2020年11月20日更新

『さんかく窓の外側は夜』ホラー×BLの人気漫画の魅力をネタバレありで紹介【映画は2021年公開】

さんかく窓の外側は夜

人気ホラーBL漫画『さんかく窓の外側は夜』が、ついに実写映画化決定!「祓える男」冷川と「視える男」三角の心霊探偵コンビについて、そして原作漫画の魅力をネタバレありで紹介します。ホラー要素もあり、BL要素もありの本作に取り憑かれること間違いなし!

目次

『さんかく窓の外側は夜』映画化が決定したホラー×BLの人気漫画!ネタバレありで魅力を紹介

さんかく窓の外側は夜
出典 : amzn.to

人気ホラーBL漫画『さんかく窓の外側は夜』が、ついに実写映画化。2021年1月22日からの公開が予定されています。原作者のヤマシタトモコは、2007年の「このマンガがすごい!(BL部門)」にて1位を獲得した『くいもの処明楽』で知られる人気漫画家です。 BLコミックとしては異例の本格ホラーも楽しめる本作は、強い霊感を持つ登場人物達の人間模様や、ストーリー展開に従って深まっていくミステリー要素が見どころとなっています。 2020年11月現在、9巻まで刊行されている『さんかく窓の外側は夜』。この記事では、本作についてネタバレありで魅力を紹介します。

『さんかく窓の外側は夜』あらすじ【お互いを補完する心霊探偵バディ】

『さんかく窓の外側は夜』の主人公は、霊が見えすぎる男・三角康介(みかどこうすけ)。霊に対して恐怖を抱いていた彼は、特異体質を隠しながら普通の書店員として働いていました。 しかし、ある日書店の霊を祓いにやってきた除霊師・冷川理人(ひやかわりひと)と出会ったことで、彼の運命が動き出します。 一目で三角の才能を見抜き、この出会いに「運命」を感じた冷川。彼は三角の体質を利用して書店にいた霊をその場で除霊し、三角に助手になるように勧誘します。 霊を避け続けてきた三角でしたが、報酬の良さに惹かれてしぶしぶながらも冷川の事務所で働くことに。こうして「祓える男」冷川と「視える男」三角の心霊探偵コンビが結成されたのですが、2人は知らず知らずのうちに、ある凶悪事件の真相に近づいていくことになるのです。

実写映画『さんかく窓の外側は夜』は2021年に公開!【岡田将生×志尊淳】

映画版『さんかく窓の外側は夜』では、ドラマや映画で活躍する人気俳優、岡田将生と志尊淳がダブル主演!2人の共演は初ということですが、実力派として知られる俳優陣がどのような冷川&三角コンビを演じてくれるのか、期待が高まります。 脚本は映画『重力ピエロ』や『プリンセス トヨトミ』、『本能寺ホテル』などの話題作を手がけた相沢友子。監督はCMや映画、どちらでも高い評価を受けている森ガキ侑大です。 岡田将生演じる「祓える男」冷川と、志尊淳演じる「視える男」三角のタッグに加え、話題のクリエイター達が集結した映画版『さんかく窓の外側は夜』は、2021年1月22日に公開が決定しています。ぜひ映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

『さんかく窓の外側は夜』登場人物紹介

冷川理人(ひやかわりひと)

さんかく窓の外側は夜 冷川理人
出典 : amzn.to

霊を「ぶん投げる」ことで祓う除霊師、冷川理人(ひやかわりひと)は、表向きはただの清掃業者として除霊を行っています。霊がはっきりと見える三角とは異なり、冷川は「聞こえる」能力者。三角ほどではありませんが、霊的な現象をぼんやりと見ることや、結界を張ることも出来るようです。 イケメンの上に高身長と容姿に恵まれている冷川ですが、実はその生活能力はかなり残念。他人の気持ちに疎く、親も友達もいないという彼からは、なにやら壮絶な過去が察せられます。

三角康介(みかどこうすけ)

さんかく窓の外側は夜 三角康介
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霊が見えすぎる男、三角康介(みかどこうすけ)。幼少期から霊に対して恐怖心を抱いており、眼鏡を外せば霊だけはっきり見えてしまう、という理由から眼鏡を掛けています。 他人には自分の能力を口外していなかった彼ですが、冷川と出会ったことで「見える自分」を受け入れられるように。生活能力に乏しい冷川に代わってお茶出しや空気読みを率先して行うなど、今では冷川にとってなくてはならない存在となっています。

非浦英莉可(ひうらえりか)

さんかく窓の外側は夜 非浦英莉可
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冷川&三角コンビがある事件を追っている中、霊から聞いた「ヒウラエリカ」という謎の人物の名前。その正体は、なんと普通の女子高生でした。偶然彼女と知り合った2人は、次第に彼女の裏の顔に気づき始めます。 死人を身体に取り込むことで人を呪う「呪い屋」として、数々の事件に関わっていた英莉可。物語の核心に近づくキーパーソンです。

迎系多(むかえけいた)

さんかく窓の外側は夜 迎系多
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迎系多(むかえけいた)は、優れた観察眼を活かして占い師をしている男。相談者に対して親身に寄り添う姿勢が評価されており、女性からの人気が高い占い師です。 占いはインチキですが、迎の霊感は本物で、簡易的な結界を張ることも出来るようです。昔見た映画『エクソシスト』の影響でクリスチャンになったという彼は、強引に霊を祓う冷川とは異なり、霊に納得して貰うまで話すという手段で霊を祓います。

『さんかく窓の外側は夜』の魅力をネタバレありで紹介!

【ホラー×BL】超怖いのに除霊シーンが官能的

冷川の除霊スタイルは、三角に触れて霊的な「手」を伸ばし、霊を掴んで「ぶん投げる」というもの。その際、冷川と三角の魂は触れ合っており、魂の相性が良い2人は肉体を越えた快感を得ていると言います。 本来、恐ろしいはずの除霊シーンですが、三角が息も絶え絶えといった様子で冷川にしなだれ掛かっている描写は官能的。年齢指定のある描写が一切出てこない本作で、唯一の官能シーンと言えるでしょう。BLで精神的な繋がりを重視するタイプの人にオススメです。

「会話のセリフ」と「呪うセリフ」

普段の会話を表す白い吹き出しとは異なり、「会話のセリフ」と「呪いのセリフ」が重なっている黒い吹き出しが出てくるのが本作の特徴の1つ。黒い吹き出しの「呪いのセリフ」は霊感の無い人には聞こえていないらしく、霊能力者にだけ伝わる周波数として描かれています。 実際、英莉可が黒い吹き出しで話したシーンでは、他にも人がいるにもかかわらず、冷川と三角にしかそのセリフは聞こえていませんでした。

英莉可は悪魔なのか?孤独を抱えた少女と「先生」の教え

黒い吹き出しで数々の人を呪い、死人の出るような事件を引き起こしていた英莉可。さっぱりとした態度で呪いの言葉を吐いていた彼女ですが、実は彼女も被害者の1人でした。 英莉可に人を呪うように指示していた犯人は、宗教団体「掌光の教え」で“先生”と呼ばれる男。謎の多いその男は、思春期の彼女に殺人を起こさせる他、四六時中ボディガードの監視を付けるなどして自由を奪っていました。 数々の人を呪ってきた英莉可ですが、三角や冷川と関わっていくうちに、人を呪うのではなく人を救うために力を使いたいという本心を明かします。そして教団を抜けることを決心し、冷川や三角と共に“先生”に立ち向かっていくことになるのです。

タイトルにもある「三角形」の謎とは

『さんかく窓の外側は夜』という意味深なタイトルにもあるように、本作では三角形が至る所に登場します。三角の名前はいわずもがなですが、他にも冷川が張る結界の形や、三角の腰に現われた痣の形も「三角」です。 三角の腰に痣が現われた後、彼は冷川の存在をより近くに感じるように。さらに、三角が他の霊能力者に近づくと冷川にも分かったり、三角の居場所を感知したり出来る機能があります。 「三角形」が冷川の三角に対する執着心や独占欲を暗喩しているとすると、『さんかく窓の外側は夜』というタイトルには「冷川の結界の中でしか三角は安心して生きられない」「結界の外は夜(=魑魅魍魎の世界)」と解釈出来ます。

『さんかく窓の外側は夜』はホラー要素もBL要素も楽しめる!原作を読んで映画に備えよう

ホラー×BLという新しいジャンルで注目を集めている『さんかく窓の外側は夜』。官能的な除霊シーンや冷川の三角に対する嫉妬などのBL要素だけではなく、ストーリーの展開に従って明らかになっていく意外な過去や人間関係も本作の見どころです。 BL好きはもちろん、ホラーやバディものが好きな人にもオススメしたい本作は、2021年に実写映画化も決定しています。人気が高まっている『さんかく窓の外側は夜』、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?