漫画の最強告白シーン10選で名場面をもう1度！

漫画の中に数多く存在する印象的な告白シーン。本記事では、その中でも特に印象的な名シーンを10個厳選して紹介します。 読者も思わずにやけてしまう告白や衝撃的なセリフ、誰もが知る名場面などが盛りだくさん。また、その漫画のあらすじや、告白に至る成り行きや巻数も紹介しているのでぜひ最後まで楽しんでください。

■作者名：椎名軽穂 ■このセリフの登場巻：10巻・40話

高校1年生の黒沼爽子は、真っ黒な髪と青白い肌から「貞子」と呼ばれています。ですが、彼女は前向きで努力家な女性です。 クラスメイトの風早翔太は入学式で彼女の笑顔に一目惚れしました。2人の出会いが、爽子の学園生活に大きな変化をもたらすことに。 上記の告白は、学校祭にて多くの人混みの中で、翔太が清子に叫んだ言葉です。2人は互いのことが好きだったにも関わらず、すれ違いや誤解からなかなか気持ちを正しく伝えることができませんでした。周りの人に宣言するため、大声を出した翔太の覚悟も伝わってきます。

■作者名：ジョージ朝倉 ■このセリフの登場巻：9巻・34話

小6モデルの望月夏芽は、親の事情で田舎町に引っ越してきました。ある日、夜の海で不思議な魅力を持つ長谷川航一郎に出会い、胸の高鳴りを感じます。新しい環境で出会った人と共に、夏芽の人生は大きく変化するのです。 上記の告白は、航一郎の親友だった大友勝利が夏芽に放った言葉です。夏芽は熱狂的なファンからの拉致や航一郎との恋愛関係の破局を経験し、心を閉ざしていました。 複雑な彼女の事情を知りつつも、どうしても好きだと伝えたかった勝利。告白と同時に、夏芽の心が救われる描写がなされており、揺れる10代の繊細な心を鮮やかに表現したシーンです。

■原作：ＨＥＲＯ、作画：萩原ダイスケ ■このセリフの登場巻：3巻・20話

女子高生の堀京子は、学校では派手な外見をしている人気者です。しかし、彼女は家では家庭的に振る舞っています。 ある日、鼻血を出した弟を連れてきたのは見知らぬ男性。彼は地味で目立たないクラスメイトの宮村伊澄だったのです。京子との出会いで、彼の人生が変わり始め……。 京子が風邪をひき学校を休むことになったある日、お見舞いにやってきた伊澄が寝ている(と思われる)彼女に告白をしました。学校連絡の最後に放たれた突然の言葉に、京子は顔を赤らめて焦ります。天然気味な伊澄の、精一杯の告白です！

■作者名：荒川弘 ■このセリフの登場巻：27巻・108話

主人公エドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリックは、幼い頃に禁忌である人体錬成を行いました。結果、エドワードは右腕と左足を、アルフォンスは全身を失います。 この漫画は奪われた肉体を取り戻すため、2人の兄弟が「賢者の石」を探し求める物語です。 物語の最終話で、エドワードが幼馴染のウィンリィ・ロックベルにプロポーズをします。この言葉は、旅への別れ際に放たれました。 等価交換を原則とした錬金術師らしい告白であり、彼の気恥ずかしさも感じ取ることができます。ウィンリィも大胆な返事をして、2人は抱きしめ合いました。名作のラストを飾る、素晴らしいシーンです。

■作者名：満田拓也　 ■このセリフの登場巻：75巻・4話

主人公の吾郎は野球一筋な少年。彼は父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日々練習に打ち込んでいます。年齢を重ねるごとに、様々な強敵や困難に出くわしますが、彼は持ち前の情熱で立ち向かっていきます。この漫画は、野球に全てを捧げた彼の人生の軌跡を描いた物語です。 吾郎のプロポーズの相手は、小学生からの幼馴染である清水薫でした。吾郎の気持ちに答える覚悟がない彼女に対して、吾郎は優しい言葉で語りかけます。野球一筋な男の、人間的な成長を感じさせるシーンです。

■作者名：羽海野チカ ■このセリフの登場巻：5巻・52話

桐山零は幼い頃、両親を事故で亡くしました。彼は自立のため、将棋に没頭し15歳でプロになります。 ある日泥酔した彼は川本あかりに介抱され、三月町に住む川本家3姉妹と交流を持ちました。プロ将棋での人間関係や3姉妹との交流を経て、少しずつ成長していく雫。 上記の告白は、過去の孤独から救ってくれた3姉妹の次女ひなたに対して零が放った言葉です。

■作者名：横槍メンゴ ■このセリフの登場巻：1巻・4話

成績優秀で美少女の安楽岡花火と美男子の粟屋麦は、理想のカップルと認知されています。しかし、それは表向きの姿であり、2人はそれぞれ別に好きな教師がいるのです。簡単にはかなわぬ恋であるため、2人は「代わりの相手」で欲を持たします。 顔も覚えていない男子から、1週間前に告白されていた花火。この言葉は、その返事を忘れて男子から返事を催促された時に彼女が放ったものです。 好きな人のこと以外はどうでもいいという、冷ややかな気持ちが伝わってきます。もし言われてしまったら、しばらく立ち直れない発言でしょう。

■作者名：モリタイシ ■このセリフの登場巻：1巻・9話

この漫画は、金髪で可愛らしい中学3年生の京野あすかが主人公です。彼女の天然ボケや強い好奇心、不思議な感性が周りの人を惑わしてかき回します。 上記の発言は、今まで会ったこともない小林からの告白を受けて、あすかが放った言葉です。 小林は自信がなく、自分の悪い面を押し出して告白をしました。そんな彼に対して、あすかはムッとした表情をします。彼女は直後に良いところを話すよう促し、アフターフォローも行いました。彼女の芯の強さと独特な感性が現れている一言です。

■作者名：高橋留美子 ■このセリフの登場巻：15巻・part9

根は優しいが優柔不断で不幸体質の五代裕作は「一刻館」というアパートに住んでいました。ある日、アパートの管理人としてやってきた未亡人の音無響子に恋をした裕作。個性豊かな住人と共に、2人のラブストーリーが展開することに。 物語終盤、裕作は響子にプロポーズをして2人の挙式日が決まりました。元夫の惣一郎の遺品を実家に返すため、響子はお墓に断りにきます。上記は、その際に彼が放ったセリフです。 響子の心に惣一郎は残り続けるが、それも全て受け入れて彼女と結婚する。そんな彼の優しい覚悟がセリフに表れています。

■作者名：あだち充 ■このセリフの登場巻：26巻・よびだしベルの巻

高校生になって野球部に所属した双子の兄の上杉達也と弟の上杉和也。2人の幼馴染である浅倉南の夢を叶えるため、2人は甲子園を目指します。 しかし、和也は事故で帰らぬ人に。甲子園への夢は達也が引き継ぎ、次第に頭角を表します。 甲子園開始当日、開会式には達也の姿がありません。彼はその時南と会っていて、この告白をしていたのです。今までの思いを込めた告白は、恋愛漫画の中でも屈指の名シーンです！

胸が締め付けられるシーンや応援したくなる告白など、特に際立った名場面を紹介してきました。 またここまで紹介してきた漫画は全て、告白シーンのインパクトだけでなく内容も面白い作品ばかりです。気になった漫画がありましたら、ぜひ読んでみてください！