2019年6月22日更新

鈴木拡樹出演連続ドラマ一覧! 『弱虫ペダル』荒北靖友役!

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2.5次元俳優筆頭!鈴木拡樹の出演ドラマを紹介!

鈴木拡樹は、今や2.5次元俳優の急先鋒として、舞台だけでなく、ドラマや映画で活躍している俳優です。 1985年6月4日に大阪府堺市に生まれ、尊敬する父親の職業である美容師の道へ進みますが、周囲から本当にやりたい事に挑戦することを勧められました。 ファッションに興味があった鈴木は、アパレル関連の専門学校を探していましたが、ふとしたきっかけで芸能人を育成する学校に関心を持ち、モデルコースに進学します。 専門学校の先生のアドバイスで、俳優コースの研修も重ねていたこともあり、卒業すると同時にオーディションに挑戦。そして、2007年にその後の俳優としての方向性を示す作品にデビューすることになりました。

1.『風魔の小次郎』

鈴木拡樹がデビューを飾ることになった『風魔の小次郎』は、1982年~1983年に週刊少年ジャンプに連載された、車田正美の漫画が原作となっています。 原作は3部構成になっていて、現代に生き残った忍び達の戦いが白鳳学園を舞台に繰り広げられる、学園アクションドラマです。 1989年から1992年にかけて、全13話を3部に分けてアニメーションで製作され、オープニング・エンディング曲を、原作者の車田正美が作詞を担当するなど、作品への思い入れが見られます。 ドラマ版は2007年秋にtvk、TOKYO MXなどで放映され、鈴木拡樹が演じた役は、戦国時代の大名・北条氏に実際に仕えたとされる《風魔一族》子孫のひとり「麗羅(れいら)」でした。 主人公の小次郎(村井良大)と同期の忍びという設定で、「風魔八人衆の末っ子」として弟的やんちゃさと甘いマスクの風貌で、鮮やかな刀さばきを披露し存在感が際立ちました。 鈴木演じる麗羅の必殺技は「風魔朱麗焱(ふうましゅれいえん)」といって、手のひらから炎を生み出し、敵をその炎に包み込んで撃退するという術で戦います。 敵方・夜叉一族の最強忍者でサイキックソルジャー、飛鳥武蔵(川久保拓司)との対戦で命を落としました。 『風魔の小次郎』は翌年の2008年3月に舞台化もされ、鈴木も同役で舞台デビューを飾りました。

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2.『ここはグリーン・ウッド〜青春男子寮日誌〜』

鈴木拡樹の真骨頂である、殺陣を活かしたデビュー作の翌年2008年7月には、全く違ったキャラクターを演じました。 『ここはグリーン・ウッド〜青春男子寮日誌〜』は1986年~1991年まで「花とゆめ」(白泉社)に掲載されていた那州雪絵原作をドラマ化した作品です。 ストーリーは、元家庭教師だった初恋相手に振られて、傷心のあまり全寮制の男子校・私立緑都学園に入学した主人公・蓮川一也(井澤勇貴)を中心に繰り広げられる学園ドラマで、タイトルの「グリーン・ウッド」とは学園付属の学生寮「緑林寮」のことを表します。 鈴木は主人公のルームメイト・如月瞬(きさらぎしゅん)を演じました。個性の強いキャラクター設定で、金髪のロングヘアスタイル、美少女のような容貌、と中性的な顔立ちの鈴木にはまり役でした。 ドラマ第一話では、如月瞬があまりにも可愛かったので、主人公が「如月は本当は女の子」と他の生徒達から騙される……という話から始まります。 因みに主人公・蓮川一也を演じている井澤勇貴とは、後ほどご紹介する『虫籠の錠前』でも共演することになります。 人気漫画をドラマなどで実写化すると、ほとんどのコアな原作ファンは、ギャップ感にがっかりすることが多いのですが、『ここはグリーン・ウッド〜青春男子寮日誌〜』においては、原作ファンが納得するほど、漫画に忠実に製作されています。 クセのある個性的な各登場人物を、若手俳優陣がイメージを壊さないように、丁寧に演じており、如月瞬役に挑戦した鈴木も、コミカルに楽しみながら役柄を再現していたようです。

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3.『恋する私のベーカリー』

『恋する私のベーカリー』は、2011年12月に公演された舞台を皮切りに、テレビドラマ、動画配信と連動してストーリーが進むという、連動型メディアミックス作品です。 舞台出演者が、そのままテレビドラマでも同役を演じ、舞台での内容を前編、ドラマでは後編を描くという形をとっています。ドラマは2012年1月に女性チャンネル♪LaLa TVで放映されました。 完全予約制のベーカリー「ブーランジェリー・セレスティン」の駐車場に、ある日記憶喪失の主人公・小早川花(市川由衣)が倒れていたことで、ストーリーは広がっていきます。 非モテ女子の主人公が、いきなり天才パン職人やその仲間のイケメン達に囲まれるラブコメディで、鈴木は謎の探偵・田端房之助役に抜擢されました。 出演者には主人公の市川由衣はもちろんのこと、母親役に藤真利子、「セレスティン」オーナー役にパパイヤ鈴木、天才パン職人役にはLEADの古屋敬多、「セレスティン」の看板店員にD-BOYSの橋本汰斗など、個性的で華やかな俳優・女優陣で構成されています。 メディアミックスタイプの話題性に富んだ作品に出演することで、鈴木のキャリアもより一層幅が広がりました。

4.『弱虫ペダル』

ドラマだけでなく、舞台でのパフォーマンスで着実に存在感を表してきた鈴木拡樹に、大人気漫画『弱虫ペダル』のドラマ出演が決まりました。 『弱虫ペダル』は渡辺航原作のロードバイク漫画です。2012年には舞台化、2013年にTVアニメ化、2015年にも劇場版アニメが公開され、ドラマは2016年8月20日~10月7日BS!スカパーで放映されました。 既に舞台版で荒北靖友役を演じていた鈴木は、ドラマにも同役で出演しました。役どころとしては、主人公・小野田坂道(小越勇輝)が通う総北高校のライバル校・箱根学園で自転車競走部に所属する高校生です。 荒北靖友は「運び屋」と称され、高校2年から主将・福富寿一(滝川英治)の片腕を任されるほどの実力の持ち主です。普段はクールで皮肉屋なキャラクターですが、チーム愛にかけては誰にも負けないという、内に秘めた熱い魂をレースで表現する人物として描かれています。 今までも、いわゆる「スポ根」ものと呼ばれるドラマは多数ありますが、高校生のロードレースに着眼して、ここまで人気を博した作品に出会えたことで、鈴木拡樹の身体能力と、俳優としての魅力が再認識されました。

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5.『虫籠の錠前』

鈴木拡樹は、2019年3月22日からWOWOWで放映された異色のドラマ『虫籠の錠前』に、清原翔とダブル主演を飾りました。 『バッカーノ!』『デュラララ!!』で人気沸騰のライトノベル作家・成田良悟原作のオリジナル作品です。原作者の奇想天外の世界観が味わえる、ファンには垂涎ものの出来栄えになっています。 ストーリーは闇社会を舞台に繰り広げられます。指定暴力団から中国マフィアの取引を頼まれた闇ブローカーのナナミ(清原翔)は、お互いの齟齬により、その場でマフィアから襲撃を受けてしまいます。 ナナミは、かつて人体実験により異能力者たちを開発していた「むしかごの庭」に関わる、機密性の高い取引の鍵を握っていた為、指定暴力団と中国マフィアどちらからも狙われる羽目になりました。 鈴木演じる「カゴロク」は、不器用だけど腕の立つ若者で、第一話目でマフィアの用心棒として登場しますが、口先だけで裏社会で生計を立てる、真逆の性格のナナミと成り行き上バディを組むことになります。 崩壊した「むしかごの庭」教団の地下に眠る金庫には何の「お宝」が眠るのか?そもそも、そこで開発された異能力者とはどんな者たちなのか?回を追うごとに、視聴者が引き込まれていくアクションミステリードラマです。 ドラマ内では、アクションシーンがふんだんに盛り込まれ、テンポよくストーリーが進み、一話(30分)があっという間に過ぎてしまいます。 また、趣味がランニングの鈴木は「ストレスのかからない撮影だった」と、感想を語っていました。そして、気は優しくて力持ちのカゴロクに、演じた鈴木自身が惚れ込み、やり過ぎるくらいの演技で「地雷を踏みに行く」心持ちで役作りに望んだそうです。

2.5次元俳優の代表格である鈴木拡樹は、これからも「どんなキャラクター」でも受容できる、懐の深い俳優として、ますます目が離せなくなるでしょう!