2021年2月8日更新

日本版『CUBE』が公開決定!菅田将暉×杏×岡田将生の豪華キャストで贈るリメイク版のあらすじ・見どころを紹介

『CUBE』 リメイク サムネイル

密室サスペンスの先駆けとして、世界でカルト的人気を誇る伝説の映画『CUBE』。ヴィンチェンゾ・ナタリ監督公認の日本リメイク版が、2021年10月22日に公開決定しました。今回は主演の菅田将暉ら豪華キャスト、あらすじや見どころなどを紹介します。

目次

映画『CUBE』日本版リメイク決定!菅田将暉、杏、斎藤工をはじめ超豪華キャストが集結

1997年に公開され、世界中でカルト的人気を誇っているカナダ映画『CUBE』。その日本版リメイク映画が、2021年10月22日に公開されることになりました。 主演は菅田将暉が務め、杏や斎藤工、岡田将生ら豪華キャスト6人の出演も決定しています。近年の映画界では表現の規制が厳しいだけに、ゴア描写のレベルも気になるところ。ファンの間でも、今回のリメイクへの期待と不安の声が入り混じっているようです。 この記事では、日本版『CUBE』のキャストやスタッフ、あらすじなど最新情報を紹介!オリジナル版にも触れつつ、どんな仕上がりになるのか予想します。

日本リメイク版『CUBE』のあらすじ紹介!突然閉じ込められた6人を殺人トラップが襲う

ある日突然、謎の立方体(=CUBE)に閉じ込められた男女6人。彼らの職業は、エンジニア、団体職員、フリーターと全員バラバラで、何の接点もつながりもありませんでした。 ここがどこなのかも、閉じ込められた理由も、何ひとつとしてわからない。そんな状況で脱出を試みる彼らに、熱感知式レーザーや火炎噴射など、殺人的なトラップが襲いかかりました。体力と精神力がすり減っていき、極限状態のなかで人間の本性があらわになります。 次第に恐怖と疑心暗鬼に陥りますが、仕掛けられた暗号を解明しなければ、このCUBEから抜け出すことは絶対に叶いません。出口が存在するかもわからない道のりを、“生きる”ために進む。果たしてその先で、彼らは無事に脱出できるのでしょうか?

日本版『CUBE』注目ポイント3選!カルト的名作を“今”リメイクする訳は

コロナならではの共感性

2021年2月現在、世界は新型コロナという未知のウイルスの恐怖にさらされています。今この時代に公開される本作は、大きな意味をもって迎えられるでしょう。 外出自粛が叫ばれ、閉じこもって過ごしている部屋はまるでCUBEのよう……。新型コロナと殺人的トラップの理不尽さも、どこか重なるものがありますね。先行きの見えない不安に怯え、“それでも絶望に立ち向かう”サスペンスは、コロナ渦だからこそ共感を呼ぶでしょう。 同様のテーマを描いた作品(『鬼滅の刃』など)と同じく、私たちの心に響くのではないでしょうか。

グロ・ゴア描写はどこまで?

『CUBE』の殺人トラップは、壁に押しつぶされて死んだり、薬品を浴びて身体が溶けたりと、ゴア描写に容赦がありませんでした。それが魅力であり人気の理由でしたが、日本リメイク版ではどこまで再現されるのでしょうか? 原作ファンから「やるからには容赦なく」と、最も期待と不安を寄せられている点でもあるので、評価の大きな分かれ目になるかもしれません。現段階ではR指定がつけられていませんが、審査の過程でつく可能性は十分にあります。 もしR指定作品になれば、本家と同等か、それ以上のグロ・ゴア表現も期待できるでしょう。

低予算映画ならではの良さは?

全編に渡り1つの立方体のセットで、無名俳優・女優を使って制作された『CUBE』。低予算映画ならではのチープさも、カルト的人気を誇った秘密でした。 日本版では誰もが知る有名俳優たちが起用されたほか、“殺意を感知した時に、CUBEが赤く染まる”というオリジナル設定が加えられました。主軸の「密室からの脱出劇」は踏襲しながら、原作よりもキャラクター性を重視した、違う雰囲気の仕上がりになる可能性も。 ファンはクオリティが上がることを期待しつつ、無名のキャスト陣だからこそ得られたリアル感が再現されるのか、という点を不安視しているようです。

日本を代表する実力派キャストが集結した『CUBE』

日本版『CUBE』では、オリジナル版とはまた一味違ったキャスト陣が集結しました。 主演の菅田将暉や杏らは、映画にドラマ、CMなどでも引っ張りだこの人気俳優!子役の田代輝からベテランの吉田鋼太郎まで、年齢層も幅広くキャスティングされています。ここからは、華やかで実力も伴う豪華な俳優たちを紹介しましょう。

後藤裕一/菅田将暉

日本版『CUBE』に主演する菅田将暉は、29歳のエンジニア・後藤裕一を演じます。 菅田は2019年に俳優デビュー10周年を迎え、ますます精力的に活動中。2021年1月公開の『花束みたいな恋をした』も、若い世代を中心に話題を集めています。近年の活躍はめざましく、映画『アルキメデスの大戦』(2019年)や『糸』(2020年)などに主演。 2019年末には、ソロ歌手として「NHK紅白歌合戦」に初めて出場するなど、今最も勢いのある俳優の1人です。 本作の撮影では自分と深く向き合ったことを明かし、「こんな映画です、とカテゴライズするのはとても難しいです。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら何よりです」とコメントしました。

甲斐麻子/杏

37歳の団体職員・甲斐麻子を演じるのは、2016年に公開された主演映画『オケ老人!』以来、5年ぶりの実写映画出演となる杏です。 2016年に双子を出産して以降、映像作品への出演はセーブする傾向にありましたが、『偽装不倫』(2019年)で4年ぶりに連続ドラマに出演。情報番組のナレーションや、アニメ映画・洋画の吹き替えなど声の出演も増えており、本格的な女優復帰となりそうです。 もともと原作を知っており、本作への出演に対する喜びを語った杏。彼女は「CUBEのスタジオセットを目にしたときに、感動したと共に、これは大変だ、とも思いました。ひとつの空間の中で作り上げることはとても大きな挑戦になりました」と、撮影を振り返りました。

越智真司/岡田将生

31歳のフリーター・越智真司役には、2021年1月に主演映画『さんかく窓の外側は夜』が公開され、話題沸騰中の岡田将生が起用されました。 映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』、『重力ピエロ』ほか多数の主演作が評価され、2009年度の映画賞において新人賞を総なめにした岡田。着実にキャリアを重ね、映画『悪人』(2010年)などシリアスなものから「銀魂」シリーズなどのコメディまで、丁寧に演じ分ける演技派に成長しました。 本作唯一のセットだったCUBEは、芝居のなかで色々な想像をさせてくれたそう。岡田は「あのセットも僕たち同様にキャストでした。クランクアップしたときは本当に脱出した感覚でした」と、手応えを覗かせるコメントをしました。

宇野千陽/田代輝

13歳の中学生・宇野千陽を演じるのは、今注目を集める子役の1人・田代輝。ドラマの出演は豊富ですが、映画への出演は本作が初めてです。 主な出演作には、ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年)、『仮面同窓会』や『ノーサイド・ゲーム』(ともに2019年)などがあります。人気ゲームを舞台化した、『テイルズ オブ ザ ステージ –ローレライの力を継ぐ者– EMOTIONAL ACT』(2018年)では、少年アッシュ役で出演しました。 公式コメントでは、出演が決定した時に喜びと同時に不安があったと明かした田代。共演者や制作陣への感謝を述べ、「すべてが衝撃的な内容になっていると思うので、僕自身公開が楽しみです!」と、公開への期待も語りました。

井手寛/斎藤工

39歳の整備士・井手寛を演じる斎藤工は、韓国映画の日本リメイク版『時の香り〜リメンバー・ミー』に出演し、2001年に俳優デビューしました。 不倫を題材にした「昼顔」シリーズで知名度を上げ、2012年には映画監督デビュー。2021年には最新作ゾッキ』(竹中直人、山田孝之との共同監督)の公開を控え、さらなる活躍が期待されます。 同年は本作のほかに、『シン・ゴジラ』(2016年)のスタッフが手掛ける、特撮映画『シン・ウルトラマン』に主演する予定です。 斎藤もコロナ渦の公開に思うところがあるようで、「この『CUBE』の正体、核心に迫れる作品になるのではないかと必然を感じています」とコメントを寄せました。

安東和正/吉田鋼太郎

61歳の会社役員・安東和正を演じるのは、「おっさんずラブ」シリーズの黒澤武蔵役が話題を呼び、人気沸騰中の吉田鋼太郎です。 同作以外にも、映画「新宿スワン」シリーズや『半沢直樹』(2013年)などの話題作に出演し、今や日本の映像作品に欠かせない名バイプレイヤーに。2021年8月に公開される『孤狼の血』(2018年)の続編、『孤狼の血 LEVEL2』への出演も決定しました。 吉田は才能ある俳優陣との共演に刺激を受けたと言い、「逃げ場の無い密室での長時間の緊張感漲る駆け引きは、これまでの俳優人生に於いても初めての経験であり、得難い体験をさせて貰いました」とコメントしました。

監督はMVも手がける映像ディレクター・清水安彦

『CUBE』の日本版リメイクを担うのは、映像ディレクターとして知られる清水安彦。安室奈美恵や嵐、平井堅といった名だたるアーティストのMVも数多く手掛けています。 2019年には本作にも出演する斎藤工、芸人の長野、金子ノブアキと「チーム万力」を結成し、映画『MANRIKI』を公開。本作の撮影はCUBEに入ったようだったと振り返り、「まもなく、あなたもCUBEの中。いや、既に中に入っているのかもしれません」とコメントしました。

脚本は「おっさんずラブ」シリーズの徳尾浩司

日本リメイク版の脚本を手掛けたのは、社会現象となった「おっさんずラブ」シリーズ、『私の家政夫ナギサさん』(2020年)の徳尾浩司。舞台演劇を中心に活動していますが、近年は映画やドラマでもヒットが続いており、人間模様やその中で揺れ動く感情の描写が見事です。 本作で極限状態におかれた6人の感情を、見事に描き出してくれるのではないでしょうか。

音楽は『今際の国のアリス』や『キングダム』を手がけたやまだ豊

本作の音楽を担当するやまだ豊は、アニメ「東京喰種」シリーズから中国映画『Cry Me a Sad River』、CMまで、多彩な作品の楽曲を制作してきました。 やまだは第43回日本アカデミー賞にて、映画『キングダム』(2019年)で優秀音楽賞を獲得。世界で話題の『今際の国のアリス』(2020年)でも、曲で緊迫した雰囲気を演出しています。本作も命をかけた作品なので、ピッタリの起用かもしれません。

原作はカルト的人気を誇るB級サスペンス映画『CUBE』

原作のあらすじ・魅力

『CUBE』
©Trimark/Photofest/zetaimage

何者かによって謎のCUBEに捕らえられた、警察官のクエンティン、精神科医のハロウェイ、女性学生のレブンら6人の男女たち。冒頭で最初に目覚めた人物は、何もわからないまま移動しようとしますが、網状のワイヤーナイフで切り刻まれます。 死のトラップに怯えつつも脱出を目指すうちに、カザンと名乗る青年が合流。彼らは安全な部屋を示す暗号を解読し、ハッチを使って立方体同士を移動しながら、出口を目指すのでした。 原作は限られたセット、キャスト(全7人)による低予算のB級映画ですが、過激なゴア表現と映像のアイディアで熱狂的なファンを獲得。冒頭のシーンは、たった数十秒で映画の設定を印象づける伝説的な演出として、ファンの間で語り継がれてきました。 映画「SAW」シリーズを筆頭に、影響を受けたと言われる作品が数多く存在します。

究極のB級サスペンスを作ったヴィンチェンゾ・ナタリ監督

B級サスペンスの傑作を生み出し、世界を驚かせたヴィンチェンゾ・ナタリ監督。本作や『スプライス』(2011年)などで見せた、ダークな世界観の作品が特徴です。2019年には、Netflix配信のホラー映画「イン・ザ・トール・グラス」を手掛けました。 『CUBE』は正当な続編が2作作られましたが、彼はどちらにも関わっていません。 今回制作された日本版は、ナタリが世界で初めて公認したリメイク映画となり、彼本人がクリエイティブ協力として参加しました。

日本リメイク版映画『CUBE』は10月22日公開!

20年以上の時を越えて、密室サスペンスの金字塔を日本リメイクする『CUBE』。日本の製作側が10年以上も前から構想に着手していた意欲作が、ついに2021年10月22日に公開されます! 原作とはキャラクターの男女比や職業が違っており、オリジナルの要素も加えられました。まだ情報は限られていますが、原作とは違う良さを持つ映画になるのかもしれません。ビジュアルのイメージカラーがキャラごとに違っているのも、意味深で気になりますね。 本記事では今後も日本リメイク版『CUBE』の続報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください。