2020年6月7日更新

【ハイキュー‼】鴎台のエース・星海光来を紹介!まさに“小さな巨人”

このページにはプロモーションが含まれています
星海光来 サムネイル

AD

『ハイキュー!!』星海光来(ほしうみこうらい)は“小さな巨人”の再来?【ネタバレ注意】

■クラス:鴎台高校2年A組 ■身長:169.2センチ ■体重:61.7キロ ■誕生日:4月16日 ■好きな食べ物:かっぱえびせん梅味 ■最近の悩み:俺をナメる奴が減ってきた バレー漫画『ハイキュー‼』には、数々の高校とバレーに青春を捧げる男子たちが登場します。星海光来(ほしうみこうらい)はその中の1人で、長野県の強豪・鴎台高校のレギュラーかつ全日本ユース候補にも抜擢されている優秀な選手なのです。 性格は自信満々で挑戦的。少々“かまってちゃん気質”なところがあり、森然高校の千鹿谷栄吉からは「めんどうくさい人」と言われていました。 日向と同じくらいの体格ながら、低身長というハンデをまったく感じさせない技術を持っており、自信に恥じない実力者と言えます。 ※ここからはより詳しく彼のエピソードを紹介していきます。ネタバレも含まれているので、読み進める際にはご注意ください。

星海光来は日向の上位互換?何でもできる“小さな巨人”

星海光来は、脚力やスタミナなど身体能力の高さはもちろん、ウィングスパイカーなのにトスもレシーブもこなすオールラウンダー! ユース合宿で登場した際には、母指球に体重を乗せて飛ぶ「ドン」ジャンプや、天才セッター影山飛雄さえも驚くような絶妙なトスも上げていました。 また春高準々決勝の烏野戦では、強力でコートのラインギリギリを狙うサーブを打つ場面も。影山の殺人サーブも難なくレシーブ、さらにウィングスパイカーの白馬芽生への完璧なセットアップまでこなしていたのです! 星海は、日向翔陽とどちらが「小さな巨人」か張り合っていますが、高校の段階では星海に軍配が上がりそうですね。加えて身長もジャンプの最高到達点も星海の方が上なこともあり、日向の上位互換と言えるかもしれません。 一方の日向は、自分が目指していた「小さな巨人」に近い星海を目の当たりにして、自分は「最強の囮」がいい、と気づき始めます。

AD

幼い頃は低身長がコンプレックスだった?

意外にも、高身長一家に産まれた星海。幼い頃は低身長がコンプレックスで、中学まではバレー部でもずっと控え選手だったのです。身長が高い兄はバスケでもバレーでも引っ張りだこだったのですが、背が低い星海は見向きもされませんでした。 ある日、星海は悔し泣きをしながら「兄ちゃんも父ちゃんもデカイのに、なんで俺だけ小さいの?」と母に質問。すると、家族の中で小柄だった母親は「遺伝?」と笑って言いながらも、星海の人生を変える事を彼だけに教えてくれたのです。 母は「確実に大きくなる方法はわからないけど、強くなる方法ならたくさんある」と言い「今なら光来が“強い”に一番乗りだね」と星海を励ましました。 この母の言葉がキッカケとなり、星海は「大きくなる事」を目指すのではなく「強くなる事」を目指すようになったのです。

春高で星海が大活躍!烏野との戦い

星海光来が所属する鴎台高校は、春高準々決勝で烏野高校と対戦します。周囲は星海と日向の「最小スパイカー対決」に注目。 そんな中、1発目から日向の電光石火の速攻が決まり会場が沸くと、すかさず星海が3枚ブロックの上から叩きつけて点を取り返す白熱の展開に! 1セット目の前半は一進一退の展開が続き、星海は武器である強力なジャンプサーブなど果敢に攻撃するも攻め切れませんでした。しかし後半はバックアタックやコートギリギリへのスパイクなど、高い技術力で烏野から点をもぎ取りセットを先取。 2セット目、星海は影山の強烈なジャンプサーブを華麗に受けたり、逆にサーブをライン上の際どい所に入れたり、白馬へ完璧なトスをあげたり……。器用さを活かしたプレーが光りました。しかし東峰旭の覚醒や月島蛍のブロックで点を与えてしまい、鴎台はこのセットを取られます。 3セット目、星海はオールラウンダーの実力を最大限に発揮したプレーを連発!一方で、「最強の囮」として速攻を決める日向と戦うのが楽しく感じていました。 しかし日向は高熱で途中降板、そんな彼に星海は「俺はお前を待っている!」と声をかけたのです。数年後、その言葉は現実となり――。

AD

卒業後はどうなった?プロで活躍し、日向と再会

高校卒業後、星海はバレーのプロリーグであるV.LEAGUEのDivision1に属する「シュヴァイデンアドラーズ」のOH(アウトサイドヒッター)として活躍しています。OHとは左右どちら側からもスパイクが打てる選手を指します。 シュヴァイデンアドラーズには、星海の他に影山や牛島若利、鴎台で共にプレーしていた昼神幸郎の兄・福郎などが所属しています。 プロになった星海は「MSBYブラックジャッカル」に入団した日向と念願の再戦を果たします。そして星海はまず、会場を沸かせる木兎光太郎の強烈なサーブを見事にレシーブ!存在感をしっかりアピールしました。 加えて元々空中戦が得意な星海は、低身長というハンデを乗り越えプロの世界でも「小さな巨人」として恥じないプレーを披露。 そして日向とネット越しに向き合った星海はブロックアウトを狙いましたが、自分の狙いに日向が気づいたことに気づき強打に切り替え、見事得点を上げたのです!これを決めた星海は満面の笑み。高校の時よりもさらに高度な読み合いが見られました。

背は小さいけど存在感は満点!星海光来の名言

じゃあもっとビビれよ驚けよ

全日本ユース合宿の時に影山に言ったセリフです。星海は低身長だと思ってナメていた人が自分のプレーを見て驚くのが嬉しいので、合宿で影山がノーリアクションだったのが気に入らなかったのです。 かまってちゃんらしい言葉ですが、その後「ビビってますけど、参考になります」と真顔で言った影山に、星海の方が驚かされてしまいました。

AD

俺は、俺が弱いことをとうの昔に知っている

春高準々決勝の烏野戦で、乱れたレシーブから星海が見事なトスを上げた時のセリフです。 大器晩成の星海は、今まで自分より大きく強い相手とたくさん戦い、自身が弱いことを知っています。そして彼らに勝つ強さを求めて猛練習をしてきたのです。 自分が小さい事も弱い事も知っているからこそ強くなれたという誇りを感じるセリフですね!

小さい事はバレーボールに不利な要因であっても、不能の要因では無い

星海が大活躍をした筑井田戦の後のインタビューの時のセリフです。 昔から「小さいのにすごい」と言われるのが嫌いだった星海。幼い頃に自分の小ささ、そして弱さで悩んでいたからこそ、努力を否定されるようなことが許せないのでしょう。小さいから注目されるのではなく、普通に有能な選手として注目してほしいのです。 この言葉は星海のポリシーそのものですが、身長が小さいプレイヤーにとって希望を感じる名言です。

アニメ『ハイキュー!!』星海光来の声優は花江夏樹

「小さな巨人」星海光来の声を担当するのは、人気声優の花江夏樹です。代表作には話題作『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役や『東京喰種トーキョーグール』の金木研役などが挙げられます。 少し鼻にかかった可愛らしい声が特徴で、イケメン役から心優しき主人公など幅広いキャラクターを演じ分けていますね。星海は負けず嫌いでまっすぐな子どもっぽいキャラなので、可愛らしい花江夏樹の声がピッタリです。

AD

技術も精神力もトッププレイヤー!星海光来に注目

春高で大活躍した星海は、実は小さい頃に苦労を味わい小さくて弱い事を受け入れたからこそ、プロに入れるほどの強さを得ました。これは星海の心の強さと、母親の言葉があったからなのでしょう。 プロに入ってもなお空中戦で実力を見せつけ、自分より高身長の選手を圧倒し、レシーブ力に磨きがかかっている星海。彼がこれからどんな活躍を見せてくれるのか、まだまだ目が離せません!