ときめき大洪水！少女漫画の名言・名シーンで栄養補給はいかが？

ド直球に愛を伝えてきたり、ちょっと意地悪だったり、勘違いで空回りしてしまったり……。少女漫画の世界には今日も様々な胸キュンドラマが生まれています。 そこで今回は、とうに青春時代は卒業しているにも関わらず毎月「花とゆめ」コミックスの新刊を心待ちにしているciatr編集部のMTが独断と偏見で選んだ心が掻き乱される少女漫画の名言・名シーンを紹介していきます！

初めて美咲の家を訪れて、怖い生徒会長でも、メイドのミサちゃんでもない素の彼女を知った碓氷の台詞。 美咲がメイドとして働いている事は3バカ達(同級生)も知っている事だったので、彼らも知らない美咲をもっと独り占めしたいという碓氷の気持ちが表れている一言でした。 最初は感情の読めない完璧変態宇宙人だった碓氷ですが、回を重ねる毎に独占欲丸出しになったり焦ったり怒ったりと感情が豊かになっていく姿にキュンキュンすること間違いなし！MT永遠のバイブルです。

これはホスト部で海に行った際に、複数の男にナンパされていた女子生徒を庇ったり、海に突き落とされてメンバーを心配させた上に、それを軽く流して環と喧嘩した主人公・ハルヒに対して腹黒メガネの鏡夜先輩がかけた一言。この後には、 「(男とか女とか)関係ないと思う前に自分の甘さを見直すんだな 天然なのは勝手だが あまりに無防備なのはお前のミスだ」 という台詞が続きます。 2人きりの部屋でいきなりベッドに押し倒して……という胸キュンシチュエーションでもありつつ、鏡夜の不器用な優しさが垣間見えた印象深いエピソードでした。 女だから男だからと言う部分だけを読むと時代錯誤だと思われがちですが、「自分のこと、そして自分を心配している周り(特に環)の想いをもっと大切にしてほしい」という気持ちが込められている台詞なのです。 ハルヒは常識人の割には自分のことにかなり無頓着で何かと危うい子なので、こういう時にビシッと言ってくれる鏡夜先輩は読者目線「うんうん、その通り。お母さんの言いたいことはそういうことよ。」という感じなんですよね。

生意気で気だるげなバスケ部の後輩男子×超堅物マネージャーという、設定の時点で胸キュン臭しかしない本作。最初から最後まで成瀬翔による名言&迷言のオンパレードですが、この台詞の破壊力は格別でした。 ただ嫉妬するだけではなく、その理由まで恥ずかしげもなく伝える。「そんなことを言えるお前の方がかわいいわ！(怒)」と思わずツッコんでしまいそうになりますね。 こんなに気だるげでチャラそうな風貌なのに超絶一途で素直(そして顔面良)って、そりゃもうときめいてしまいますわ！

単なる胸キュンシーンと思ったら大間違い。実はこれ、やっと付き合えたと思っている後輩男子・月(るな)vsつつきあったと勘違いしている天然ボケヒロイン・歩先輩のやりとりなんです。 ずっと前から歩に片想いをして、卒業式についに告白しようと勇気を出したら有り得ない勘違いをされて……という空回り系後輩男子の月君。不憫でなりませんが、それが本作の醍醐味です。 ある意味タイトル詐欺な作品で、本来なら『歩先輩のお気に召すまま』というタイトルの方がぴったりなのですが、からかっているように見えて実は歩の掌の上で転がされている(無自覚)月を全力で応援したくなってしまいます。 それにしても「付き合ってください」と「突きあってください」をどうしたら間違えるんだか……。

テレビアニメも放送され、当時巷では大人気だった『しゅごキャラ！』。小学生女児向けに作られたとは思えないほど、色んな意味でかなり刺激が強い作品でした。 その中でも特に印象的だったのがこの「耳かぷ」シーン。夜中に突然主人公らむ(小学5年生)の家のベランダに(不法)侵入し、思わせぶりな台詞の後に彼女の耳を甘噛みするという場合によっては逮捕されそうな事をやっておける男、それが月詠幾斗(高校生)なのです。 ちなみにアニメ版の声優は五条悟でお馴染みの中村悠一。大人の色気が大洪水していてかなり危険なので、視聴する際は相当の覚悟が必要になります。

この記事では、三度の飯より少女漫画を愛してやまない編集者MTが選んだ名言・名シーン5選を紹介してきました。 しかし今回紹介したのは数ある名言の中のほんの一部。少女漫画には他にも胸キュンしたり感動したりする神シーンが沢山あるので、ぜひ皆さんにとっての「神回」を教えてください！ またciatrでは他にも様々なジャンルの漫画やアニメを紹介しています。どれも編集者が厳選したおすすめ作品ばかりなので、興味がある人はそちらもぜひチェックしてみてください。