マーベル新ドラマ『アーマー・ウォーズ』の制作が決定!スタークの技術が悪用される!?
MCUスピンオフ『アーマー・ウォーズ』がドラマ化【あらすじ・キャスト】
マーベル・スタジオは、新たなMCUドラマシリーズとして『アーマー・ウォーズ』の実写を製作することを発表しました。配信日時はまだ公表されていませんが、動画サービス「Disney+」にて視聴できるようになります。 『アーマー・ウォーズ』は1987年にアイアンマンの原作コミックで初めて展開され、その後も何度か登場してきた人気の高いエピソードです。この記事では本作のあらすじやキャストなどについて、詳しく解説していきましょう!
MCU新ドラマ『アーマー・ウォーズ』のあらすじ
2020年12月現在あらすじは公表されていませんが、公式の発表によると「トニー・スタークが恐れた最悪の恐怖が現実になる」というこのシリーズ。トニー・スタークが最も恐れていた事態、それは自身が開発したアイアンマンのアーマーの技術が悪用されることでした。 原作コミックでは、自身の技術が悪用されていることを知ったトニー・スタークは2代目アントマンの力を借りて流出元を探ります。 しかし彼の技術は世界中に流出してしまい、アイアンマンは世界中を回りながらヴィランを倒すことに。無関係なアーマーを着たヒーローたちも巻き込まれ、アーマーヒーローVSアーマーヴィランの戦いが勃発するのです! 時系列としては『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)のその後、つまりアイアンマン亡き後が描かれると予想されています。
『アーマー・ウォーズ』のキャストはどうなる?これまでの活躍をおさらい
アイアンマン亡き後ということは、いったい誰が主人公になるの?と思う方も多いはず。 公式の発表によると、ドラマ『アーマー・ウォーズ』の主人公はジェームズ・ローディ・ローズ、別名ウォーマシン。本作はウォーマシンの復帰であり、彼が主人公として描かれる初めての作品となります。 主人公以外のキャストについては、2020年12月現在のところ明らかにされていません。ここではウォーマシンを演じる俳優と、これまでの活躍などについて紹介します。
ウォーマシン/ドン・チードル
ウォーマシンことジェームズ・ローディは、映画『アイアンマン』(2008年)でトニー・スタークの親友兼相棒としてMCUに初登場したキャラクターです。 当初はアイアンマンをサポートする軍人という立場でしたが、『アイアンマン2』(2010年)でトニーの作ったアーマーを装着。その後はヒーローの1人として活躍しています。 『アイアンマン2』以降ウォーマシンを演じているのは、アフリカ系アメリカ人俳優のドン・チードル。映画「オーシャンズ」シリーズなどに出演し、映画『ホテル・ルワンダ』(2006年)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされた名優です。 シリーズ1作目の『アイアンマン』ではテレンス・ハワードが演じていましたが、契約上のトラブルで降板となり、彼の友人でもあるドン・チードルが引き継ぐ形となりました。
「アベンジャーズ」シリーズでの活躍
MCU作品でのウォーマシンは、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)のラストでアベンジャーズ加入を果たして以来、アベンジャーズの一員としても活躍しています。 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)では下半身付随になるという重傷を負うものの、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)ではトニーが開発したギプスによって復活を見せてくれました。 トニー・スタークにとってジェームズ・ローディは数少ない心を許せる友人であり、アイアンマンとウォーマシンは良き相棒。アベンジャーズの中でも、ヒーローたちを支える役割を果たしています。 「主役じゃないけどカッコいいキャラクター」として人気が高く、今回の発表は多くのファンの期待に応えたスピンオフの実現となりました。
【ネタバレ】原作コミックで展開されたストーリーを解説!
アイアンマンのアーマーの技術が盗まれたことを知ったトニー・スタークは、自らの責任を果たすため、スターク回路を破壊する「ネゲイターパック」を持ってアーマーヴィランたちと戦うことを決意します。 しかし一般人の犠牲者が発生したり、アーマーの着用者が死亡したりと、アイアンマンの恐れた最悪の事態はどんどんと悪い方向へ進んでいくのです。 アーマーヴィランを止めることに必死になり、単独で戦い続けるアイアンマン。S.H.I.E.L.D.やウェストコーストアベンジャーズ、キャプテン・アメリカたちとの間に亀裂が入り、アメリカ政府からも脅威と見なされてしまうのです。
そんなアイアンマンの前にラスボスのファイアパワーが登場します。1度敗れたアイアンマンは、新しいアーマーを作り上げ、最後の戦いに挑みます。 勝利したアイアンマンですが、大きな罪悪感に苛まれた彼は、その夜に悪夢を見るのでした。
ヴィランはいったい誰に?原作コミックから予想してみた
スパイマスター
原作コミックでアーマー・ウォーズ発生のきっかけを作るのが、スパイマスターというヴィランです。スターク・インダストリーズのライバル企業のCEOを務めるジャスティン・ハマーの命令でスターク社に潜入し、アーマーの極秘技術の設計図をいくつも盗み出すのです。 彼は2代目スパイマスターで、本名はネイサン・レモン。産業スパイ組織を率いるリーダーだった先代の死後、タスクマスターの最優秀生徒であった彼がテストに合格し、襲名しました。 原作コミックでは、アイアンマンの親友であるハッピー・ホーガンを殺害するなどの悪事も働いています。 MCU作品にはまだ登場していませんが、2019年にマーベルレジェンドシリーズに追加されたことから、「映画に登場するのでは?」との噂が広がっています。
ファイアパワー
ラスボスとして登場するファイアパワーは、原作コミックではアフリカ系アメリカ人のジャック・タガートという人物です。 ジャック・タガートは、スターク社のライバル社のビジネスマンであるエドウィン・コードがボイントン上院議員と手を組んで実行した、パイロットスーツの実験プロジェクト「ファイアパワー」に参加していました。 アイアンマンがアーマー・ウォーズを開始し、ヴィランや政府機関を攻撃すると、ファイアパワープログラムはアイアンマンを阻止するという目的に変更されたのです。 実はジャック・タガートという人物は、MCU作品の映画『アイアンマン3』(2013年)にすでに登場し、劇中で爆死するという最期を迎えています。ジャックを演じたのは俳優でソングライターでもあるアメリカアシュレイ・ハミルトン。 ドラマ『アーマー・ウォーズ』のラスボスはどうなるのでしょうか?
MCU新作『アーマー・ウォーズ』でヒーローとヴィランがぶつかり合う!
アーマーヒーローとアーマーヴィランがぶつかり合う『アーマー・ウォーズ』。迫力満点なバトルシーンが登場しそうで、期待が高まります。 またトニー・スタークと親しい関係にあったジェームズ・ローディが主役である可能性が高いというのにもワクワクしますね。トニー・スタークの悪夢が現実になった世界で、親友である彼はどのように活躍してくれるのでしょうか?続報に期待しましょう!