2018年9月21日更新

プレデターに種類ってあるの?【アルティメットの特徴は……】

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

1987年の1作目から長く愛されてきた大人気SFアクション「プレデター」シリーズ。これまでに登場したプレデターたち、そして『ザ・プレデター』で初登場した新種プレデターを紹介します!

みんな少しずつ違う!?個性豊かなプレデターの種類を紹介!

ザ・プレデター
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1987年公開の1作目から数々の続編やスピンオフが作られてきたSF映画「プレデター」シリーズ。映画だけでなく小説やゲームも製作されており、長年衰えることのない人気を誇っています。 このシリーズの象徴的存在といえば「プレデター(捕食者)」と呼ばれる地球外生命体。彼らにはさまざまなタイプがあり、それによって出で立ちも少しずつ異なっています。 この記事では、これまでのプレデターに加え2018年9月公開の映画『ザ・プレデター』に登場した新種プレデターをご紹介します!

『プレデター』(1987)

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『プレデター』は新たな地球外生命体のイメージを打ち立てた名作。 墜落したヘリコプターの乗組員を助けるため南アフリカのジャングルに降り立ったダッチ少佐らは、任務が偽物だったことに気づきます。彼らはプレデターの狩りに巻き込まれ、未知の生物と死闘を繰り広げることになるのです。 この1作目に登場するプレデターは、のちに様々なバージョンが生まれることになるプレデターの初代であり原型です。

プレデター・ウォーリアー

記念すべき1作目に登場したプレデターは、プレデター・ウォーリアーあるいはジャングル・ハンターとも呼ばれています。リストブレイドやプラズマキャノン、サーモグラフィーを使ってダッチ少佐らを狩ろうとしました。 プレデターは驚異的な身体能力と高い技術力をもつ高度な知的生命体であり、彼らなりの流儀を持っています。非武装の女性は狙わない、狩った獲物を晒す行為、さらに自身の名誉を守るため自爆するなど、プレデター独自の文化があることは非常に印象的でした。 ちなみに、プレデターの特徴でもある凶悪な口元は、特殊メイクアーティストのスタン・ウィンストンが、ジェームズ・キャメロン監督と日本に向かう途中でデザインしたものなのだそう。

『プレデター2』(1991)

2作目では、ギャングの抗争が勃発するロサンジェルスへプレデターたちが人間狩りにやってきます。狩場が都市になったため、ジャングルという限られた範囲で対戦した1作目に比べてより壮絶な戦いが繰り広げられました。 映画ラストで登場したロスト・クランと呼ばれるプレデターの一味は、彼らの個体差やファッションの違いをよく表しています。

プレデター・ハンター

ダニー・グローヴァー演じるハリガン刑事と死闘を繰り広げたプレデター・ハンター。 初代プレデターよりも身体が茶色く、牙が増えた凶暴な顔をしています。使用する武器の種類も増え、レーザーディスクなどを装備していました。 ギャングを惨殺し市民を襲ったプレデター・ハンターですが、武器を持たない者や人夫を襲わない、戦利品として獲物の一部を収集するといった狩猟のポリシーは1作目から引き継がれています。

エルダー・プレデター

プレデターの長、エルダー・プレデター。ロスト・クランのメンバーであり、プレデターたちに序列の概念があることを象徴する存在だと言えます。 プレデター・ハンターに勝利したハリガン刑事の武勇を讃え、1715年制の銃を授けました。このエピソードは、プレデターたちが繰り返し地球を訪れ狩りに興じてきたことを示しています。たとえ種族が違っていても戦いに勝った方を尊重する姿勢をみると、プレデターの掟が気高くすら思えてはこないでしょうか。

ゴート・プレデター

ロスト・クランのメンバーでもとりわけ知名度があるのが、ガーディアン・プレデターと呼ばれる個体。「ゴート(山羊)」のニックネームで他と区別されています。 なぜ山羊かというと、顔を覆うマスクのデザインが山羊の頭を彷彿とさせるから。たしかに、ツノのようなデザインが施されたマスクをしています。 特徴的なマスクですが、実は1作目に登場したプレデター・ウォーリアーの初期デザインでボツ案になったものなのです。

『エイリアンVS.プレデター』(2004)

映画『エイリアン』とのクロスオーバー作品『エイリアンVS.プレデター』で描かれたのはプレデターたちの成人の儀でした。プレデターが成人する際にエイリアンを狩るという、部族のような慣習を持っていることが明かされます。それまで人間を獲物としてきたプレデターの対エイリアン用装備を見られる作品で、若いプレデターたちが果敢にエイリアンに挑む姿は多くのファンを生みました。

若いプレデターたち

主に活躍するのはスカー・プレデター、ケルティック・プレデター、チョッパー・プレデターの三体。スカーの傷ついた曲線的なマスク、ケルティックのケルト風マスク、チョッパーは2つの頭蓋骨を身につけているなど、それぞれの出で立ちはかなり個性的。 さらに、サナ・レイナン演じる主人公レックスとコミュニケーションを取ろうとする態度や、人間を守りながら共闘するシーンは、親しみやすいプレデターのイメージを築きました。

スカー・プレデター

成人の儀を完了させるため、地球へエイリアン狩りにやってきた若きプレデターの1人。マスクの額が傷ついているため「スカー」の名で知られますが、南極に降り立った3体のプレデターのうち、唯一エイリアン討伐に成功した個体であることから、「エイリアン・ハンター」と呼ばれることもあります。 負傷者や戦意のない相手を襲わないというプレデターの掟を重んじているようで、エイリアンを倒した主人公レックスを戦士として尊重していました。またレックスとコミュニケーションを取り協力しようとする姿勢を見せており、親しみやすい印象のあるプレデターでもあります。 クイーン・エイリアンを死闘の末に倒しますが、同時にエイリアンに寄生されてしまい、『AVP2 エイリアンVS.プレデター』の鍵となる「プレデリアン」が生まれることに。

ケルティック・プレデター

南極にきたプレデターたちの1体で、3体のリーダー的立場にあるプレデター。スカルのようなデザインのマスクがケルト人の兜に似ていることから「ケルティック」というニックネームが付きました。 劇中では少なくとも1人の人間を殺害し、1体のエイリアンと戦いました。ケルティック・プレデターの装備の特徴はガントレットからネットガンを撃つことができる点で、エイリアンと対峙したときにもネットガンを使いました。そのせいでエイリアンには網目模様の傷がついたので、ケルティックと戦ったエイリアンは「グリッド・エイリアン」と呼ばれ、他と区別されています。

チョッパー・プレデター

南極に降り立った3体のプレデターのうちの1体。従来のプレデターたちが装備していたものより長いリストブレードを持っていることから、「チョッパー」という名前で呼ばれるようになりました。ブレードも特殊ですが、とくに目立つのはバックパックに取り付けている2つの頭蓋骨。それはいわば狩りのトロフィーで、これまでの戦績を物語るものでもあります。 勇猛なルックスではありますが、グリッドエイリアンとの戦いで頭を噛まれて死亡しました。チョッパーは映画「プレデター」シリーズにおいてエイリアンに殺された初めてのプレデターであり、頭を噛まれて死んだ最初のキャラクターなのです。

エルダー・プレデター

『プレデター2』のラストでハリガン刑事に銃を授けたエルダー・プレデター。それと同じ立場のプレデターが『エイリアンVS.プレデター』にも登場します。 こちらのエルダー・プレデターは青いドレッド・ヘアが特徴的。装飾的な装備をしており、なんといっても赤いマントを羽織っているのは他の個体に見られません。 レックスの勇気を讃え、彼女にプレデターの槍を授けて去って行きました。

『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007)

地球上でエイリアンが増殖してしまったクロスオーバー2作目『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』。そのきっかけとなったのは『エイリアンVS.プレデター』でスカー・プレデターの身体に寄生して生まれたプレデターとエイリアンのハイブリッド種「プレデリアン」でした。 プレデリアンを筆頭に地球を侵攻するエイリアンを止めるため、エイリアン駆除に特化したプレデターが登場します。

ザ・クリーナー

「クリーナー(掃除屋)」の名で知られるエイリアン駆除に長けたプレデター。 エイリアンとの戦いに慣れているだけでなく、不測の事態を隠すため証拠隠滅の任務も負っています。そのため、エイリアンやプレデターを目撃した人間を殺すなど、あくまで任務遂行のために動くプレデターです。マスクやリストブレードといった個体と同様の基本装備をしていますが、駆除したエイリアンの死骸を消滅させる溶液を装備している点がザ・クリーナーならではの装備だと言えるでしょう。

『プレデターズ』(2010)

『プレデターズ』では、傭兵、軍人、スナイパー、マフィアといったいわば「殺し」に関わる数人の人間が異星に拉致され、プレデターの獲物にされます。この作品では、それまでのプレデターとは異なる種族のプレデターが登場。獲物のいる場所に行くのではなく、獲物を用意して狩りを楽しむタイプです。 人間対プレデターの戦いだけでなく、似て非なるプレデター同士の争いが見られます。

バーサーカー・プレデター

狩りの獲物にするため人間たちを拉致したプレデターの種族「バーサーカー」。 それまでのシリーズで登場していたプレデターと異なり、相手の状態にかかわらず襲いかかってくる凶暴性を持っています。そのため、厳格な借りの掟と信条を持つプレデターたちとは相容れないようで、敵対関係にあります。 おもにミスター・ブラック・プレデター、ファルコナー・プレデター、ドッグ・ハンドラー・プレデターと呼ばれる3個体が代表的な存在で、動物を使って獲物を追うなど特殊な狩猟方法を用いていました。

クラシック・プレデター

『プレデターズ』に登場するプレデターたちのなかで、唯一従来のタイプのプレデター。見た目が1作目に登場した初代と似ているため「クラシック」と呼ばれています。 劇中ではバーサーカーらに捕まっており、マスクも損傷していました。人間のロイスによって解放されると、宇宙船が停泊している位置を教えたうえバーサーカープレデターのリーダー格であるミスター・ブラックと対戦、斬首されました。 自らを助けた者に対して恩を返す、勝率の低い戦いであっても受けて立つというような行動は、2種のプレデターを描いた『プレデターズ』のなかで、従来のプレデターの特徴をよく表していました。

『ザ・プレデター』(2018)

狩猟のため、エイリアン駆除にため地球に降り立ってきたプレデター。今度は異種交配を目的に地球にやってきます。とくに優れた人間を選び、その人間と交配することでより強いプレデターを生み出そうとしているのです。 そんな『ザ・プレデター』では、すでに異種交配を経て誕生した強力な新種のプレデターが現れます。ボイド・ホルブリック演じる傭兵のクインはプレデターに狙われた息子を守るため、この新種プレデターに挑むことに。

アルティメット・プレデター

これまでのプレデターに比べて体格、身体能力、知性、全てにおいて一回り優れた新種、アルティメット・プレデター。 四足歩行の犬のような生き物を連れている点は、猟犬をつかったバーサーカー・プレデターをも連想させます。かなり好戦的な性格をしており、獲物の気づかれないように狩りをするというよりは、肉弾戦で大胆な戦闘スタイルをとるようです。 屈強な身体や硬質な皮膚は、異種交配されたためにプレデターの姿が変異したものなのでしょう。体力が飛躍的に上昇したのか、武器の装備が著しく減っているのも特徴です。