おすすめ野球漫画16選!あの名作からニッチな作品まで紹介【ジャンル別】
おすすめ野球漫画16選!漫画ならコロナでも野球が楽しめる
2020年はコロナウイルスの流行の為『全国高等学校野球選手権大会』いわゆる「夏の甲子園」は中止となりました。ニュースでも大きく報道されていましたね。 出場予定だった選手たちはもちろん、観戦を楽しみにしていた人もショックが大きかったのではないでしょうか。 観戦を楽しみにしていた人におすすめしたいのが、これから紹介する野球漫画です。漫画ならステイホーム期間でも自宅で野球が楽しめます。 今回は野球漫画をジャンルごとに分けて、王道からちょっとニッチな作品まで“本当におすすめしたい”16作品を紹介します。
迷ったらまずこれ!王道野球漫画
『MAJOR(メジャー)』
巻数:全78巻 掲載誌:週刊少年サンデー 『MAJOR』はアニメも大人気な長編漫画です。 主人公である茂野(しげの)五郎の幼少期から大人になったあとまでの「野球人生」を描いた作品。茂野は数々のけがや困難を強靭な精神力でのりこえ、時に戦線離脱しながらも何度も復活し活躍する姿を描いています。
『ダイヤのA(エース)』
巻数:第1部:全47巻、第2部:既刊24巻(2020年12月現在) 掲載誌:週刊少年マガジン 『ダイヤのA』の主人公・沢村栄純(えいじゅん)は野球の名門・青銅高校の正捕手・御幸一也(みゆきかずや)に出会います。栄純はピッチャーとして御幸とバッテリーを組むため同じく青銅高校に入学。 同学年のライバル・降谷暁(ふるやさとる)と競い、時には助け合いながら甲子園を目指していきます。果たして彼らの甲子園出場は叶うのか。
『忘却バッテリー 』
巻数:既刊8巻(2020年12月現在) 掲載誌:少年ジャンプ+ 『忘却バッテリー』の主人公は記憶喪失で野球のすべてを忘れてしまった天才プレーヤー・要圭(かなめけい)。要と中学時代にバッテリーを組んでいた清峰流火(きよみねはるか)と共に野球部のない高校に入学します。 高校には過去に要・清峰のバッテリーに心を折られ、野球をやめた男たちも入学していました。彼らの出会いが意味するものとは。
『H2』
巻数:全34巻 掲載誌:週刊少年サンデー 『H2』は2人のヒーローと2人のヒロインによる青春野球漫画です。 とある理由で1人は野球愛好会しかない高校へ、もう一人は野球名門校へ入学した親友でライバル同士の2人。校長の無理難題により、2人は愛好会の野球部昇格をかけ闘うことになります。野球だけではなく、恋愛に奔走するヒーローとヒロイン達も魅力の作品です。
『錻力のアーチスト』
巻数:全14巻 掲載誌:週刊少年チャンピオン 『錻力(ブリキ)のアーチスト』は個性豊かなキャラクターが魅力の野球漫画です。 主人公・清作雄(きよさくゆう)は名プレーヤーながらもワンマンプレーが目立ち、中学時代は孤立した存在でした。しかし高校に入ってからは“周りと協力すること”を学び、個性が強すぎるチームメンバーとともに甲子園を目指します。
『群青にサイレン』
巻数:全12巻 掲載誌:月刊YOU→少年ジャンプ+ 『群青にサイレン』は『いちご100%』で有名な桃栗みかん作の野球漫画です。 父親の母校に入学した主人公・吉沢修二は、新しい生活に胸を弾ませます。ところが大嫌いな従兄弟も、同じ高校に入学していました。 かつて自分からピッチャーのポジションを奪った従兄弟を見返すべく、一度やめた野球を再び始めることを決意しますが……。繊細な描写が魅力の作品です。
頭脳派プレーがみたい人におすすめ!
『おおきく振りかぶって』
巻数:既刊33巻(2020年12月現在) 掲載誌:月刊アフタヌーン 『おおきく振りかぶって』の主人公は中学時代にチームメイトからいじめを受け、根暗で自虐的な性格になった三橋廉(みはしれん)。 三橋は野球をやめようとしますが、入学先の野球部が気になってしまいます。頭脳派捕手・阿部隆也(あべたかや)に才能を見出され、結局野球部に入部することに……甲子園優勝を目指し奮闘します。
『ONE OUTS』
巻数:全20巻 掲載誌:ビジネスジャンプ 賭け野球が題材でアニメ化もされた人気作『ONE OUTS』。 主人公・渡久地東亜(とくちとうあ)は弱小球団・リカオンズに、ピッチャーとして入団します。渡久地の正体は、賭け野球では無敗の勝負師。リカオンズとは異例の完全出来高制「ワンナウツ契約」を結びます。天才勝負師は頭脳プレーで、いつも完全勝利を狙います!
『グラゼニ』
巻数:全17巻 掲載誌:週刊モーニング 『グラゼニ』の主人公・凡田夏之助(ぼんだなつのすけ)はプロ8年目のさえない中継ぎ投手で、他の選手の年俸を異常に気にする性格の持ち主。 “グラウンドには銭が転がっている”を信条にしている夏之助は銭をより稼ぐため、多彩な球種やコントロール性能を武器にプロ野球の世界で戦っていきます。
選手ではなく監督が主人公の野球漫画
『ラストイニング―私立彩珠学院高校野球部の逆襲』
巻数:全44巻 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ 『ラストイニング―私立彩珠学院高校野球部の逆襲』の主人公・鳩ケ谷(はとがや)圭輔は、母校・彩珠学院高校の野球部監督に就任します。 野球部はかつて甲子園初出場にして初優勝という華々しい歴史を持っていますが、近年は毎回予選敗退が続く墜ちた強豪。そこで鳩ケ谷は独自の育成方法で選手たちを鍛え、甲子園出場を目指します。
『ROOKIES』
巻数:全24巻 掲載誌:週刊少年ジャンプ 『ROOKIES』は熱血教師が問題児だらけの野球部の顧問になり奮闘する様子を描いた作品です。 不祥事を起こして活動停止になった元名門野球部の部室は、活気もなくいつしか不良のたまり場になっていました。しかし熱血教師の川藤幸一(かわとうこういち)が野球部の顧問になったからには、そうはいきません。 初めは川藤をウザイと思っていた生徒たちも、徐々に野球への情熱を取り戻していきます。
女の子だって野球がしたい!女の子が主人公の野球漫画
『球詠』
巻数:既刊8巻(2020年12月現在) 掲載誌:まんがタイムきららフォワード 『球詠(たまよみ)』は女子野球がメジャーなスポーツとされる日本が舞台で、野球に青春を費やす美少女たちを描いた物語です。 主人公・武田詠深(よみ)は進学先の高校で幼馴染の山崎珠姫(たまき)と再会し、バッテリーを組むことに。0からチームをつくり皆で支えあいながら、地区予選に臨む女子高生たちから目が離せません。
『なでしこナイン』
巻数:即刊2巻(2020年12月現在) 『なでしこナイン』は“戦後、日本には女子プロ野球があった”という逸話を元に作られた作品です。 昭和24年にタイムスリップした主人公・白井球子。彼女はそこで出会った仲間たちと女子プロ野球チーム結成を目指します。SF要素と野球がコラボした異色の注目作品です。
『高校球児 ザワさん』
巻数:全12巻 掲載誌:ビッグコミックスピリッツ 『高校球児 ザワさん』は“フェチすぎる野球漫画”として紹介されたこともある一風変わった作品。 日践学院高校硬式野球部、唯一の女子部員・都澤理紗の日常が描かれる、1話10ページ弱の短編漫画です。周りから「ザワさん」や「ザワ」と呼ばれる彼女はどんな日常を送っているのでしょうか。
野球を通じて社会問題を解決?少子化問題や復興がテーマ
『僕はまだ野球を知らない』
巻数:既刊5巻(2020年12月現在) 掲載誌:月刊モーニングtwo 『僕はまだ野球を知らない』の主人公・物理教師の宇佐智己(うさともき)は昔からの夢だった高校野球部の監督に就任します。 宇佐は他とは違った切り口で野球の統計学に基づいたプレースタイルを部員たちに教えていきます。果たしてデータ野球はどこまで通用するのか、今までにない目線から野球が描かれている作品です。
『砂の栄冠』
巻数:全25巻 掲載誌:週刊ヤングマガジン 『砂の栄冠』は高校野球は単なる学生スポーツではなく復興と強調している野球漫画です。 樫野高校野球部キャプテンになった七嶋裕之(ななしまひろゆき)は、野球部のファンである老人から1000万円を手渡されます。そして3年が抜けた野球部が甲子園を目指すことを誓うことにーー。
今年は野球漫画で甲子園!ジャンルごとに違った魅力が楽しめる野球漫画を読んでみよう
夏はやっぱり甲子園!甲子園と他の全国大会では、やはり“アツさ”が違いますよね。 しかし今年は外出を極力自粛しないといけないので、甲子園の開催が中止になったのも仕方がないことなのかもしれません。今年はかわりに野球漫画を読んで、野球の感動を味わってみてはいかがでしょう。 野球に興味がない人も楽しめる作品ばかりなので、気になった作品があればぜひ読んでみてください。