2020年5月18日更新

【コードギアス】C.C.(シーツー)は永遠を生きるヒロイン!不死の少女を徹底解説

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2000年代を代表し、先を読ませない怒涛のストーリー展開が人気を博したアニメ「コードギアス」シリーズ。本記事では緑髪のヒロインC.C.についておさらいし、その活躍を改めて確認していきます。

目次

「コードギアス」シリーズのヒロイン、C.C.(シーツー)を徹底解説!【ネタバレ注意】

本作のヒロインC.C.(シーツー)は前髪で隠れた額には「コード」の紋様をたたえた、黄緑色の髪をもつ人物。16歳頃に不老不死の身体となったため、それ以降は成長せずにその姿を保ち続けてきました。 主人公のルルーシュと出会い、ギアスの能力を与えてからは、彼の部屋に突如居候するようになるなど、一見身勝手な彼女。しかし、作中では終始、彼を傍らで支え続けており、敵が多いルルーシュにとって数少ない信頼できる人物でした。 本記事ではそんなC.C.につい詳しく解説していきます。 ※本記事では「コードギアス」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

C.C.(シーツー)とルルーシュの出会い

ルルーシュはいつものようにチェスで賞金稼ぎをした帰り、生物兵器を運搬していたトラックの事故に遭遇します。救助しようとトラックに近づいたところで謎の声が聞こえ、救助するために乗り込もうとした彼はトラックが急発進した衝撃で貨物室に閉じ込められ、そのまま地下へ。 貨物室にあった生物兵器のカプセルが突如開き、中から現れたのがC.C.(シーツー)でした。トラックを追った兵士達に囲まれると、彼女はルルーシュに絶対尊守のギアスを与え、彼はその能力で敵に自殺を命じます。 奇妙な出会いでしたが、これ以来C.C.とルルーシュは「共犯者」として、そして対等なパートナーとして互いの願いを叶えるべく行動していきました。ギアスの力を与えて恨まれることも多かった彼女ですが、彼はそれに感謝して不死身でもある彼女の無事を思いやることも。C.C.はそんな彼への姿勢を徐々に変えていきます。

傍若無人な性格のC.C.(シーツー)はピザが至上の好物

表面上は厚顔で図々しく、ルルーシュからも当初疎まれていたC.C.(シーツー)ですが、実際には割と他人を思いやれる優しさも持っています。 また、ルルーシュから「ピザ女」と呼ばれるほど大のピザ好きでもあり、食事シーンではほとんどがピザを片手に登場していました。 ピザ屋のポイント交換でゲットしたチーズくん人形がお気に入りで、抱き締めている場面も多々あります。移動する際も「せめてあれだけは……」と言うほど強い愛着を持っている様子でした。

C.C.(シーツー)は多彩な能力の持ち主、不死身の肉体とギアス譲渡が最大の特徴

C.C.(シーツー)は全ての人間の心や記憶などの集合無意識がある「Cの世界」にアクセスでき、そこにある肉体と現実の肉体を入れ替えることで、身体が傷ついても回復できるのです。同じ「Cの世界」に接続できるマリアンヌなどとは脳内でも会話可能であり、彼女自身には携帯端末のような能力があります。 そのほか、飛行船の操縦やルルーシュにハッキングを依頼される場面も所々に見られ、意外と多才な一面も。黒の騎士団のメンバーとしてナイトメアフレームの操縦も習得しており、長生きした経験のおかげか機械に対する学習能力もかなり高いようです。 最大の特徴は「コード」とともに不死身の身体を有し、他人に「ギアス」の能力を与えられる点です。16歳ごろに得たこの力ですが、そこには悲惨な経緯がありました。

幼少時代は奴隷だったC.C.(シーツー)、シスターによって不死の運命を押しつけられる

幼い頃のC.C.(シーツー)は、中世ヨーロッパを彷彿とさせる場所で生まれたようであり、奴隷身分としてこき使われていました。両親とも早くに離ればなれになったか死別したと思われます。 そんなある日、嚮会のとある修道女と出会った彼女は、「愛されるギアス」を獲得します。奴隷ゆえに周囲から常に蔑まされていた彼女は、他人からの優しさや思いやりを欲していたのでしょう。しばらくはその能力を使い充実した日々を送っていたようです。しかし、やがてギアスが増長する頃合いを見計らったシスターに、「コード」を押しつけられてしまいます。 「コード」を持った人間はギアスを失い不老不死となり、誰かに押し付けない限り永遠の時を生きなければなりません。C.C.はその後数百年にわたり生き続けたと見られ、その過程では戦場で殺されたり魔女狩りに遭ったようなシーンもありました。姿はそのまま、当時の明るさを失って俗世を越えたような人格に変わっていきました。

C.C.(シーツー)が望むのは自らの死

C.C.(シーツー)同様不死身となっていたシャルルの兄V.V.(ブイツー)ですが、“嘘のない世界”を目指す「ラグナレクの接続」を妨害するルルーシュを始末しようと、軍人のジェレミアを度々差し向けていました。しかし、ルルーシュの真意を知ったジェレミアは黒の騎士団へと寝返ってギアス嚮団の位置をリークし、嚮団を壊滅させます。 逃げるV.V.を追うルルーシュですが、その直後「思考エレベーター」という空間に転移し、突如彼の敵であるシャルルと対峙することに。彼はシャルルを銃殺……したかと思われましたが、V.V.の「コード」を奪っていたシャルルは既に不死身の肉体を手に入れていました。 そこへ現れたC.C.は自らの死を望んでいることを明かし、シャルルに不死の運命を引き継がせようとしましたが、ルルーシュからの説得によって考えを改めました。

ルルーシュと本当のパートナーに

シャルルが不死身となった以上、ルルーシュはその目的を果たせなくなったかに思われました。しかしC.C.(シーツー)はそんな彼に、自分の不老不死を受け入れてシャルルと対等になれと言います彼女自身が死ぬことを意味する提案にためらった彼は、「お前は優しすぎる」とC.C.に拒まれてしまいました。 その後、謎の空間で上述のような彼女の過去を知ったルルーシュ。C.C.にとって自分が大切な人になっていたことを悟った彼は、どうにか自分の意思で「思考エレベーター」に戻ります。シャルルがC.C.の「コード」を受け継ごうとしていた矢先、ルルーシュはなぜ自分に押し付けなかったのかと尋ね「必ず俺が笑わせてやる!」と叫びました。 この局面で迎える死に方が本意でないとしたC.C.はシャルルを跳ね除け、ルルーシュと共にその空間から落ちて現実世界に戻ります。それは、C.C.が本当の意味でパートナーを決めた瞬間でした。

C.C.(シーツー)の本名を考察!設定では既に決まっている様子

多くのファンが関心を寄せていた彼女の本名。ナリタでの戦闘でルルーシュがC.C.(シーツー)の本名を言う場面があり、この収録時にもルルーシュ役の福山潤は実際にその名を口にしたようです。しかし、演出のせいかこのシーンの音声は敢えてカットされてしまい、『復活のルルーシュ』含め作中では最後まで明かされませんでした。 ただ、設定当初には「セラコーツ」と「セラ・チャールズ」という2つの名前があったとされ、彼女のファーストネームが“セラ”である可能性はかなり有力でしょう。ストーリーの展開上、結局は明かさないという方向性になったと見られます。 これ以外にも、雪が白い理由について「自分の色が何色か忘れてしまったから」と意味深な発言をしていたことから、名前の伏線説が上がり、本名が「白雪」説が唱えられるなど複数の推察があります。考え続けるとキリがありませんが、「ルルーシュのみが真の名前を知っている」という事実と、視聴者の想像に委ねられている状態が1番いいのかもしれません。

ジークフリートと対戦、死亡する!?

ユーフェミアの虐殺を機に始まった「ブラックリベリオン」にて、総督府へあと一歩というところまで攻めた黒の騎士団。その途中、ナナリーが行方不明になったと聞いたルルーシュとC.C.(シーツー)は、カヴェインに乗り神根島へ急行します。 しかし、島の到着時にゼロを恨んでいたジェレミアが乗るジークフリートに妨害を受け、ルルーシュのみが降機して別行動を取ることに。C.C.は単独で交戦しますが、ジェレミアの執着はあまりにも強かったため、せめてルルーシュには近づけないよう相手もろとも海に沈むことを選びます。 第1期の出番はここで終わってしまったため、その後の消息は分からなくなってしまいました。

生きていたC.C.(シーツー)、黒の騎士団としてルルーシュ奪還を目指す

続く第2期では、どうにかカヴェインから脱出した後、カレン達黒の騎士団と合流したようです。シャルルに記憶を書き換えられたルルーシュの奪還と組織の復活を図り、バベルタワーを訪れていた彼のもとへ向かいます。 C.C.(シーツー)のおかげで記憶を取り戻したルルーシュは、再びゼロの仮面を被りブリタニア打倒を宣言しました。処刑直前だった藤堂達を無事に救出し、改めて黒の騎士団とともに活動していきます。

ルルーシュの盾として行末を見守り、ゼロレクイエムを完遂させる

「Cの世界」から戻った後は記憶を取り戻したC.C.(シーツー)。ルルーシュが皇帝に即位してからも、他の黒の騎士団と異なり変わらずそばに居続けていました。新たに味方となった枢木スザクはルルーシュの剣として、そしてC.C.は盾として彼を支えるようになり、シュナイゼルらと衝突します。 シュナイゼルに勝利し世界統一を達成してからは強権と独裁により世界からの憎悪を集め、ついには世界の憎しみを精算する「ゼロレクイエム」が実行されました。その後彼女は、忠臣としてルルーシュの遺体を保管していたジェレミアのもとへ向かいます。

ゼロレクイエム後、ルルーシュ復活のために動く

「復活のルルーシュ」でのC.C.(シーツー)は、それまでとは別人のように怯えるルルーシュをなだめたり手料理を振る舞うなど、彼へ親身に付き添っていました。 肉体のみは蘇ったものの、精神は幼児のままであり不完全な状態のルルーシュ。一方C.C.は「Cの世界」の神を殺したことで自由にアクセスできなくなり、それを可能とさせるための遺跡を探して1年ほど旅を続けていました。 辿り着いたジルクスタンに目星をつけ向かうと、拘束されたスザクとナナリーを助けに来たカレン達と遭遇。一行はルルーシュを復活させるべく、遺跡のひとつ「アラムの門」へ向かいます。 「コード」をも継承した彼が無事復活し、紆余曲折を経てナナリーを助け出した後、C.C.は「ギアスの欠片」を集める旅に出ようとしていました。そこへ駆けつけたルルーシュは「L.L.」と名乗って彼女に同行し、同じ時を生きることを申し出ます。2人は手を繋ぎ一緒に欠片を探しに行くのでした。

アニメ版「コードギアス」シリーズでC.C.(シーツー)を演じる声優はゆかな

1993年から活動中のゆかな(画像右)は、可愛らしい少女役とどこか冷たい女性役、大きく2種の役柄を使い分ける声優です。1996年からは歌手としても活動しており、様々なキャラクターソングも手がけてきました。 主役としては『ふたりはプリキュア』のキュアホワイト役や『舞-乙HiME』のマシロ役などを務めました。脇役としても『フルメタル・パニック』のテレサ・テスタロッサや『氷菓』の入須冬実、『蒼き鋼のアルペジオ』のコンゴウなど印象的なキャラを演じたとして知られています。

C.C.(シーツー)は「コードギアス」シリーズを象徴するヒロイン

数百年も出会いと別れを繰り返し、孤独な時間を生きてきたC.C.(シーツー)でしたが、ようやく永遠の時を共に生きる真のパートナーと歩み始めることができました。当初の願いとは異なるものの、寂しい人生を早く終わらせるより互いに想う人とずっと生き続けることになったため、こちらの方が本望でしょう。 敵と味方が激しく入れ替わるなどのためキャラクターの好感度がまちまちな本作。しかし、C.C.のみは終始一貫してルルーシュの味方であり続けたゆえ、案定して多くの人気を誇ってきました。 既に観たという方も多いと思われますが、機会があれば「コードギアス」シリーズを改めて視聴し、彼女の軌跡を再確認してみてはいかがでしょうか?