モデル出身の人気俳優15人を出身雑誌と共に紹介!20代〜50代まで演技派・若手が集合
映画やドラマで活躍中のあの人気俳優は実はモデル出身者!演技派のベテランから若手注目株まで、幅広い年代から15名を紹介。モデルデビュー年や俳優デビュー作など、気になるプロフィールも合わせてお届けします。 実はモデル出身だった意外な人物も登場!若手俳優の登竜門となってきた「MEN’S NON-NO」などファッション雑誌の強みにも注目していきましょう。
阿部寛【身長189センチ】
「non-no」「MEN’S NON-NO」出身
阿部寛は1964年6月22日生まれ、神奈川県出身の俳優。1985年の大学在学中に「第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、雑誌「non-no」と「MEN’S NON-NO」でカリスマモデルとして活躍しました。 俳優デビューは1988年のドラマ『恋をしましょう』で、1987年には南野陽子主演の映画『はいからさんが通る』で相手役を演じてアイドル的人気を博します。 2000年から放送された大ヒット作「TRICK」シリーズで再ブレイクを果たし、「新参者」シリーズの加賀恭一郎や映画『テルマエロマエ』のルシウスなど当たり役にも恵まれました。
竹内涼真【身長185センチ】
「mina」出身
竹内涼真は1993年4月26日生まれ、東京都出身の俳優。高校時代は東京ヴェルディユースに所属していましたが、2013年に雑誌「mina」のモデルオーディションでグランプリを獲得し、芸能活動を開始します。 同年にはミニドラマ『車家の人々』で俳優デビューを飾り、翌年『仮面ライダードライブ』の主役に抜擢。2017年には『陸王』や『過保護のカホコ』などドラマで注目を集め、ブレイク俳優ランキング1位に。 2020年最初のヒットドラマ『テセウスの船』で主演し、2022年には大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメイク作『六本木クラス』で主人公を演じ、更なる注目を浴びました。
宮沢氷魚【身長184センチ】
「MEN’S NON-NO」出身
1994年4月24日にアメリカ・サンフランシスコで生まれ、東京で育った宮沢氷魚。2015年に「MEN’S NON-NO」専属モデルとなり、アメリカ留学を終えた2017年から本格的に俳優活動も始めました。 2017年のドラマ『コウノドリ』で俳優デビューし、翌年『R134/湘南の約束』でドラマ初主演。2019年のドラマ『偽装不倫』では主演の杏の相手役を務めて話題に。2020年には『his』で映画初主演を飾り、同年公開の『騙し絵の牙』にも矢代聖役で出演しています。 2023年2月には鈴木亮平とW主演を務める映画『エゴイスト』の公開がされ、同性のカップルを演じたことで話題になりました。
坂口健太郎【身長184センチ】
「MEN’S NON-NO」出身
坂口健太郎は1991年7月11日生まれ、東京都出身の俳優。2010年に19歳で「MEN’S NON-NO」モデルオーディションに自ら応募して合格し、モデルとして活動を始めました。俳優デビューは2014年の映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』。 連ドラ初出演作は2015年の『コウノドリ』、2018年の『シグナル 長期未解決事件捜査班』で連ドラ初主演を飾りました。2017年の映画『64-ロクヨン-』の手嶋役で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、同年に「MEN’S NON-NO」では2号連続で表紙を飾る栄誉を受けています。 2022年9月には岡田准一と共演した映画『ヘルドッグス』が公開。本作で坂口は、狂気を抱えたヤクザ役として見事なサイコっぷりを演じ、役の幅をさらに広げています。
井浦新【身長183センチ】
「MEN’S NON-NO」「anan」など出身
井浦新は1974年9月15日生まれ、東京都出身の俳優。19歳の時に、インディーズブランドのショーでモデルとして参加したところスカウトを受けたそう。ARATA名義でモデルデビューし、数々のファッション誌の表紙を飾り、自身のブランドを立ち上げデザイナーとしても活動を始めます。 1999年に是枝裕和監督作『ワンダフルライフ』で映画初主演、2008年には『最後の戦犯』でドラマ初主演。若松孝二監督の晩年の作品に多く出演し、2018年には同監督役で出演した『止められるか、俺たちを』も話題になりました。 2021年の年末には吉高由里子主演のドラマ『最愛』に出演。本作で井浦は重要な鍵を握る人物・加瀬として出演。ラストにかけて判明する加瀬の「最愛の人」と彼が下した決断に多くの人が涙。Twitterでも「加瀬さん」がトレンド入りしました。本作は大ヒットし、2021年の井浦を象徴する一作となりました。
松坂桃李【身長183センチ】
「FINEBOYS」出身
松坂桃李は1988年10月17日生まれ、神奈川県出身の俳優。モデルデビューのきっかけは「チャレンジFBモデル2008オーディション」のグランプリ獲得で、雑誌「FINEBOYS」の専属モデルとして活動を始めました。 俳優デビューはドラマ・映画初主演となった2009年の「侍戦隊シンケンジャー」の志葉丈瑠/シンケンレッド役。特に近年は2018年の『孤狼の血』と『娼年』、2019年の『新聞記者』と責めた内容の作品で次々と主演を務め、映画界での評価を大きく更新しています。 2022年に特筆すべき作品といえば、5月公開の映画『流浪の月』と10月公開の映画『耳をすませば』。前者では心に傷抱えた青年を、後者では“耳すまの聖司くんの10年後”を演じ、全く違う魅力をみせています。
成田凌【身長182センチ】
「MEN’S NON-NO」出身
成田凌は1993年11月22日生まれ、埼玉県出身の俳優。美容師志望から一転、「MEN’S NON-NO」オーディションに合格して、2013年から専属モデルとして活動を始めました。翌年にドラマ『FLASHBACK』で俳優デビュー、2017年には『人は見た目が100パーセント』で念願の美容師役に。 2018年は怪演を見せた『スマホを落としただけなのに』と『ビブリア古書堂の事件手帖』で、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。翌年の『カツベン!』で映画初主演を務めました。2020年には映画『窮鼠はチーズの夢を見る』とドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』が公開・放送されました。 2022年には『ちょっと思い出しただけ』など3本の映画に出演したほか、1月にはドラマ『逃亡医F』で地上波で初の主演を務めるなど、まだまだ大活躍中です。
反町隆史【身長181センチ】
「MEN’S NON-NO」出身
反町隆史は1973年12月19日、埼玉県出身の俳優。中学時代からジャニーズ事務所に所属して「平家派」のメンバーを務めていました。アルバイト先の先輩からモデルを勧められ、「MEN'S NON-NO」のオーディションに合格。パリコレにも出演しています。 俳優デビューは1994年のドラマ『毎度ゴメンなさぁい』で、1997年の『ビーチボーイズ』や1998年の『GTO』などドラマで大ブレイク。この間にシングル「Forever」で歌手デビューを果たしました。2015年からは「相棒」シリーズで4代目相棒の冠城亘役を務めています。 2022年7月には綾野剛主演ドラマ『オールドルーキー』で綾野演じる元サッカープレイヤーの主人公を会社に引き込む社長役として出演。反町にとってはこれが初の「日曜劇場」への参画となりました。
大沢たかお【身長181センチ】
「MEN’S NON-NO」出身
反町隆史と同じくパリコレ出演経験を持つ大沢たかおは、1968年3月11日生まれ、東京都出身の俳優。大学在学中の1987年にスカウトされ、「MEN’S NON-NO」などのファッション誌でモデルとして活躍しました。俳優に転向し、1994年のドラマ『君といた夏』で俳優デビュー。 1995年には映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』に主演し、同年のドラマ『星の金貨』も大ヒット。2009年にはドラマ『JIN-仁-』の主人公・南方仁を演じて代表作に。王騎役で話題をさらった映画『キングダム』、5年ぶりの主演映画『AI崩壊』も注目されました。 2022年7月には「キングダム2」が公開。大沢は今回も王騎を演じるために20キロ以上増量。前作よりもさらにストイックに臨んだ役作りが話題になりました。
竹野内豊【身長179センチ】
「MEN'S NON-NO」出身
竹野内豊は1971年1月2日生まれ、東京都出身の俳優。1994年にドラマ『ボクの就職』で俳優デビュー、2001年の『冷静と情熱のあいだ』で映画初主演を務めました。芸能界に入ったきっかけは、母と姉がファッション誌「MEN'S NON-NO」のモデルに応募したことだとか。 1997年に反町隆史とW主演したドラマ『ビーチボーイズ』でブレイクし、恋愛作品を中心に活躍。2003年の主演ドラマ『ヤンキー母校に帰る』で初めて硬派な役柄に挑みました。『シン・ゴジラ』の補佐官役や『孤狼の血』のヤクザ役など、今や硬派でダンディなイメージが定着しています。
伊勢谷友介【身長179センチ】
「MEN'S NON-NO」など出身
伊勢谷友介は1976年5月29日生まれ、東京都出身の俳優。東京藝術大学在学中の1996年からモデルとして活動を始め、「プラダ」など多くのショーに出演しました。2008年に芸能プロダクション「リバースプロジェクト」を立ち上げ、自ら代表を務めています。 ARATA主演の『ワンダフルライフ』で俳優デビューし、2004年には映画初主演の『CASSHERN』で注目を集めました。『あしたのジョー』で壮絶な減量に挑んだ力石徹役や、『翔んで埼玉』で怪演した阿久津翔役などで強烈な印象を残しています。
伊藤健太郎【身長179センチ】
「FINEBOYS」出身
伊藤健太郎は1997年6月30日生まれ、東京都出身の俳優。2012年からkentaro名義で雑誌や広告でモデルとして活動を始め、2014年にドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』の木下啓太役で「健太郎」として俳優デビューしました。 映画デビューは2015年の『俺物語!!』の栗原オサム役で、2017年には『デメキン』で初主演を飾っています。2018年放送のドラマ『今日から俺は!!』で演じた伊藤真司役が当たり役となり、これを機に「伊藤健太郎」に改名。2020年7月には同作の劇場版も公開されました。 2020年にバイクとの接触事故を起こししばらく芸能活動を休止していましたが、2022年には映画『冬薔薇』で復帰。本人曰く“第2章”として俳優生活を再開しています。
山崎賢人【身長178センチ】
「ピチレモン」出身
山崎賢人は1994年9月7日生まれ、東京都出身の俳優。中学3年生の時に原宿でスカウトされ、2009年から芸能活動を開始し、雑誌「ピチレモン」のメンズモデルとして活躍しました。俳優デビューは2010年のドラマ『熱海の捜査官』。 翌年に映画『管制塔』で初主演を務め、2014年の『L・DK』で「壁ドン」が似合う王子キャラが定着し、次々と少女漫画の実写化映画に出演しました。その後も主演作は途切れず、2019年の大ヒット作『キングダム』では堂々と主人公の信を演じ、本格アクションにも挑戦。2022年には続編も公開されました。 2022年10月からは主演ドラマ『アトムの童』が放送。日曜劇場へは『陸王』以来5年ぶりの出演となり、主演は初となります。
横浜流星【身長174センチ】
「nicola」出身
横浜流星は1996年9月16日生まれ、神奈川県出身の俳優。小学6年生の時に原宿でスカウトされ、演劇集団「EBiDAN」のメンバーに。初仕事は2011年の「栄光ゼミナール」CM出演で、同年から「nicola」のメンズモデルとなります。 俳優デビューは2012年の『仮面ライダーフォーゼ』の井石二郎役で、同年に『ジョーカーゲーム』で映画初出演。2014年には『烈車戦隊トッキュウジャー』のヒカリ/トッキュウ4号役でブレイクし、以降主演作にも恵まれ、2020年7月には主演ドラマ『私たちはどうかしている』もスタートしました。 2022年以降も好調で、映画『線は、僕を描く』や『アキラとあきら』など映画5本、ドラマ2本に出演し、2023年にも『ヴィレッジ』など2本の映画で主演を務めることが決定しています。
千葉雄大【身長173センチ】
「CHOKi CHOKi」出身
千葉雄大は1989年3月9日生まれ、宮城県出身の俳優。18歳の時に「Toppa2モデルオーディション」でモデルに選ばれ雑誌「CHOKi CHOKi」の専属になり、それを見た芸能事務所の目にとまり芸能界へ。2009年には『天装戦隊ゴセイジャー』のオーディションで主演のアラタ/ゴセイレッド役に抜擢されます。 柔和なルックスから“あざとかわいい”ともいわれ、2019年のドラマ『おっさんずラブ -in the sky-』の成瀬竜役でもその本領を発揮!映画『スマホを落としただけなのに』では一転して硬派な刑事役に。2020年6月28日放送の『ダブルブッキング』では、初のリモートドラマで二股男役に挑戦しました。 2021年3月からは音楽番組『MUSIC BLOOD』のMCを田中圭と共に務め活躍の場を広げ、2022年10月には映画『もっと超越した所へ。』が公開されました。
ファッション誌モデルから実力派俳優になった芸能人は意外に多い!
初期の「MEN’S NON-NO」からカリスマモデルとして活躍していた阿部寛をはじめ、大沢たかおや反町隆史などパリコレ経験もある元モデルだった意外な人物も含めて、ファッション誌が俳優への1つのルートになっていることは間違いありません。 特に「MEN’S NON-NO」出身者に、実力も兼ね備えたイケメン俳優の多いこと!モデルとして“人に見られる”ことを意識してきたからプロだからこそ、俳優としても成功をつかめるのかもしれません。これからもファッションモデル出身の若手俳優は要チェックです。