2019年6月20日更新

ニコ・ロビンは麦わらの一味をラフテルへと導くのか?革命軍との関係は?【ワンピース】

ニコ・ロビン

少年漫画「ワンピース」に登場するクールな美女ニコ・ロビン。彼女は、麦わらの一味の今後の冒険において、より重要な役割を担ってくるでしょう。今回は彼女の生い立ちや強さ、能力を紹介しつつ、革命軍とのつながりや今後の展開にも注目していきます。

目次

ニコ・ロビンは麦わらの一味の考古学者 ラフテル到達へのカギを握る存在を紹介

ONE PIECE ワンピース
©︎尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

尾田栄一郎による大人気少年漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王を目指し、仲間と共に大冒険を繰り広げる物語です。 ルフィの海賊団「麦わらの一味」は、戦闘員のゾロ、コックのサンジや航海士のナミなど、様々な役割を各キャラが担っています。その中でも少し特殊な「考古学者」のニコ・ロビン。彼女の夢は世界の歴史を解き明かすことですが、それが今後「ワンピース」ストーリーの核になっていくと思われます。 今回はそんなニコ・ロビンについて、彼女のプロフィールから、強さや能力、名言などを紹介。それとともに、革命軍とのつながりや、今後の展開にも焦点を当てていきます。 ※この記事には2019年6月現在までの「ワンピース」ストーリーに触れています。ネタバレには十分に気を付けてください。

ニコ・ロビンのプロフィール

麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビン

ニコ・ロビンは考古学者として、古代文字が記された遺物「ポーネグリフ」を追い求める人物です。学者とは言いつつも、麦わらの一味において十分な戦力であり、「ハナハナの実」の能力を駆使して戦います。 ロビンは、活発なイメージのナミとは対照的に、クールビューティーなお姉さまタイプです。2人そろって麦わらの一味の「キレイどころ」を担っています。 彼女の口からは、毒舌やグロい妄想が飛び出し、麦わらの一味への自己紹介で得意なことを聞かれると「暗殺」と答えるなど、かなりキケンな人物感が漂う場面が多いです。しかしその反面、チョッパーのような「可愛いもの」には、無表情ながら愛着を持っていたりと、女の子らしい一面も。

アラバスタ編で敵として登場し、麦わらの一味に加入

ニコ・ロビンが初登場したのはアラバスタ編。彼女は、王下七武海の一人サー・クロコダイルが作った秘密犯罪会社バロックワークスに所属していました。 組織の目的は諜報や暗殺、盗み、賞金稼ぎなどの仕事を請け負い、最終的にはアラバスタ王国を乗っ取ってそこに理想国家を建国すること。 ミス・オールサンデーと呼ばれていたニコ・ロビンは、ボス・クロコダイルの右腕として活動していたのです。 そのため彼女は、アラバスタ王国を救おうとするルフィたちとは敵同士でした。しかしルフィとクロコダイルの戦いに決着がつくと、彼女は自身の目的のために麦わらの一味に加入します。初めは腹の内が読めない、謎めいたキャラクターでした。

ロビンの壮絶な過去とは?

ロビンの生い立ち

ニコ・ロビンの出身地は、考古学の聖地「オハラ」。悪魔の実「ハナハナの実」を口にしていたため、8歳のときから好きな場所に体の一部を出現させることができました。しかしそのせいで周りからは妖怪と嫌われ、継母からも冷遇を受けているという不憫な幼少期を過ごします。 そんなロビンを優しく受け入れて、彼女のよりどころとなっていたのが考古学者たちが集っている図書館でした。彼女の母親で考古学者のニコ・オルビアが「歴史の本文(ポーネグリフ)」を探して旅する賞金首だと知っていた彼らは、親代わりのような存在だったのです。 クローバー博士を中心とする考古学者たちは、秘密裏にポーネグリフの研究をしていました。しかしそれは世界政府によって大罪と定められている行為。その為CP9(サイファーポールNo.9)という組織に目をつけられ、オハラは滅亡に追い込まれます。 唯一生き残り島を脱出したロビンでしたが、CP9の前でポーネグリフを解読できることを明かしていました。そのため彼女は、たった1人で6隻の海軍軍艦を沈めたというデマ付きで、7900万ベリーの懸賞金がかけられてしまったのです。この時ロビンに「オハラの悪魔」という異名がつきました。 ロビンは政府や海軍から逃げつつも、様々な人に頼りながら懸命に生きようとしていました。しかし、彼女をかくまってくれている人たちも、懸賞額を知るとすぐに裏切ってしまいます。結果として彼女は、裏社会の組織を転々とするようになったのです。

ウォーターセブン編

ウォーターセブン編では、ロビンが麦わらの一味を離れます。そのうえ、CP9とともに市長アイスバーグの暗殺を企て、その罪をルフィたちになすりつけようとしたのです。 麦わらの一味を裏切ったかのように見えたニコ・ロビン。しかし彼女は、自身の故郷オハラを海軍最大の軍事攻撃「バスターコール」によって亡ぼされた経験から、麦わらの一味を同じ目に遭わせないために、あえて世界政府に身を差し出したのです。 それを知ったルフィは、改めてロビンを仲間として受け入れようとします。彼女が今まで誰にも言えなかった「生きたい」という思いを受け止め、麦わらの一味は世界政府に「ケンカ」を売るのです。 そうして無事、ルフィたちのもとに帰ってきたロビン。彼女が本当に信頼できる仲間を得た場面であり、その表情は今までよりもどこかやわらかく、優しいものでした。

ワノ国編でキャラ変?

2019年現在『ONE PIECE(ワンピース)』はワノ国編が描かれています。四皇の一人・百獣のカイドウを倒すべく、麦わらの一味とハートの海賊団が同盟を組んで、ワノ国へと潜入しています。 ロビンが潜入しているのは......。

ロビンが潜入しているのは、花の都。「おロビ」という名で芸者として活動しながら、将軍オロチの動向を探っています。 そんな中、ロビンのもとに一報が届き、サンジ奪還のためにホールケーキアイランドへ寄っていたルフィが無事にワノ国へ到達したことを知ります。 しかしそのビラに書かれていたのは、(おそらく)ルフィがカイドウと一戦交えた末に敗北し、投獄されたという内容。衝撃の事実に思わず、ロビンは顔をゆがめて「は??」の一言。 その顔は、口を大きくへの字に開け、ほうれい線や多重あごがクッキリと見える変顔。これまでクールなキャラクターとして、ここまでの変顔を披露したことはなかったため、読者は騒然としました。 しかしこの変顔は、ロビンがすっかり麦わらの一味に溶け込んだ証拠でもあります。もしかしたら、今後もよりダイナミックな変顔が見られるかも......?

ロビンは強いの?「ハナハナの実」の能力を解説

「ハナハナの実」を食べた悪魔の実の能力者

ロビンは超人系(パラミシア)「ハナハナの実」を食べた能力者。いつ悪魔の実を口にしたのかは分かりませんが、過去編で描かれた8歳の時にはすでに力を使っていました。 その能力は、任意の場所から自分の体の一部を「咲かせる」というもの。主に自身の腕を相手の体に出現させて攻撃したり、自分の体から無数の手を生やして巨大化したりして戦います。背中に大きな羽根を作ったり、地面から生やした手で対象を転がして運んだりと、応用力も高いです。 新世界編に入ってからは、自分の分身を作り出すこともできるようになっていました。また、ドレスローザ編では王女レベッカの前に現れ、「私があなたを守る」と頼もしい面も見せています。能力の幅も戦闘力もレベルアップし、麦わらの一味の強大な戦力の1人です。 いまのところは覇気を使えない彼女ですが、いずれは使えるようになるかもしれません。そう感じさせるほど、彼女は強くたくましく成長しました。

彼女の技を紹介

ロビンの技は、基本的に「○○咲き」というような技名がついていて、二輪や百花のように、増やした手や腕の数を表す数字が当てられます。それにプラスで「クラッチ」という関節技や、「ホールド」という相手を抑え付ける技を繰り出すのです。 二輪咲き(ドスフルール)は、相手の体に手を2本咲かせます。そこからクラッチなどによって、相手の首を締めたり関節技を決めたりする技です。百花繚乱(シエンフルール)は、100本の手を生やします。地面から咲かせて相手を転がせたり、翼のようにして飛んだりと万能です。 網のように繋げて砲弾を止めることもできます。 さらに、目抜き咲き(オッホスフルール)という偵察に便利な技も。自身の目を偵察したい場所に咲かせて、その場所の様子を見ることができます。同じように耳を咲かせて、情報を得たりもできる、応用力の高い能力です。 新世界編では、体咲き(クエルポフルール)という技も披露しています。これは、自身の全身や、上半身などを咲かせる技です。2人のロビンの出現で相手を錯乱させたり、より多くの技を使用することが出来るようになりました。 しかし、咲かせた部位に与えられたダメージが、本人にも影響するという大きな弱点もあります。

革命軍とのつながりとは?「革命の灯(ともしび)」と呼ばれるロビンの存在

どうして革命軍と関係を持っているのか

シャボンディ諸島編では、王下七武海バーソロミュー・くまの手によって、麦わらの一味は世界のあらゆる場所に散らされてしまいます。そこからルフィが兄エースの処刑を知り、マリンフォード頂上戦争に乗り込んだのち、一味のメンバーはそれぞれ2年間の修行をすることに。 ロビンが飛ばされたところは、テキーラウルフという地。そこでは多くの労働者が巨大な橋を作らされていました。彼女は手錠をかけられ労働を強いられますが、のちに革命軍に助けられ、革命軍の本拠地バルティゴへと向かうことに。ロビンは革命軍と共に2年間を過ごすことになりました。 ドレスローザ編でロビンと再会した革命軍のコアラは、彼女に抱きつくほど信頼を寄せています。サボやハックとも親密な間柄のよう。いずれはロビンとドラゴンとの関係なども描かれることが期待できます。

革命軍の目的とロビンの目的は一致している?

革命軍は、主人公ルフィの父親であるモンキー・D・ドラゴンがボスをつとめる、反社会組織です。世界各地で反乱を起こしていますが、いまだその目的は詳しく明かされていません。 ロビンは革命軍に「革命の灯(ともしび)」と呼ばれています。それはきっと、彼女が歴史の本文(ポーネグリフ)を読めることに関係しているはずです。なぜなら、オハラの生き残りとして世間にロビンの名が知れ渡ったころから、10年間ずっと革命軍は彼女を探していたからです。 だとすれば革命軍はなぜ、ポーネグリフを解読する必要があるのでしょうか。ポーネグリフには様々な用途があり、古代兵器のありかを示すもの、誰かへ宛てたメッセージが記されたもの、ラフテルへの行き方を示したもの、そして歴史が記されたものが存在します。 これらの中で革命軍が求めている可能性が高いのは、歴史を記した「真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)」か、ラフテルへの行き方を示した「ロード・ポーネグリフ」のどちらかです。 リオ・ポーネグリフには、800年前に歴史から消された「空白の100年」の真実が記されているとされています。革命軍が天竜人などの権力に対し反旗を翻そうとしているなら、歴史の全てを世界に公表することは有効な手段になり得るのではないでしょうか。 ロード・ポーネグリフを求めているという線は、前者に比べて可能性が薄いですが、無くはない話です。ラフテルは、海賊王ゴール・D・ロジャー以外は未踏の地であるため、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」がどのようなものかは分かりません。もしかしたらそれが、歴史を覆す代物である可能性があります。 いずれにせよ、ニコ・ロビンと革命軍の関係は、今後も重要な意味を持つはずです。ひとつひとつ謎が明かされていくのを楽しみましょう。

ロビンは麦わらの一味をラフテルへと導けるのか

ルフィが海賊王を目指すということは、偉大なる航路(グランドライン)最果ての地・ラフテルを目指して旅するということです。そのためには、4つのロード・ポーネグリフの謎を解き明かす必要があります。4つのうち2つはすでに、四皇のビッグ・マム(シャーロット・リンリン)と百獣のカイドウが所持していることが明らかです。 古代文字を読むことが出来るのは、今のところ世界でただ一人ニコ・ロビンだけ。彼女が歴史を探求しつつ、麦わらの一味をラフテルへと導く重要な役割を担うことになるでしょう。 ラフテルもまた、どこにあるのか、どんな秘密が眠っているか、など多くの謎に包まれた地です。果たして彼女は、麦わら一味と共にラフテルへと到達し、「世界のすべて」を知ることが出来るのでしょうか。

ロビンの名言・名シーン

私の夢には、敵が多すぎる

アラバスタ編、最終局面での名言です。ルフィは王下七武海サー・クロコダイルと死闘を繰り広げたすえ、勝利。しかし彼らが激闘を繰り広げた建物は、倒壊寸前でした。 王国に隠されていたポーネグリフには、彼女の望む情報はありませんでした。これまでも様々な組織を転々とし、歴史を探求しようとしてきましたが「私の夢には敵が多すぎる」と、涙ぐむ彼女はその夢を諦めて死のうとします。 ロビンが夢をひたむきな姿勢で追いかけていることと、その重みが伝わってくる名言です。

私を仲間に入れて

アラバスタ王国での激闘が終わり、麦わらの一味は王女ネフェルタリ・ビビに別れを告げて船を出します。冒険のひと段落に安堵する一味でしたが、船には敵だったはずのミス・オールサンデーことニコ・ロビンの姿が。 ルフィにひどい仕打ちを受けたと言い放つ彼女は続けて、「私を仲間に入れて」と言うのでした。後のブルックと同じく、サラッと衝撃的な仲間入りを果たした瞬間の名言です。

生きたい!

こちらはウォーターセブン編の名シーン。CP9から脅され、取引を交わしたニコ・ロビン。一味から抜けてエニエス・ロビーへ連行されてしまいます。ルフィたちは、彼女を助けようとしますが、彼女はそれを拒むのです。 ロビンは、ルフィたちもいつかは自分のことを重荷に感じるのではないか、そうして捨てられるのことが怖いと語ります。だから、助けに来てほしくないしここで死にたいのだと続けました。しかしそれを聞いてもなお、彼女を助けようと世界政府に挑むルフィたち。 さらにルフィが、「まだお前の口から聞いていない。生きたいと言え」と叫ぶのです。今まで自分が生きることを望んではいけないと思っていたロビン。でも望んでもいいのならば......。彼女は本心から「生きたい!」と返答します。 彼女の秘められた苦悩、そしてそれを受け入れて助けようとするルフィたちとの絆が描かれた名シーンです。

人として恥ずかしいわ

こちらはスリラーバーク編で描かれたシーン。王下七武海ゲッコー・モリアの「カゲカゲの実」の能力で、ルフィの戦闘力を持った巨大なゾンビ・オーズが、一味の前に立ちはだかります。 オーズに対抗すべく、フランキーを中心に一味は「合体」するのです。フランキーの両足をゾロとサンジが支え、右腕にはウソップ、頭部にはチョッパーが配置された「巨大ロボ戦士」の姿になります。 そして空いている左腕にロビンを誘うのですが、彼女は「人として恥ずかしいわ」と真顔で断ります。「2度と誘わないで」という辛口なコメントを続け、フランキーたちをがっかりさせました。 彼女の辛辣なツッコミが笑える、名シーンです。

声優・山口由里子がアニメ版ロビンを演じる

アニメ「ワンピース」でロビンを演じるのは、山口由里子です。山口は1965年11月21生まれの女性声優。ロビン役の他は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)の赤木リツコ役や、ゲーム『フーリガン 君のなかの勇気』(201年)のオルガ・メンゲレ役などを演じています。 またアニメやゲームの声優だけでなく、映画の吹き替えやナレーションなど幅広く活躍している人物です。年齢を感じさせない若々しい声で、クールでセクシーなロビンの声を、イメージ通りに演じています。 ちなみに彼女は、2007年2月から6月までの5ヵ月間産休を取っていたため、その間に放送された「ワンピース」299話から319話のニコ・ロビンは、声優・小林優子が務めています。

麦わらの一味ニコ・ロビンは「ワンピース」物語の核の部分に最も近いキャラクター

今回は、麦わらの一味のクールビューティ―考古学者ニコ・ロビンを紹介してきました。 彼女は「ワンピース」に秘められた最大の謎である歴史の本文(ポーネグリフ)を解読できる人物です。「空白の100年」や最果ての地ラフテルへの行き方など、さまざまな謎を解き明かしながらルフィたちを導く重要な役割を担うことでしょう。 またロビンと革命軍との関係にも注目です。これからの革命軍の動向に、もしかしたら彼女も関わっていくことになるかも?いずれにせよロビンは、これから「ワンピース」物語中の重要な出来事に関わるであろう人物です。 ロビンは、麦わらの一味に溶け込んでいくにつれ、徐々に親しみ安いキャラクターになっています。可愛いものに目がないという女の子らしい一面や、変顔を披露したりとふり幅の大きい彼女。そんなロビンの活躍にも注目しつつ、今後も壮大な「ワンピース」の世界を楽しんでいきましょう。