ファンの間でも衝撃が走ったようです。 古川は、2018年から2019年にかけて、映画『こんな夜更けにバナナかよ』、『チワワちゃん』、オムニバス映画『21世紀の女の子』内の『回転てん子とどりーむ母ちゃん』など、多数の出演作品が公開予定。さらに、岩井秀人演出の舞台『世界は1人(仮)』にも出演予定です。 堤監督は、彼女に対しては「センシティブな若者の典型を体現できる才能ある女優です」とその魅力をアピールするコメントを寄せています。

4番:リョウコ/橋本環奈(はしもとかんな)

1999年生まれの橋本環奈は、マスクで顔を隠した謎の少女・リョウコ(秋川莉胡)を演じます。リョウコはのちに、天才子役から有名女優になった秋川莉胡だと明らかになる人物です。 キャスト解禁時、橋本演じるリョウコ以外のメンバーが一斉に発表されましたが、リョウコだけマスクと帽子をかぶったビジュアルが解禁されました。解禁を遅らせたことで、ビックネームの俳優が演じると話題になっていて、橋本環奈の他にも広瀬すずなどの名前が挙がっていました。 アイドルを卒業して、女優として着実にキャリアを積んでいる橋本環奈は、2019年公開の実写映画『キングダム』にも出演予定です。

5番:シンジロウ/新田真剣佑(あらたまっけんゆう)

1996年生まれの新田真剣佑は、推理好きで、クスリや医療機器に詳しいシンジロウ(5番)役で出演。 新田はこれまでも映画「ちはやふる」シリーズや、『パシフィック・リム: アップライジング』など、国内外の話題作に次々と出演してきた、新世代のスター俳優の一人です。 これまでも高い評価を獲得してきた彼ですが、本作の演技でも「神演技をいただきました。すごい逸材!」と堤監督が太鼓判を押していることから、かなりの名演技が期待出来そうです。

6番:メイコ/黒島結菜(くろしまゆいな)

堤幸彦監督の過去作品『SICK'S 恕乃抄 ~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~』、『SPECサーガ黎明篇「サトリの恋」』にも出演している黒島結菜。 1997年生まれの彼女は、これまで『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』などに出演し、2019年には周防正行監督の新作『カツベン!』にヒロイン役で出演予定です。 彼女が本作で演じるのは、ファザコンで利己主義な高校三年生・メイコ(6番)。数回にわたってタッグを組んでる堤監督は「あっけらかんとしながら揺れる女子の心の表現がみごとでした」と本作での彼女の演技を評価しています。

7番:アンリ/杉咲花(すぎさきはな)

1997年生まれ、東京都出身の杉咲花。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』、『無限の住人』、『BLEACH』など、話題作に立て続けに出演していることで注目されている女優の一人です。 彼女が演じるのは、高度な知性を持ち、黒い服に身を包んだ高校三年生のアンリ。オフィシャルサイトのキャラクター紹介ページでは、各キャラクターごとに1〜13番の番号が振られており、アンリは7番です。 なお、堤監督は、「モナリザもびっくりの、怒ってるとも泣いてるともとれる表情が圧巻」と杉咲の演技を絶賛しています。

8番:タカヒロ/萩原利久(はぎわらりく)

映画『ウィッチ・フウィッチ』の主人公ジン役や、映画『3月のライオン』の幸田歩役を演じた1999年生まれの俳優・萩原利久も本作に出演。 劇中では、吃音(きつおん)で薬を常用している高校一年生・タカヒロ(8番)役を演じます。 堤監督は彼に対して、「難易度の高い芝居をみごとに演じてくれた有望な若手」と、今後のさらなる飛躍を予言するようなコメントを寄せています。

9番:ノブオ/北村匠海(きたむらたくみ)

映画『君の膵臓を食べたい』や『勝手にふるえてろ』などで話題を集めた、1997年生まれの俳優・北村匠海も本作に出演。 彼が演じるノブオ(9番)は爽やかな青年で、学校でも人気者の高校生三年生というキャラクター。爽やかな人気者がなぜ自ら死を選ぼうとするのか、その謎は劇中で語られるのを楽しみにしましょう。 堤監督は北村に対しては、「イケメンの顔の内側に硬い信念や、独特のリズムがあっておもしろい」とコメントしています。

10番:セイゴ/坂東龍汰(ばんどうりょうた)

不良キャラで、弱者には優しい親分肌の高校一年生・セイゴ(10番)を演じるのは、1997年生まれの坂東龍汰(ばんどうりょうた)。 これまでにNHKドラマ『春子の人形』で主演を務めたほか、岩松了演出の舞台『三人姉妹はほんとにモスクワに行きたがっているのか?』などに参加。2020年には役所広司主演の出演作『峠 最後の侍』が公開される予定です。 顔に傷があったり、セイゴはビジュアルからして特徴的。そんなセイゴを演じる坂東龍汰に対して、堤監督は「ちょい悪の役を定形で演じない、変幻自在の俳優」とコメントしています。

11番:マイ/吉川愛(よしかわあい)

ギャルで難しいことがわからない高校三年生・マイ(11番)を演じるのは、1999年生まれの吉川愛。 かつては吉田里琴名義で子役として活動しており、映画『さくらん』、『あの空をおぼえてる』など数多くの映画・ドラマに出演していました。吉川愛名義で出演した映画『虹色デイズ』ではヒロインを務めています。 彼女について堤監督は、「コメディリリーフもできる、頼れる存在」と語っています。

12番:ユキ/竹内愛紗(たけうちあいさ)

竹内愛紗は、2001年生まれの女優。彼女が演じるのは15歳の高校1年生・ユキ(12番)です。 これまで映画『リベンジgirl』『犬猿』などに出演してきた竹内。彼女が演じるユキは、おとなしく目立つことが嫌いな女子高生です。 2017年にデビューしたばかりのため、まだ映画やドラマの出演本数はそこまで多くありませんが、堤監督は「ミステリアスさと純粋さで非業な役を演じると花開きそう」と早くも彼女に適していそうな役柄を掴んだようなコメントをしています。

13人目のキャストは明かされていないまま

十三番目の役を演じるキャストも伏せられたままです。 キャスト発表に時差のあったリョウコ役同様、ビッグネームがキャスティングされることが期待されますが、予想に反して全く無名の新人というのも面白いかもしれませんね。 これまで数多くの若手俳優の代表作を手掛けてきた堤監督だけに、若手俳優の魅力を活かした面白い作品に仕上げてくれそうです。

監督は「SPEC」シリーズで知られる堤幸彦

先述の通り、監督を務めるのは映画『イニシエーション・ラブ』や「20世紀少年」シリーズ、ドラマ「SPEC」シリーズを手がけた堤幸彦。 本作は、数々の話題作を手がけた彼の最新作としても注目です。 「面白すぎて人に見せたくない、棺桶まで持っていきたい」とまでコメントしている堤監督。監督本人がここまで絶賛するとなれば、かなりの出来栄えと考えていいのではないでしょうか。

主題歌はThe Royal Conceptが担当!

本作の主題歌を担当するのは、スウェーデン出身のロックバンドThe Royal Conceptの楽曲。 The Royal Conceptはこれまで「サマーソニック13」「JAPAN JAM 2014」などの来日公演を行ったほか、人気バラエティ番組『テラスハウス』で楽曲が使用されたこともあります。 映画本編はもちろん、人気バンドの楽曲にも注目ですね!

気になる原作『十二人の死にたい子どもたち』のネタバレ

サトシによって集められた12人の安楽死志願者たちと、1番のベッドで冷たくなっている13番目の人物。 この“集い”には絶対的なルールがあり、それは参加者全員の賛成を得られない限り、計画は実行されないというもの。さっそく安楽死の計画を実行するかの投票が行われますが、2番のケンイチが反対したことで話し合いの場が設けられます。 ケンイチは13番目の人物の真相を知りたいといい、シンジロウの推理によって13番は他殺である可能性が浮上しました。つまりこの12人の中に、殺人犯がいるということ。すると思わぬタイミングで、ノブオが殺害を打ち明けます。「僕がここに来た理由は人を殺したから」。その後、集まった12人はなぜ死にたいのか、それぞれ打ち明け始めました。 そして、13番目の人物を殺してこの場に連れてくるには、他にも協力者がいないとできないということが分かります。12人は議論を重ね1つずつ謎を解いていきます。 協力者と殺人の真相が分かったとき、シンジロウがある提案をしました。その提案と、最後の決議とは――。 結末は原作小説をチェックして、映画公開に備えましょう!

映画『十二人の死にたい子どもたち』公開日は?

安楽死をテーマにした衝撃の密室サスペンス『十二人の死にたい子どもたち』は、2019年1月25日公開予定です。 注目の俳優たちが集結する本作は、数年後には途轍もない豪華キャストが集結した伝説的作品として語り継がれているかもしれません。前途有望な若手俳優たちの姿は、ぜひともスクリーンでチェックしましょう。