2021年1月6日更新

【2021】HomePod(ホームポッド)やminiでできること・比較

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AppleのHomePodって結局何が凄い?miniとの比較も【Siriの機能も紹介】_サムネイル

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Apple(アップル)製のスマートスピーカーHomePodやminiでできることは?Siriを使い倒そう!

homepod、キャンバ、canva
「Google Home(グーグルホーム)」や「Amazon Echo(アマゾンエコー)」など、各社から
音声操作できる「スマートスピーカー」が発売
されています。


Apple(アップル)からも2019年に「HomePod(ホームポッド)」が発売されましたが、2020年11月、小型版である「HomePod mini(ホームポッドミニ)」が新たに発売されました。


そこで本記事では、上記Appleのスマートスピーカーについて魅力を紹介。また両モデルで「できること」や「違い」についても解説していきます。

大型のHomePod(ホームポッド)でできること!mini(ミニ)との比較も

HomePod HomePod mini
価格 32,800円 10,800円
サイズ・重量 高さ:17.2cm、幅14.2cm
重量:2.5kg
高さ:8.43cm、幅9.79cm
重量:0.345kg
カラー ホワイト・スペースグレイ(黒系) ホワイト・スペースグレイ(黒系)
特徴 ・オーディオ性能が抜群
・空間認識機能あり
・2020年11月新発売
・小型でどこでもフィット

まずは2020年11月以前から販売されていた「HomePod」と、新発売の「HomePod mini」の魅力について解説していきます。 2モデルの簡単なスペック比較は、上記表の通り。まずは2019年に発売されたHomePodからチェックしましょう。

オーディオの性能が抜群

まず
HomePodの魅力はオーディオ性能の高さ
にあります。特に、スピーカー上部に低音域を鳴らすための大きな「ウーファー」が取り付けられているため、重低音が非常に力強いのが特徴です。


またオーデイオへのこだわりは高音域でも発揮されています。高音域を鳴らすための「ツイーター」が、7つも搭載されています。


音がテーブルに反射しないようスピーカーの角度も調節されており、まさに
大きなボディの中に音へのこだわりを詰め込んだ1台
と言えるでしょう。

空間認識機能で、音を自動調整!

HomePodは「空間認識機能」を搭載
しています。


「空間認識機能」とは、本体から出るサウンドの反射音を読み取って「自分が部屋のどこにいるのか」「壁からどのくらいの位置なのか」「障害物は周囲にないか」といった情報を認識できる機能のこと。


この機能により、HomePodは音を自動調整してくれます。

ホームシアターにもぴったり!2台あれば、「サラウンド」も再現できる

フリー画像、プロジェクター、ホームシアター、フリー素材
HomePodはサラウンド再生にも対応
しています。


サラウンド再生とは、複数のスピーカーから音を発生させること。音の迫力や臨場感を増すために使われる方法ですが、
HomePodが2台あれば手軽に「サラウンド再生」を実現
できます。というのもHomePodには7つのスピーカーが搭載されており、音の方向を制御可能なのです。


さらにHomePod同士は、ペアリングが可能。2台使うことでより広い音場のあるサラウンド再生が楽しめるようになっています。


大画面でのテレビ視聴やホームシアターでも大活躍しますね。

【新発売】小型のHomePod miniでできることは?

HomePod HomePod mini
価格 32,800円 10,800円
サイズ・重量 高さ:17.2cm、幅14.2cm
重量:2.5kg
高さ:8.43cm、幅9.79cm
重量:0.345kg
カラー ホワイト・スペースグレイ(黒系) ホワイト・スペースグレイ(黒系)
特徴 ・オーディオ性能が抜群
・空間認識機能あり
・2020年11月新発売
・小型でどこでもフィット
続いては新発売のHomePod miniに紹介していきます。
HomePod miniは、米国時間2020年10月13日の「Apple Event(アップルイベント)」で発売が発表
され、日本では、2020年11月16日に発売開始となりました。


miniと名付けられている通り、従来よりも小型に。以下で詳しく解説していきます。

まさにminiサイズ!置き場所に困らない小型スマートスピーカー

まず特筆しておきたいのが
HomePod miniの圧倒的な小ささ
です。


HomePodの大きさは高さが172 mm・幅 142 mmなのに対し、miniは高さ 84.3 mm・幅 97.9 mmと手のひらに載せられる大きさにまで小さくなりました。


これだけの小ささであれば、置き場所に困りません。デザインもシンプルなメッシュ柄なので、どんなインテリアにも溶け込みますね。

価格もmini!約1万円で、Appleのスマートスピーカーが手に入る!

HomePod miniは、大きさとともに価格もminiになりました。


従来のHomePodは32,800円(税別)。スマートスピーカーとしてはかなり高い価格設定でしたが、
HomePod miniは10,800円(税別)
と手頃な価格設定に。


コンパクトでリーズナブルな価格なので、リビングにはHomePodを置いてそれぞれの部屋にはHomePod miniを置く、なんていう使い方も良いかもしれませんね。

円形だから、音が360度に広がる

HomePod miniはサイズも価格もminiですが、性能はminiではありません!
小さいけれど、高性能なスマートスピーカー
です。


「体はミニ。音はビッグ。」というAppleの説明の通り、小さなボディに目一杯のオーディオシステムが詰め込まれたHomePod mini。パイプオルガンや管楽器の「管共鳴」の原理を応用した音響技術を活用し、
スピーカーの底から音が360度広がる作り
となっています。


小さいボディでも、「深い低音域」と「クリアな高音域」を360度から楽しめるのが魅力的なポイントですね。

HomePodとHomePod miniに共通した魅力7点!Siriやスマートホームハブとして利用できる

HomePodとHomePod miniはそれぞれ音質に非常にこだわったスマートスピーカーですが、機能面でも数多くの魅力があります。 ここでは両者に共通した魅力を、7つ紹介していきます!

①Siri(シリ)は、どちらのスピーカーにも搭載されている

iPhoneやiPadを使っている人は、日々Siriを活用しているのではないでしょうか?
優秀なAIアシスタントであるSiriは、もちろんHomePodとHomePod miniにも搭載
されています。


呼び出し方はスピーカーに向かって「Hey Siri(ヘイシリ)」と声をかけるか、本体上部を長押しするだけ。優秀なアシスタントがあなたの頼みに答えてくれますよ。

②マルチルームオーディオとして利用できる

家、ホーム、部屋、フリー画像
「マルチルームオーディオ」とは複数の部屋に設置されたオーディオデバイスを互いに連携させ、音楽などを同時に再生する機能
のこと。昔からこのようなシステムはあったのですが、設定や配線が複雑で高価になるため一般家庭での設置は難しいものでした。


HomePodとHomePod miniはどちらもこの機能に対応しており、
「複雑な設定も煩わしい配線もなく「マルチルームオーディオ」を実現
できます。どの部屋にいても同じ音楽を聞くことができるので、家がまるごとスピーカーになったかのように音楽を楽しむことができますね!

③ステレオペアに対応

HomePod・HomePod miniは機器同士を2台繋げて、ステレオスピーカー(左右2つのスピーカーで、臨場感あるサウンドを楽しめる)のように使用する
こともできます。


設定も簡単。初期設定時でも、また後からでもiPhoneで簡単にペア設定が可能です。

④インターコム機能

メッセージ、フリー画像
インターコム機能とは、
1つのHomePodやHomePod miniから別のApple端末にメッセージを送る機能
のこと。この機能を使えば、例えば「ご飯ができたよ!」というキッチンからの一言も、それぞれの部屋にまとめて送ることができます。


さらにこの機能はiPhone、iPad、Apple Watch、AirPods、CarPlayに対応しています。外にいる時でも、Appleの端末でメッセージを受信することができるので便利ですね。

⑤スマートホームハブとしての利用も!HomeKit対応家電をHomePodから操作可能

最近は身の回りの家電をインターネットに繋いで、より便利に使うことが多くなりました。


HomePodとHomePod miniは、このようなスマート家電の中継地点
になります。つまりHomePodに命令を送るだけで、家中のスマート家電を動かすことができるように。


また
HomeKit(ホームキット)とは、Apple製品とスマート家電を接続するための仕組み
です。HomeKit対応家電なら、HomePodから操作可能。iPadやApple TVからでも操作できるので、外出中は「iPad」から、自宅にいる時は「HomePod」から操作する、といった使い分けもできて便利ですね。

⑥Apple製品との連携が抜群

Apple製品は製品同士の連携が非常に優れていますが、HomePodも例外ではありません。


iPhone、iPad、iPod touchのようなiOSを搭載している端末なら、簡単にHomePodにアクセス可能
。またApple Musicと連携しているので、好きな音楽をiOS端末から流すこともできます。


さらにiPhoneから曲を再生している時でも、HomePodに近づければ音楽再生を引き継ぐことも可能(上記ツイートの動画参照)。帰宅途中に聞いていた音楽を、そのまま自宅のHomePodで流すなんてこともできるんです。


まさにApple製品の連携の高さが現れていますね。

⑦虹色に光る上部のライトが魅力的

両者スピーカーの上部には、
HomePod内の処理に応じて点灯するランプが搭載されています。このランプ、結構おしゃれなんです


行っている作業によってランプの形が変わったり、ボリューム調節のときは+−が表示されたり、さらには赤、緑、そして虹色などカラフルなランプが点灯します。


部屋が暗いときはちょっとした間接照明のような雰囲気にもなるので、インテリアの1つとしても映えますね。

HomePodとHomePod miniで異なる点は?3つの相違点を解説

ここまでHomePod・HomePod miniの魅力・できることを解説してきました。 では両者にはどのような違いがあるのでしょうか?以下で解説していきます。

①サイズが異なる

既に説明した通り、
HomePodとHomePod miniではサイズ感がかなり異なります


HomePodは高さ 172 mm・幅 142 mm、重さ2.5Kgとかなりどっしりした印象。一方でHomePod miniは、高さ 84.3 mm・幅 97.9 mm、重量345 gと手のひらサイズです。重さで比較すれば、約8倍の差がありますね。

②HomePodには空間認識機能がある

HomePodには空間認識機能が搭載
されています。この空間認識機能とは、HomePod自体が周りの環境音から空間を計測し、最適な音の鳴らし方を解析するシステムのこと。


例えばボーカルは部屋の中央に向けて音の広がりを良くし、楽器などの演奏音は壁に反射されることで響きを良くするなどの調節を、HomePodが自動で行ってくれます。


これはHomePodが7つのツイーターを持っているからこそできるシステム。部屋全体を音で包み込むようなサウンドが体感できます。

③HomePodなら、Apple TVと一緒にホームシアターを簡単に作れる

HomePodならAppleTVと連携して、簡単にホームシアターのサウンド・映像環境
を作ることができます。


ただスピーカーとして使えるというだけではなく、5.1サラウンド・7.1サラウンド・Dolby Atmosサウンドでサウンド再生が可能。没入感のあるオーディオ環境が作れるのが大きな魅力です。


またこのホームシアターサウンド機能は、空間認識機能のあるHomePodのみで対応している技術となっています。やはり音質を重視するならHomePodがおすすめです。

HomePod・miniメリット2点!Apple Careで安心【主要3社との比較も】

フリー素材、メリット、グラフ

スマートスピーカーは、GoogleやAmazonからも発売されています。 その中でHomePod・miniのメリットは、どのような部分にあるのでしょうか?以下で詳しく解説していきます。

①Apple Care+で2年間安心

HomePod・miniは電子機器なので、落下による破損で壊れたり、故障で使えなくなるリスクを抱えています。


急な故障に見舞われても「AppleCare+」があれば安心
です。このサービスはHomePodなら4100円、HomePod miniなら1600円で加入でき、2年間の製品保証が付いてきます。


さらにこのサービスの素晴らしい点が、使用者自身の過失で壊れた場合にも対応していること。「HomePodを落として壊してしまった」という場合でも、HomePodなら4,100円、HomePod miniなら1,600円と非常に低価格で修理を受けられます。

②Apple製品との連携が抜群

Apple製品は、それぞれの機器と非常にスムーズに連携できます。


例えば
HomePodの設定はiOS端末からすべて行うことができます
し、HomePodにApple端末を近づければ、音楽の出力を自動でHomePodに切り替えてくれます。


「普段iPhoneやiPadをメインに使っている人」で「スマートスピーカーの購入を検討している人」はApple製のスマートスピーカーがおすすめです。

HomePod・miniのデメリット3点解説【主要3社との比較も】

フリー素材、デメリット、グラフ

ここまでHomePod・miniのメリットや魅力を解説してきましたが、もちろんメリットがあればデメリットもあります。 両者にどのようなデメリットがあるのか、他社のスマートスピーカーと比較しながら解説していきます。

①ラインナップが少ない……現状2モデルしかない

AppleのスマートスピーカーはHomePodとHomePod miniの2種類と、ラインナップが少ないことが1つ欠点として挙げられます。 例えばGoogle社のスマートスピーカーは4種類ありますし、Amazon社に至っては約8種類とラインナップが豊富です。 ラインナップをあまり増やさないのはAppleの特徴の1つでもありますが、消費者の目線としてはラインナップが多いほうが「選択肢が増えて便利」と思う人もいるかもしれませんね。

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②Android(アンドロイド)との連携ができない

最大の欠点がこの「アンドロイドとの連携ができない」という部分です。 まずセットアップの段階でiOS端末が必要になるので、アンドロイド端末だけ持っていてもHomePodは動かないのです。 またHomePodにはBluetoothも備わっていないので、アンドロイド端末からHomePodに音楽を送るということも基本的にはできません。 その代わりHomePodはApple製品との連携に特化しているので、iOS端末との連携はスムーズで簡単です。

③Apple Musicにしか対応していない

「対応しているストリーミングサービスがApple Musicしかないこと」もデメリットの1つです。 例えばAmazon Echoの場合はAmazon Music、Apple Music、Spotifyなどいくつかのストリーミングサービスに対応しています。しかしHomePod・miniは1種類のみ。 Apple Musicはあまり使わないという人は、現時点だと手を出しづらいかもしれません。

HomePod・miniの魅力に迫る!miniの発売前に、2モデルの魅力をおさらいしておこう

本記事ではHomePod miniの発売に合わせ、HomePodシリーズの魅力について解説しました。 基本的にApple製品のみでの連携になるのでアンドロイドユーザーは使えないのですが、音質が非常に良かったり、Apple製品同士の連携は非常にスムーズで機能も豊富だったりとAppleユーザーにとっては魅力あふれるスマートスピーカーになっています。 没入感のある音楽を聞きたかったり、家の中での暮らしをより便利にしたいという人は、ぜひ購入を検討してみましょう!

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