2022年5月26日更新

「スパイファミリー」ネタバレあらすじ&考察!未回収の伏線や舞台設定まで解説してみた

SPY×FAMILY スパイファミリー ロイド アーニャ ヨル
©遠藤達哉/集英社

集英社の公式漫画アプリ「少年ジャンプ+」にて、2019年3月から連載されている『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。 連載開始と同時にジャンプ本誌に予告漫画が掲載され、単行本1巻と2巻の発売直後には、読み切りの出張掲載も行われるなど、編集部からの期待の大きさも伺えます。

今回はそんな本作の見どころや魅力をまとめて紹介していきます!一部ネタバレを含みますのでご注意ください。

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』ってどんな話?あらすじを簡単に紹介

物語の舞台は、冷戦状態となり仮初の平和が訪れている東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)。 西国から東国に送り込まれた凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)は、東西平和を脅かす東国の政治家ドノバン・デズモンドに接触するため、彼の息子が通う名門イーデン校で開かれる懇親会に出席するという任務「オペレーション〈梟〉(ストリクス)」を命じられます。 任務の遂行には家族が必要なので、黄昏は精神科医ロイド・フォージャーと名乗り、養子を求めて孤児院を訪れます。そこで出会ったのが、アーニャという人の心を読むことができる少女。超能力でロイドの素性がスパイであることに気づき、“わくわく”したアーニャはロイドに付いていきます。 その後、イーデン校の面接試験には両親の同伴が必要だったため、ロイドは急いで妻を探すことになりました。そんな折、街でヨル・ブライアという女性に出会います。超能力で彼女が殺し屋であることを知ったアーニャの策略もあって、ロイドとヨルは偽装結婚することになります。 こうして、利害が一致した3人による、仮初の家族生活が始まるのでした。

アニメではどこまで描かれる?

公式から2クールでのアニメになることが発表されました!そこから推測すると、1クール目では1~4巻の内容でボンド登場まで、2クール目では5~8巻の内容であるデズモンドとの接触や豪華客船でのミッションが描かれるでしょう。

「スパイファミリー」の魅力は?

1番の魅力は、スパイの父・殺し屋の母・超能力者の娘といった個性的なキャラクター達です。彼らが繰り広げる手に汗握るバトルやクスッと笑えるコメディ劇が人気の理由と言えます。

ネタバレ①:家族を作り、名門校へ入学させよ!(1巻)

東国で諜報活動をしていた西国のスパイ・黄昏に、新たな任務「オペレーション〈梟〉」が命じられます。その内容は、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドに接触して彼の動きを探るため、家族をつくり、子供をイーデン校に入学させ、懇親会に潜入すること。 黄昏は、ロイド・フォージャーを名乗り、孤児院で出会った心が読める少女・アーニャを養子に迎え入れます。彼女は思っていたより賢くありませんでしたが、ロイドの裏工作で筆記試験の問題を入手し、何とか一次試験には合格しました。 二次試験は面接で、両親の同伴が必須という条件だったため、ロイドは急いで妻役になってくれる女性を探します。 そして、街で出会った殺し屋の顔を持つ女性・ヨルと利害が一致し、彼女が妻役を引き受けてくれることに。

いざ、イーデン校の面接へ!

こうして挑んだ面接試験。校内に入った時点で受験者は採点されていましたが、いち早く気づいたロイドたちは、見事な連携によって難なくその場を切り抜けます。面接本番では、アーニャが危なっかしいものの、練習通りに進みました。 しかし教師の1人が、ヨルはアーニャの実母でないことなどを引き合いに、意地の悪い質問を繰り返してきてきます。頭に血が上ったロイドは机を破壊してしまい――。

合格は絶望的かと思われましたが、かえってこの行動がヘンダーソン寮長の目に留まり、補欠からの繰り上げで何とか入学に漕ぎつけました。

ネタバレ②:学校で成績優秀者に選ばれろ!(2巻~3巻16話)

イーデン校には、選り抜かれた優秀な生徒たちを「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」と呼ばれる特待生にする制度がありました。 デズモンドが所属する懇親会に出席するためには、この特待生の親であることが必須条件でした。 その特待生に選ばれるには、優秀な成績を収めると与えられる「星(ステラ)」を8つ集める必要があります。逆に成績不振や問題を起こすと「雷(トニト)」という罰を与えられ、8つ溜まると退学になってしまうのです。 ロイドは、アーニャが特待生に選ばれることは半ば諦めており、デズモンドの息子ダミアンと仲良くなり、家に招待してもらうという「プランB・ナカヨシ作戦」を計画します。

ナカヨシ作戦、結果はいかに……?

彼女のコミュニケーション能力に期待して送り出したロイドですが、アーニャは入学初日にダミアンを殴ってしまい、さらに雷(トニト)をもらって帰ってくるという結果に。 いきなりマイナスからのスタートとなり落ち込むフォージャー家。ですが、社会貢献のボランティアで赴いた病院で転機が訪れます。アーニャはプールに落ちて溺れていた男の子の声を聞き、超能力がバレないように機転を利かせながら彼を助けました。

これにより、人命救助の功を称えられ、星が授与されたのです

ネタバレ③:アーニャ、犬と一緒にちち・ははを救え!(3巻17話~4巻)

星を獲得したアーニャは、ご褒美に犬を飼ってもらえることになり、保護犬の譲渡会に参加していました。建物の外にも大きな犬が歩いたため、彼女が心を読むとその犬はフォージャー家の面々を思い浮かべています。 彼女は気になって、譲渡会を抜け出しその犬の後を追いました。ところが、それはテロ組織がブランツ外相を暗殺するために用意した犬だったのです。 彼らのアジトに入ってしまったアーニャは、捕まってしまいますが、先ほどの犬が助けてくれます。 その犬は未来予知することができ、隙をついて逃げ出しますが方向音痴のアーニャと犬はすぐに追いつかれてしまい窮地に立たされることに。そこに、アーニャを心配したヨルが駆け付け、テロリストを撃退して、その場は事なきを得ます。

犬さんと一緒に事件解決!

これにて一件落着かと思いましたが、犬が再びアーニャに未来の風景を見せてきました。そこには、瓦礫の下に埋まり死んでいるであろうロイドの姿が。アーニャは彼を救うため、犬と共に走り出します。 悲惨な事故が起きる時計塔付近に着いたアーニャは、テロリストのリーダーが近くのアジトに爆弾の罠を仕掛けたことを知りました。とはいえ、彼女は爆弾の解除方法など分かるはずもなく、超能力がばれる訳にもいかないと考えた末、ケチャップでメッセージを残します。 アーニャの描いた絵が下手過ぎて、後から来たロイドたちに正確に意図は伝わりませんでしたが、警戒した彼らは罠に気付いたため、被害が出ることはありませんでした

その後、事件は無事解決し、アーニャたちを守ったその犬はフォージャー家の一員となり、ボンドという名前が付けられるのでした

ネタバレ④:前期中間考査で赤点を回避せよ!(4巻18話~5巻27話)

イーデン校についに中間考査の時期が近づいてきました。 中間考査が実施される各4教科それぞれの首席・次席には、ステラが与えられます。しかし赤点を取ってしまった生徒には、トニトが与えらてしまうのです。 新月の間は超能力が使えないアーニャは、大慌てで勉強を進めます。 しかし彼女を信用できないロイドは、厳重に警備されている答案用紙の改竄を決行することに。まったく仕事のできない同業者に鉢合わせながら、ついにアーニャの答案を手にする彼。

採点が終了し、結果が張り出されます。アーニャの結果は、220人中213位。しかし彼女は自慢げです。アーニャは自力で、全教科赤点を回避してみせたのです。 結果に苦言を呈しつつ、ロイドも彼女の努力を認めているのでした。

ネタバレ⑤:ザカリス文書を回収せよ!(5巻28話~6巻34話)

ロイドのことが大好きなスパイ、フィオナ・フロスト(通称、夜帷)。フィオナはロイドの以前とは異なる表情を引き出しているヨルに異常な嫉妬心を燃やしています。 そんな中フィオナとロイドに、東西戦争時代に葬られたはずの「ザカリス文書」を回収するミッションが与えられました。

2人は優勝商品内に眠る文書を奪取するため、非合法のギャンブルテニス大会「ギャンベルドン」に出場します。凄まじい愛を向け続けるフィオナと引き続けるロイドは、順調に勝ち進み当然のように優勝しました。 優勝商品を貰おうとするも、保安局も文書確保に動いていると知る2人。ミッション失敗寸前のピンチでしたがフィオナの機転とロイドの変装術により、無事ザカリス文書の回収に成功するのでした

ネタバレ⑥:デズモンドとの接触を果たせ!(6巻35話~6巻38話)

舞台は半期に1度おこなわれる、イーデン校の懇親会。厳重な警備の中、ロイドはデズモンドと接触できる機会をうかがっていました。 ダミアンとデズモンドが会うという情報をキャッチし、ダミアンに話しかける彼。そして計画通りデズモンドが現れついに対面を果たしたロイドは、爽やかに自身の名を告げ挨拶をします

唯一の接点を武器に取り入ろうとするロイドですが、デズモンドは満面の笑みを浮かべ“社交的に”それを拒絶します。ロイドは彼の頭に名を残しただけでも良しとし、その場をあとにするのでした

ネタバレ⑦:豪華クルーズ船で任務を遂行せよ!(6巻39話~本誌56話)

ヨルの任務は「護衛」

いばら姫ことヨルの次の仕事は、マフィアの内部抗争によって追われる身となった女性と幼い息子の護衛です。一般客用の豪華客船で2人を運び、沖で亡命先の国の船に引き渡す作戦でした。 ロイドとアーニャもくじで豪華客船のペアチケットを入手し、別々ではあるものの共に乗船します。 数々の刺客がターゲットの2人を襲うも、達人技で次々始末していくヨル。一方のアーニャはロイドとヨルが偶然出会わないよう、奔走しているのでした。

ヨルとロイドをアーニャが救う!

その他大勢を一蹴したヨルでしたが、手練れの殺し屋集団に囲まれピンチに陥ってしまいました。1人の凄腕剣士と相対し、ギリギリの戦いを繰り広げる彼女。 一方のロイドも船内に設置された爆弾の存在を知り、処理に動きます。 素手では限界があるヨルと、爆弾の位置を把握しきれないロイド。2人はどちらともアーニャがおこなった陰ながらの援護によって、戦いを制します。 その後護衛任務を無事成功させたヨルはロイド達と合流、3人はバカンスを楽しんだのでした。

ネタバレ⑧:ロイドの過去(本誌62話前編〜後編)

本誌62話の前編・中編・後編ではロイドの幼少期から青年期までの過去が描かれました。作中で彼は親や友達から本名で呼ばれていますが、その部分は黒塗りになっているため実際になんという名前なのかはわかりません。 彼は幼い頃、友達と軍隊ごっこで遊ぶのが好きなだけの普通の少年でした。しかしあるとき、突如として西国に東国軍が攻め入ってきたことで、彼はすべてを失ってしまいます。 家も家族も奪われたロイドは、戸籍を偽り「ローランド・スプーフィー」という名前で軍隊に入隊しました。 戦乱のなか、ロイドはとある東国兵と出会います。それが後に黄昏の協力者となるフランキー・フランクリンでした! フランキーは警戒心むき出しのロイドにかまわず、この戦争が「世界一不毛な時間」だとこぼします。結果、2人は口論になり、ほかの部隊に見つかってお互い逃走。彼らがその後どのように再会し、最終的に協力し合う関係になったのかも気になるところです。 やがて過去編の最後で、ロイドは陸軍情報部の人間からスカウトされ、諜報員として働くことになります。こうして彼は〈黄昏〉となり、「子どもが泣かない世界」を作るため現在に至るまで暗躍してきたのでした。

「スパイファミリー」の魅力はズバリ個性的なキャラクター達

「スパイファミリー」は家族3人のキャラが個性的で、関係性も絶妙になっていて面白いです。 父はスパイ、母は殺し屋、娘は超能力者という超特殊な家庭環境ですが、お互いの素性は知りません。しかし、超能力で心が読めるアーニャだけは、両親の裏の顔を知っているのです。 この構図によって、3人が噛み合わなかったり、すれ違うこともあれば、知らず知らずのうちに、連携して物事が上手く運んだりすることもあるという痛快な展開が生まれています。

父: ロイド・フォージャー

スパイファミリー
(C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

(画像左) 本作の主人公である西国のスパイ。黄昏はコードネームであり、「オペレーション〈梟〉」の任務ではロイド・フォージャーを名乗っています。 常人をはるかに凌ぐ戦闘力や記憶力を持っていますが、スパイとして特に優れているのは変装能力。1話では、敵の下っ端に変装し、全く気付かれることなくアジトに侵入してみせました。 普段は合理的かつ冷徹で、偽装家族についても任務のためと割り切っていますが、自分が戦争孤児だったため、「子供が泣かない世界にしたい」という動機でスパイになるなど、本来は優しく人間味溢れる性格です。 アーニャとヨルの奇想天外な言動に振り回されたり、属する組織からも任務中なのに別の任務を命じられて奮闘したりしている苦労人。かなり用意周到で、任務に必要な情報集めや分析を怠ることはありませんが、アーニャとヨルの正体には全く気付いていません

母:ヨル・フォージャー

(画像右) 表の顔はバーリント市役所の職員で、裏の顔は「いばら姫」と呼ばれる凄腕の殺し屋。27歳の女性です。 幼いころに両親を亡くしており、弟のユーリを養うため殺し屋稼業を始めます。人並外れた身体能力を持ち、単純な戦闘力はロイドよりも高いかもしれません。なお、酒癖が悪く、料理は食べた人が倒れるほど下手。 容姿はかなり整っていて美人ですが、本人は自覚しておらず、天然な性格をしています。仕事の同僚から皮肉や嫌味を言われてもその意味に気づかなかったり、弟に結婚報告をしてなかった言い訳として、自信満々に「忘れていました」と言い切ったりするほど。 殺し屋の癖なのか、物騒な妄想をすることも多いです。いい歳して独身のままでいると周囲に怪しまれて、通報されたり逮捕されたりするかもしれないと考え、ロイドと偽装結婚することに。アーニャをロイドの実子だと思っています。

娘:アーニャ・フォージャー

(画像中央) 他人の心が読めるという超能力を持つ少女。ロイドの見立てでは4、5歳でしたが、スパイに興味を持ち、彼に付いていくため6歳と自称します。 彼女はとある組織の実験によって、偶然生み出された「被検体007」でした。組織から逃げ出すと、能力のことは隠し、保護を求めて転々としていました。 自動的に他人の心の声が聞こえてくるため、人ごみが苦手なようです。頭は悪く勉強もできませんが、いざというときは、他人の心の声を聞くことでカンニングして誤魔化しています。 ロイドとヨルのことは、「ちち」「はは」と呼び懐いていますが、2人の素性を知りながらも知らない振りをしているのです。それは、今の生活が無くなってしまうのを恐れているからで、同じ理由で自分の能力についても黙っています。 「SPYWARS(スパイウォーズ)」というスパイアニメが毎週欠かさず見るほど好きで大好物はピーナツです。

ペット:ボンド

ボンドは、IQが恐ろしく高い動物を生み出そうとした研究「プロジェクト〈アップル〉」によって生み出された犬で、未来を予知する超能力を持っています。 ブランツ外相の暗殺を企てたテロ組織に利用されるところでしたが、アーニャと出会い、協力して間接的にロイドを助けました。それがきっかけで、ボンドもフォージャー家の一員となったのです。名付け親はアーニャで、スパイアニメのキャラ「ボンドマン」が由来。 断片的な未来を視ることが出来るものの、それを伝える手段を持っていないため、アーニャに心を読んでもらうしかありません。アーニャは他の犬が(心の中で)喋っているのを聞いていますが、ボンドに関しては犬らしい鳴き声しか発したことがありません。 犬種は不明ですが、体は大きく、アーニャを背に乗せて走れるほどの大型犬です。

【考察①】アーニャに関する伏線まとめ!謎の組織の実態とは

組織の実態は謎に包まれたまま……。

アーニャはとある組織で「被験体007」として扱われ、テレパシー能力を授けられました。この組織については謎が多く、名称はもちろん構成員や目的、西と東のどちら側に属しているのかすらもわかりません。 しかしアーニャが「007」であることを考えると、最低でも他に6人の実験体が存在したと推測されます。他の実験体もアーニャと同じくテレパシー能力を与えられたのか、また別の超能力を与えられたのかは不明です。 「006」までの実験はすべて失敗し、アーニャが初の成功例ということもありえます。だとすると、組織は今頃血眼でアーニャを探していることでしょう。いずれにせよ、組織の謎が今後の展開において特に重要な要素になるのは間違いありません。

アーニャの出生にまつわる謎

そもそもアーニャについては謎が多く、情報屋フランキーの腕をもってしても直近1年の情報しか集められませんでした。出生の記録も見つからず、正式な年齢や両親についても不明となっています。おそらく例の組織が、実験の存在を隠すため手を回しているのでしょう。 しかし作中には、アーニャの出生にまつわる未回収の伏線があります。 まず1つ目は彼女の親について。イーデン校入試の面接の際、面接官から「今のママと前のママ」を比べる質問をされたアーニャは、思わず「ママ」とつぶやき泣き出してしまいました。

この場面からは、彼女がどうやら母親のことを覚えているらしいこと、そして思い出すだけで泣いてしまうような「何か」があったことが推測できます。 そして2つ目は、アーニャが古語を理解しているというポイントです。勉強が苦手でテストではほとんど20点台をたたき出す彼女ですが、なぜか古語だけはスペルミスがあるにもかかわらず41点を獲得しました。答案用紙を見たロイドも、生まれ育った環境で学んだのかと推測しています。

古語を母国語としていたのだとすると、アーニャは少数民族の生まれである可能性も高いです。上記の母親の件とも合わせると、彼女は無理やり家族から引き離されて実験施設に連れてこられたのかもしれません。

【考察②】ヨルとロイドが敵対する可能性が……

現在かりそめの夫婦として生活しているロイドとヨルですが、今後敵対してしまう可能性もあります。カギを握るのはヨルの弟・ユーリの存在です。

ユーリは東国の国家保安局に所属していて、西国のスパイ狩りを任務のひとつとしています。さらに彼らがもっとも重視しているのが黄昏の存在。 今のところユーリはロイドの正体に気づいていませんが、すべてを知れば全力で排除しようとする可能性が高いです。

ヨルロイドアーニャのことはもちろんですが、弟であるユーリのこともとても大切にしています。愛する人同士が敵対してしまった場合、ヨルはどちら側に立つのでしょうか。 そもそもユーリが姉に何も明かすことなく黄昏を殺そうとすることもありえるわけで……。そうなってしまったら、一体どんな展開を迎えるのか予想もつきません。

【考察③】「スパイファミリー」の舞台や時代設定は?

「スパイファミリー」の舞台は東国と西国となっていて、作中に登場する地名も実在のものではありません。原作者も本作は「架空の国の話」だとはっきりコメントしています。 しかし国名にある「東」「西」、通貨である「ダルク」「ペント」といったワードから、ドイツがモデルになっているのではないかという推測も。たしかに作中に登場する街並みやお城には、どことなくドイツを思わせる雰囲気もあります。 なお時代設定については、コミックス第6巻に記載されている作者コメントで触れられました。作者によれば、「1960~70年代くらいの時代」をなんとなく想定して描いているとのことです。

イーデン校にはモデルがあった?

アーニャたちが通う格式高い名門校「イーデン校」ですが、実はモデルとなった実際の学校があるようです。 それは、1440年に設立されたイギリスの名門「イートン校」です。まず名前が似てますね! イートン校は全寮制の男子校で、イギリス王室や良家の男児が通うパブリックスクール。1学年で14人ほどが「王の学徒(キングス・スカラー)」として選ばれ、学費の10%をまかなう奨学金が与えられたり、黒いガウンを身に着けることができます。

読者の感想・評価

総合評価
4

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編集者Y

3人全員が素性を隠しているから展開がカオスで面白い。たまに家族愛・感動の要素も入ってくるので「おもしろ」「感動」を同時に楽しめる漫画です。読んでいるうちにキャラに愛着が湧いてきますよ。

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編集者T

「超能力をもつ子ども」「一流のスパイ」「最強の殺し屋」というみんな大好きなキャラ要素をギュッとつめあわせてそれをコミカルにかわいく仕上げた感じの作品。アーニャのことが「かわいい!好き!」と思えたらハマる。逆にアーニャにハマらなければあんましかなと。グロ要素はほぼないので普段少女マンガを読んでいるような層にウケが良い印象です。

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編集者K

アーニャとボンドが可愛すぎて表情筋が溶ける……。ギャグ系の漫画は笑わせようとして来る感じがしてあんまり得意じゃなかったけど、「スパイファミリー」はそこの塩梅が上手くて自然と笑っちゃう。「ゲラゲラ」というより、「フッ」という感じの笑い。アーニャの台詞がほとんど平仮名なのがよけいにおもしろい。

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編集者A

読み始めた時から「アニメになるぞこれ!」と思いました。設定も面白いし、キャラ立ちもすごい。バトルあり、コメディあり、惹き込まれるストーリーが魅力です。小学生~大人までみんなが楽しめる漫画だと思います。

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』はクスッと笑えるコメディ×アクション漫画

今回は、大人気漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』を紹介しました。 フォージャー家の3人はとてもキャラが立っていて、彼らのやり取りには笑わせられますし、テンポの良い展開にシリアスなシーンが絶妙なバランスで絡み合っており、物語に引き込まれます。 既に海外からの人気も得ており、数々の賞も受賞している本作は2022年に4月9日からアニメの放送が開始されました。アニメでも原作漫画でも本作の魅力にどっぷり浸かってみてくださいね。