影山飛雄の結婚相手は誰?名言や大人になったその後など徹底解説【ハイキュー!!】
高校バレーを題材にした青春漫画『ハイキュー!!』。作中で繰り広げられるアツい戦いはもちろん、個性的な登場人物も本作の魅力のひとつです。 この記事では、そんな『ハイキュー!!』の主人公のひとりでもある影山飛雄について詳しく紹介していきます!作中での活躍や名言、卒業後の動向にも触れているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。 ※本記事は『ハイキュー!!』の重大なネタバレを含みます。
【プロフィール】影山飛雄(かげやまとびお)とは
身長 | 180.6cm→181.9cm |
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体重 | 66.3kg |
誕生日 | 1996年12月22日 |
学年・年齢 | 1年・15~16歳(初登場時) |
高校 | 烏野高校 |
ポジション | セッター |
背番号 | 9→2 |
ジャンプ最高到達点 | 335cm |
好きな食べ物 | ポークカレー温卵のせ |
最近の悩み | 動物に嫌われている様な気がする |
声優 | 石川界人 |
影山飛雄(かげやまとびお)は烏野高校バレー部の1年生。人とのコミュニケーションが苦手なタイプで、中学時代は独善的な性格で知られていました。しかし高校に入ってからは、信頼される存在になるためプレースタイルを改めようとしています。 天才と称されるほどの高い技術と才能を持つ選手であり、烏野高校の烏養(うかい)コーチが認めるほどのバレーへの情熱と、飽くなき向上心を持っています。
高いバレーIQと貪欲な姿勢の持ち主
青葉城西高校のキャプテン、及川を以ってして「トス回しでは県内で敵う選手はいない、天才」と言わしめるほどの高いトス技術を持つ影山。烏野を抜群のバレーIQで牽引しています。 またセッターというポジションに強い誇りを持っていて、才能にあぐらをかくこと無く、他校の選手から技術を学ぼうとするなど貪欲な姿勢も見せています。
あんなに才能があるのにおごらないところがまた素敵……。
【好きなタイプ】影山飛雄が結婚?気になるその相手とは
結論から言うと、影山は原作では結婚していません。ファンによる二次創作作品の中で「結婚」のワードが出てくることがあるため、それで勘違いしてしまった人もいるのでしょう。 ちなみに好きなタイプに関しても公式では明かされておらず、また「バレー馬鹿」な性格であることを考えると、恋愛面には疎そう……。強いて言うならば、バレーに打ち込む彼のことを一心に支えてくれるような人が合っているのではないでしょうか。
バレー馬鹿の影山に恋人とか想像つかないかも。
【その後・大人】在学中は全日本ユースに抜擢!牛島と肩を並べる存在に
影山は高校1年生にして、未来の日本代表選手候補の合宿に召集されます。これは19歳以下の日本代表「全日本ユース」のメンバーを決める大事なものです。もちろん100%日本代表になれるわけではありませんが、召集された=今の高校生でトップレベルということなのでとても名誉なことです。 彼は卒業から2年後、リオで行われたオリンピックで日本代表としてコートに立ちました。「世界を舞台にする」という影山の言葉は、現実のものとなったわけです。 ちなみに白鳥沢の大エース牛島若利(うしじまわかとし)は、この合宿で認められ全日本ユースの日本代表になっています。作中、バレー雑誌で紹介されており、名実共に超高校級プレイヤーであることがわかります。
有言実行の影山!かっこよすぎでは。
日向とプロリーグで対決!運命の一戦が幕をあげる
高校卒業から数年後、影山はシュヴァイデンアドラーズというプロチームに所属しています。そのチームには、超高校級プレイヤーとして名を馳せた牛島と、春高で敗北を喫した因縁の相手、星海光来(ほしうみこうらい)の姿も……。 一方日向は、卒業後2年間ブラジルへビーチバレーの武者修行をしたあと、ムスビィブラックジャッカルというチームに入団していました。ちなみにこのチームには、木兎光太郎(ぼくとこうたろう)と宮侑(みやあつむ)が所属しています。 そしてついにシュバイデンアドラーズとムスビィブラックジャッカルが地元宮城で試合をすることに。影山と日向の運命の対決が幕を上げます。
敵として出会い、次に仲間として切磋琢磨したふたりが、大舞台でぶつかり合う!なんてドラマチックなのか。
【かっこいい】影山飛雄のここが魅力!
「天才」と呼ばれるほどの技術力
影山のバレーボール選手としての魅力といえばやはり、その卓越した技術力。セッターに必要なトスのセンスとすぐれた観察力を持ち合わせており、「天才」として高く評価されています。 おまけに公式で明かされている能力パラメータで影山は、作中最強の合計値を誇ります。しかしその能力以上に凄まじいのが、どんなときも慢心せず努力を積むストイックな姿勢。そうしたすべてが、影山の「天才」ぶりを支えているのです。
トスの正確さには毎回シビれる。怖いくらいにストイックなところもかっこいい!
「コート上の王様」と呼ばれた過去と現在
圧倒的な技術と才能を誇り、高すぎる理想を持っていた影山は、その独善的な性格もあって中学時代のチームメイトから皮肉を込めて“王様”と呼ばれていました。 中学最後の県大会決勝でついに味方からトスを無視されてしまった影山は、以来クイック攻撃が出来なくなってしまいました。しかし烏野に入学し、日向と出会ったことによってその恐怖心を克服していきます。 王様として頂点に立つ姿も、その後信頼できる仲間を経て丸くなっていく姿も、どちらも魅力的です。
王様と呼ばれていた影山が、日向たちとの出会いをきっかけに変わっていくのが感動的。
実は素直でちょっと天然?
一見ギラギラしていて怖い印象もある影山ですが、その本質は単なる「バレー馬鹿」です。負けず嫌いではあるもののプライドがむやみに高いわけではなく、「素直でいい子」と評されることもあります。 バレー以外のこととなると実はポンコツで、勉強がまるっきりダメという意外な一面も。天然発言が飛び出す場面もあり、そのギャップは多くのファンの心を惹きつけています。
勉強がからっきしダメなのは笑った!極端すぎるよ。
シンプルに顔が良い
影山の魅力としてやはり外せないのは、ずばりビジュアルの良さでしょう。キリっとした目つきが特徴の整った顔立ち、180cmを超える高身長、鍛えられた筋肉……と、思わず見惚れる要素がこれでもかと揃っています。 目つきが悪く笑顔を作るのが下手という欠点もありますが、そこも裏返せば不器用な可愛らしさといえるでしょう。
ハイキューはイケメン揃いだけど、影山もその例に漏れないよね。
【関係①】烏野高校同期:日向翔陽とのコンビネーション
出会いは中学3年生の大会の時、とある出来事がきっかけで言い合いになった2人は試合で対峙することになります。日向のプレー目にした影山は高い運動能力に感心しましたが、そのポテンシャルを活かしきれていないことに怒りを覚え「お前は3年間何やってたんだ!?」と言い放ちました。 その後烏野高校に入学しまさかの再開を果たしますが、過去の因縁もあり口喧嘩の耐えない問題児コンビとしてチームメイトに。 ですが時間が経つにつれ徐々に信頼関係を築き、日向のことを相棒と認識している描写もあります。互いの才能を生かし合う名コンビです。
正反対のふたりがみせる絶妙なコンビネーション、何回見てもいいよね……。
【関係②】北川第一中時代の先輩:及川徹との因縁
北川第一時代の先輩・後輩の関係で、才能の片鱗を見せる後輩の影山によって、及川の精神は追いつめられていきます。 そんな状況の中、サーブを習おうと話しかけてきた影山に対し、「来るな!こっちに来るな!」と激昂し、殴りかかろうとしてしまうという事態にまで発展しました。 中学最後の試合の後は「いつか戦う時はぶっ潰してやるから覚悟してなよ」と宣戦布告するなど、両者の間には深い因縁があります。
なかなか複雑なふたりの関係性。人間ドラマがしっかり描かれているのも本作の魅力だと思う。
【関係③】烏野高校セッター:菅原孝支の影響
同じポジションを取り合う関係にある菅原孝支(すがわらこうし)。彼とは互いを認め合う良好な関係を築いています。これには菅原の面倒見のよさと器の大きさが、大きな要因となっています。 影山が入部する前、烏野高校の正セッターは菅原でしたが、彼の入部以降は控え選手に。しかしこれは菅原が自ら烏養コーチに、「勝つために必要なら迷わず影山を使うべき」と提言したからです。それからも菅原は影山の成長を見守り、時には手助けもしてきました。 1年足らずの短い間でしたが、影山と菅原は強い絆でつながっています。影山にとって彼との出会いは大きな転機になったでしょう。
面倒見が良くて包容力があるスガさん、大好き!
【名言】勝ちに貪欲な天才セッター影山の名セリフ
「諦めない」って口で言う程簡単な事じゃねぇよ
日向と初めて会った際、圧倒的な実力差を前にしても諦めない日向を笑うチームメイトと口論になったシーンからです。影山のバレーへの姿勢、覚悟が感じられる深みのある名言です。
お前の1番のスピード、1番のジャンプでとべ ボールは俺が持って行く!
“王様”からの脱却を図る影山の意志を表した名言。 菅原のアドバイス、日向の純粋な気持ちがこのセリフを引き出したと言っても過言ではありません。
次戦う時も、勝つのは俺たちだ
青葉城西との試合後、金田一勇太郎(きんだいちゆうたろう)との会話で生まれた名言です。 “俺たち”という言葉の中に影山の確かな変化が感じ取れます。
あの影山が「俺たち」っていうシーンはどうしても感動してしまう。
【声優】アニメ『ハイキュー!!』影山飛雄役:石川界人
アニメ版『ハイキュー!!』で影山飛雄を演じた石川界人(いしかわかいと)は、東京都出身、1993年10月13日生まれ、プロ・フィット所属の声優です。 2012年にデビューし、『氷菓』や『ファイ・ブレイン 神のパズル』などに出演しキャリアを重ね、2013年には『翠星のガルガンティア』のレド役で初の主演を獲得しました。 近年は、『僕のヒーローアカデミア』の飯田天哉役や『マッシュル-MASHLE-』のランス・クラウン役など、人気作品の主要キャラを演じることも多いです。今後のよりいっそうの活躍が期待されています。
『ハイキュー!!』影山飛雄はギャップも魅力の“王様”!
超ストイックな「天才」で、一見近寄りがたい印象がある影山飛雄。しかし素顔はバレーボールが大好きなだけの素直な少年で、そのギャップには思わず心ときめいてしまいます。ぜひ彼の活躍を原作漫画でもアニメでもチェックしてみてくださいね!