2023年2月13日更新

Netflix映画『ザ・キラー(原題)』あらすじ・キャスト一覧 デヴィッド・フィンチャー最新作を原作ネタバレ紹介

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デヴィッド・フィンチャー
©Graham Whitby Boot/All Star Picture Library/Zeta Image

デヴィッド・フィンチャー監督によるNetflix映画『ザ・キラー(原題)』が2023年に配信されます。 2020年にNetflixで製作した映画『Mank/マンク』が、2021年のアカデミー賞で監督賞を含む10部門にノミネートされたフィンチャー。同スタジオで映画を製作するのは、これで2作目となります。 『Mank/マンク』も高く評価されただけに、注目が集まっている『ザ・キラー』。本作はいったいどんな作品なのでしょうか。この記事では原作のあらすじやキャスト・スタッフなどの最新情報をお伝えします。

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Netflix映画『ザ・キラー』あらすじ

『ザ・キラー』の原作は、フランス出身の作家アレクシス・ノランによる同名グラフィックノベル。社会病質的な傾向を持つ主人公の殺し屋が、良心に目覚めていくという物語です。 原作者であるノランはいくつかのインタビューで、「ホロコーストのような恐ろしいことをする人々と彼らの考え方、そしてその後の人生に好奇心を持っていた」と創作の動機を語っています。 監督は2007年ごろから、この殺し屋が主人公でありながらアクションシーンは控えめのコミックを映画化したいと考えていたのだとか。

Netflix映画『ザ・キラー』キャスト一覧

マイケル・ファスベンダー

マイケル・ファスベンダー
WENN.com

『ザ・キラー』の主演を務めるのは、マイケル・ファスベンダー。タイトルの「ザ・キラー」こと主人公の殺し屋を演じます。 彼は「X-MEN」シリーズや『それでも夜は明ける』(2013年)などへの出演で知られています。2016年の『スティーブ・ジョブズ』では、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。 当初本作の主演には、『セブン』や『ファイト・クラブ』(1999年)のフィンチャー作品に出演してきた、ブラッド・ピットが検討されていたそうです。

チャールズ・パーネル

チャールズ・パーネル『トップガン マーヴェリック』
© Paramount Pictures/Photofest/Zeta Image

トップガン マーヴェリック』(2022年)でソロモン・“ウォーロック”・ベイツ海軍少将を演じたチャールズ・パーネルが、ホッジス役で出演します。 チャールズ・パーネルは1964年10月26日生まれのアメリカ人俳優。他の出演作に映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』(2014年)やドラマ『ザ・ラストシップ』(2014年~2018年)などがあります。

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アーリス・ハワード

アーリス・ハワード
© Joseph Marzullo/WENN.com/Zeta Image

『Mank/マンク』でMGMのプロデューサー、ルイス・B・メイヤーを演じたアーリス・ハワードの出演も決定しています。 アーリス・ハワードは1954年10月18日生まれのアメリカ人俳優。脚本家や監督も務めており、他の出演作では『フルメタル・ジャケット』(1987年)や『マネーボール』(2011年)などで知られています。

ティルダ・スウィントン

ティルダ・スウィントン
WENN.com

「ドクター・ストレンジ」シリーズのエンシェント・ワン役で知られるティルダ・スウィントンも出演します。 ティルダ・スウィントンは1960年11月5日生まれのイギリス人女優。『フィクサー』(2007年)でアカデミー助演女優賞を受賞し、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005年)では「白の魔女」を演じました。

Netflix映画『ザ・キラー』スタッフ一覧

監督:デヴィッド・フィンチャー

デヴィッド・フィンチャー
©Graham Whitby Boot/All Star Picture Library/Zeta Image

映画『ザ・キラー』の監督を務めるのは、『セブン』(1995年)や『ファイト・クラブ』(1997年)で知られるデヴィッド・フィンチャー。これまでに『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)、『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)、『Mank/マンク』(2020年)でアカデミー監督賞に3度ノミネートされています。 特に『ソーシャル・ネットワーク』ではゴールデングローブ賞を含む数々のアメリカ国内の賞で、監督賞を受賞。ハリウッドの中でも、次作が待たれる監督として期待されています。

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脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー

映画『ザ・キラー』の脚本を務めるのは、デヴィッド・フィンチャー監督の出世作『セブン』の脚本を担当したアンドリュー・ケヴィン・ウォーカー。クレジットはされていないものの、『ファイト・クラブ』では脚本のリライトを担当しました。 その他に脚本を務めた作品に、『スリーピー・ホロウ』(1999年)、『パニック・ルーム』(2002年)、『ウルフマン』(2010年)などがあります。

原作『ザ・キラー』のネタバレあらすじ

The Killer

長い間、1人で張り込みを続けているある男。その男は名を持たないフリーランスのプロの殺し屋で、ターゲットを待つ間にこれまでの人生を思い返したり、殺しの仕事を続けなくてよい未来を想像したりしていました。 その物語は彼のモノローグで、人生のエピソードとして語られていきます。 それまでに数々の殺しを請け負ってきた彼はストイックで冷徹な殺し屋でしたが、数人の真の親友との関係や守るべき恋人の存在によって、次第に人間らしい感情を培っていったのでした。 そしてパリでの殺しの失敗から、殺し屋を引退する決意をするのですが……。

Netflix映画『ザ・キラー』の配信日は2023年11月10日!

デヴィッド・フィンチャーとアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーの再タッグにより注目を集めている『ザ・キラー』。本作は『セブン』と同様にサイコスリラーということで、「第2の『セブン』誕生か?」と期待が高まっています。 また、同じくデヴィッド・フィンチャー×Netflix製作の『Mank/マンク』が高評価を受けていることも注目度を上げる要因に。 本作の配信日は、2023年11月10日に決定。どんな作品になっているのか、今から待ち遠しいですね!