映画『かぐや姫の物語』のフル動画を無料視聴できる配信サービスを紹介！【dailymotionより確実に】

2013年に公開された映画『かぐや姫の物語』は、スタジオジブリの高畑勲監督の遺作となった作品。古典小説の『竹取物語』を原作として、独自の解釈や表現を加えたアニメーション映画です。本作はかぐや姫の心情を描いており、御門の顎の造形や捨丸の行動など話題も多い作品と言えるでしょう。 本記事では、本作を無料で観ることができる動画配信サービスを紹介します。

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昔々あるところに、竹取を生業にしている翁がいました。翁はある日竹林で光る竹を見つけます。その竹を切ると中には手のひらくらいの可愛らしい赤ん坊がおり、翁はその子を大切に育てることにしました。 赤ん坊はスクスクと大きくなり、半年くらいで少女に成長。近所の子ども達からはタケノコと呼ばれ、野山を駆け回り自然を愛する少女はのびのびと育っていきます。しかし翁は少女を立派な姫にするのが天の願いと解釈し、少女を連れて都へ引っ越しました。 成長した少女は美しい姫となり「なよたけのかぐや姫」と命名されます。しかしかぐや姫は、故郷の山や自然を懐かしく思っていて……。

かぐや姫は、翁が光る竹の中から見つけた女の赤ん坊。彼女は初め手のひらに載るくらいの大きさでしたが、半年ほどで少女に成長します。幼少期は周囲の子どもからタケノコと呼ばれていましたが、都に行ってから斎部秋田から「なよたけのかぐや姫」と名付けられます。 かぐや姫を演じているのは、女優の朝倉あき。彼女はNHK連続テレビ小説『てっぱん』の篠宮加奈役やドラマ『とめはねっ!鈴里高校書道部』望月結希役などで知られ、多くの作品に出演しています。本作では高畑勲監督いわく「ワガママな声」が評価され、300人の候補者の中からヒロインに抜擢されました。

捨丸はかぐや姫の幼なじみ。彼は木地師の子どもで、幼い頃のかぐや姫をタケノコと呼びます。成長してからは都で物盗りをしていたこともありました。その後成長したかぐや姫と再会しますが……。 捨丸を演じているのは、俳優の高良健吾。彼は映画『蛇にピアス』のアマ役、NHK連続テレビ小説『おひさま』の丸山和成役などで知られる人気俳優です。

御門は朝廷の長。彼は5人の皇子たちの求婚を断ったかぐや姫に出仕を迫ります。下顎が尖った特徴的な輪郭をしており、観るものを釘付けにする特徴的な人物です。 御門を演じているのは、歌舞伎役者・俳優の中村七之助。彼は映画『ラストサムライ』の明治天皇役や、 NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の三遊亭圓生役などで知られる歌舞伎界のプリンスです。

本作は、誰もが知る古典の名作『竹取物語』ないし童話「かぐや姫」を、スタジオジブリの高畑勲監督が映画化したものです。筆で描かれたようなタッチの柔らかな線の絵と、かぐや姫の心情にフォーカスしていることが特徴的で、これまでのかぐや姫像とは異なる姿を大胆に描き出しています。 従来の作品では、おとなしいお嬢様のように描かれることの多かったかぐや姫。しかし本作のかぐや姫は幼少期を過ごした田舎の自然を愛し、おてんばで気の強いところも描き出されています。月に帰りたいと願ってしまった自分を悔やむところなども、他の作品では見られない切ないシーンです。 ぜひ、これまでのかぐや姫像を思い浮かべながら比較してみてみてくださいね。

本作の魅力は、個性豊かなキャラクターたちにあります。かぐや姫に求婚する皇子たちや、かぐや姫の指導役の相模など多くのキャラクターがいる中で、公開直後から大きく話題となったキャラクターは特に御門と捨丸の2人です。 御門は下顎の尖った人物として描かれています。なぜこんなにも顎が尖っているのかというと、高畑勲監督が「美男だけど一ヶ所バランスを崩してみたらどうか。たとえばアゴとか」と発言したことから、この特徴的な容姿となったそうです。 また捨丸は、大人になって再会したかぐや姫に衝撃の言葉をかけます。その言葉は妻子持ちの成人男性が口にする事は許されず、公開当時ファンの間で大きな話題となりました。 ぜひ御門と捨丸に注目してみてくださいね！

1988年に公開された映画『火垂るの墓』は、野坂昭如の同名小説を高畑勲監督が映画化した作品です。戦争に翻弄される幼い兄妹の物語で、誰もが1度は観るべき高畑勲監督の代表作と言えるでしょう。 昭和20年代の神戸。空襲で母が大火傷を負い14歳の清太と4歳の節子は叔母の家に居候することになります。物資も経済も豊かでない時代のため、叔母はいつまでも居候の清太と節子を露骨に邪険に扱うようになりました。 清太は節子を連れて2人だけで防空壕で暮らすようになりますが……。

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