2021年1月18日更新

【2021年最新】マーベルドラマ一覧!今後ディズニーで配信予定の新作からNetflixオリジナルまで

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エージェント・オブ・シールド
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マーベルヒーローたちが活躍するドラマ一覧!時系列や観るべき順番は?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)がいよいよフェーズ4に突入し、マーベル映画の新作製作が次々と発表される中、マーベルドラマも新しいシリーズが続々と登場しています。特にフェーズ4のドラマシリーズはどれも気になるものばかり! これまでにマーベルドラマは、ABC制作とNetflix制作のシリーズを中心にテレビ放送や動画配信でも展開されてきました。Huluとフリーフォームを加えると11タイトルものドラマシリーズが制作されています。 この記事ではディズニーの新動画配信サービス「Disney+」で配信されるフェーズ4のドラマシリーズも含め、これまでに制作されたおすすめのマーベルドラマを厳選して紹介していきます。時系列や各作品の関連性を整理し、観るべき順番も解説!

【ABCスタジオによるマーベルドラマ】MCUと同じ世界観で展開!

配信年 タイトル シーズン数
2013年〜 『エージェント・オブ・シールド』 7
2015〜2016年 『エージェント・カーター』 2
2017年 『マーベル インヒューマンズ』 1
2017〜2019年 『マーベル ランナウェイズ』 3
2018〜2019年 『マーベル クローク&ダガー』 2

ABCスタジオ制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」シリーズは、2013年9月からシーズン1がスタートした「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」のスピンオフ作品。2008年の『アイアンマン』から始まるMCUと同一の世界観を共有しています。 2019年5月にはシーズン6がスタートし、これまでにMCUの映画群に登場したキャラクターや出来事などに関連したエピソードが数々制作されてきました。『エージェント・オブ・シールド』はシーズン7で終了することが発表されています。 またキャプテン・アメリカの恋人ペギー・カーターを主人公としたドラマ『エージェント・カーター』も、2015年にシーズン1が放送開始。『エージェント・オブ・シールド』の休止期間中に放映され、2016年のシーズン2で終了しました。

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『エージェント・オブ・シールド』(2013年〜)

ヒーローを管理する国家組織「S.H.I.E.L.D(シールド)」の捜査官フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)をメイン・キャラクターとしたドラマ『エージェント・オブ・シールド』。コールソンはMCU第1作目『アイアンマン』から、フェーズ1の映画群に度々登場しています。 シリーズ全体のストーリーとしては、コールソン捜査官が結成した少数精鋭チームが、能力者による数々の怪事件に挑んでいく物語。シーズン1では事件の秘密組織「ヒドラ」との対決とシールドの崩壊、シーズン2ではシールドの復活とインヒューマンズ(特殊能力者)との戦いがメインに描かれています。 MCUとの関連性はまず、2012年の『アベンジャーズ』でロキに刺されて死んだはずのコールソンが生きていたという点から。シーズン1では2013年の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』や『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の出来事が中心となるエピソードもあります。 「エージェント・オブ・シールド」シリーズは、マーベルドラマの中でも1番MCUと密接な関わりを持っています。各シーズンは前後に公開されたMCU映画の内容を受ける形になっているので、観るべき順番は映画の公開年と合わせたシーズンの放送年順が最適ではないでしょうか。

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『エージェント・カーター』(2015〜2016年)

キャプテン・アメリカの恋人で、戦略科学予備軍(SSR)のエージェントとして活躍するペギー・カーターが主人公のドラマシリーズ。 MCUでは2011年の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で初登場しました。SSRはシールドに発展する前の組織で、エージェント・カーターは『エージェント・オブ・シールド』にも登場しています。 シーズン1は1946年のニューヨークを舞台に、ペギー・カーターがアイアンマンことトニー・スタークの父ハワード・スタークの無実を晴らそうと奔走する物語。後にトニーが開発するAI「J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)」に影響を与えるハワードの執事・ジャーヴィスも登場します。 ペギー・カーター役を務めたヘイリー・アトウェルは、MCU映画群でも同役で出演。時系列的にはドラマは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の後の物語となっているため、順番としては「ザ・ファースト・アベンジャー」の後に観るべきでしょう。

『マーベル インヒューマンズ』(2017年)

ある日、軍事クーデターにより月から追い出されてしまったインヒューマンズ(超人類)の王族たち。地球のハワイに逃れた彼らは、美しい自然と人間界に戸惑いつつも祖国へ戻る道を探ることになります。そしてそれが、地球存続の鍵を握ることに……。 『ゲーム・オブ・スローンズ』のイワン・リオンや『スタートレック:ディスカバリー』のアンソン・マウントなど、テレビシリーズを中心に活躍しているキャストが集結し、人気コミックを実写化した作品です。

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『マーベル ランナウェイズ』(2017〜2019年)

疎遠になっていた幼なじみの6人は、自分たちの両親が実はスーパーヴィランだったことを知ります。親たちに立ち向かうため、スーパーパワーに目覚めていく6人の運命は……。 Huluで公開されていた「ランナウェイズ」ですが、アメリカではシーズン2で打ち切りとなり、シーズン3からはDisney+で配信が開始されました。 同シーズンでは、マーベルのスピンオフドラマ「クローク&ダガー」とのクロスオーバーエピソードもあり、今後日本ではどのように配信されるのか注目が集まっています。

『マーベル クローク&ダガー』(2018〜2019年)

光の短剣を作り出す能力を持つタンディ・ボウエンと、人を闇に包み込むことができるタイロン・ジョンソン。まったく異なるバックグラウンドを持ちながら、ともに新たに手に入れたスーパーパワーという重荷に苦しむ2人は、ミステリアスな結びつきを得ていきます。 しかしお互いを想う気持ちが、ただでさえ複雑な世の中をさらに困難なものにしていき……。マーベル・コミック原作としては珍しく、ラブストーリーがメイン要素のひとつになっています。

【ディズニーによるマーベルドラマ】公開予定作品をまとめて紹介!

配信年 タイトル シーズン数
2021年1月 『ワンダヴィジョン』 未定
2021年3月 『ファルコン&ウィンターソルジャー』 未定
2021年5月 『ロキ』 未定
2021年夏 『ホワット・イフ…?』 2
2021年秋 『ホークアイ』 未定
未定 『ミズ・マーベル』 未定
未定 『シー・ハルク』 未定
未定 『ムーンナイト』 未定
未定 『シークレット・インベージョン』 未定
未定 『アイアンハート』 未定
未定 『アーマー・ウォーズ』 未定

MCUがいよいよフェーズ4に突入し、ディズニーの新動画配信サービス「Disney+」で配信される映画・ドラマシリーズが一気に発表されました。 フェーズ4は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が舞台となり、ドラマ作品には「エンドゲーム」で描かれた出来事も影響するとのこと。 さらにドラマシリーズが今後のフェーズ4の映画群にも互いに絡み合っていき、これまでにない相互性が生まれるようです。ドラマではロキやホークアイなど、MCUの人気キャラクターたちの単独作品が展開されていきます。

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『ワンダヴィジョン』(2021年)

2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に初めて登場した、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチとヴィジョンを主人公としたドラマです。 MCUでワンダとヴィジョンを演じてきた、エリザベス・オルセンとポール・ベタニーが続投。「インフィニティ・ウォー」で相思相愛となった2人は、郊外で幸せに暮らしていました。しかし次第に何かおかしいと思いはじめ、隠されていた秘密が明らかになっていきます。 製作総指揮・脚本をジャック・スカエファーが務めた本作は、2021年1月15日から配信中です。

『ファルコン&ウィンターソルジャー (原題)』(2021年3月19日配信予定)

「キャプテン・アメリカ」シリーズで活躍したファルコンとウィンター・ソルジャーをメインに据えたドラマです。 ヴィランとして『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)でジモ役を務めたダニエル・ブリュールがキャスティングされ、エージェント13役のエミリー・ヴァンキャンプも出演が決定。 全6話のミニシリーズで、カリ・スコグランドが監督を務めます。

『ロキ (原題)』(2021年5月配信予定)

「マイティ・ソー」シリーズのソーの義弟ロキが主人公となる単独ドラマ。ロキを演じるのはMCUで同役を務めてきたトム・ヒドルストンです。 自在に姿を変えることができるロキが、人類史の重要な出来事に関わって影響を与えていきます。製作総指揮はマイケル・ウォルドンが務め、配信は2021年5月の予定。

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『ホワット・イフ…?(原題)』(2021年夏配信予定)

「ホワット・イフ…?(原題)」は、『アイアンマン』(2008年)以来製作されてきたMCU映画の重要な瞬間に立ち戻り、オリジナルとは異なる「もしもの展開」を描くアニメ・シリーズです。 たとえば「もしもペギー・カーターに超人血清が投与されたら、彼女がキャプテン・アメリカになったかもしれない」という物語が展開されます。 登場するキャラクターは、アイアンマン、ドクター・ストレンジ、コレクターなどMCU作品でおなじみのヒーローやヴィラン。アイアンマンに扮したロバート・ダウニー・Jrを始め、実写映画の俳優たちがそろって声の出演をすることも話題になっています。 2021年1月、米Colliderは「キャプテン・アメリカ」シリーズのヴィラン、クロスボーンズ役のフランク・グリロが本作の出演を認めたと報道。 彼の話によると、現在は新型コロナウイルスの影響で収録が一時停止しており、2021年2月に再開される見通しだそうです。ちなみに2020年初頭の時点で、4~5話ぶんの収録を終えているとのこと。 2020年12月の予告映像では、ベネディクト・カンバーバッチ扮するドクター・ストレンジ、ベニチオ・デル・トロ扮するコレクターも新たに登場しました。脚本・製作総指揮のA・C・ブラッドリーが明予言した、“驚きのサプライズ・カメオ”たちの存在も気になります。 全10話構成の「ホワット・イフ…?(原題)」シーズン1は、2021年夏に配信予定。すでにシリーズ2の製作も開始されており、こちらも全10話構成の予定です。

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『ホークアイ (原題)』(2021年秋配信予定)

MCUではこれまでジェレミー・レナーが演じてきたホークアイ/クリント・バートン。Disney+版では、女性キャラクターのケイト・ビショップがホークアイの称号を受け継ぐことになるようです。 ケイト役にはヘイリー・スタインフェルドがキャスティングされました。ジョナサン・イグラが製作総指揮・脚本を手がけ、配信は2021年秋が予定されています。

『ミズ・マーベル (原題)』(配信日未定)

「ミズ・マーベル」はマーベル史上初のムスリム女性ヒーロー。パキスタン系イスラム教徒の女子高生カマラ・カーンを主人公としています。 キャプテン・マーベルに憧れているカマラは、ある事件をきっかけにスーパーパワーを手に入れ、キャプテン・マーベルが以前名乗っていたミズ・マーベルの名を受け継ぐことに。 マーベルでマイノリティを扱う傾向が強くなった中、真打ともいえる作品がついにドラマ化します。

『シー・ハルク (原題)』(配信日未定)

弁護士のジェニファー・スー・ウォルターズを主人公とする「女性版ハルク」。 原作ではジェニファーはブルース・バナー/ハルクのいとこという設定で、ブルースの輸血でシー・ハルクに変身できるようになります。 ジェニファー役には、事前の報道通りタチアナ・マスラニーが起用され、ハルク/ブルース・バナー役はファンお馴染みのマーク・ラファロが演じることも正式に決定。 さらには、『インクレディブル・ハルク』(2008年)でアボミネーション/エミル・ブロンスキーを演じた、ティム・ロスが本作に出演することも発表されました。

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『ムーンナイト (原題)』(配信日未定)

心の病を抱えた元傭兵マーク・スペクターを主人公としたドラマ。彼はエジプトでの任務で負傷したまま置き去りにされ、月の神コンシューと契約を結んで神の化身として蘇り「ムーンナイト」となります。 多重人格者でもあり、脳内にキャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマンを作り出して「ひとりアベンジャーズ」を繰り広げることも。犯罪者に対しては容赦なく、パニッシャーと並ぶ異色のダークヒーローです。 主演を務めるのは、「スター・ウォーズ」シリーズなどのオスカー・アイザック。彼は20世紀FOXのX−MENユニバースとMCU、両方に出演した貴重な俳優の1人となります。 2021年1月16日、米The Hollywood Reporterは本作のヴィラン役にイーサン・ホークがキャスティングされたと報じました。ムーンナイトの宿敵と言えば、スペクターを裏切った元傭兵仲間のブッシュマンですが、役柄の詳細は明かされていません。 上記の2人に加えて、『ラミー 自分探しの旅』(2019年)メイ・キャラマウィの出演も確定しました。 監督は『護送車の中で/クラッシュ』(日本劇場未公開)が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出されたエジプト人監督、モハメド・ディアブが就任。 そして新たに、インディペンデント系ホラー界の俊英、ジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッドの参加が発表されました。 脚本・製作総指揮はジェレミー・スレイターが務め、2021年3月からハンガリー・ブダペストで撮影開始されます。

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『シークレット・インベージョン(原題)』(配信日未定)

「シークレット・インベージョン」は、「アベンジャーズ」やS.H.I.E.L.D.を支えるエージェント・ニック・フューリーを主役にした新作ドラマシリーズです。 2020年12月に、メインキャラクターとしてサミュエル・L ・ジャクソンが演じるニックとベン・メンデルスゾーンが扮するスクラル人のタロスの名前があげられています。 タイトルの「シークレット・インベージョン」はコミックでは、地球に潜入したスクラル人がスーパーヒーローに成り代わって侵略計画を進めていたというストーリー。 MCU劇場用映画では、フェーズ3の最終作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)においてタロスがフューリーに成り代わっていたことが明かされています。 メインキャストの発表によって、新作ドラマがこの「成り代わり」前後の物語になる公算が高くなったといえるでしょう。

『アイアンハート(原題)』(配信日未定)

本作は、マサチューセッツ工科大学(MIT)に学ぶ15歳の天才少女・リリ・ウィリアムズ/アイアンハートが主人公のアニメ・シリーズです。 コミックのストーリーラインでリリは、トニー・スターク/アイアンマンの支援を受けて自ら最先端のパワードスーツを開発してスーパーヒーロー・アイアンハートになります。 新しいアニメ・シリーズでもMITに研究施設を持って、彼女の亡くなった親友の名前をつけたN.A.T.A.L.I.E.というAIと活動するのではないかと予想されています。 主人公のリリの声を演じるのは、『ビール・ストリートの恋人たち』(2018年)のドミニク・ソーン。黒人女性が主役を務めるのは、マーベル作品では本作が初めてです。 配信時期は未定ですが、フェーズ4またはフェーズ5に属するため、2022年か23年になるとみられています。

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『アーマー・ウォーズ(原題)』(配信日未定)

「アーマー・ウォーズ」は、アイアンマンのテクノロジーを盗もうとするヴィランたちとの戦いを描くドラマシリーズです。 1980年代のコミックでは、トニー・スターク/アイアンマンがウォーマシンやスコット・ラング/アントマンと協力して、ヴィランたちからアイアンマンの技術を守るというストーリーでした。 MCUフェーズ4に属する今回のドラマシリーズでは、すでにフェーズ3でアイアンマンが死亡しているため、ジェームズ・ローズ/ウォーマシンが主人公。 ローズ役は『アイアンマン2』(2010年)以来MCUでこの役を演じてきたドン・チードルの続投が決定しています。 またアイアンマンのテクノロジーといえば、「アイアンハート」でトニー・スターク亡き後にパワードスーツを開発するリリ・ウィリアムズとの関連も気になるところ。ヴィランや出演者などの追加情報が楽しみですね!

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズから特別作品の制作も決定

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
©︎Supplied by LMK

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは、ピーター・クィル/スター・ロードがリーダーを務める変わり者集団が広い宇宙を舞台に繰り広げる冒険物語。 MCUの劇場用映画としては、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)が製作されています。また過去2作で脚本・監督を務めたジェームズ・ガンの続投で、劇場用映画第3作目の製作も進行中です。 この「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズからさらに特別企画の2作品が、Disney+配信向けに製作されることが、2020年12月に発表されました。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』(2022年配信予定)

本作は、これまでシリーズの監督・脚本を手がけてきたジェームズ・ガンの続投で製作されるDisney+オリジナル作品。 2021年1月の時点でストーリーやキャストなどの詳細は不明です。2022年に配信予定とのことで、タイトルからクリスマス時期になることが予想されます。 上述の劇場用映画の第3作は2023年の公開が予定されており、それに先立って配信される本作は劇場用映画のイントロのような役割を果たすのかもしれません。

『アイ・アム・グルート』(配信日未定)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)で登場して以来、可愛い仕草で大人気のキャラクター・ベビー・グルートが主役のオリジナル短編シリーズ。この作品も配信時期やキャストなど詳細は発表されていません。 2020年12月にディズニーが出したツイートでは、変わった新キャラクターがいくつか登場するとのことで、続報が楽しみですね!

【Netflixによるマーベルドラマ】時系列・オススメの観る順番とは?

配信年 タイトル シーズン数
2015〜2018年 『Marvel デアデビル』 3
2015〜2019年 『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』 3
2016〜2018年 『Marvel ルーク・ケイジ』 2
2017〜2018年 『Marvel アイアン・フィスト』 2
2017年 『Marvel ザ・ディフェンダーズ』 1
2017年 『Marvel パニッシャー』 2

Netflixが制作してきたマーベルドラマは、『デアデビル』を筆頭に特色あるマーベルコミックのヒーローたちを個々に主人公としてドラマ化したもの。アベンジャーズのようにヒーローたちが集結した『ザ・ディフェンダーズ』も展開しています。 全体の大きな特徴としては、もちろんMCUとのつながりがあること。そしてアクションも内容もハードでシリアスな展開という、大人も楽しめる作風となっていることが挙げられます。ただし『エージェント・オブ・シールド』など、他社制作のマーベルドラマとは関連性はありません。 Netflixのマーベルドラマは基本的には単体で楽しむことができますが、各シリーズと世界観を共有しており、そのストーリーを追うには時系列順(配信年順)で観るのがおすすめ。 2012年の『アベンジャーズ』でのニューヨーク決戦後からつながる世界観で、全体的な流れとしては「ザ・ディフェンダーズ」の宿敵「ヤミノテ」との戦いが背後に描かれています。

『Marvel デアデビル』(2015〜2018年)

昼は弁護士、夜は犯罪者と戦う「デアデビル」として活動するマット・マードックを主人公としたドラマシリーズ。各13エピソードの3シーズンが、2015年から2018年にかけて配信されました。 少年の頃、盲目となった代わりに超人的な五感を得たマット・マードック(チャーリー・コックス)。アベンジャーズのニューヨーク決戦で荒れ果てた街ヘルズ・キッチンで、デアデビルとして法律で裁けない犯罪者と戦う姿を描いています。 「デアデビル」はNetflixのマーベルドラマ第1作目のシリーズで、この後にジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストの各キャラクターが主人公のシリーズを経て、彼らがチームを組む「ザ・ディフェンダーズ」につながっていきます。

『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』(2015〜2019年)

ヘルズ・キッチンの私立探偵ジェシカ・ジョーンズを主人公としたドラマシリーズ。シーズン1〜2は各13エピソードが2015年と2018年に、最終となるシーズン3は2019年6月から配信され、これでNetflixのマーベルドラマはすべて終了することになりました。 かつてはスーパーヒーローとして活動したジェシカ・ジョーンズ(クリステン・リッター)。引退してヘルズ・キッチンで探偵事務所を開き、能力者が起こす事件を扱いながら自身の人生を立て直そうとします。 「ジェシカ・ジョーンズ」はシーズン2の前に「ザ・ディフェンダーズ」のシーズン1を挟んでおり、シーズン2ではディフェンダーズでの戦いの後に探偵業を再開したことになっています。またルーク・ケイジとは恋仲になる関係で、ルーク・ケイジは本シリーズにも出演しています。

『Marvel ルーク・ケイジ』(2016〜2018年)

怪力と鋼の皮膚を持つハーレムのヒーロー、ルーク・ケイジことカール・ルーカスが主人公のドラマシリーズ。 ルーク・ケイジのNetflixマーベルドラマ初登場は先述の「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1で、単独シリーズとしては2016年のシーズン1と2018年のシーズン2が配信されています。 冤罪で投獄され、実験で超人的なパワーと防弾の皮膚を得たカール・ルーカス(マイク・コルター)。脱獄してルーク・ケイジと名乗り、ハーレムの理髪店で働きながら街を救うためにフード姿でヒーローとして戦います。 「ルーク・ケイジ」シリーズは「ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1の後の物語として描かれており、ジェシカと妻レヴィの死の謎がつながっています。 ジェシカのシリーズでは語られなかったルークの過去も本シリーズで明らかになりました。またルークもザ・ディフェンダーズに参加しています。

『Marvel アイアン・フィスト』(2017〜2018年)

特殊な能力を持つ武術の達人アイアン・フィストを主人公としたドラマシリーズ。シーズン1は2017年、シーズン2は2018年に配信され、その年に2シーズンで終了することが発表されました。 秘境の地クン・ルンで武術修行を積んだダニー・ランド(フィン・ジョーンズ)。15年ぶりに戻ったニューヨークで、犯罪組織「ヤミノテ」と戦いながら自身の過去と対峙していきます。 「アイアン・フィスト」シーズン1の後、ヒーローが集う「ザ・ディフェンダーズ」がスタート。シーズン2の前にディフェンダーズのシーズン1を観ておくと「ヤミノテ」との話もつながり、わかりやすいのではないでしょうか。

『Marvel ザ・ディフェンダーズ』(2017年)

「ザ・ディフェンダーズ」は、それまで登場してきたヒーローたちが集結してニューヨークの危機に立ち向かうミニシリーズです。1シーズン8話が2017年に配信されました。 デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストの4人が結集して「ザ・ディフェンダーズ」となり、秘密組織「ヤミノテ」と壮絶な戦いを繰り広げます。 これまでのNetflixマーベルドラマの集大成といえる、いわばNetflix版アベンジャーズともいえる本作。当然、デアデビルたち4人のドラマシリーズを観ておくことは必須です。

『Marvel パニッシャー』(2017年)

「パニッシャー」は「デアデビル」のスピンオフ作品として、2017年11月から1シーズン13話が配信されました。元海兵隊員のフランク・キャッスルで、私刑執行人「パニッシャー」を主人公としたドラマシリーズです。 家族を殺され、復讐を果たしたフランク・キャッスル(ジョン・バーンサル)。別人として身を隠して生きる中、街の犯罪者たちを私刑に処すダークヒーロー「パニッシャー」として暗躍します。 パニッシャーはすでに2016年の「デアデビル」シーズン2に登場しており、「パニッシャー」の時系列はその1年後が舞台となっています。家族を殺された事件と黒幕のつながり、パニッシャーとなった経緯やデアデビルとの共闘と対立なども詳しく描かれました。

【2021年最新】これからのマーベルドラマはどのように展開される?

Netflixが展開してきたマーベルドラマは、2019年2月にはすべて終了しています。 ディズニーが新たに展開する「Disney+」でのマーベルドラマの存在や、所有権の問題などさまざまな要因があるにせよ、これまでNetflixのマーベルドラマを楽しんできたファンにとってはかなりの悲報です。 2020年以降の2年間は、Netflixドラマのキャラクターは他社製作の作品に出ることができない模様。 しかし時が来ればまた、今度はディズニーのマーベルドラマにザ・ディフェンダーズの面々などが登場することもあり得るかも。そんなことも期待しながら、新たなマーベルドラマ作品を待ちたいところです。