ギャビー・ギャビー、『トイ・ストーリー4』の重要キャラの声優は新木優子！悲しい過去とは一体……？

人気シリーズの第4作目として、いよいよ2019年7月12日に公開される『トイ・ストーリー4』。本作には、多くの新キャラクターが登場しますが、そのなかでも物語のカギとなっているキャラクターの1人がギャビー・ギャビーという女の子の人形。 注目のキャラクターであるギャビー・ギャビーのプロフィールや悲しい過去、声優やトリビアを紹介します。 ※本記事には、映画『トイ・ストーリー4』に関するネタバレ情報が含まれてます。鑑賞前の方はご注意ください。

ギャビー・ギャビーはボイス・ボックス内蔵のかわいらしい女の子の人形です。背中のひもを引くと声が出るはずが、製造不良のためおしゃべりすることができません。そのため、長年アンティークショップの奥で忘れ去られていました。 彼女は子供のそばにいて愛されることを切実に願っています。

日本語吹替版でギャビー・ギャビーの声優を務めるのは、ファッションモデル、女優として活躍している新木優子です。今回が声優初挑戦となる新木は、お芝居と違い、声のトーンや強弱の付け方だけで感情を表現するアフレコはすごく難しかったが、楽しかったとディズニー公式サイトにコメントを寄せています。 自身が演じたギャビー・ギャビーについては、「愛されることを強く願っているキャラクターで、そのために努力する一面がすごく女の子らしくて可愛くて、女の子がとても共感できるキャラクターになっていると思います。 私自身も、老若男女から愛される存在になりたいとずっと思っているので、すごくギャビー・ギャビーに近いものがあると思いました」と自身との共痛点も明かしました。

オリジナル版でギャビー・ギャビーの声優を担当しているのは、テレビシリーズ『マッドメン』(2007〜2015)や映画『アガサ・クリスティー ねじれた家』(2017)などへの出演で知られる女優、クリスティーナ・ヘンドリックスです。

ウッディとギャビー・ギャビーは、子供のそばにいることがおもちゃの幸せと考えているところが共通点です。しかし、彼女は本作のヴィランとして、ウッディのボイス・ボックスを手に入れようと執拗に彼を狙いました。 1度でいいから子供のそばで愛されたいと強く願うギャビー・ギャビーの願いを知り、ウッディは最終的に自らボイス・ボックスを渡すことを決意します。アンディとの素晴らしい思い出を大切にしている彼は、ギャビーにもそんな経験をするチャンスを与えようと考えたのです。 運良くアンディと出会えたウッディと、誰にも愛されたことがなかったギャビー・ギャビーの運命を分けたのは本当にただの偶然だったのではないでしょうか。

正常に動くボイス・ボックスを手に入れればアンティークショップの店主の孫娘であるハーモニーに愛されると考えていたギャビー・ギャビー。しかし、彼女を待ち受けていたのは予想外の結末でした。 ハーモニーはおしゃべりができるようになったギャビーを見つけたものの、結局は彼女を連れて帰ることはしませんでした。しかし、ウッディとともにボニーのもとに向かおうとしていたギャビーはその途中で迷子の女の子を見つけます。 「子供が心細いときに一緒にいるのがおもちゃの役目」というウッディの言葉に励まされ、ギャビーは女の子のもとへ。ギャビーの背中のひもを引いてその言葉に励まされた女の子は、彼女を連れて両親を探しに行きました。 こうしてギャビーはその女の子のものとなり、「子供のそばにいて愛されたい」という彼女の願いはどうやら叶いそうです。 当初ギャビーはハーモニーに執着していましたが、彼女はギャビーを選びませんでした。しかし、迷子の女の子に拾われたことで、ギャビーのもっとも強い願いは叶えられたのです。ギャビーの結末を見ると、1度はがっかりしてもあきらめないことの大切さや、チャンスは1度きりではないことに気づかされます。

ギャビー・ギャビーをはじめとする魅力的な新キャラクターがたくさん登場する『トイ・ストーリー4』。ウッディが繰り広げる新たな冒険に、キーキャラクターのひとりとなるギャビー・ギャビーは、どのように関わってくるのでしょうか。 実はウッディと共痛点が多い彼女の物語にも、ぜひ注目して作品を楽しみたいですね！