映画『プーと大人になった僕』のあらすじ
「くまのプーさん」シリーズの主人公・クリストファー・ロビンは、プーや仲間達と別れてから何年も経ち大人になっていました。 クリストファーは、会社から大胆な業績改善に関する難題を任され、仕事に疲弊する日々を送っています。そして家族と満足に過ごす時間もなく、妻や娘ともうまくいっていません。 そんなある日、クリストファーがベンチに座っていると、背後から聞き慣れた優しい声が……。振り返るとそこには100エーカーの森にいるはずのくまのプーがいました。そしてプーは、クリストファーにいなくなった仲間達を見つけてほしいと頼むのでした。
登場人物&キャストを紹介
クリストファー・ロビン/ユアン・マクレガー
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映画『プーと大人になった僕』の主人公は、大人になったクリストファー・ロビン。会社では難題を突きつけられ、家庭もうまくいっていません。ある日突然プーや仲間達と再会し、彼は大切なものを思い出すことになります。 本作で、クリストファー・ロビンを演じているのは俳優のユアン・マクレガー。「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ、「トレインスポッティング」シリーズのマークなどで知られています。 クリストファー・ロビンの日本語吹き替え版の声優を、俳優の堺雅人が務めています。
イヴリン・ロビン/ヘイリー・アトウェル
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イヴリン・ロビンはクリストファー・ロビンの妻。仕事人間の夫に嫌気がさしていて、家族の間には溝があります。そんな中、週末に娘マデリンも含め旅行に行くこと。しかし、クリストファーに急遽仕事が入りドタキャンされてしまいました。 イヴリンを演じているのは、女優のヘイリー・アトウェル。「キャプテン・アメリカ」シリーズのペギー・カーターで知られ、アベンジャーズのスピンオフドラマ『エージェント・カーター』では主演を務めています。 イヴリン・ロビンの日本語吹き替えは、声優・園崎未恵(そのざきみえ)が担当しています。
ジャイルズ・ウィンズロウ/マーク・ゲイティス
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ジャイルズ・ウィンズロウはクリストファー・ロビンの勤める旅行カバン会社ウィンズロウの2代目社長。クリストファー・ロビンに業績立て直しの難題を押しつける、ちょっと嫌な上司です。 演じているのは俳優のマーク・ゲイティスです。彼は、人気ドラマシリーズ「SHERLOCK」のシャーロックの兄のマイクロフト・ホームズや、脚本家としても有名。 ジャイルズ・ウィンズロウの日本語吹き替えは、声優・坂東尚樹が担当しています。
『プーと大人になった僕』の見どころをチェック!
実写になってもかわいいプーさんと仲間達!
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実写映画『プーと大人になった僕』の見どころの一つは、何と言ってもプーさんやピグレット、ティガーやイーヨーの可愛らしさ!アニメとはまた違う魅力を持っていて、ぬいぐるみが実際に動いてしゃべる愛らしさは格別です。 本作仕様のぬいぐるみも多数発売されていて、テディベア業界の王シュタイフ社の高級ラインから、タカラトミーアーツの商品など幅広く販売しています。 このプーさんを片手に、写真を撮りながらロンドンや森の中を歩いてみたくなりますね。
大人にこそ響く!プーさんのセリフの数々
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大人になったクリストファー・ロビンは、理不尽な上司に押し付けられた仕事に追われ、家族との旅行にも行けません。ストレスに押しつぶされそうになっているその姿は、現代人そのものです。 プーと再会した後も「仕事に戻らないと。」と言うクリストファー・ロビンに、プーは「それは風船より大事なことなの?」と問います。また「もう子供じゃないんだ。」というクリストファー・ロビンに、プーは「君は君だよ。」と声をかけるのでした。 無垢で優しいプーさんの一言が、クリストファー・ロビンに大切なものを取り戻していくきっかけになっていきます。他にもたくさんの名言があるので、ぜひ探してみてくださいね。
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本記事では、映画『プーと大人になった僕』を観ることができる動画配信サービス、あらすじやキャスト、見どころとおすすめの類似作品を紹介しました。 本作の原作は子ども向け作品の「くまのプーさん」ですが、プーさんの一言に人生を考えさせられる名作です。人生に疲れた時や、ほっとしたい時にぜひ観てみてくださいね。