りょうおすすめドラマ12選!夫はTOSHI-LOW、夫婦でカッコいい
実力派美人女優りょうのおすすめドラマを紹介!
りょうは1973年1月17日生まれ、埼玉県出身の女優です。血液型はO型。 15歳の時にスカウトされ、高校卒業後にモデル活動を開始すると、その後1996年放送のドラマ『ロングバケーション』に出演。女優デビュー作となった今作が空前の大ヒットドラマとなったことから、りょうの名前も一躍有名となり、人気女優の仲間入りを果たします。 2003年にBRAHMANのボーカル・TOSHI-LOWと結婚。さらには子宝にも恵まれるなど、私生活も充実。これからの活躍がますます期待される、実力派女優です。
1.『ロングバケーション』
『ロングバケーション』は1996年に、フジテレビ系列で放送された作品です。『あすなろ白書』『愛していると言ってくれ』などを手掛けた北川悦吏子が、脚本を手掛けています。 冴えないピアニスト・瀬名秀俊の部屋を落ち目のモデル・葉山南が花嫁姿で訪ねてくるところから、この物語は始まります。結婚式当日に婚約者・朝倉に逃げられた南は、訳が分からないままそのルームメイトである瀬名と同居することに。 婚約を破棄され落ち込む南と、そんな彼女を励ます一方で自身も自分の才能や後輩との恋が進展せずに思い悩む瀬名。これはそんなふたりがトラブルだらけの同居生活の中で、次第に惹かれあい絆を深め合っていく姿を描いたラブストーリーです。 主人公・瀬名秀俊を演じたのは、木村拓哉。またヒロイン・葉山南を山口智子が演じており、人気者同士の共演が話題となって初回からいきなり30.6%の高視聴率を記録。その後も高い視聴率をキープし続け、最終回では36.7%と最高視聴率を記録しました。「月曜日はOLが街から消える」という言葉が生まれるなど、空前の大ヒットを記録した作品です。 りょうはこの作品で、南の弟・葉山真二(演:竹野内豊)と交際中のインテリアデザイナー・氷室ルミ子を演じました。今作がりょうにとって、女優デビュー作となっています。
2.『恋のバカンス』
『恋のバカンス』は1997年に、日本テレに系列で放送された作品です。 自称“恋の曲芸師”・黛勘九郎は、国際線のCA・政宗ちはる、小学校教諭・末次智子という2人の女性と二股交際をする一方で、さらにアパレルメーカー勤務の女性・須藤優紀にまで手を出すプレイボーイ。ある日勘九郎は後輩と飲んでいたバーで、中村晶という女性と知り合います。 酔いつぶれる後輩を尻目に勘九郎は晶をホテルへと連れ込みますが、未遂に終わります。ところが勘九郎が後輩に自慢げに晶と男女の関係があったと嘘をついたため、事態はふたりの婚約騒動へと発展。しかも晶が勘九郎の会社のOLであることが判明し、勘九郎はさらに窮地に追い込まれてしまいます。これはそんな勘九郎と4人の女性たちが巻き起こす騒動を、コメディタッチで描いたドラマです。 主人公・黛勘九郎を演じたのは、明石家さんま。また国際線CAで勘九郎の恋人・政宗ちはるを濱田マリ、小学校教諭で同じく勘九郎の恋人・末次智子を奥貫薫、勘九郎とバーで偶然出会う女性・晶を鈴木杏樹がそれぞれ演じています。 りょうはこの作品で、勘九郎に口説かれるアパレルメーカー勤務の女性・須藤優紀を演じました。
3.『女医 NOTHING LASTS FOREVER』
『女医 NOTHING LASTS FOREVER』は1999年に、日本テレビ系列で放送された作品です。 ある日大規模病院に、宮木有希・劉玉麗・花隈綾乃という3名の新人女医が派遣されます。 日々各々が研鑽を積み成長していく中、有希は心臓腫瘍で入院する患者から安楽死を懇願され、抗えずに実行してしまいます。エリート医師との交際をスタートした玉麗は、大企業令嬢との結婚が決まった彼から疎まれるように。さらに綾乃は製薬会社が開発した新薬をそうとは知らずに患者に使ってしまった結果、気にかけていた患者のひとりを副作用によって失明させてしまいます。 それぞれをめぐり、次々に襲い掛かる出来事、そして罠。これはそんな3人と彼女たちを取り巻く人々との愛憎を、ミステリータッチで描いたドラマです。 主人公の心臓外科医・宮木有希を演じたのは、中谷美紀。また有希と共に病院に派遣された外科医・花隈綾乃を大路恵美が演じました。 りょうはこの作品で、有希や綾乃らと共に病院に派遣された中国人脳外科医・劉玉麗を演じています。
4.『人にやさしく』
『人にやさしく』は2002年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 舞台となるのは東京、原宿。「3ピース(スリーピース)」という看板を掲げた一軒家に、前田前(まえだ・ぜん)・山田太朗・大坪拳という3人の男たちが暮らしていました。かつては原宿中学校の歴代ボスとして名を馳せた3人でしたが、現在は借金を抱え極貧生活を強いられる毎日。 そんなある日前が家の前で100万円が入った封筒を拾い、3人は思わずすべて使い果たしてしまいます。しかしそのお金は、ここを訪ねてきた小学1年生・五十嵐明が落としたものでした。明は手に「この子を預かって下さい」と書かれた手紙を持っており、お金を使った負い目もあって、3人は明を預かることに。これはそんな3人が明を育て関わっていく中で、お互いを見つめ直し共に成長していく過程を描いた、笑えてちょっぴり泣ける物語です。 主人公・前田前を演じたのは、香取慎吾。また前の同居人で弁護士志望の山田太朗を松岡充、同じく前の同居人で元自衛隊員の大坪拳を加藤浩次、彼らの前に突如現れる少年・五十嵐明を須賀健太が演じています。 りょうはこの作品に、日向憂役で出演。3人の行きつけの店「レッドライン」の店主で、彼らを昔から知るよき理解者を好演しました。
5.『僕と彼女と彼女の生きる道』
『僕と彼女と彼女の生きる道』は2004年にフジテレビ系列で放送されたドラマで、草彅剛主演の「僕シリーズ3部作」の2作目となる作品です。 典型的な仕事人間で、家庭を全く顧みない銀行員・小柳徹朗はある朝、妻・可奈子から離婚を切り出されます。理由もわからないまま出勤した徹朗の帰宅を待っていたのは、幼い一人娘・凛。可奈子は娘を置いて、姿を消してしまったのです。 徹朗は最初妻の実家に凛を預けようとしますが、凛の家庭教師・北島ゆらのアドバイスなどから次第に凛との絆を深め、このまま共に暮らしていくことを決意。父親としての自覚が芽生え凛が徹朗にとってかけがえのない存在となっていく中、海外で暮らしていた可奈子が突如帰国し、再度離婚と凛の親権を要求します。 お互いに凛を渡したくない両親と、そのどちらも選べない凛。これは徹朗・凛・可奈子の家族それぞれの絆と、それを見守っていく中で徹朗に惹かれていくゆらとの絆、そして彼らを取り巻く人々との絆を描いた物語です。 主人公・小柳徹朗を演じたのは前述のとおり、草彅剛。また徹朗と凛を気にかける中で徹朗に惹かれていく凛の家庭教師・北島ゆらを小雪が演じているほか、両親の離婚に心を痛める徹朗の一人娘・凛を子役時代の美山加恋が演じており、子役とは思えないその演技力の高さが評価されました。 りょうはこの作品に、徹朗の妻・小柳可奈子役で出演。出産によって夢を諦めたことへの後悔と夫に対する不信感から、娘の凛に対する愛情さえ失いかけていたものの、中盤ではその愚かさと凛に対する深い愛情に気付いていくという、不器用な母の愛をその確かな演技力で表現しています。
6.『ラストクリスマス』
『ラストクリスマス』は2004年に放送された作品です。 スポーツ用品店勤務で独身の主人公・春木健次は、ある日取締役の秘書・青井由季と出会います。紆余曲折の末に、やがて恋に落ちる2人ですが、関係が進むにつれて、元レディースという由季の過去や、彼女が抱える病気など、知られざる事実が次々と明らかに。これはそんな健次と由季の恋の行方を軸に、彼らを取り巻く人々にまつわるエピソードを描いた感動作です。 主人公・健次を演じたのは織田裕二。また健次と恋に落ちるヒロイン・由季を矢田亜希子が演じています。また2人の勤務先の名称が、同局でかつて放送され大ヒットを記録したドラマ『東京ラブストーリー』で、織田が演じていた永尾完治と同じ「ハートスポーツ」だったことも当時大きな話題となりました。 りょうはこの作品に、ハートスポーツが協賛するラジオのDJ・“サリー柴田”こと柴田幸子役で出演。健次の高校時代の後輩で、当時は健次に思いを寄せていたものの現在は別の男性と結婚。しかし夫婦仲は上手くいっておらず、健次を「けんにー」と呼んで何かと頼りにするという役どころを演じています。
7.『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は、2008年に1st season、2009年にスペシャルドラマ、2010年に2nd season、そして2017年には3rd seasonが放送された、フジテレビが誇る大ヒットドラマシリーズです。それまであまり知られていなかった“ドクターヘリ”の存在を、広く世の中に紹介したことでも知られています。 翔陽大学付属北部病院救命救急センターに赴任してきた藍沢耕作、白石恵、緋山美帆子、藤川一男の4人のフライトドクター候補生たちと、フライトナース志望の看護師・冴島はるかが、フェローシップ(専門研修制度)を受ける中で葛藤を抱えながらも人命救助のために奮闘する姿を描いた、2008年放送の1st Season。 そこから1年半後に放送された2nd seasonでは、藍沢たちのフェローシップが修了し、一人前のフライトドクターとして歩みだしていくまでの過程が描かれました。 そしてそこから更に7年の時を経た3rd Seasonでは、新たに3名のフライトドクター候補生と1人のフライトナースが加わります。指導される側から指導していく側へと立場が変わった藍沢たちが、指導者ゆえの葛藤や新たな問題にぶつかったときに直面する、勇気ある決断や選択が描かれました。 1st・2nd・3rd season共に、藍沢を山下智久、白石を新垣結衣、緋山を戸田恵梨香、藤川を浅利陽介、冴島を比嘉愛未が演じており、5人の息の合ったチームワークが、このドラマの最大の魅力と言えます。 りょうは、藍沢たちの先輩フライトドクターにして、産婦人科と新生児医療のスペシャリストでもある三井環奈役で、作品の全シリーズに出演。常に冷静沈着で、特に産婦人科医を目指す緋山にとっては憧れの存在でしたが、3rd seasonでは重い心臓病を患った息子のために休職を宣言。母、そして医師として息子を支えるという役どころを好演しています。
8.『ジョーカー 許されざる捜査官』
『ジョーカー 許されざる捜査官』は2010年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 主人公の刑事・伊達一義は、「仏の伊達さん」という呼び名がつくほどに温厚で物腰の柔らかい性格ながら、一方では被害者のために事件解決に全力を尽くす熱血漢。その類まれな洞察力によって真犯人を突き止めていく伊達ですが、その犯人が止む無く法を逃れた時にのみ発動する、裏の顔を持っていました。 それは、法の番人として凶悪犯に怒りの鉄槌を下す、“制裁者”としての顔。夜になると伊達は仲間と結託し、凶悪犯を独房に監禁。彼らを社会から完全に“隔離”し、被害者遺族を苦悩や悲しみから解放していくのです。これはそんな伊達の活躍を、彼を取り巻く人々のエピソードに絡めて描いた勧善懲悪型の刑事ドラマです。 主人公・伊達一義を演じたのは、今作が連続ドラマ初主演となる堺雅人。また伊達の“制裁”に気付き、自身も同じ志を持って仲間に加わっていく鑑識官・久遠健志を錦戸亮が演じています。 りょうはこの作品に、ルポライター・片桐冴子役で出演。伊達とはかつて恋人同士だったこともあるよき理解者で、今でも情報提供を行っているという役どころを演じました。
9.『名前をなくした女神』
『名前をなくした女神』は2011年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 ハウスメーカーに勤めるOL・秋山侑子は結婚・出産後も仕事を続けていましたが、不況の煽りを受けリストラされてしまいます。不本意ながらも専業主婦となった侑子は、引っ越し先で息子を新しい幼稚園に入園させることになり、“ママ友”という新しい社会に初めて足を踏み入れることに。 自身の子供たちの小学校受験を目指すママ友たちに触発され、侑子も息子に“お受験”させることを決意しますが、そこはママ友たちの見栄・嫉妬・羨望・裏切りなど、黒い感情が渦巻く世界でした。これはそんな様々な思惑が交錯していく中、それらに翻弄されながらも侑子が数々の困難を乗り越えていく過程を描いた物語です。 主人公・秋山侑子を演じたのは、杏。また侑子のママ友役で、尾野真千子・倉科カナ・木村佳乃らが出演しているほか、彼女たちの夫役として、つるの剛士・高橋一生・KEIJI(EXILE)・平山浩行らが出演しています。 りょうはこの作品に、侑子のママ友のひとり・沢田利華子役で出演。侑子とすぐに打ち解け、お互いを名前で呼び合ったり、無職となった侑子を自身のアシスタントとしてスカウトするなど、何かと気にかけあう存在でしたが、仲良くなるにつれて理想の家庭を築く侑子への嫉妬心が芽生え、やがて侑子にとって最大の敵であり脅威となっていくという役どころを怪演しています。
10.『ビターシュガー』
『ビターシュガー』は大島真寿美原作の恋愛小説「虹色天気雨」シリーズを2011年にドラマ化し、NHK総合テレビで放送した作品です。 主人公は、親友同士の江島市子・橋本まり・五十嵐奈津。そろって39歳の誕生日を迎えようとしていた3人には、それぞれに人生の転機が訪れていました。 市子は、7年付き合った恋人と別れて以来男っ気なし、仕事一筋の生活を送っていましたが、かつての恋人と再会し久しぶりにときめきを覚えます。 まりは、カメラマンをしている年下の恋人がいるものの、つかみどころの無い彼との日々に悩みは尽きず、翻弄されてばかり。 奈津は唯一の既婚者で、エリートの夫と可愛い一人娘に囲まれ幸せな日々を送っていましたが、その夫が突然蒸発し、大混乱。市子とまりに娘を預け、自分は夫を必死に探し始めるのですが……。 物語はそんな3人の等身大の女性たちの日常や、恋愛の物語を軸に展開していきます。3人の抱える悩みが、特に同世代の女性たちからの共感を得ました。 りょうはこの作品で江島市子を演じ、主演を務めました。久々に感じた恋心に戸惑う、カッコ可愛いアラフォー女性を好演しています。また市子の親友・橋本まりを和久井映見、五十嵐奈津を鈴木砂羽がそれぞれ演じました。
11.『境遇』
『境遇』は人気ミステリー作家・湊かなえの書き下ろし小説を原作として、2011年にテレビ朝日系列で制作・放送されたスペシャルドラマです。 物語の主人公は、2人の女性。ひとりは政治家の夫と結婚し息子にも恵まれ、さらには絵本作家としても注目を集める主婦・高倉陽子。もうひとりは天涯孤独の地方紙記者・相田晴美。共に親に捨てられた過去を持ち、親友同士でもある2人はある日、陽子の幼い息子が誘拐されるという事件に遭遇します。「真実を公表しなければ、息子の命はない」というメッセージに恐怖を覚えた陽子は晴美に助けを求め、それを受けて晴美は陽子と息子のために奔走。 すると、陽子の絵本の熱心なファンだという女性の存在が明らかになります。犯人はその女性なのか、否か。犯人が示す“真実”の正体が明らかになったとき、事態は思わぬ展開をむかえることになるのですが……。 主人公・高倉陽子を演じたのは、松雪泰子。そして今作のもう1人の主人公で、地方紙の記者をしている陽子の親友・相田晴美を演じたのがりょうです。今作は2人による、W主演作となっています。
12.『コンフィデンスマンJP』
『コンフィデンスマンJP』は2018年に、フジテレビ系列で放送された作品です。 物語の主人公は年齢不詳・正体不明の信用詐欺師(=コンフィデンスウーマン)・ダー子。ファッションと美味しい食べ物、そして何よりお金が大好物のダー子は、住処である都内の高級ホテルの一室で、夜な夜な悪徳大富豪たちをターゲットにした詐欺の計画を立てるのです。 そんなダー子と行動を共にするのは、真面目でちょっぴり気の弱い信用詐欺師・ボクちゃんと、変装が得意なベテラン信用詐欺師・リチャード。一見凸凹に見える彼らですが、悪徳企業の社長やマフィアのボスなどの金の亡者たちから、莫大な財産を根こそぎだまし取るべく、絶妙なチームワークを発揮し実に鮮やかにターゲットを追い詰めていきます。これは彼らが繰り広げる壮絶かつ痛快な騙し合い“コン・ゲーム”を、コメディタッチで描いたドラマです。 主人公・ダー子を演じたのは、長澤まさみ。また、真面目な性格ゆえにダー子に振り回されるボクちゃんを東出昌大、百戦錬磨のベテラン・リチャードを小日向文世がそれぞれ演じています。 りょうはこの作品に、第8話「美のカリスマ編」でダー子たちのターゲットとなる女性・美濃部ミカ役で出演。人気モデルから実業家に転身し、メディアへの露出も多い敏腕社長ですが、一方で激高しやすい直情型のため、たくさんの社員を辞めさせてきた「パワハラ社長」でもあるという役どころを演じています。 一話完結のため、りょう出演のエピソードのみを見ても楽しめるでしょう。
影のある役から明るい等身大の女性まで、様々な役柄を巧みに演じ分ける実力派女優・りょう。次回作の発表が待たれますね。これからの活躍にも、乞うご期待です!