2020年5月20日更新

「Fate」シリーズの代名詞!青のセイバーは瞬間攻撃力最強を誇るサーヴァント

「Fate」シリーズの代名詞!青のセイバーは瞬間攻撃力最強を誇るサーヴァント サムネイル

『Fate/stay night』をはじめとする「Fate」シリーズを代表するサーヴァントの1基・青セイバー。作品を象徴するキャラクターで高い人気をほこります。本記事では騎士として振る舞う剣士の真名や宝具、その魅力について解説します。

目次

「Fate」シリーズの顔!青のセイバーを徹底解説!【ネタバレ注意】

『Fate/stay night』ヒロインのひとりであり、派生する「Fate」シリーズでも作品を象徴する存在とされているセイバー。シリーズ作品には彼女とそっくりな見た目のサーヴァントや同名のサーヴァントも多いため、青セイバーと呼ばれることもあります。 青いドレスと白銀の甲冑姿がトレードマーク。金髪碧眼の凛々しく美しい剣士です。 『Fate/stay night』では主人公・衛宮士郎(えみやしろう)に召喚され聖杯戦争に参加。ヒロインのひとりとして描かれており、「Fateルート」では彼女を中心とした物語が展開されていくことに。 この記事では彼女について真名や宝具など、詳しく解説していきます。 ※本記事では「Fate」シリーズのネタバレ情報を扱っています。読み進める際はご注意下さい。

性格はTHE・騎士のような真っ直ぐさ!時折少女らしい一面も

セイバーはとにかく真面目な性格をしています。加えて、律儀で丁寧という騎士道精神あふれる人物。剣士であるため、彼女自身もかなりの負けず嫌いで、冷静を保ちつつも勝負事には熱くなる一面を持っています。 可憐な見た目とは裏腹に、「腹ペコ王」といわれるほど食いしん坊な一面も。とくに士郎が作る丁寧な食事を好むようです。 また、彼女は男性として過ごしてきた経緯があり、女の子らしいものとは無縁の人生でした。しかし、召喚先での生活のなかで、ぬいぐるみなど可愛らしいものと触れる機会が増えていくことに。時折、可愛いものに顔を綻ばせるなど、年頃の少女らしい一面が顔を出すこともあります。

最初の召喚は第四次聖杯戦争、マスターは衛宮切嗣

『Fate/Zero』では、のちの衛宮士郎の養父となる衛宮切嗣がセイバーを召喚します。切嗣はもともと暗殺者であり、聖杯戦争でも手段は選ばない勝利至上主義者。 一方で、セイバーは騎士としての誇りを重んじ正々堂々と戦いたいと考えており、2人の思想は相容れないものでした。そのため、切嗣が令呪を使った3回のみしか2人は言葉を交わしていません。 この聖杯戦争がきっかけで、セイバーは聖杯への願いが「国の救済」から「選定のやり直し」に変わることに。また、この召喚中は黒のスーツで男装し、バイクやベンツを運転するセイバーの格好いい姿が見られます。

第五次聖杯戦争で衛宮士郎に召喚される

『Fate/stay night』で起こる第五次聖杯戦争では、衛宮切嗣の養子・衛宮士郎がセイバーを召喚します。士郎が彼女を召喚できたのは、彼の体内にあったセイバーの「聖剣の鞘」が触媒となったためです。 士郎は前回の聖杯戦争の際に起きた冬木大火災で切嗣に救われた少年。切嗣は彼の命を救うために、聖剣エクスカリバーの鞘を用いたのでした。 彼はその事実を知りませんでしたが、わけも分からずサーヴァントに襲撃された際に逃げ込んだ土蔵のなかで、偶発的にセイバーを召喚するに至ったのです。 新たなマスターとなった士郎は魔術師としても半人前以下の状態で魔力量も十分にありませんでした。安定した魔力の供給が得られず、この聖杯戦争ではセイバーはなかなか実力を発揮できない状況に置かれることになったのです。

真名はかの騎士王、アルトリア・ペンドラゴン

セイバーの真名はアルトリア・ペンドラゴン。かの「アーサー王伝説」のアーサー王、その人です。先王を討つために魔術によって作られた存在で、わずか15歳にして「選定の剣」を引き抜き不老の王になったのでした。 彼女は王として振る舞うために性別を偽り、完璧な王となるべく功績をあげていきます。円卓の騎士を率い、キャメロット城を奪還し、一時は国に反映をもたらしました。しかし、彼女が使命に燃えるあまり、彼女と他の者たちの心の距離は決定的に離れ、国の崩壊を招いてしまいます。 死の間際、「抑止力」と契約し聖杯を手にするために聖杯戦争に参加することを決意。自分以外が王だったのなら国を救えたのではないか、という思いから、聖杯に「選定のやり直し」を叶えてもらおうとしています。

アルトリアは瞬間攻撃力最強!

セイバーはかつて、師である大魔術師のマーリンから修行を受けています。彼女自身が持つ筋力は一般的な少女のそれですが、魔力でブーストをかけることと、マーリンによって習得した音速を超える剣術によって、大の男を相手に立ち回ることが可能になっているのです。 また彼女はブリテンを守護する赤い竜の因子を持って生まれてきており、その加護によって生きているだけで魔力を生み出すことができる稀有な存在でもあります。 本来は冬木で起きた聖杯戦争に参加したサーヴァントのなかで瞬間攻撃力最強を誇る彼女。しかし、第五次聖杯戦争ではマスターとして未熟な士郎に召喚され、魔力不足含め大きなハンディを背負うことになりました。

騎士の王、アルトリアの宝具を紹介

「風王結界(インビジブル・エア)」

「風王結界(インビジブル・エア)」は、セイバーの剣を覆い隠す風の鞘。これをまとうことで、剣自体が不可視になります。不可視の剣は相手に間合いを測らせず、攻撃を仕掛けることができるため、白兵戦で有効な宝具です。 風をまとわせる対象は剣でなくてもよく、『Fate/Zero』ではバイクにまとわせてスピードアップに利用したり、風の防御壁として展開することも可能。また、まとわせた風を突きの瞬間に解放して、打撃力を大きくアップさせる「風王鉄槌(ストライク・エア)」という応用技も使っています。 この宝具の本質は、実は別のところにあります。あまりに有名すぎるアーサー王の剣を隠すためのものなのです。サーヴァント戦において真名を知られることは同時に弱点や必殺技を悟られるということ。彼女の真名があまりに有名すぎるため、生まれた宝具ともいえます。

「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」

セイバーの代名詞ともいえる宝具が「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」です。ありとあらゆる聖剣のなかでも頂点に立つ聖剣で、人の手ではなく星によってつくられた神造兵装。人々の「こうであってほしい」という願いが蓄積され、星のなかで凝縮され生まれた剣です。 使用者の魔力を光に変換し、集束・加速させて、その剣先から「究極の斬撃」を放ちます。その際には剣は金色に光り輝き、黄金のフレアが現れ、天井へ剣を掲げるその姿は神々しく写ります。対城宝具に分類されるほどの威力を持ち、斬撃を放った直線上にあるものは、数キロ先まであらゆるものを消滅させることが可能です。 宝具を打つには膨大な魔力量が必要であり、正式なマスターに召喚されたとしても連発は不可能という代物。広範囲に被害が及ぶこともあり使う場所を選びますが、セイバーのとっておきの切り札といえます。

「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」

「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」は彼女が生前使用していた宝具。彼女が引き抜き王となった、王の資格がある者にしか引き抜けないとされる“選定の剣”そのものです。彼女はすでにカリバーンを生前失っており、召喚時には所持していません。 第五次聖杯戦争では、衛宮士郎が彼女の記憶から投影して複製版をつくりだしました。本来のカリバーンの能力はすべて解放できず劣化版だったにも関わらず、対バーサーカー戦ではバーサーカーの命を一度に7つ奪うだけの力を発揮。 本編中での登場は少ない宝具ですが、バーサーカー戦からも高い威力を誇っていることがわかります。また彼女にとっては自身を王に選定した思い出深い剣です。剣自体は王の象徴として作られており装飾も華美。ですがエクスカリバーよりも性能は劣るとされています。

「全て遠き理想郷(アヴァロン)」

「全て遠き理想郷(アヴァロン)」は、「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の鞘。アーサー王が死後たどり着くとされる理想郷の名を冠した鞘で、セイバーの魔力に呼応して持ち主に無限の治癒力を与えます。 生前、鞘は盗まれセイバーもその行方を知りませんでした。第四次聖杯戦争に際し、アインツベルン家が発掘。触媒として切嗣に与えられ、彼女が彼に召喚されることとなりました。 同聖杯戦争後、切嗣によって士郎の命を救うために鞘は士郎の体内へ。第五次聖杯戦争で士郎がセイバーを召喚するきっかけを生み出すことになりました。彼が大怪我を負った際も、セイバーが近くにいることでその傷は癒やされていきます。 かのエクスカリバーの鞘にして、魔法にも近い世界最強の守りです。

『Fate/stay night Heaven’s Feel』では闇堕ち、セイバーオルタに

『Fate/stay night』の「Heaven's Feel」ルートに登場する、いわゆる闇堕ち状態の姿がセイバーオルタです。騎士王が非常さに徹しきったひとつの側面であり、青を基調としたセイバーと違い、彼女は禍々しい黒の甲冑に身を包み、瞳の色も金色に変化しています。 セイバーオルタのマスターは、「アンリマユ(この世全ての悪)」に汚染された黒桜。セイバーもアンリマユの影響で、性質が反転している状態です。本来の彼女とは正反対である暴君となって、士郎の前に立ちはだかります。 黒桜が大聖杯のと接続している影響で膨大な魔力を得ており、青セイバーをはるかに上回る出力を保持。また、己を律するという本来の彼女らしさが消えているため、遠慮なく「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」を放ち、作中でも最強クラスの火力を誇っています。

アニメ版「Fate」シリーズでセイバーを演じる声優は川澄綾子

セイバーの声を演じるのは川澄綾子です。オーディションを経て、アニメ『逮捕しちゃうぞ』で声優デビューを果たしています。 『のだめカンタービレ』の主人公野田恵役をはじめ、『頭文字D』の茂木なつき役、『RAVE』のエリー役などが有名。「Fate」シリーズではアルトリア・ペンドラゴンをはじめ彼女から派生したサーヴァントたちを複数演じています。 澄んだ声が特徴的で、セイバーの凛とした佇まいを好演。また『Fate/Grand Order』関連ではフォウくんも演じており、「Fate」シリーズに縁深い声優のひとりです。

作品の顔役、セイバーを知ると「Fate」シリーズがおもしろくなる!

青セイバーことアルトリア・ペンドラゴンについて紹介してきました。彼女のルートは『Fate/stay night』で最初にアニメ化されたこともあり、知名度も人気も高くなっています。セイバーを通じて、聖杯戦争やサーヴァントについて理解を深めることもできるでしょう。「Fate」シリーズ初心者という人はぜひ、彼女の物語に触れてみてください。