2022年7月12日更新

オーウェン・グレイディは「ジュラシック・ワールド」の主人公!人物像、クレア、ブルーとの関係は?

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『ジュラシック・ワールド』(2015年)クリス・プラット
© UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

2022年7月29日に公開予定の映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は、「ジュラシック・ワールド」3部作の3作目で、完結編にあたります。本作では最新作にも登場する本シリーズの主人公の1人、オーウェンの人物像や魅力、あのキャラとの関係性などについて徹底解説! よりオーウェンのことを知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!

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オーウェンのプロフィール

名前 オーウェン・グレイディ
身長 188cm
職業 学者 ラプトルのトレーナー
年齢 30代(推定)
俳優 クリス・プラット
声優 玉木宏

オーウェン・グレイディはジュラシック・ワールドの創設者であるサイモン・マスラニに雇われた元海軍の軍人で、ヴェロキラプトルの行動学の研究者です。彼は4頭のラプトルたちのトレーニングも行っており、愛情を持って彼女たちに接しています。 恐竜たちを支配するのではなく、お互いに信頼関係を築くことを重要視している彼は、恐竜たちのことを物としか考えていないクレアやヴィックとはたびたび衝突しますが……。

クレアとは恋愛関係?

『ジュラシック・ワールド』(2015年)クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
© UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

クレア・ディアリングは「ジュラシック・ワールド」シリーズにおける主要人物の1人で、ヒロイン的な立ち位置の女性。彼女とオーウェンはかつて付き合っていたようですが、なんと1回のデートを経て破局しています。 別れた原因としては、クレアがデートの予定表を印刷してきて、それに「テキーラ禁止」と書いてあったことや、オーウェンがサーフパンツというラフな格好で現れたなどさまざまなものが挙げられるよう。 1作目のラストには再度付き合うも再び破局した彼らですが、「炎の王国」ではキスをするなど、再びヨリが戻りそうな雰囲気です。

「ジュラシック・ワールド」から知る、オーウェンの人物像・活躍は?

主人公らしい勇敢さと正義感

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
(c) 2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.

オーウェンは本シリーズの主人公らしい勇敢さと正義感に溢れた人物で、その他の登場人物からの信頼も厚く、2作目ではすぐにメイジーに懐かれていました。 元軍人ゆえ銃火器の扱いに長けており、高速で空中を飛び回るプテラノドンを撃ち落とすシーンも。他の人を守るために自らおとりになったり、銃で恐竜と渡り合ったりする勇敢さを持ち合わせており、まさに「主人公の鑑」といえるような性格から多くの映画ファンたちの心を掴んでいます。 また彼は自分なりの正義感を持っているため、ホスキンスからラプトルの軍事利用の話を持ちかけられた時には、きっぱりと断る一面も。その正義感ゆえに周囲と衝突することもあるようですが……。

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恐竜の恐ろしさを熟知

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
(c) 2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.

恐竜は自分の意思を持った恐ろしい存在であることを熟知している彼は、ラプトルたちを調教しながらも決して彼女たちの前では油断した姿を見せません。そのため完全にラプトルを支配下に置けていると勘違いしているホスキンスには、たびたびその考えの危険性を忠告しています。 かつてイルカの行動学を研究していた経験を活かし、ラプトル以外の恐竜たちの行動も把握しているオーウェン。作中ではそのお陰で、幾度とないトラブルを乗り越えました。

仕事以外では抜けている一面も?

仕事に関しては完璧で、何事も手を抜かずに職務を全うする真面目さを持っている彼ですが、仕事以外では抜けている一面も。どうやら人の気持ちを汲み取るのが苦手な彼は、クレアとの初デートの時に失態を犯しています。 出かける際、精一杯めかしこんできたクレアに対し、なんとオーウェンは「暑いから」という理由だけでアロハシャツにサーフパンツという非常にラフな格好で登場。その姿を見たクレアは呆れ返り、別れたあとにもその話を出しています。

生粋のバイク好き?

『ジュラシック・ワールド』(2015年)クリス・プラット
© UNIVERSAL PICTURES/All Star Picture Library/Zeta Image

3作目「新たなる支配者」の先行映像では、バイクの手入れ中にブルー親子が現れたり、ラプトルたちとバイクチェイスを繰り広げたりしていました。 バイクに関連するシーンは1作目から描かれており、生粋のバイク好きであることが伺えます。 1作目の撮影に使用されたバイクは、英国ブランド「トライアンフ」のスクランブラー。3台のカスタムマシンが制作され、うち1台は撮影後にオークションに出品されたそうです。3作目ではスペインの小規模メーカー「モンテッサ」の4RIDEが登場しています。

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「ジュラシックワールド」以前、オーウェンは何をしていた?

アメリカ海軍時代

オーウェンはアメリカ海軍に入隊後、イルカの行動学についての研究と軍事利用プログラムにおける調教を行っていました。この経験が後にラプトルの調教の際にも、役立っています。 彼は入隊前後のどこかのタイミングで、後にジュラシック・ワールドでともにラプトルたちを育てることになる動物行動学者のバリー・センベーヌと出会いました。オーウェンはヌブラル島に向かったあと、もともとはフランスで暮らしていた彼を呼び寄せ、ともに働くようになったようです。

ラプトルとの出会い

『ジュラシック・ワールド』
© UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

オーウェンは海軍を除隊したのち、ジュラシック・ワールドを運営するインジェン社から直々に「IBRIS計画」というプログラムへの参加を打診されます。この計画は獰猛なラプトルを調教し飼いならすことができるかというもので、後にラプトルたちを軍事利用することが目的でした。 最初に育てていたラプトルたちは、オーウェンの目の前で互いに殺し合い、全滅したという過去も。その後彼は孵化したての4匹のラプトルたちに愛情を込めて接した結果、調教に成功しました。中でもブルーとは種族を超えた絆を形成しており、特に大切な存在として彼女に接しています。

「ジュラシックワールド」のキャラたちとの関係性は?

ブルー

ブルーはオーウェンが調教していたラプトルの1匹で、その名の通り青い身体をした個体。オーウェンは彼女の育て親であり、常に深い愛情を持って接しています。 1作目でワールドが閉鎖し、恐竜たちが*野生化したあともお互いのことを覚えていて、単なる「人間と恐竜」という関係性だけでなく、まるで父と娘のような強い絆で結ばれているオーウェンとブルー。 しかし2作目「炎の王国」のラストではブルーがオーウェンに背中を向けて走り去っており、離れ離れになりました。最新作の「新たなる支配者」でもブルーの姿が確認できたので、今後彼らがどのように関わり合っていくのか、今から楽しみですね。

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メイジー

メイジー ジュラシック・ワールド
©️Universal Pictures

メイジーとオーウェンは、2作目「炎の王国」で初めて出会います。その際にメイジーは、その場に面識のあるクレアも居たのにも関わらず、迷わずにオーウェンに抱きつきに行くなど彼のことを信頼している様子が伺えました。 自分の出自を知り、天涯孤独となってしまったメイジーとオーウェンは、「炎の王国」後も一緒に行動していることが予想されます。

オーウェンを演じる俳優・声優は?

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』インドラプトル
© UNIVERSAL PICTURES/zetaimage

俳優はクリス・プラット

シリーズを通してオーウェン役を演じるのは、アメリカ出身の俳優であるクリス・プラット。彼は高校卒業後に一旦は演技の道に進むものの中退し、その後はさまざまな職を転々としながら暮らしていました。そんな彼は1998年に働いていたマウイ島のレストランでスカウトされてから、俳優デビューすることに。 着実にドラマや映画への出演を積み重ね、2014年にはマーベル作品の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主人公であるスター・ロード役で主演を務めたことをきっかけに、一躍スターダムにのし上がりました。彼はその後、「アベンジャーズ」シリーズなどにも出演しています。

声優は玉木宏

極主夫道 ドラマ 玉木宏

オーウェンの吹替版声優を演じるのは、俳優の玉木宏。低めの甘い声が魅力の彼は、オーウェンの吹き替えにはまり役だと注目を集めました。彼は本作以前に、アニメ映画「マダガスカル」シリーズのアレックス役でも日本語版吹き替えを担当しています。 国内のドラマや映画にも多数出演する彼は、ドラマ『極主夫道』(2020年)で主人公・黒田龍を演じ、その見た目と演技のクオリティの高さから話題になっていました。

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オーウェンについての意外なトリビア

オーウェンのジャケットはあの人と同じ?

1作目からオーウェンが着用している皮のベストは、『ジュラシック・パーク』の登場キャラクターであるロバート・マルドゥーンが着用していたものに酷似しています。 パークにおけるマルドゥーンの役割も「恐竜監視員」だったため、ワールド内で同じような役割のオーウェンも似た服を着ているのではないかと言われています。

オーウェンはジュラシックパークにも登場していた?

オーウェンについては、初代『ジュラシック・パーク』(1993年)のボランティア・ボーイと同一人物では?との仮説が以前から囁かれていました。 『ジュラシック・ワールド』までに22年の時間経過があり、公開当時クリス・プラットが35,6歳であった事実と重ねると、妙にしっくり来るというもの。アラン博士が言った「(恐竜に)敬意を払うように」との言葉が少年の心に残り続けた、と考えると確かにドラマ性は抜群です。 しかし、クリス・プラットとボランティア・ボーイ役のウィット・ハートフォードはともに、この仮説を明確に否定しています。一方、キャラクターの生みの親コリン・トレボロウ監督は、「(ファンの楽しみを奪わないため)答えたくない」というスタンスを取りました。

「ジュラシックワールド」のオーウェンは恐竜と遭遇したら一緒にいたい、頼れるキャラクター!

本記事では「ジュラシック・ワールド」シリーズの主人公である、オーウェン・グレイディについて詳しく紹介しました。彼は勇敢で正義感溢れる人物であるため、作品のファンからの人気も高いです。 2022年7月29日には最新作である『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開予定となっているため、作中での新たな彼の活躍に期待しましょう!