『やんごとなき一族』がドラマ化!あらすじとキャストを紹介
『やんごとなき一族』は、2022年4月からフジテレビで放送される土屋太鳳主演のドラマ。日本の上流階級をテーマにした同名漫画を原作としています。 今回の記事では、本作の各話あらすじや出演キャストについて紹介していきます。
春ドラマ『やんごとなき一族』の放送はいつから?
2022年4月14日から放送予定でしたが、コロナウイルスが原因で撮影スケジュールが変更に
第3話の視聴率は?
5月5日に放送された第3話の視聴率は、5.7%でした。3話までの平均視聴率は6.4%です。
『やんごとなき一族』のあらすじ
主人公の篠原佐都は、母親と大衆食堂・まんぷく屋を切り盛りする女性。下町で生まれ、常連客や町の人々に可愛がられながら育ちきました。そんな彼女はある日、交際中の恋人・深山健太からプロポーズされ、それを喜んで受け入れます。 しかし健太は、400年以上もの歴史を持つ名家の次男。彼の家族は身分差を理由に佐都を拒絶し、挨拶にやってきた彼女に門前払いを食らわせます。 あまりの仕打ちにショックを受けた2人は、許可なしで婚姻届を提出することに。健太は家と縁を切ってでも、佐都と一緒になりたかったのです。すると健太の父・圭一は、突然態度を変え2人の結婚を認めます。実はその裏には、とある策略が隠されていて……。
ドラマ『やんごとなき一族』の各話あらすじ
1話:名門一族に嫁いだ庶民・佐都……彼女の戦いが今幕を開ける!
篠原佐都(土屋太鳳)は下町育ちの明るく芯がある女性。母の良恵(石野真子)とともに、大衆食堂「まんぷく屋」を切り盛りしていました。彼女はある日、長年付き合ってきた恋人・深山健太(松下洸平)からプロポーズされ、それを受け入れます。 しかし佐都が挨拶のため健太の実家に行くことになった日、彼が由緒正しい名家の御曹司だということが発覚。それを知った佐都は、結婚を受け入れてもらえるか不安をおぼえます。 案の定、佐都は深山家で門前払いを食らってしまいました。健太の父親・圭一(石橋凌)は、身分の違いを理由に2人の結婚を決して認めようとしなかったのです。圭一だけでなく、家族中の誰もが同じ考えでした。
彼らの態度にうんざりした健太は、深山家と縁を切ると決意します。そんななか、佐都は圭一から「健太と別れてもらいたい」と電話で言われ、健太を愛するがゆえにその要求を吞むことにしました。 しかし健太は、佐都がいくら突き放しても諦めません。こうして2人は、健太の家族の許可を得ないまま入籍してしまうのでした。 その後、なぜか健太と佐都は深山家の離れに住まわされることに。しかも圭一は、長男の明人(尾上松也)を差し置いて健太に跡取りを任せると言い出すのでした。その裏には何らかの企みがあるようでしたが……。 やがて健太は深山グループの跡取りとして、佐都は深山家の時期女主人として、忙しい日々を送り始めます。 そんなある日、健太の祖母である八寿子(倍賞美津子)が療養から帰ってくることに。八寿子は厳格な人物で、彼女の前で失敗をした者は深山家では生きていけません。 そんな八寿子の快気祝いの日、佐都は屋敷内の池で溺れていた子どもを助け、挨拶に遅れてしまいます。これで終わりかと思われた佐都ですが、八寿子はそんな彼女にひそかに一目置いたようでした。 一方兄嫁の美保子(松本若菜)は、佐都がどうにかうまくやっていることが気に入りません。そこで彼女は嫌がらせのため、佐都を高温のサウナに閉じ込めてしまいます。さらに佐都のスマホに、母の良恵が倒れたという電話が入ってきて……。
2話:圭一の愛人が登場?!健太にも過去の女性の影が……。
佐都(土屋太鳳)は自力でサウナから脱出することに成功。自分を閉じ込めた義姉・美保子(松本若菜)に文句を言いかけますが、彼女は素知らぬ顔で心配する素振りまで見せました。 佐都は急いで母親のもとへ行こうとして、八寿子(倍賞美津子)に厳しく叱責されます。諦めて家のことをする佐都。すると事情を聞いた健太(松下洸平)が、急いで病院に行くようにと家事を代わってくれます。 病院に行くため深山家を飛び出した佐都は、その途中で綾(小沢真珠)という女性とぶつかってしまいました。彼女は久美(木村多江)に丁重に迎え入れられますが……。
実は綾は圭一の愛人(石橋凌)でした。2人の関係は深山家では公認で、もう10年以上も続いています。それを聞いた佐都は信じられない思いでしたが、一家は愛人の存在を許せない彼女のことを逆に責めるのでした。 一方、健太は秘書として立花泉(佐々木希)を紹介されます。実は健太はかつて泉に想いを寄せていて、それを利用するために圭一がわざわざ呼び寄せたのでした。その翌日、佐都は健太の専務祝賀会に向け、義姉妹とともに衣装を購入しに行くことに。2人の勧めもあり80万のワンピースを選びます。 そして祝賀会当日、ここにも綾が当然のようにやってきて、それだけでは飽き足らず久美に嫌味まで言い出します。見かねた佐都は綾を会場から追い出し、久美から感謝されるのでした。 その後、圭一は健太の秘書として泉を紹介。彼女はなんと、佐都と同じワンピースを着ています。2人の服をかぶらせるというのも、美保子がまた嫌がらせのために仕組んだことでした。 服がかぶっていることに気づき、佐都に謝って会場を出ていく泉。健太は彼女の後を急いで追いかけます。佐都は和泉がかつて健太の許嫁だったことを聞かされ、不安な気持ちになりますが……。
第3話:圭一の更なる陰謀!佐都に新たな悲劇が降りかかる……?!
健太(松下洸平)は泉(佐々木希)がかつての想い人だと認めつつも、今は佐都(土屋太鳳)だけを愛していることを伝えました。仲直りした2人は、もうすぐやってくるお互いの誕生日に旅行をしようと計画します。 しかし健太は圭一(石橋凌)に命じられ、福岡出張をすることに。せっかくの旅行がつぶれてしまいますが、佐都は健太のためを思って我慢するしかありませんでした。 その後佐都は有沙(馬場ふみか)にクルーザーの後片付けを押し付けられ、散々な誕生日を過ごすことになります。しかしそこにリツコ(松本妃代)がやってきて、佐都のために誕生日パーティーを開いてくれました。 同じく嫁という立場からか、2人は気付けば意気投合し楽しい時間を過ごします。しかしその途中、スマホを見たリツコは突然血相を変えて飛び出していってしまいました。
実はリツコは夫である大介(渡邊圭祐)の浮気を疑い、クルーザーにGPSを取り付けていたのです。リツコを追ってクルーザーにやってきた佐都は、一足先に大介の浮気現場を目撃してしまいます。大介からは口止めをされますが、佐都はどうしても黙っていることができませんでした。 リツコと大介は政略結婚の犠牲者で、長らく苦しい夫婦生活を送ってきたといいます。2人は今回の件で離婚をすると決意し、周りにもそう伝えました。 そんな中圭一たちは、リツコの実家である大手ホテルチェーン「ザラスホテルグループ」とのビジネスを計画中。2人が別れると計画が白紙になる可能性があるため、圭一は焦り出します。 しかし周りの反対にもかまわず、2人は正式に離婚を発表しました。彼らは自分の自由のために、父親に逆らい家を去っていきます。 その後、リツコの父親・万野(石黒賢)はビジネスの話をなかったことにしようとしますが、圭一の交渉もありなんとか最悪の事態は避けられました。しかし佐都は「健太の足を引っ張った」として、深山家から出ていくよう責められてしまい……。
第4話:5月12日放送
あらすじはドラマ放送後に追記します。
フジドラマ初出演で初主演!土屋太鳳が佐都を演じる
篠原佐都は下町で生まれ育った女性。明るく前向きな性格で、母と2人で支え合いながら一生懸命生きてきました。自分たちの店・まんぷく堂に誇りを持っています。伝統ある名家・深山家に嫁いでからは、さまざまな試練に立ち向かうことに。 そんな佐都を演じるのは、映画『orange-オレンジ-』でアカデミー賞新人俳優賞を受賞した土屋太鳳。フジテレビのドラマに出演するのは今回がはじめてです。原作漫画に敬意をこめて演じたいとのことで、一体どんな姿を見せてくれるのか期待が高まります。
共演キャストは松下洸平
佐都の夫となる深山健太は、由緒正しき一家の生まれです。しかし幼い頃から実家に対する嫌悪感を持っていて、一族から離れた世界で生きていました。「普通の家族」を夢みて佐都と結婚したにもかかわらず、深山家に戻ることになってしまいますが……。 そんな健太を演じるのは、ドラマ『最愛』(2020年)でみせた繊細な演技が話題となった松下洸平。自身が演じる健太については、「これまで自分が頂いた役柄を全部足したようなキャラクター」とのコメントを残しています。
深山家キャスト続報①
深山明人役/尾上松也
深山家の長男・明人は父・圭一に逆らえない気弱な性格です。次期社長候補ではあるものの、出世欲もありません。しかし弟・健太が戻ってきたことで後継者争いに巻き込まれていきーー。 明人役を演じるのは、歌舞伎俳優の尾上松也です。数々のドラマや映画にも出演し、ドラマ『ミステリと言う勿れ』では明るくムードメーカー的存在の刑事・池本優人を演じています。
深山美保子役/松本若菜
主人公・佐都の義理の姉にあたる深山美保子。自身は老舗和菓子店の娘であるため、庶民の佐都を深山家から追い出そうと義父と手を組みます。夫・明人に口を尖らせながらも、彼を跡継ぎにし自分の地位を高めようと考えています。 佐都をライバル視する義姉・美保子を演じるのは、女優の松本若菜です。初めて受けたオーディション『仮面ライダー電王』に合格し女優デビューを果たしました。2022年7月の放送予定のドラマ『復讐の未亡人』では初主演を務めます。
深山家キャスト続報②
深山大介役/渡邊圭祐
佐都の義弟にあたる深山家の三男・深山大介。父に与えられた美容クリニックのオーナーとして働いていますが、奔放で楽天的な性格です。妻のリツコとは仲の良い理想の夫婦だと思われていますが、実は政略結婚で夫婦仲は冷え切っています。 大介を演じるのは、若手注目株の俳優・渡邊圭祐。2018年に『仮面ライダージオウ』のウォズ役で俳優デビューし、2021年には『推しの王子様』でフジテレビ系ドラマに出演しました。
深山リツコ役/松本妃代
佐都の義妹にあたる大介の妻・深山リツコは、日本一のホテルチェーン「ザラスホテルグループ」の一人娘。日頃から派手な暮らしをしていますが、大介にはある悩みを抱えています。 リツコを演じるのは、2014年に『劇場版 零~ゼロ~』で映画デビューを果たした松本妃代。「木曜劇場」には、『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』から2クール連続出演となります。
深山有沙役/馬場ふみか
佐都の義妹にあたる深山家の末っ子で、大学生の深山有沙。天真爛漫でわがままな末娘で、家族に言えないある秘密を抱えています。 有沙を演じるのは、2014年に映画『パズル』で女優デビューし、モデルとしても活動する女優の馬場ふみか。「木曜劇場」への出演は、2019年の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』以来3年ぶりとなります。
佐都と健太を取り巻く人々
立花泉役/佐々木希
深山家当主・圭一が経営する「深山グループ」で、健太の秘書を務める立花泉。健太とは学生時代からの友人で、上流階級の教養を兼ね備えた女性です。 泉を演じるのは、2009年に映画『天使の恋』で初主演を務めた女優の佐々木希。2022年は『カムカムエヴリバディ』で朝ドラ初出演を飾り、ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』で主演を務めています。
篠原良恵役/石野真子
佐都の母親で、大衆食堂「まんぷく屋」を営む篠原良恵。夫を亡くしてからも、佐都と2人で店を切り盛りしてきました。常連客だった健太を可愛がり、2人の結婚を心から祝福しています。 良恵を演じるのは、歌手としてデビューし、女優としても活躍する石野真子。「木曜劇場」への出演は、2020年の『アライブ がん専門医のカルテ』以来2年ぶりとなります。
原作漫画『やんごとなき一族』は連載中!最新のネタバレを紹介
2022年3月現在も連載中の漫画『やんごとなき一族』。2021年11月25日発売『kiss』1月号の最新ネタバレを紹介します。ドラマのネタバレを控えたい人はご注意ください。
佐都は男の子を産むため、健太とともに産み分けに励み始めます。厳しい食事制限をおこなうだけでなく、義母の命令でリン酸カルシウムを摂取することになったので、娘である凛には母乳ではなくミルクをあげていました。 しかし佐都の努力や犠牲にもかかわらず、健太が排卵日に酔いつぶれてしまったせいで、2人は子どもを作るタイミングを逃してしまいます。翌日健太に謝られたものの、どうしてもショックを隠せない佐都。この件をきっかけに、2人の関係には小さな綻びが生じます。 そんな中、凛のお宮参りの時期がやってきますが、佐都は地域の因習に従って留守番させられていました。はじめは仕方なく我慢しようとしていた彼女。しかし、次世代の女の子たちのためにこのままではいられないと思い直し、家を飛び出してお宮参りへと出かけます。
ドラマ『やんごとなき一族』のネタバレを更新!
本記事では、ドラマ『やんごとなき一族』のあらすじやキャスト、原作漫画について紹介してきました。 ciatrでは1話から最終回までの各話あらすじをネタバレありで紹介していきます。