2019年12月3日更新

『ベルセルク』キャラ強さランキングTOP15!使徒も勢揃いの中、最強は果たして……【2019年最新版】

ベルセルク

『ベルセルク』は、剣と呼ぶにはあまりに大きな鉄の塊を振り回す男のダークファンタジー作品。全てを失い、復讐の狂戦士となった男の前には、追い打ちをかけるように強敵が行く手を阻みます。本記事では登場キャラクターの強さをランキング形式で考察します。

目次

『ベルセルク』キャラ強さランキングTOP15!ダークファンタジー界屈指の名作【2019年最新版】

「ベルセルク」は、三浦建太郎による同名の漫画作品を原作としたシリーズ作品。今年2019年で連載30周年を迎えています。アニメは、『剣風伝奇ベルセルク』が1997年10月から2クール全25話で放送。その後タイトルを『ベルセルク』とし、2016年7月と2017年4月の分割2クールで放送されました。 黒い鎧に身の丈ほどもある大剣を持った剣士の物語。憎しみと復讐心に身を任せ、敵を叩きつぶしていく姿はまさに“狂戦士”。次第に、周りには人が集まり、彼は再び仲間を手に入れました。復讐の男は彼らと共に、愛しい者を守り、かつての友を討つために挑みます。 日本漫画界におけるダークファンタジー作品の大傑作。マイナスから始まる男の物語を、人間の強さと弱さと共に描いています。また、エログロ描写も盛りだくさんで、人間の持つ“汚さ”をありったけ詰め込んだ作品です。このご時世なかなかお目にかかれない、噛みごたえ十分の作品だといえます。 そんな『ベルセルク』に登場するキャラクターの中から、最強の人物たちを15人ピックアップ!ランキング形式で、その強さや活躍ぶりを解説していきます! ※この記事の性質上、『ベルセルク』に関する重要なネタバレが含まれます。注意して読み進めてください。

15位:ダイバ

ダイバは、クシャーン帝国軍の妖術師長兼妖獣兵団長を務める老魔術師。「仙将(パラマリシャ・センアーンイー)ダイバ」の異名を持つ人物です。 大魔道帝国の建国を目指し、後述するガニシュカ大帝の右腕として活躍。彼は水を元素霊とする呪術攻撃を得意とし、術の発動中は空中に浮遊しながら座しています。さらに、ヨガを体得しており、水中で長時間息を止めることも可能です。彼の東方の呪術は西方の呪術と体系が異なるらしく、シールケを驚愕させていました。 ダイバの強さについては、ガッツたちと闘ったシーンで明らかになります。大軍勢で港湾都市ヴリタニスに押し寄せたクシャーン軍は、ガッツたちと交戦。「狂戦士の甲冑(かっちゅう)」を身に着けたガッツ、シールケやセルピコを翻弄するほどの強さ。その強さは、並の使徒では太刀打ちできないほどの実力です。 しかし、最終的にはガッツたちに敗北。敗走後は、素性を隠して身を潜めていました。

14位:モズグス

モズグスは、法王庁の司教であり異端審問官。四角い顔と不気味なほどの巨体が特徴です。 異端者や異教徒には容赦せず、手に持った経典の背で撲殺するほどの狂信者。苛烈な審問を行うことで恐れられており、どんなに軽微な罪でも決して許しません。磔刑や車輪轢きの刑といった極刑に処した者の数は500人以上。こうした姿から、「血の経典」の異名を持っています。 キャスカを取り戻すため、法王庁の聖地「断罪の塔」に来たガッツたち。火あぶり寸前の彼女を助けようとする彼らの前に、「使徒もどき」となって現れました。背には翼が生え、火を吹き、闘いの最中に鎧のようなうろこを全身にまとった姿に。その力は並の使徒を超えており、百戦錬磨のガッツを苦しめます。 しかし、経典が埋め込まれた体の部分はうろこがなく、無防備でした。これを見抜いたガッツに大剣「ドラゴンころし」を突き刺され、心臓を経典ごと貫かれて絶命します。

13位:アーヴァイン

アーヴァインは、新生「鷹の団」幹部の1人。ひとつ目のついた奇怪な大弓を持った、狩人のようないで立ち。 アーヴァインは「鷹の団」の幹部ですが、人間ではなく使徒です。眼には瞳孔がなく、つばの長い帽子を目深に被っています。元々狩人であるため単独行動を好みますが、団では戦魔兵の弓兵部隊を率いることも。 大弓から複数の矢を同時に射ることができ、複数の敵を1度に仕留めることが可能。使徒だけに力は強大で、人間離れした飛距離と命中精度を誇り、当たった相手を切断します。 本来の姿は腰から下が魔獣となっており、獣の下半身から上半身が生えた風ぼう。獣の頭部の左右の角に弦を張り、尾の毛を矢として射る攻撃を行います。放った矢は刺さった相手の中で枝分かれし、内側を破壊するもの。 2019年現在連載中の鷹の団と巨人族との戦いにおいて、彼の活躍が描かれています。

12位:ロクス

ロクスは、新生「鷹の団」幹部の1人。「月光の騎士」の異名を持つ伝説の武人です。 三日月型の兜飾りがトレードマーク。決まった主を持たないながら、戦場で多くの武勲を立て、決闘などでは無敗。まさに生きる伝説の存在でしたが、使途に転生し、グリフィスに付き従っています。 卓越した槍の使い手で、長い騎兵槍が武器。複数の敵兵の頭部をまとめて串刺しにするほど長槍の扱いは自由自在です。戦魔兵の槍騎兵隊隊長であり、新兵の訓練役も務めています。 使徒形態は、馬と槍が融合し、金属光沢を放つ人馬一体の姿に。このときの槍は、伸縮したり2又に分かれたりと変幻自在で、威力も増大です。部下の戦魔兵たちも同様に使うことができます。 ロクスもまた、闘いのシーンがほとんど描かれていません。しかし、彼はグリフィスに騎士の忠誠を誓っており、侮辱する者を「下種(げす)」とさげすみます。今後は、このあたりがきっかけの激しい闘いを見せてくれることでしょう。

11位:ラクシャス

ラクシャスは、新生「鷹の団」幹部の1人。クシャーンに国を追われたバーキラカ族を追放された過去を持ちます。 3つ目が描かれた奇妙な仮面を被り、黒いマントで全身を覆った正体不明の人物。気配を遮断して暗闇に紛れることから、「夜魔」とも呼ばれています。グリフィスの護衛をしており、戦場では敵のかく乱や斥候の掃討がメイン。 彼には「グリフィスの首を己の物にする」という歪んだ欲望がありました。その野望のため、近づく者は自ら全て葬ろうと、護衛に就いているのです。 体は蛇やナメクジのように軟体で、フワフワと宙に浮いているかのよう。バーキラカの長、シラットの部下ターパサの屈強な蹴りもひらりとかわすほど。「放魔」して使徒の状態になると、空中を高速で飛行することも可能です。 シラットとターパサの両方と互角以上に闘えることからも、実力は並の使徒以上。彼にはまだまだ底知れぬ実力が秘められていることでしょう。

10位:ゾッド

ゾッドは、新生「鷹の団」幹部の1人。死んだと噂されるたびに戦場に舞い戻る姿から、「不死の(ノスフェラトゥ)ゾッド」と呼ばれた伝説の戦士。 「鷹の団」の使徒の中でもずば抜けた戦闘狂で、強者との闘いこそが喜び。傭兵の間からは「戦場の神」とも呼ばれていました。人間離れした屈強な肉体の持ち主で、幅広の大刀や斧を振るってせん滅する戦闘スタイル。使徒形態になるとコウモリのような翼が生えて機動力が増し、その姿はまさに悪魔のよう。 そして、「不死のゾッド」だけあり、脅威の自己再生能力を持っています。首のようなクリティカルな部分を切り落とされても再生してしまうほどのチート能力です。 そんなゾッドは髑髏(どくろ)の騎士を終生のライバルとしています。また、ガッツが初めて出会った使徒であり、何度も闘い、時には共闘するなど縁浅からぬ関係です。

9位:ガッツ

ガッツは、「黒い剣士」と呼ばれる本作の主人公。右眼を失っており、左腕が義手の屈強な大柄の剣士。 壮絶な少年時代を経て盟友グリフィスと出会い、「鷹の団」の切り込み隊長として活躍。しかし、グリフィスが「ゴッド・ハンド」となるための儀式、「蝕(しょく)」によって右眼と左腕を喪失。以来、最愛のキャスカを守り、グリフィスに挑むことだけを生きる糧としています。 最大の特徴は、「ドラゴンころし」と言われる身の丈ほどの大剣。難なく振り回しながら、戦場を軽快に駆け回ります。その他、大砲を仕込んだ義手に投げナイフや炸裂弾なども使用。 そして、「狂戦士の甲冑(きょうせんしのかっちゅう)」。この鎧は自身をむしばむ代わりに、人外の強さを引き出す諸刃の剣。過酷な人生を生きてきたガッツでもなければ、到底扱える代物ではありません。 ガッツの強さは、多くの死線を越え人界の外側をのぞくことで得た精神力。彼はタイトル通りの“狂戦士(ベルセルク)”なのです。

8位:グルンべルド

グルンべルドは、新生「鷹の団」幹部の1人。ガッツやゾッドよりもさらに大きい3m近い巨躯を持った戦士です。 竜を模した鎧を身に着けた、筋金入りの武人。「鷹の団」では巨人兵部隊を率いています。かつてはチューダー帝国の侵攻を10年間退けた英雄でした。ゾッド同様強敵との闘いを無上の喜びとしており、弱い者は軽蔑するという先頭狂のような人物です。 超巨大な戦槌(せんつい)と大砲が仕込まれた盾が武器。人間状態でも砲弾をはじき返すなど、規格外のパワーを発揮します。使徒形態は、かつての異名「炎の巨竜」の名に恥じぬ、炎を吐く火竜に変身。 ガッツとは、シールケと霊樹の館を出る場面で交戦。最初は歯ごたえのなさから「ぬるい」と言うほど、力の差は圧倒的でした。しかし、ガッツが「狂戦士の甲冑」を初めて身にまとってからは形勢逆転。彼の鋼玉(こうぎょく)の皮膚に亀裂を与えました。 以降、ガッツは彼からも宿敵と認められ、ライバルとなります。

7位:ガニシュカ大帝

ガニシュカ大帝は、クシャーン帝国を統べる現大帝。東方の小国だったクシャーンを現在の大国にまで拡大させた人物です。 幼少から王位継承争いで家族を皆殺しにしてきた過去の持ち主。大帝となった後も暴虐を尽くして周辺国を平らげてきたことから、「恐帝」と呼ばれています。実の息子から命を狙われたときにベヘリットが発動し、使徒に転生。 グリフィスに敵対するだけあり、その力は強大です。ガッツを簡単にあしらい、ゾッド率いる部隊さえも単独で蹴散らします。彼の使徒形態は霧状の体で、物理攻撃が効かないという、最強クラスの使徒です。 彼はさらに再転生を試み、異形の魔神へと姿を変えます。しかし、グリフィス(フェムト)と対峙したうちに消滅しました。 ゾッドをもあしらうほど強さを持つガニシュカ大帝。彼は本作屈指の強さと言えますが、それ以上にグリフィスの異次元ぶりが際立ちます。

6位:髑髏(どくろ)の騎士

髑髏の騎士は、本作における重要人物の1人。1000年もの間、ゴッド・ハンドや使徒と敵対している騎士。 髑髏と骸骨を模した鎧で身を包んでおり、バラの花をあしらった剣と盾が武器です。威厳あるたたずまいで、髑髏の面を付けた馬に乗っています。 あらゆる空間界に物理的に干渉し、出入りすることが可能。そして、神出鬼没に現れ、陰ながらガッツたちに助言や助力を与える存在です。「狂戦士の甲冑」の以前の使用者でもあります。 実力は使徒形態のゾッドと互角に渡り合えるほどで、互いに好敵手と認める関係。また、集めたベヘリットを剣にまとわせることで「喚び水の剣(よびみずのけん)」を生成。再転生したガニシュカを1撃で葬るほどの威力を持ち、ゴッド・ハンド討滅の切り札としています。 髑髏の騎士は、他のゴッド・ハンドとも縁がある様子。「鷹の団」最強とも言われるゾッドと互角の彼は、間違いなく最強の1角。それでも、彼の真の実力はまだまだ底知れません。

5位:ユービック

ユービックは、ゴッド・ハンドの1体。幽界の奥底にいるとされる「何か」の意思を代行する、超越した存在。 2頭身ほどの体に、レンズが埋め込まれた眼をしています。常に空中を飛び回り、口が達者で嘲笑的な態度を取り、なかなかに不愉快です。両手を、祈るようなポーズのように組んでおり、下半身は触手状のものが生えています。後述するコンラッドの頭部にくっついて合体し、2人1組で行動することも。 ユービックには突出した能力があります。それが、時空を操り過去を再現する能力と、人の心象を再現する能力。精神的ダメージを与える攻撃としても超強力です。 かつてグリフィスがゴッド・ハンド転生を迷っていたときには、言葉巧みに誘導。意識界の映像を見せ、欲望を再認識させるなどしています。「伯爵」と呼ばれる使徒の娘に、自身の過去の過ちを見せるなど、悪逆非道も朝飯前。 物理的な戦闘力は未知数ですが、精神を蝕む彼の能力は極めてえげつないものです。

4位:コンラッド

コンラッドは、ゴッド・ハンドの1体。前述のユービックと似通った容姿をしていますが、より重量感があります。 ユービック同様、両手を組んだポーズが多く見られます。全ゴッド・ハンド中最も寡黙で、それゆえに不気味な存在です。ときにはユービックを頭に乗せ、2人1組で行動することも。コンラッドはユービックと何らかの点で対の存在同士なのかもしれません。 そんな彼は、「疫病の使者」として現れました。ペストなどの疫病を運ぶドブネズミの集合体として登場しています。コンラッドに関する能力関係は、これ以上のことは明らかになっていません。 邪推ですが、病気などを自在に操って人の生き死にを司る能力などが考えられます。非常に厄介で、どれほどケタ外れの力を見せてくれるのか、楽しみです。また、ユービックとの連携で生まれる能力ももしかしたらあるかもしれません。

3位:スラン

スランは、ゴッド・ハンドの1体。5体の中で紅一点の存在です。 見た目は成人女性だが、ほぼ全裸で、胸や下半身は常にさらけ出された状態。なんともセクシーな恰好に加え、触手状の髪とコウモリのような翼を持っています。 髑髏の騎士から「胎海の娼姫(はらわだのしょうき)」と呼ばれ、彼を「王さま」と呼ぶ間柄。両者の間には深い関係があるようです。 ガッツを高く評価しており、“お気に入り”として仲間にしたい様子。彼女はゴッド・ハンド中最も多く彼の前に現れています。 スランはガッツが闘った唯一のゴッド・ハンド。トロールのはらわたを依り代にした不完全状態を見事撃退しています。 それでも、初撃で剣を翼で叩き落とすほどの力。ガッツが飛びかかって攻撃はしようとしても、スランへ届くことなく地面に墜落します。重力を操れるのか、全く底が知れません。 義手の大砲を食らい、剣で下腹部を貫かれても快感の表情を浮かべるだけでダメージを負った様子はありません。絶頂に達したかのような声を上げた後、去っていきました。

2位:ボイド

ボイドは、ゴッドハンドの1体。5体のゴッド・ハンドの主導者的存在で、「天使長」とも呼ばれています。 ゴッド・ハンドの中で、リーダー格にあたる存在。人間を使徒などに転生させる儀式、「降魔の儀」を取り仕切っています。その見た目は異様そのもので、むき出しの脳に削がれた耳と鼻、異様に長い両腕の指は6本。まぶたはまるで拷問を受けたかのように縫い付けられています。 髑髏の騎士にとっての宿敵。ゴッド・ハンドを敵視する彼の中でも、特に因縁の相手です。 彼は空間をねじ曲げる能力を有しています。「蝕」に現れた際は、髑髏の騎士による1撃を空間をねじ曲げてかわし、相手にはね返しました。攻撃がトンネルをくぐって来たかのように戻ってきています。 髑髏の騎士のこうげきですらもたやすくあしらうほどの実力者。「天使長」と呼ばれるだけあり、ゴッド・ハンドの中でも頭1つ抜けた強さがあるのでしょう。

1位:グリフィス(フェムト)

グリフィスは、ゴッドハンドの1体(フェムト)。「鷹の団」団長であり、ガッツの親友かつライバルです。 別名「白い鷹」。剣の腕は天才的で知略にも長け、人をひきつけ引っ張っていくカリスマもあります。ガッツの退団後、絶望した彼はベヘリットを発動させ、ゴッド・ハンドに転生。「渇望の福王」や「闇の鷹」と呼ばれるフェムトとなりました。 グリフィスの転生体であることから、地力も別次元に強いことでしょう。それに加えて、ボイドとは異なる性質の空間操作能力を持っています。文字通り空間をゆがめるボイドに対し、彼は空間に力場を作ってベクトル操作する印象です。 「蝕」では開いた手を拳へと結ぶことで、手の先にある空間をつぶしました。ガッツを触れずに弾き飛ばしたり、空間をゆがめて斬撃をからめ取ることもできます。 やはり文句なしに最強と呼べるグリフィス。ガッツが再び並び立つ日は来るのでしょうか。

『ベルセルク』のさらなる展開に注目!ガッツの運命やグリフィンとの決着から目が離せない

本作の主人公ガッツは、常に絶望のふちに立たされています。友に裏切られ、愛する者を奪われ、片目と片腕を失いました。にもかかわらず、人外の強さを誇る人ならざる存在と闘い続けなければならない過酷な運命を背負っているのです。 それでも彼は、常人では考えられないほどの強い精神力で、何度も苦難をはねのけてきました。逆境の狂戦士の強さは、ゴッド・ハンドが認めるほどに、異次元のレベルとなっているのです。 これからもガッツの前には、今回紹介してきた強者どもが何度も立ちはだかることでしょう。彼はそんな相手に対し、自らの命を削りながら、憎しみを糧に闘いの中へと身を投じます。 ゾッドなどの宿敵や、ゴッド・ハンドとの闘いが本格化する今後の展開には要注目。そして、ひたすらにがむしゃらなこのガッツという男がどうか報われることを、願ってやみません。