狂気的にも程がある！変態キャラが登場する漫画TOP15【ヤバいやつ警報】

数々の漫画作品にて、狂気的でありながらどこか不思議な魅力を醸し出す「変態キャラ」。変態は日常ではあまり見かける機会がなく、その個性の強い趣味趣向には興味を持たずにはいられない読者も多いでしょう。 そこで本記事では現実に居れば敬遠必至の変態キャラを、漫画作品とあわせて15人紹介していきます！

■見た目の変態度：★☆☆☆☆ ■迷惑度：★☆☆☆☆ ■狂気度：★☆☆☆☆ 『週刊少年ジャンプ』にて連載していた人気料理漫画『食戟のソーマ』は、食事シーンがエロすぎる料理漫画。そんな本作から堂々のランクインを果たしたのは十傑にも名を連ねる実力者、一色慧(いっしきさとし)です。 主人公である幸平創真(ゆきひらそうま)の入寮した、「極星寮」の寮生である一色。容姿端麗にして後輩想いの彼ですが、その唯一の欠点が「脱ぎ癖」があること。裸エプロン姿で平然と現れ女子生徒に困惑されても、一色は平然と笑い飛ばします。 また羞恥心の欠如を垣間見せる場面や、女子生徒を呼びに行く際に天井裏から呼びかける場面も描かれ、若者として問題のある変態性を随所で見せていました。

■見た目の変態度：☆☆☆☆☆ ■迷惑度：★★☆☆☆ ■狂気度：★★☆☆☆ 男子生徒に比べ女子生徒が圧倒的に多い桜才学園の、生徒会を舞台とした4コマ漫画『生徒会役員共』。2007年から『マガジンSPECIAL』にて連載を開始し、2021年現在でも『週刊少年マガジン』にて連載を続けています。 少子化の影響で共学となった、元女子校の桜才学園に入学した津田タカトシ。タカトシはなぜか生徒会長・天草シノ(あまくさしの)に任命され、生徒会副会長に就任するものの、生徒会は変人の巣窟だったのです。 七条アリアは生徒会書記の女子生徒で、下ネタだらけの本作でも他を圧倒するハードな下ネタを放ちます！

■見た目の変態度：☆☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★☆☆ ■狂気度：★★☆☆☆ 『君は淫らな僕の女王』は『週刊ヤングジャンプ』などに掲載された、エロティック・ラブコメディです。単行本は全2巻で、本編11話と番外編の2話が発表されました。 本作の主人公・斉藤アキラは、幼少時に離れ離れになった幼馴染み・川奈昴(かわなすばる)と再会を果たすため、昴の通う全寮制の学校に入学します。しかし念願の再会を果たしたにも関わらず、昴に冷たい態度を取られてしまうアキラ。 どうにかして昴と近付きたいアキラですが、そこでふと耳にした「裏の神様」に願いを叶えてもらうおまじないを思い出します。おまじないを実行すると本当に願いが叶い、部屋同士がくっついたアキラと昴ですが、そのおまじないの裏にあるまさかの代償とは……？

■見た目の変態度：★★☆☆☆ ■迷惑度：★★☆☆☆ ■狂気度：★★★☆☆ 『妖狐×僕SS』の登場キャラで、御狐神双熾(みけつかみそうし)の元主人にして、白鬼院凜々蝶(しらきいんりりちよ)の婚約者である青鬼院蜻蛉(しょうきいんかげろう)。 絶対に仮面を外さない変人の彼は、生粋のSMマニアとしてファンに名を知らしめています。初登場時から「久しぶりだな、我が肉○器たちよ!」と変態全開で登場し、その後も万物のSとMを見分ける最悪の特技を見せ続けた青鬼院。 アニメでは杉田智和が声を当て、もちろん破茶滅茶な仕上がりとなっていました。

■見た目の変態度：★☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★☆ ■狂気度：★★★☆☆ TAGROによる「変態」を主題とした奇想天外なラブコメディ『変ゼミ』。作者の前作である『変態生理ゼミナール』の続編である本作は、『モーニング・ツー』にて連載され2011年にはテレビアニメも放送されました。 いたって普通の少女である松隆奈々子(まつたかななこ)が、武蔵小麦(むさしこむぎ)に一目惚れをしてしまうことから始まるこの物語。松隆が所属することになる「変態生理ゼミナール」は、癖の多い人物が集まるゼミですが、その中でも一際異彩を放つのが武蔵小麦です。 武蔵小麦は腹黒で独特な思考の持ち主。変ゼミの中でも変態志向の多さでは群を抜いています！

■見た目の変態度：☆☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★★☆☆ 『剥き出しの白鳥』は鳩胸つるんが『少年ジャンプ＋』にて、2017年から2018年にかけて連載していた作品です。本作では主に露出狂の美少年の生活を描いていますが、下ネタよりもギャグ色の強い作品となっています。 運動神経抜群で成績優秀、そして露出狂である少年・白鳥飛(しらとりかける)。人がいない公共の場で露出することに快感を覚える飛は、自身の正体がバレないよう校内で露出に励んでいます。そして飛は正体不明の露出狂を追う親友や他の露出狂集団との衝突を経て、露出狂として徐々に成長していくのでした。

■見た目の変態度：★☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★☆ ■狂気度：★★★☆☆ 変人狂人の宝庫である『銀魂』からランクインしたのは、赤いメガネがトレードマークのくノ一、猿飛あやめ(さるとびあやめ)です。 外見は綺麗でスタイルも良いさっちゃんですが、作中では現実世界なら逮捕間違い無しのストーカーとして銀さんを困らせています。必ずと言って良いほど銀さんをどこかから見守っており、その隠れ方は忍者スキルの無駄遣いでしかないさっちゃん。 また銀さんとの初対面の回でも、罵倒されているさっちゃん。しかし彼女はその際に快感を覚えてしまい、M気質も目覚めさせてしまったのでした。

■見た目の変態度：★☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★☆ ■狂気度：★★★★☆ 『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』に登場する、「弓の女神」ミティス。神緑の森に住んでいる美しい女神で、竜宮院聖哉(りゅうぐういんせいや)に弓を教えるべく登場します。 一見清楚に見えるミティスですが、その正体は男神や男性勇者を攫っては犯してきた淫乱女神です。統一神界では、人間と神との性行為は禁止されています。そのため彼女は神緑の森へと追放されていたのでした。 アニメではその全くエロくないエロ回と、ベテラン声優である三石琴乃の怪演が大きな話題となっています！

■見た目の変態度：☆☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★★★☆ 荒木飛呂彦による長編作品『ジョジョの奇妙な冒険』。その第4部である『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するの変態キャラが吉良吉影(きらよしかげ)です。 一見まともそうに見える吉良ですが、本性は手の綺麗な女性を48人も殺してきた連続殺人鬼。幼少時から手の綺麗な女性に惹かれる性的趣向があり、自身が殺した女性の手を持ち歩く異常者です。 様々な分野で高い能力がある吉良ですが、普段はわざわざ凡庸な人間を演じており、「平穏な日常」を送ることを信条としています。

■見た目の変態度：★★★☆☆ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★☆☆☆ 2011年から2018年まで『週刊ヤングマガジン』にて連載した『監獄学園』。2015年にはアニメ化実写ドラマ化され、その魅力的な描写の数々と現実離れした世界観は大きな反響を呼びました。 元女子校であるが故、男子生徒が5人しかいない私立八光学園に入学した主人公のキヨシ。一見ハーレムのように見える学園生活でしたが、男5人の迂闊な行動によって一転地獄へと変貌を遂げるのでした。 本作は学園理事長を含め、1人残らず登場キャラ全員が変態です。変態が織りなすハーモニーをぜひ堪能してみて下さい。

■見た目の変態度：★☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★☆ ■狂気度：★★★★★ 様々なシリーズで構成されているギャグ漫画である『ギャグマンガ日和』。クマ吉くんはその中の「名探偵うさみちゃんシリーズ」に登場するキャラクターです。 抜群の推理力を有する名探偵うさみちゃんの周りでは、いつも事件が起こります。私物が無くなったり、ストーカー被害に悩む可愛いニャン美ちゃん。推理するうさみちゃんの横で犯人を非難するクマ吉くんですが、その犯人は大体がクマ吉くん。 クマ吉くんは今日もわかりやすい墓穴を掘ってしまい、文句タラタラで警察に逮捕されてしまうのでした。

■見た目の変態度：★☆☆☆☆ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★★★★ 『東京喰種トーキョーグール』に登場する月山習(つきやましゅう)は、「美食家(グルメ)」と呼称されるグールです。人間の食べ方や調理法、味に深い拘りを持つ月山。そんな彼が強く食べたいと望む人物、それが主人公の金木研(かねきけん)です。 月山は金木と出会った際、他のグールとは匂いが違うことに気付きます。一瞬で金木の虜になった彼は、その後も金木を食べることのみに執着する人物となりました。 どれだけ金木に協力してもその姿勢は崩さず、月山は彼の血が付いたハンカチを保存袋で大切に保管しています。

■見た目の変態度：★★★☆☆ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★★☆☆ 『週刊少年ジャンプ』に掲載した歴代の作品の中でも、屈指の問題作として語られる『幕張』。作品の舞台は野球部であるものの野球の描写はほとんどなく、メタや下ネタのオンパレードとなっています。 変態が多く登場する本作ですが、その中でも最凶の変態がこちらの奈良重雄(ならしげお)です。奈良は人の恋路を邪魔する殺人集団「吉六会」の元締めを務めており、自身は重度の幼女好きです。そのため本作の主人公格である友人の塩田鉄人(しおたてつひと)が可愛がっている、年の離れた妹を狙っています。 またあるきっかけで同性愛にも目覚め、それを期に妹だけでなく兄である鉄人も標的入りしました。

■見た目の変態度：★★★☆☆ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★★★★ ハンターとして活動しながら父を探す少年の活躍を描いたバトル漫画『HUNTER×HUNTER』。本作は1998年から連載を開始し、休載が続く期間が多いものの、根強いファンが多い作品となっています。 『HUNTER×HUNTER』に登場するヒソカ＝モロウは、戦うことが好きな戦闘狂です。強者との戦闘が特に大好きで、強者と対峙することに性的興奮を覚えます。 残虐的で躊躇いなく人を殺すものの、主人公であるゴンやキルアには強くなる可能性を見出しているヒソカ。そして将来強くなったゴンを自分の手で潰すという欲求を満たすためであれば、ゴンやキルアに手を貸す冷静な一面も有しています。

■見た目の変態度：★★★★★ ■迷惑度：★★★★★ ■狂気度：★★★★★ 『週刊少年ジャンプ』にて1992年から1993年にかけて連載されていた『究極!!変態仮面』。「変態」と聞けば真っ先に本作を思い出す人も少なくないでしょう。 主人公の色丞狂介(しきじょうきょうすけ)には、誰にも言えない秘密があります。それは自身がパンティを被ると“殉職した刑事であった父親の正義の血”と“SM嬢である母の変態の血”が騒ぎ出し、超人的なパワーで悪を討つ「変態仮面」に変身するというものでした。 変態仮面の必殺技は母の影響もあってかSM系のものが多く、パンティの持ち主によって強さが変わるなど、狂介自体もしっかりと変態です。

己の欲望に忠実に、様々な作品に刺激を加える「変態キャラ」。今回はそんな変態キャラと変態キャラが登場する漫画を、あわせて15作品紹介してきました。 自分ではわかり得ない価値観を、覗きたくなってしまうのが人の常。本記事で紹介した漫画で気になる作品があった人は、ぜひ濃厚な変態の世界を覗いてみて下さい！