2021年2月10日更新

漫画『二月の勝者』ネタバレで徹底解剖!中学受験の裏側がリアルすぎる…!

漫画『二月の勝者』

ドラマ化決定で話題沸騰中の『二月の勝者』を紹介します!現実世界でも起こっている「中学受験」の問題について切り込んだ、心をえぐる作品です。受験生の目線、その親の目線、講師の目線でそれぞれエピソードも紹介します。

漫画『二月の勝者』中学受験の壮絶な競争に迫る!【ネタバレ注意】

小学館のビッグコミックスピリッツで2017年12月より連載されている『二月の勝者』。単行本は2020年11月で累計発行部数100万部を突破している話題作です!2020年にドラマ化が決定し、同年7月に放送予定でしたが新型ウイルスの影響で延期しています。 舞台は中学受験専門の塾「桜花ゼミナール」。そこに帰任してきた“最強最悪の”エリート講師「黒木蔵人」を中心に、ゼミナールの業績回復を図っていくことが物語の大筋となります。 そのあまりにリアルな中学受験の様子が心をえぐる問題作です!本記事ではネタバレありで生徒別のエピソード、登場人物を紹介していきます。恐らくドラマで放送される内容も含まれるので「ドラマを心から楽しみたい!」という方は要注意です!

漫画『二月の勝者』登場人物を紹介!

【黒木蔵人】

桜花ゼミナール吉祥寺校新校長。エリート塾「フェニックス」の元講師で、桜花ゼミにテコを入れるためにやってきたというが、真意は不明。合理的すぎる過激な発言で、度々講師たちに反感を買っている。

【佐倉麻依】

中学受験塾桜花ゼミに新卒で入った若い女性。新米講師ゆえに失敗することが多く、しばしば落ち込む。冷徹な黒木とは違い、生徒1人1人に全力で向き合う情熱派。意見の違いから、黒木とよく衝突する。

【桂】

ショートボブの女性講師。桜花ゼミのベテランで、佐倉の指導役を任されている。豊富な中学受験の知識に関しては、黒木からも一定の評価がある様子。その柔らかな雰囲気から親からの評判も良い。

【橘勇作】

短髪の若い男性講師。担当教科は算数・理科。優しく、どの子でも置いてはいけないと考えている人情的な性格。受験方針を巡って黒木と対立する場面が目立つ。

【白柳徳道】

初老の男性で、桜花ゼミの社長。豪快な話し方をする。黒木とは古くから知り合いのようだが、詳細は不明。

【灰谷純 】

エリート塾「フェニックス」の男性講師。黒木の元同僚。フェニックスを捨てて桜花ゼミに移籍した黒木のことを憎んでいる。そのため、何かと黒木に執着する様子を見せる。

漫画『二月の勝者』中学受験塾の裏側をリアルに描く!

中学受験の中堅塾「桜花ゼミナール」は、トップ3校の合格者がゼロという業績不振に悩まされます。そこに、名門塾「フェニックス」のエリート講師・黒木蔵人が現れるのです。 なんと、桜花ゼミに「テコを入れに来た」と言うではありませんか!「全員を第一志望に入れる」と宣言した黒木でしたが、果たして本当に合格させることができるのでしょうか?

漫画『二月の勝者』ネタバレあらすじ【三浦佑星】

三浦佑星は、中学受験をさせたいと母親と、入塾に反対の父親に連れられ、桜花ゼミへ面談をしにやってきます。父親は勉強よりもサッカーを続けさせたいようです。 「平凡」という理由を付けて塾を諦めさせようとする父親に、黒木は「凡人こそ、中学受験をするべきなんです」と言います。どういうことかと聞く3人を、黒木はビルの屋上へと案内しました。 そこでなんと、佑星と黒木がリフティング対決をし、「黒木が負けた場合塾を諦めていい」と言うのです!

結局佑星は3分ほどでボールを落としてしまい、黒木の圧勝に終わりました。「平凡ですね。プロを目指すどうこうの実力ではありません。」黒木がそう言うと、父親は怒り出してしまいます。 しかし黒木は全く動じず「才能がモノを言う世界は本当に厳しい」こと、「勉強の努力ならばリターンは得やすい」こと、それゆえ「凡人こそ受験をするべき」であることを説明するのです。 その日父親は怒って帰宅していまいましたが、解けなかった問題を「解こうと粘った」ことで黒木に褒められた佑星はやる気を出します。そしてそのやる気を認めた父親も、とうとう入塾を許すのでした。

漫画『二月の勝者』ネタバレあらすじ【加藤匠】

新米講師・佐倉麻衣は、成績別クラス分けで最下位のRクラスを任されます。6年生ということで張り切る佐倉でしたが、黒木は全力を出すことに賛成しません。 なんと「下位クラスをやる気にさせる必要はなく、適当にお金を落としてもらってほしい」旨を言われてしまうのです。反発した佐倉は、1人1人にきちんと勉強を教え始めます。 つまらなそうに窓の外を眺めている少年・加藤匠には気さくに声をかけ、彼女なりに交流を深めていきました。

しかし、佐倉のこの行動が原因で匠は「えこひいき」と馬鹿にされ、塾を辞めると言い出してしまうのです。黒木は彼を引き留めるために三者面談を行います。佐倉に関してはRクラス担当を外すというシビアな対応を取りました。 佐倉は、匠がいつも窓の外の「電車」を眺めていたことを話し、「塾を辞めさせて好きなことをやらせてあげてほしい」と黒木に頼みます。 これを聞いた黒木は三者面談で匠の「高得点の地理のテスト」を見せ、鉄道が好きな子は地理に強いと言うのです。さらに、鉄道研究会がある中学校の紹介をしたところ、匠はこれに興味を示しました。 いきなり難関校を紹介する黒木を見てあ然とする佐倉でしたが、実はこれが効果を発揮するのです!匠はこの「鉄研」がある中学に入るため、ますます勉強するようになります。結果、最上位の「Ωクラス」に入ることとなるのでした!

漫画『二月の勝者』ネタバレあらすじ【前田花恋】

前田花恋という少女は成績が良く、桜花ゼミナールでも上位2位の成績を保っていました。しかし小学5年生から成績の横ばいが続いたため、「フェニックスゼミナール」の体験入塾で通い始めます。そう、黒木が元々いた「大手名門塾」です。 するといつも成績上位だった花恋が、この塾では上から3番目の「S3クラス」に振り分けられます。勉強も追いつくのがやっとの状態……。縮まらない周りの生徒との差に激しいストレスを感じ始めます。 やがて髪の毛をかきむしると大量に抜けるなど身体に影響が出始めました。心配した母親は黒木に相談しますが、「本当に合っている場所を見極めるため、今はグッとこらえて」と言われます。

フラフラとした足取りでフェニックスから帰宅する花恋。「こんな時間にこんなとこにいちゃ、悪い大人に何されるかわかんないよ?」と声をかけられ、驚き振り返ると、そこには普段着の黒木が立っていました。 黒木との話の途中で、花恋は「勉強が得意なのはただ褒められたかっただけ」ということに気が付きます。黒木も、花恋は「褒められて伸びるタイプ」だと見抜いていたのです。 「花恋は女王になれるところでしか輝けない」「うちの女王であってくれ」と黒木に言われ、花恋は無事に桜花ゼミナールに戻ることができたのでした。

漫画『二月の勝者』ネタバレあらすじ【武田勇人】

ある日の面談で黒木は、Rクラスの武田勇人は「基礎中の基礎」が苦手であることと、基礎を補完できれば偏差値が1~3上がることを話し、「春季講習」の勧誘をします。 しかし母親はその場では申し込みをしてくれませんでした。理由はその「金額」。1年間で130万円かかる塾代に加えて春季講習のオプションを支払うと大変な金額になってしまいます。 母親は父親に相談しますが、スマホばかりいじっていてまともに取り合ってくれません。勇人の勉強についても、スマホゲームばかりしていて上の空です。黒木は、「スポンサー」である父親の意識を受験の方向に向ける必要があると感じるのでした。

そして面談中、黒木に「一度母親の感情を父親にぶつける必要がある」と言われた母親は、意を決して父親と対面します。 実は母親は、父親が隠れてスマホゲームに課金をしていたことを知っていたのでした。 「課金と同じ話だよ!」「子どもに課金して、クソ強いキャラに育てよーとして何が悪い。」「そのためなら、課金ゲー上等!」と言い放つのです!父親も言い返すことができず、無事に勇人は春季講習を申し込むことができるのでした。

『二月の勝者』2021年ついにドラマ化!

2018年より連載されている『二月の勝者』が、なんとテレビドラマ化します!当初2020年7月に放送予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期しました。2021年中に日テレの土曜枠で放送される予定のようで、黒木蔵人(柳楽優弥)、佐倉麻衣役(井上真央)、灰谷純役(加藤シゲアキ)の3人のキャストが公開されています。 頭の良さそうでミステリアスな雰囲気の柳楽優弥は黒木役にぴったりですよね!最新情報については、随時更新していきます。

『二月の勝者』生徒たちは見事合格できるのか……?結末が気になる!

2021年1月に発行された最新10巻では2月に入っており、まさに本入試直前の様子が描かれています。果たして桜花ゼミナールの生徒は無事、第一志望に合格することができるのでしょうか。 育つ友情、“本当の”志望校、メンタルマネジメント、度重なる「課金」……。ドラマ化も決定している話題作に、これからも目が離せません!